最近絶対犯人じゃないはずの人が容疑者として捕まえられてる…
なんだ…?
なにかがスッキリしない……
他にも事故や自殺で亡くなる人達の中に、なぜか違和感を感じる……他殺では無いと証明されてるのに、
第三者が関与してると、探偵としての勘が俺に教えてくる。
しかも、被害者はやけに金持ちだったり地位が高かったりする。
これはもしかするのか?
安室さんなら知ってるかな?
「ねぇー安室さん!昨日の事件って本当にあの人が犯人だと思う?」
「うーん、警察がそう断定してたし、残された証拠もそうだと証明してるしなぁ…」
「僕、別の人が犯人だと思ってたけどなぁ…
例えば、Aさん、とか…」
「…」
「安室さんもそう思ってたんだね?」
「………あの人にはちゃんとしたアリバイがあったし、警察がそうだと断定したのなら僕達にはできることはないよ。」
「そう、なんだけど…それに関してさ、
最近こういうのが多くない?小五郎のオジサンも違和感があるって僕聞いたよー???
……………安室さん、なにか知ってるんじゃないの…?」
「…知らないよ……」
「……そういえばさ、刃物で殺されてた被害者のBさん、切り口が凄く鋭かったよね…
きっと凄く斬れ味のいい刃物か、
……それともプロの犯行か……そうじゃない?安室さん?」
「!
フッ、君は本当に子供なのかい?」
「じゃあ、やっぱり…」
「とある、伝説的な殺し屋が日本にビジネスの中心を移したらしい。
もう半世紀はその名前で活動してるはずだ。しかも世界中でね。」
「半世紀も!?」
「誰も名前を知らず、顔を知らず、国籍を知らず、人種を知らず、性別さえ知られていない。
依頼達成率は100%、罪を誰かに擦り付ける等の多彩なオプションも注文可能。報酬額は超高額。依頼主は主に裏や表の上層部の中でもさらに限られた連中だったりする。」
「怪盗キッドのような変装術に長けてるのかな…」
「変装術『も』だろうね。
その殺し屋を表す格言がどこからかで生まれるくらいだ。
曰く、『優れた殺し屋は万に通じる。』」
「ねぇ、その殺し屋って、まさか、組織と関係が…?」
「分からないんだ……
だが、ベルモットが、昔、
ボスがその殺し屋に勧誘を何度もしてたけど毎回振られてるって零してたことがある。」
「組織の一員ではないけど、これからなる可能性もある、ってことかな…」
「…そうでないことを祈るよ…」
「はは、は…(後で赤井さんに聞いてみるか)」
「そういえば、奇しくも君と同じあだ名を持ってるよ」
「コナン君は、いつも殺人事件に遭遇するから目暮警部から死神って言われてるらしいじゃないか」
「ハハ…アンニャロ…(ウッセー!バーロー!好きで遭遇してる訳じゃねーよ!)」
「例の殺し屋も、『死神』って言われてるんだよ。
ヨーロッパでも『タナトス』とか『ハデス』とか、とにかく死神になぞらえた名前で、畏怖されて呼ばれてるんだよ。
1番呼ばれるのは、シンプルに『死神』だけどね。」
「神様の名前を付けられるなんて…」
「裏の方では、とにかく実力主義なんだよ。死神はその、圧倒的な暗殺技術、そしてそれを補助するような万の技術が神がかりだと、彼がこなしてきた仕事の難易度が証明してきてるんだよ。
もはや、生きた伝説だよ。」
「ふーーーん…」
「コナン君、ここまで話しといてアレだけど、君には本来関係ない話だからね。気にしない方がいいよ。」
「はーーーーい(チェッ)」
「(……まさかジンの機嫌が悪かったのは、また死神に勧誘を断られたからか???
………有り得る…。公安としても、調べておくか…)」
コナン君の存在が薄すぎたから、ちょこっとコナン君を忘れないようにぶち込んどいた。
ちょっとした感想でも、励みになります。(目チラッチラッ)