電脳世界の死神天使ベンニーアちゃん☆の開発によって、拠点空間にあった謎に包まれた神様スペックのスパコンと提携し、情報処理が一気に進んだ。それはもう、すごい勢いで。
「死神様!作業効率を上げるための私の身体が欲しいっす!!せめて作業用アームさえ作って貰えれば、あとは色々私が作るっすよ!」
「…………それ作れば人工衛星だとかの複雑かつ、大規模なのも作れるようになる?なんなら設計とか任せられる?」
「イけるっすよ!!」
バチン!
メロスピー「旦那様、私には簡単な機械を使うことはできても、使いこなしたり複雑なものは作ったり出来ません。
私は拠点の環境維持サポート、ベンニーア様は情報処理やパソコンのメンテナンス、機器開発。
このように分担できるようになれば、旦那様のお役に立てましょう。」
「うーん……アーム作るのめんどくさい…けど、確かに便利だ…
ベンニーアちゃんのプログラム開発でだいぶ疲れたけど、やってみるか!
ベンニーアちゃん!設計よろしく!!」
「了解っす!!!」
そこからはもう、すごい、なんかもう凄かった。(語彙力)
アーム作ってから、数ヶ月足らずで人工衛星やら、打ち上げの設備やら、スマートフォンやら……
1950年代のくせに、やりたい放題作りまくった。
進行中の仕事はその間に軒並み終わらせたため、ヨーロッパ中の裏の元依頼人達に向けて、
「アメリカにビジネスしに行く」とメッセージを残してアメリカに進出した。
その裏で、ヨーロッパ中の怖い顔の人達は急な展開に阿鼻叫喚だったらしいが、そんなことは死神様は今世では気にするつもりのないようだ。
1950年代と言えば、コナンでのベルモットが生まれる頃だよな…多分あの人は50代ってネットの考察に載ってたし…
それと、日本ではあと20年くらいで黒の組織が動くのかな?多分それくらいだろう。詳しくは知らん。
ネットが発達していけば、世界中から依頼が来るだろう。それを受け続ければ、この名はモデルの彼のような伝説にすることができる。
(まっ、しばらくはまたコツコツと依頼を受けて信頼とコネクションを作りますかね。)
「ヨーロッパ各地へ派遣してたスパイからの情報が届いた」
「きな臭い動きは無さそうだ」
「軍部への干渉は無し、ね。」
「死神?なんだこりゃ……」
『死神が我らが合衆国にビジネスに行った』
「なんだそりゃ笑」
「クスリでもやってんのか??」
「お、おい!こっちにも死神に関しての情報があるぞ!」
『ハデスは仕事熱心だ。我らが母国で活動予定』
「……死神ってなんだ?集団幻覚でも見たのか?」
「分からん。分からんが、優秀な諜報員からの情報だ。全て上層部に伝えるしかありまい…」
「麻薬密売を主とするマフィアのドンが殺されていたらしい。急所を刃物で一閃されていた。凄腕のプロの犯行だ…」
「それと同時に敵対グループの勢力が一気に大きくなったことから、そちらから依頼したんだろうな。」
「衆議院の有力候補議員が殺されていたそうだ…」
「あそこはかなり厳重な警備じゃなかったのか!?」
「凄腕のプロの犯行だろう…争った形跡もなく、議員のみが殺され、他は負傷者もいなかったらしい。本当に静かで、プロの軍人、SP達が全く気づかなかったそうだ。」
「またプロか……」
「………死神…」
「え?」
「対象者だけに、確実に死を届ける。まるで死神のようだ…」
「そういえばヨーロッパに派遣していた諜報員達が、
死神がどう…とか言っていたな……」
「名前、性別、顔、人種、国籍…一切の情報を漏らすこともなく、いかなる厳重な警備も掻い潜り暗殺を実行するアサシン」
「ハデス、タナトス、死神… 通称『死神』」
「こいつは本当に人間か!?」
「狙われたら終わりだと思え…
こいつは正しく『死神』だ… せめて楽に殺してくれることを願うしかねぇ…」