轟力鍾雷   作:ゲット虚無

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久々にこっちの投稿です。次の話は今夜0時に上げる予定です。


初手の挨拶は大事よね?

 

 

どうも皆さん、お久しぶりです。

 

 

 

この作品の主人公やってます。西宮伝次でございやす。

 

 

 

え?なんで話しかけれてるんだって?

 

 

 

………ようは第四の壁だよ。わかれや、な?(圧)

 

 

 

 

 

 

 

ですがご安心下さい。今の私めは西宮伝次のある種、別人格であるためストーリー進行時には一切出張りません。たださえこの作品の作者は自分の文章を駄文と卑下し編集の繰り返しをしているのにそんなことしたらますますチープになってしまうと作者は言っております。

 

 

とまぁメタ発言はここまでにして。

 

 

 

 

私めは転校初日に担任教師に完膚無きまでボロ雑巾にされたのですが“実は初めて”ではございません。夢の中、精神世界的な場所で、ボロ雑巾という名の師事を受けておりますのです。

 

 

 

 

ではここからは主人格が地の分をお喋り致しますので

 

 

 

またお会いできる日まで、さよなら、さよなら。

 

 

 

 

 

 

 

▼▼

………ある夢を見る。

 

俺はとある空間にいて、毎回、同じ人物と出会う。

 

禍々しい武者鎧を着た金髪の女のようなナニカ。

 

彼女はいつも出会いがしらに何かの詠唱を唱え、

 

「ー---形■(Yet■ira■)

 

 

 

俺に襲いかかる。

 

 

それに対応するように俺は攻撃を防ぎつつ、技を繰り出す。

指に雷に変換させた呪力を集中させ、それを一気に浴びせた。

 

 

「サンダァァーー!!ブレークッ!!!」

 

「フム、ぐれえとまじんがあ....だったか?指を避雷針に見立て、指に溜めた雷を相手に浴びせる。まぁ悪くはないが聊か思いつきやす過ぎるな?」

 

 

両手に光り輝く刀を持つ彼女はそのまま向かってくると雷を吸収し、真っすぐ俺に斬りかかる。

 

 

「………ッッ「出力・《蒼》」「砂鉄の剣」」

 

 

理屈はわからないがここは精神世界のような場所な為か、砂鉄の剣が作れる。向かってくる刀身を俺は砂鉄の剣で防ぐ。先ほどとは違い彼女は関心したような顔をした。

 

 

 

「磁力で砂鉄を搔き集め、己の武器に変える。それはいい発想だぞ?小僧。現代の絵巻も中々侮れんな。」

 

 

「絵巻じゃなくてラノベねラノベ、ライトノベル。」

 

鍔迫り合いになるが呪力で強化した俺よりも膂力が上の彼女は俺をどんどんと押していく。

刃の軋む音が響き、ついには耳をつんざくような音を立て砂鉄の剣は破壊され、気が付いた時には彼女の回し蹴りが腹に迫っていた。ギリギリで腹に呪力を強化に回し、ダメージを軽減させる。

その衝撃はまるで加減なんてしていない威力であり、これが現実でなおかつ呪力で強化していなかったら危険な一撃に違いないだろう。

蹴りを喰らい吹き飛ぶ。夢だというのに鈍痛がするのは何故なのか? 

 

「何を踞っている、そら起きろ。でなければその首、はね飛ばすぞ?」

 

「…………堪忍してクレメンス」

 

 

 

「だらしがない事を言うモノでないわ。この私が直々に修行をつけてやってるというのに.....」

 

刀身の反りの部分を肩の鎧にトントンと当てながら彼女は溜め息をついていた。

 

 

▼▼▼

 

担任教師にフルボッコにされ、夢?でも謎の金髪武者Xに半殺しにされた日の朝。

 

 

「じゃあ伝次はここで待ってて。僕が呼んだら教室に入ってきてね?」

 

「かしこまり★」

 

ガララッと扉を開け、教室に入っていった五条先生。

さてさて………これから同級生になる二人組に初対面でどうインパクトを残すか………

 

一発芸として「ザケル!!」でもするか?

 

あーでもあれ、白目剝いてやるもんだからあらぬ方向なんかに直撃したらヤバイな。昔、“アイツ”に見せてやった時、髪の毛数mm焦がしちゃってタコ殴りにされたし。

 

 

『おはよう!!!!________!!!いい朝ダネ!!!』

 

いや先生声デッッッカ。

 

まぁいいや....先生は無限バリアーがあるからいいとして同級生に当たったらって考えたら………いやここにいるような生徒なんだから大丈夫だろう。

 

ーーーよし。「ザケル!!」しよっと。

 

被害?自称グッドルッキングガイがなんとかするやろ。

 

『それじゃあ!!!転校生の西宮伝次くん!!!カモォォォォンッッ!!!!!!』

 

先生の愉快な声が教室から響いた。

 

ー--よっしゃー!一丁やりますかぁぁ!!!

 

 

 

◆◆◆◆

 

「おっはよー!!二人とも元気ー--?」

 

扉をガララと開け、教室に入るとそこに映ったのは二人の生徒であった。

 

 

シン....と静ずかな教室。

 

そこには二人の男女が席に座っていた。

 

一人は両手をポケットに突っ込み、足を組んでいる金髪に黒のメッシュが入っている男子。

うつ伏せで机に顔をうずめて居る黒髪ショートの女子がいた。

 

 

「あれれーー。シカト~~?ひどくな~~い?先生泣いちゃうゾ~~?」

 

「うっせぇ、アンタが朝から元気過ぎなだけだろが」

 

金髪の少年が面倒そうにボヤいた。

 

「な~に言ってんの?”高介”。朝の挨拶って大事よ~?ね!!!!”鈴里”!!」

 

 

 

「……zzzZZzz」

 

鈴里と呼ばれた彼女は五条の言葉に返事を返すわけでもなくいびきをかいていた。

 

「おーい、鈴里~~?先生もう来たよ~~?何だったらHR始めるよ~~?」

 

「.......zzzzzz」

 

 

「おはよう!!!!黒川鈴里くん!!!いい朝ダネ!!!」

 

 

パチンと何かが弾ける音がすると、彼女は片目を擦りながらもぞもぞと起き上がる。

 

「先生~~起こすのに耳元で大声出すのは勘弁してください。鼓膜が破れそうです。まぁ破れてたら再生させればいいだけですけど.......」

 

 

「こーら、教室で術式を使うもんじゃないの。掃除のときに血をふき取るの時間かかったの忘れたの?」

 

「そこは上手い事、高介さんが私の頭部をこう「ガオン」とすれば.....」

 

「無茶言うなバカ。」

 

呆れる高介、へらへらと笑う黒川。完全にいつも五条が見る景色だった。しかし次に教室にやってくる者のせいで場は混沌と化す。

 

「さて!!二人は今日が何の日か、覚えているかな!!!」

 

 

「おっ?遂に教師退職すんのか?そりゃーめでたいめでたい」

 

「あっ、じゃあ退職祝いに最近、近くに出来たパンケーキ屋さん連れてって下さ~~い」

 

 

五条は両手をクロスしバッテンを作る。

 

「ブブーー、残念、どっちも不正解!!正解は~~転校生が来る日でした!!」

 

は~いこれ、残念賞ねぇ~~と五条は二人に「残念!!!!」と言っているマスコットキャラクターが描かれた紙を2人に渡す。

 

その言葉に高介は真剣な顔になる。黒川に関しては常時、能面のように張り付けた笑顔な為、そもそも表情を読み取れない為、どう思っているのか謎である。

 

「アンタが直接スカウトしたって奴か........なぁ五条。そいつどのぐれー強い?」

 

 

高介の言葉に五条は口を開く。

 

「う~~~ん?そうだな~~~~?う~~~~~~ん

 

...まぁ…でも。

 

 

 

 

”お前より、強いのは確かだよ?”」

 

とぼけたような言い方から五条はスッと普段の軽薄な雰囲気を消し答えるのだった。

 

「あ”?テメェ……」

 

高介は五条のその物言いに苛つくが、彼の目を見た瞬間。真面目に言っていることを悟った。

 

「..........マジで言ってんのか?」

 

「マジだよ。何だったら僕の次にいい勝負できそうなのは術式の相性的に鈴里だろうね?間違いないよ」

 

「先生、もしかして昨日。グラウンドがドンパチうるさかったのと関係あります?」

 

 

「うん。彼の実力をみたんだけどねーーーー」

 

 

 

◆◆◆◆

 

ひゅんと一線、まるで弾丸ように吹き飛ぶ西宮伝次。数秒ほど空中に浮かぶのを体感した彼は最終的には

木に背をぶつけ止まるのだった。

 

 

「いったい!!!!!バカみたいに痛い!!!!あのタイミングで腹を強化してなかったら今日、朝食べたブリトー絶対に吐いてた!!!!!」

 

くおおおおおお.....と伝次は腹を抑え、地面にうずくまる。そうして遅れて五条は空からゆっくりと某バトル漫画のボスキャラの如く空中から降りてくる。

 

「おっ!もしかして!吐かなかった!!偉い偉い!!殴る瞬間、手に強化と別に『蒼』も含ませる攻撃は伝次には早かったと思ったけどその様子だと、ちゃんと防げたみたいだね!!感心感心!」

 

「先生、さっきの奴使うのはやめてクレメンス」

 

 

「アッハッハッハ!!!ダメダメ!!使わなきゃ鍛えがないでしょ!!」

 

 

「鬼やアンタ。」

 

 

そうやって組手と評して伝次はボロ雑巾のようにボコボコにされていく。

 

「いやーーー伝次。よく頑張ったね!今日はここまでにしようか?日も暮れちゃうし。

 

あっ何だったら家に来る?何かごちそうでもーーー」

 

そうブツブツと五条は言いながら伝次に一瞬、背を向けた瞬間。彼はそのチャンスを逃さなかった。

バチリと電気が弾けたような音が聞こえ五条が振り返った時には伝次は五条の目の前にいた。

そして伝次は五条の左腕をガシッと掴んだ。

 

「おっと、なにか策でもあったーーーー?」

 

 

「『最大出力』・『集中』・「解放』」

 

超電子ウルトラサイクロン

 

その言葉を発した瞬間、伝次はその場、辺り一面を照らす程光輝きながらその肉体を震わせる。

 

五条は伝次を呪力で強化した拳で殴り飛ばす。今までは加減していた出力だったが、咄嗟の反応で今回は加減が出来なかった。伝次は地面に叩きつけられ気絶した。そこで五条はハッと正気に戻り、即座に伝次を抱え、呼びかける。

 

「ごめんごめん、伝次。ついガチに殴ちゃった。」

 

「頭あります?千切れてません?」

 

「ちゃんとついてるから安心しなって。それと今のやつ、しばらく禁止ね?」

 

「えぇ.....?」

 

「人間電子レンジ攻撃なんて初めてだよ……でもどう見ても自爆だよねコレ?。そもそも無限で触れられてない時点で僕はノーダメージだし、さっき殴って技解除させなかったら一番ヤバかったの伝次の方じゃん」

 

「うーん、ワンチャン攻撃通ると思ったんだけどなぁ....死にかけたことは.....まぁ数回ほど」

 

「自分の呪力だから今まで死ぬことはなかったのか...まぁそれぐらいぶっ飛んでる方が術師らしいっちゃらしいか。......でも?まだ扱いきれないんなら使うのは禁止。もし使うんだったらもうちょいコントロール出来るようなってからにしな。」

 

 

伝次は腕を組み、うーむと唸る。その様子を五条はクツクツと笑うのだった。

 

(”加減はしていた”と言っても、そこらの術師じゃ間違いなく死んでた可能性はある厳しめの組手にしていた。

戦闘経験が、かなりついてるのは調べた時に知ってたけど、これほどとはね...)

 

五条は彼をスカウトした判断が間違っていなかったことをここで確信した。

 

 

◆◆◆◆

 

 

「フッフッフッ....面白いヤツだよ?彼は。」

 

「はぁ?」

 

「それじゃ廊下で待機してもらってるし。いい加減、彼を呼ぼうか」

 

高介は扉の向こうを見た。

 

(この教師、ふざけちゃいるが実力はホントッに本物だからな。そんな奴が直接スカウトしたやつか....)

 

 

 

「それじゃあ!!!転校生の西宮伝次くん!!!カモォォォォンッッ!!!!!!」

 

 

「うるっせぇー!!?」

 

「先生、学長にまた怒られますよ」

 

 

開かれる扉、そして二人の目に映ったのは.........

 

ーーーーーー口を開き、白目をむいた男と教室を包むほどの強力な光だった。

 

 

「ザケルガ!!!!」

 

 

「「はっ?」」

 

(うーん、そうくるか~先生、びっくり)

 

光輝く教室の中で教師は心中で、白々しくそう呟くのだった。

 

 




はじめまして!!! ●ね!!!!



※ちなみに彼のザゲルガは威力的にはザゲルガというよりもラージャン砲です。

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