世界中から依頼が届くようになり、客が増えて依頼が溜まるようになってきたので、再度値上げを行った。
報酬額を高く設定した方が、信頼度が高いような気がするらしく、意外と好評だ。
また、こちらにハッキングを仕掛けるような輩も現れ出したのだが、こちらはベンニーアちゃんが嬉々としてカウンター攻撃を行っている。
ついでに、インターネットで情報を得やすくなったことで、原作キャラ達の動向も掴みやすくなった。もちろんこれもベンニーアちゃんにお任せだ。
仕事が増えてきて、ベンニーアちゃんも嬉しそうだ。
世界中がインターネットで情報のやり取りを始めたことで、私のヨーロッパでの評判やアメリカでの情報、その他の仕事ぶり、その全てが『死神』1人に集約されたことで、暗殺教室原作でのモデルの彼のように、世界中の裏社会にて『死神』の名は伝説と化した。
まぁ副産物として、覇権を狙ういくつかの国家や、軍事国家産のストーカー達が最近鬱陶しいが……
世界中に飛雷神のマーキングを仕込んだ私にかかれば、余裕で撒ける。
なんなら殺せんせーのように、ストーカーなプロの軍人達を気絶させて、ネイルアートをしたりヘアアレンジしてあげたり…
改善点を付箋で貼ってあげたり…
心を折るようにおちょくるのが最近の楽しみだ。
もちろん、国の機密情報は軒並みコピペしてるよ?
当たり前だろうが!
まぁ、それでも懲りないのが国家の面倒な所なんだけど。
1度、1つテキトーな国を見せしめに大損害を与えて、その国と他の国に対する牽制でもした方がいいかもな。
うん、そうするか。
その日、世界中の軍部、首脳陣が震撼した。
あの『死神』を捕まえて人体実験にかけると豪語しており、しつこく追いかけていた独裁国家の国のトップ、過激な軍部上層部、精鋭部隊の全てが一夜のうちに壊滅したのだ。
全員、一撃で殺されていた。
刺殺、斬殺、銃殺、撲殺、毒殺、
絞殺、爆殺…
人の手の、それも凄まじいプロによって殺されたと分かるように、考えうる限りのあらゆる方法で殺されていた。
ついでとばかりに、汚職や脱税、裏取引、人身売買、暗躍の証拠、表に出せない内容の計画書や金の動き、
どれも殺された者達の後暗い秘密が全てネット上に証拠付きでバラ撒かれた。
この事件以降、世界中の多くの国が一斉に『死神』追跡から手を引いたという。
うん、かなりはっちゃけた。
一気に数をこなしたから久しぶりにスキルの練習になった。
いい感じに牽制できたようだし。
裏との繋がりが強い国だったから、情報もたくさん得られたのは大きい。
そういえばしばらく前に会った黒羽盗一 のマジックはまだ見たことなかったな…
ディオ・ブランドーとしてショーを見に行こうかな、なんならパトロンになっても面白そうだ。
もうシャロンは変装術を身につけているっぽいし、彼女をショーに誘ってみるか。
おちょくる材料にもなりそうだし。