幼女のせいで青春が終わりました、あと世界もついでに終わってます   作:今北産業小説部

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③手掛かり

 昼下がり。俺の部屋。

 きっと俺のこめかみはぴくぴくと脈動していることだろう。ついでに髪もガシガシと掻き毟れば困ってる風に見えるかも知れない。

 

「……もうやらんぞ?」

 

 だが件の少女、月音には効果イマイチのようだった。

 無言で空になった器を差し出してくる。米粒一つなく、丁寧に箸で摘ままれて口へと運び込まれたことによって綺麗になった茶碗は月音のアングリーさを物語っていた。

 

 そう、月音は大食らいだった。覚えたての数学の公式よりは理解していたはずだったが、それでも不十分だったみたいで。

 月音はそれはもう、モリモリと食べた。成長期の子供の如く食べた。俺の分まで食べて、買ってきた冷凍食品とかカップ麺とかすぐに食える分だけは全部食いつくしに食いつくした。

 訂正しよう。月音はそこらのラガーマンなんかよりよっぽど大食漢な腹ペコ精霊だ。

 

「なあ月音。お前の胃ってブラックホールなの?これ全部、大体2000円はするんだけど。一食2000円はヤバいだろ、エンゲル係数がエンジェルになって昇天しちゃうだろうが」

 

 机の上の食い荒らした惨状を眺めていると、んー?という感じで見返してきた。

 感情は読めないが、多分「そんなことよりご飯は?」とかそんな感じだ。食いすぎだろホント……和装女のとこで食って来れば良かったな、ふぐ鍋。

 

「そういや、午前中はどうしてたんだ?俺のパソコンは使ってたみたいだけど」

 

 月音は俺の疑問に行動で示した。

 パソコンの電源を付けると、彼女はゆっくりとしたマウス移動でスピカオンラインを起動した。そして俺のアカウントを……っておいマジかよ!?

 

「つ、月音さん!?おま、アカウントIDとパスワードをどっから知ったんだよ!?」

 

 そう言ったら月音は白くて細い指をディスプレイの縁に貼り付けていた付箋に向ける。

 そ、そういや全部そんな所に貼ってた記憶があるな。全部覚えてから目をやってなかったから存在自体を忘れてた……!

 

「ちょっ……そうだチャットログ!」

 

 なんか変なマネしてねえだろうな……!

 俺は人生最速の手早いマウス捌きでログを確認していく。スピカオンラインのチャットログがサーバー依存で良かった。

 

 ……!?

 ギルドチャットに俺の書き込みがある!正確には俺じゃなくてアバターのだけど、この打ち込まれた文字列は俺じゃなくて月音のだ!

 

 取り敢えず、読んでみる。

 ギルドの今日のログは朝8時49分が最初だった。

 

【ココロさん、おはっす~。今日は随分とお早いですね!サボりですか~?】

 

 妹ラッチさんだ。今日も朝からログインとか流石プロニート。RMTも無ければFPSみたいにプロリーグも無いのによく良くもここまでハマれるもんだ。てかサボりじゃねえよ。後で訂正しとかねば。

 さて、月音はどう返したんだ?

 

【こんにちわ】

【あれ、何かいつもと違いますね……具体的にはノリが悪いですよー】

【?】

【あり?本当にココロさん変ですねー】

【そんなことない】

【ありますよー。口調がまるで別人じゃないですかー】

【そう?】

 

「───マジかよ。月音、会話出来てんじゃねえかよ……!」

 

 思わず視線を月音へと振る。月音は不思議そうに首を傾げた。

 リアルじゃ一切口を開かない癖してゲームだと饒舌……ってほどじゃないが普通に会話出来てる!何だよ、なら現実でも口開いてくれよ!

 目を再び画面へと戻す。

 というかラッチさん、俺達なんだかんだ一年の付き合いだよな?流石に「あーもしかして友人とかに勝手にアバター操作されてる感じですか?」みたいに気付いてくれよ頼むぜホント……!

 

【あーもしかして】

 

 ラッチさんの文章がそこで切られる。お、早速確信を持ったか!?

 

【ココロさん、無口イケメンRP(ロールプレイ)始めたんですか?それなら言ってくれれば良いのに、水臭いですよー。僕たち1年も一緒のギルメンの友人じゃないですか】

 

 ちげえよ!そうじゃねえ!1年ずっと隣でプレイして来て俺が一度もRPとかしたことないの一番知ってんだろお前!!

 

【友人?】

【えー。そう思ってたのもしかして僕だけパターンですか?】

【さあ】

【もう一度言いますが、えー。そんな冷淡キャラやるんですかー?僕それに付いていける自信ないですよ?】

【別に】

【チャット二文字縛りでもしてるんですか?やり辛さルナティックなんですけど】

【そう】

【うわーマジでやりにくいです。悪いことは言わないので黒歴史になる前に止めておいた方が賢明ですよココロさん。傷が少ないうちに撤退するのもライフハックの一個ですよ?】

【?】

【ダメだコレ……今日のココロさんは何言っても通じないモードだ。とにかく僕、また走るんでけどココロさんは】

【そう】

【来なそうですね……じゃあまた後で。その時には戻っていてくださいね】

 

 チャットはそこで終わっていた。

 うーん……まあ、これくらいなら問題ないな。俺がただ中二病クールキャラに変貌したとラッチさんに勘違いされただけだ。幾らでも言い繕うことはできる。

 

「あーなんだ、勝手に使っていいっつったの俺だしな……。このゲーム面白かったか?」

 

 月音は僅かに頷いた。食にしか興味ねえと思っていたがゲームも好きなのか。俗っぽすぎるだろお前。

 

「ならお前専用のアカウント作っとくから、今度からはそれでやれよな?」

 

 スピカオンラインは月額制だ。幸いにも金はあるから払うだけなら何年でも継続できる。俺は学校で昼間は家にいれないし、暇つぶしの手段は必要だろ。

 

「てか俺の昼飯……どうしよ」

 

 月音は首を傾げた。お前のせいだぞ、お前の。

 

 

〇───〇 〇───〇 〇───〇

 

 

 文面なら連絡を取れることを知った俺はブラウザ上でメールを送受信するやり方を月音に教えた。

 試しに『こんにちわ。これから少しの間一緒に暮らすけど宜しくな』と俺は送ってみれば『うん』と返信してきた。なんか可愛い。もう俺、月音とはメールだけで会話すべきなのかもしれない。

 ただ問題が一個。携帯が買えない。俺は未成年でクレジットカードも無いし、そもそも月音は個人情報の確認方法も無いし。金があっても未成年じゃ出来ないことも多いんだよな。

 

 それはまあ良いか。

 日が変わり、しかし本日も平日。つまり学校で調査である。

 秋川さんがこの幼女事変を解決できるようなクリティカルな情報を手に入れなければならない。てか幼女事変って名前、俺にも浸透しちゃってるし。

 

【じゃあ今日も午前で帰るから、適当に遊んでてくれ】

【あい】

 

 メールを送ると俺はスマホを仕舞う。

 え、可愛い。あざとすぎだろ。ただのタイポでここまで動揺するとか俺、ちょっと魅かれてる?いやまさかまさかな。

 

 ともかく。

 今日も調査だ。既に金銭的な問題は解決してしまったが、それでもこの幼女事変を解決しなくては俺の平穏は戻って来ない。だから俺は頑張る。明日も頑張る。長男だから。骨が折れていても……って折れてないけど。流行りに乗ってしまうくらいには今の俺は動揺しているらしい。駄目だな、今日の俺。

 

 チャリを駐輪場に止めて、教室に入ると樋上は読んでいた本から目線を上げた。

 

「おはよう、錦田君。今日はあの変な挨拶しないの?」

「勘弁してくれ樋上。もうやんねえって、失敗して周囲から引かれたっぽいし」

「もう引かれたけどね」

 

 あははーと笑う赤髪幼女の隣に座る。お前、その笑い方もしやイケメンか?普通の人間はあははとか笑わねえからな。まあ幼女にしか見えないコイツに顔面偏差値の差から嫉妬するだの気力は湧かないが。

 

「今日も午前授業だよね?」

「ああ、らしいな」

「数学英語体育化学……であってるっけ」

「多分な」

「…………今日も目、合わないね」

 

 無理っす。そういうの。俺まだ現実に抗いたいんで。

 

「ほっとけよ。俺はシャイなの」

「あんな挨拶をしといてシャイってことはないと思うんだけど」 

「マジでほっとけよ……お願いします……」

「うわ敬語……本気で黒歴史化してるじゃん。錦田君に敬語なんて似合わないのに」

 

 あ!?

 本気だよ!こっちはマジだようるせえな!敬語くらい自由に使わせろ!

 

「そうだ、錦田君」

「ん?」

「数学、教科書見せてよ。忘れちゃった」

 

 視線を危うく樋上に向けそうになって慌てて背ける。

 なに?机をくっ付けてみせ合いっこをしろと?いや見せるのは俺だけか……じゃなくて。

 

「他のクラスの奴から借りれば良いだろ。俺だって数学の教科書使うんだぞ?」

「でも昨日はノートしか見てなかったよね。良いじゃんそれくらいさ」

 

 コイツ……無駄に観察眼が鋭い。

 確かに俺は先の内容まで予習を終えているから授業中に教科書なんて開かない。というのもなるべく黒板の方を見たくない、更に言うなれば教室内にいる幼女の姿を視界に収めたくなかい俺は進学校宜しく先取り学習を実施しているのだ。

 道端で歩く知らん幼女とかコンビニ店員の幼女とかは別に構わねえよ。だがもし世界が元通りになった時、俺は幼女のいないクラスに違和感を覚えるようにはなりたくない。今後も関わるクラスメイトが幼女じゃないのに非日常を感じてしまう馬鹿げた感性を身に付けたくなんだよ俺は!

 

 と、強弁を振るってみたが困ってるクラスメイトを見捨てるほど人間として終わったつもりはない。しょうがねえな、先生にゃ怒られるがまあ良いだろう。

 

「分かった。別に良い……ってか貸してやんよ」

「え?そこまでしてくれなくても」

「中途半端は嫌いなんだよ俺って。テレビを付けた時、どれだけスポーツに興味なくても甲子園決勝で九回裏同点で二死満塁の場面ならチャンネル変えずに注視しちゃうのと一緒だ。やるなら最後までやり切る、それが俺のモットーだ」

「へえ……なんか同級生ながら感心しちゃうよ」

「だろ?今作った割には結構イケてる気がしてる」

「僕の感心を返せ、今すぐに」

 

 ジト目で俺に不満をぶつける樋上にノールックで数学の教科書を投げつける。

 俺の聴覚は投げた教科書が無事樋上の机に着陸した音を捉えた。よし、計算通りだぜ。

 

「地面に教科書投げつけてどうしたの?」

「貸してやるっつってんだよ。分かれ馬鹿」

「僕に喧嘩売ってんの?決闘なら買うよ?」

「何でそうなる?」

 

 折角教科書を貸してやったと言うのに何て言い草だ。俺だって幾ら先生に嫌われ慣れているとはいえ怒られるのが好きな弩級マゾって訳じゃないんだぞ。

 

「まあ、そう言うなら有難く貸してもらうけど」

「おう。……ん、地面に落ちてたのか。すまん樋上」

「本当にわざとじゃなかったんだ。コントロール悪すぎでしょ。錦田君って運動音痴だね」

 

 俺に対する風評被害を聞き流していると始業の鐘が鳴った。先生という名の幼女が入ってくるのを傍目に俺は溜息を零した。

 昨日のHRで知ったがこの担任の先生、既に60歳を超えた禿げ頭の優し気な目を持つおっさんらしい。全然見えねえ。何ならラブという文字が銀のラメでコーティングされて無駄に煌めいてる女児服まで着ているし。ファンブル起こして発狂したらどうしてくれんだ、ホントに。

 はあ……早く解決しねえとな。この馬鹿げた超常現象を。

 

 

〇───〇 〇───〇 〇───〇

 

 

 三限は鬼門である。

 

 教科名を体育という。身体を育てると書いて体育だ。男子高校生的には余程運動に苦手意識がない限りは待ち遠しいと感じるカテゴリに分類される授業だが、こと俺に関すると話が違ってくる。

 もう説明する必要など皆無と思うが一応再度説明しておくと俺のクラスメイトは全員幼女だ。男女分けされていても幼女は幼女だ。ジェンダーは違っても性別上は女。全員幼女なのに男女で分けようとする奇行を目にしつつ、俺は静かに手を上げた。

 

「すいません、ちょっと体調悪いんで保健室行っても良いですか?」

「あー行ってこい。でも大丈夫そうなら戻って来いよ」

 

 というわけで体育教師に嘘の体調を告げてサボることにする。

 仮病である。

 俺は普段から二回に一回くらいの頻度でこうして幼女だらけのチキチキ大運動会から逃亡してるのだった。因みにポロリはない。あったら俺が児ポで訴訟される。

 

 そう。体育は無茶苦茶嫌いだ。

 着替える時も俺は精神衛生上の理由から男なのに教室から出て男子トイレで更衣しなきゃなんねえし、それを質問されると本気で返す言葉を考えるのが面倒くさい。

 単位のために最低限の出席はするが、その時は精神がゴリゴリに削られる実感で身が窶れそうになる。水泳とか最悪だ。何が楽しくて子供水泳教室みたいな中に男子高校生一匹で混ざんなきゃなんねえんだよ。罰ゲームか。

 

 保健室なんて行くわけもなく、購買の自販機で立ち止まってワンコインを突っ込んでコーラを購入する。

 ガコンと落ちたペットボトルを手にして、伽藍堂な空いた購買の椅子に座ろうとすると高い声が聞こえた。

 

「アレ、一心ちゃんじゃん?おいおい、サボりかよ」

「……相良?」

 

 うわぁ……よりにもよって会いたくねえ幼女に遭っちまった。

 元クラスメイトの相良琉人(さがらりゅうと)。不良被れで、今時珍しいオラオラ系高校生である。右手の炭酸飲料を見る限り、俺と同じく授業をフケてジュース求めて購買にやって来ていたようだ。

 幼女補正で凄い可愛く見えるが実際の見た目は恐らくもっとヤンキーしてるんだろうな、ごくせん的な。そんで一度手を出すと『お前!あたしの可愛い生徒になにしてくれてんだ!』とか極道系教師が出てきちゃったり……するわけねえだろ。ああいうドラマで見ると不良に対してそこまで悪いイメージを感じないから不思議だよな。実際は百害あって一利なしなんだが。

 

「サボりじゃねえよ。仮病だ」

「んだよ、サボりじゃん。さっすが、そっちは体育の授業か?」

「知ってるのか?俺のクラスに友達でもいんの?」

「いねえよ。一心ちゃん、去年も体育はアホみてえに休んでたろ。どんだけ運動アレルギーあんだ、マジパねえ」

 

 いやマジパなくねえし。樋上にも言われたが運動アレルギーとかねえし。

 ……そうだ。こいつにも聞いてみるか。一応。答えてくれるか知らねえけど、やらねえよりかはマシだ。

 

「なあ相良」

「なんだ?」

「突然だが去年の今頃なんか変わったもんとか見なかったか?」

「変わったもんだ?んなの俺に聞いてどうすんだよ?」

「ちょっとな、何かあれば教えてくれ」

「面倒くせえな」

 

 チッと相良は舌打ちをすると、言葉を切った。

 正直相良には期待していない。あんまり記憶力良くなさそうだし、何より俺はコイツをあまり信用していない。カツアゲされたばっかだし残当だ。まあコイツの取り巻きの江川よりかはマシだと思ってるけどな。

 

「……はあ。一心ちゃんなら別にいっか。確かに見たぜ、幼女をな」

「幼女……マジで?」

「ああ。ありゃ入学式だったな。高校なのに幼女が一人でいたから、どっからか迷いこんだガキかと思ったんだがな」

「出口まで案内したのか?」

「すっわけねえだろ。ただあいつ、今思えば男子トイレから出てきた気がするぜ?変だろそのガキ」

 

 ……これは、完全にアタリかもしれない。

 まさかまさかの新情報。

 彼らクラスメイトからすれば俺みたいに周囲が幼女に見えている訳じゃない。秋川さんの町内住民幼女化説を真とすれば、彼らの認識は不思議と正常な世界のそれに歪められている。

 つまり、去年の入学式の日。

 この高校に本物の幼女が迷い込んだらしい。どう考えても怪しい。怪し過ぎるだろそんなの。

 

 そもそもその幼女は本当に幼女なのだろうか。

 この一年間、この世界の住民を幼女と認識してきた俺だからこそ反射的に湧いて出た疑懼。

 真実を真実と受け入れられず、疑うのが本当に良いことなのかは分からない。ただの疑心暗鬼、或いは人間不信なのかもしれない。

 だが何回考えても違う気がした。

 本物の幼女が高校に紛れ込むなんて、そんなのラノベじゃねえんだからありえねよな。普通。

 

「あーそうだ一心ちゃん」

「ん?」

 

 ふと思いついたかのような軽快な声を上げて相良は懐に手を入れる。取り出したジャラジャラと金属音の鳴るゴツい財布から千円札を指で摘まむと、こちらへ差し出してきた。

 

「ん、じゃねえよ一心ちゃん。感じてんのか?」

「……あ?」

「返すっつったろ。ほら、ヒデちん」

 

 そこはかとなくキレそうになったがそれはさておき、俺はピクリと動いた拳を収めて千円札を受け取った。……コイツ、意外に義理堅いというか、金返すタイプの不良なんだな。言うなれば捨て犬に傘をさしてあげるタイプの不良だ。いやちょっと違うな。そういう善属性の不良ならまず道端であんな下卑た口調で金を要求してこねえよ。やっぱチンピラだわ。ギリギリチンピラ、略してギリチン。何か下ネタっぽく聞こえるからこれ以上のコメントは差し控えたいと思う。

 

「じゃ、俺行くわ。校舎裏で江川待たせてっから」

「ああ、つかパシんないのか?江川はお前の舎弟だろ?ジュースくらい買ってこさせりゃ良いじゃねえか」

「あんな三歩歩いたら物事を忘却するようなミジンコ脳に任せたら金勿体ねえだろ」

「なるほど」

 

 割と納得した。

 この前も何か頭悪そうな会話展開していたしな。そういう意味ではこいつも同類なんだが……江川、隣に並ぶ人間の知能指数まで低く見せる機能が実装されてるんじゃねえの。少なくとも相良はあまり馬鹿には見えないし、つまり江川は相当なニワトリ頭ということになる。閑話休題。

 

「じゃあな。一心ちゃん、意外と話せる奴でビックリしたぜ」

 

 そう言い残すと購買のドアから姿を消した。

 

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