第二次スパロボZ 呪われし放浪者に憑依してしまった者 作:幻龍
サブタイトルが閃かない……。そして、かなり駄文になってしまいましたので、読む方は注意してください。
異世界漂流記の方はスランプ中で、次話を更新するのに時間がかかります。
チラ裏のスパロボ第二次Zの二次創作に関しては、筆の進み具合によりますが、早くて今日中、遅くて近日中に更新できると思います。
ハイスクールD×Dの方は話が想いつかず手詰まりになっており、書くスピードが上がっていないのが現状です……。
アサキムがZONEを封印して、インサラウムの出鼻は挫けた。だが、それはインサラウム軍にとって大した打撃になるわけではなく、寧ろ彼の軍は世界各地にZONEを建設と地球侵略を加速させていった。
ZEXISはその行動に対して、アロウズや、異星人やテロ組織との小競り合いをしつつ、彼らに戦いを挑むことを繰り返していた。
インド内部に建設されたZONEはこちらの世界に転移してきたランドが、アサキムと同じことをやってZONEを停止させたが、残るスフィア・リアクターはクロウだけになってしまった。
正規軍によるクーデターが発生し、アロウズが戦略兵器メメントモリで、クーデターの鎮圧を図ることを察知したZEXISは、宇宙に行く部隊と地上に残る部隊に別れて行動した。
宇宙に上がった部隊はメメントモリの破壊に成功したが、砲撃を止めることはできずに、タワーは崩壊した。その際、軌道エレベーターの外壁を覆っていたピラーが剥がれてしまい、地上に落下したが、ZEXISは勿論、地球連邦軍にアロウズなどが、組織の垣根を越えて協力した結果、被害は最小限に食い止めることに成功した。
地上に残ったZEXISの部隊も、避難を手伝っていたおかげか、当初よりも被害が少なくて済んだが、彼らはこのようなことを平然とやったあげく、保身のことしか考えていないアロウズに、怒りを露わにした。
そして、クロウとセツコが所属する部隊がZONE攻略為に、インサラウム軍と激突。ルーク・アダモンによる精神攻撃と、新たなナイツオブワンになった、ウェインの猛攻に大苦戦を強いられたが、クロウの強い意志がスフィアの力を引きだし、その力によってルーク・アダモンを粉砕した。それによって精神攻撃もなくなり、逆襲を開始したZEXISの前にインサラウム軍は敗北し、ZONEの周りから撤退した。
しかし、例の如くZONEが稼動を始め、クロウはZONEの近くに移動して、仲間たちにエスターの救出を託すと言葉を残したあと、ZONEに飛びこもうとしたが、セツコに止められた。
「セツコ、気持ちはありがたいが、スフィアを失ったあんたではZONEは止められないはずだが?」
「……アサキムの言う通りにするのが不安で、今まで黙っていましたが、一回限りならこの方法で止められると思います」
「アサキムが!?」
クロウは最初驚いたが、最初のZONEを止める前に、アサキムがセツコに何か話していたことを思いだした。恐らく、その時セツコは彼から何か言われたのだろうと推測もした。
「彼から次元力を一部借りうけていました」
「次元力を?」
「はい。そして、これを使えばZONEを停止させることも可能です」
クロウは目を見開く。まさか、アサキムがそのような物を残していたとは思ってもみなかった。そして、これが事実なら、彼に貸しを作ってしまったことと、セツコがこのこと言い出せなかったことを責める気も彼にはなかった。
「取り敢えず詳しい話は後で聞くことにして、さっそく頼むぜ」
「はい」
セツコはZONEの近くに機体を移動させ、アサキムから借りた次元力を、ガナリー・カーバを使い、中心部へと撃ちこんだ。その砲撃を受けたZONEは一瞬眩しい光を発したが、機能を停止させた。
ZEXISはZONEが確実に停止したことを確認したあと、暗黒大陸にあるZONEへと部隊を進めるのであった。そこで予想もしない人物との再開になるとはこの時、誰も想像できるはずもなかった。
ZEXISがインサラウム軍と戦っている一方、世界はさらなる混迷へと向かっていた。
地球連邦はインサラウム軍をZEXISに任せ、情報統制を強化して、反連邦を封じ込める政策を推進していく。ワイズマンという存在に、アロウズの蛮行を世間に公表されてしまったが、それを逆手に取った。さらに世間を落ち着かせる為に、新たな地球連邦の代表を選出すべく、イノベイトとロームフェラー財団が策謀していた。
一方宇宙ではホワイトファングが地球連邦相手に善戦しており、地球連邦軍の侵攻を度々退けていた。そして、ホワイトファングは地球への降下作戦も行われた。最もこの時はZEXISの活躍により敗走した。
さらに、世界征服を狙う悪の組織や、インベーターやバジュラ等の宇宙生物の侵略もそのスピードを格段に早め、アンチスパイラルが人類殲滅システム発動を全世界に宣言するなど、人々は自分達の未来に不安を隠せないでいた。
地球連邦を形成する国家の中には、独自にそれらの問題に備えるべく、軍備増強を進める国も現れたが、焼け石の水程度にしかならなかった。寧ろ、地球連邦の許可も取らずに、勝手に軍備を増強したことで、咎められることになった国もあったが。
インサラウム軍の侵攻を契機とした、世界の混乱は未だに終息の目処が立たず、世界はさらなる戦いの渦へと巻きこまれていくのであった。
アサキムはZONEで覚めない眠りについていたが、それは少し訂正が入っていた。
それは彼の持つスフィアが全てサードステージに突入した上、必要以上にオリジン・ローに浸かっていたことにより、黒の英知の一部を垣間見ていたからだ。その内容は再世事変のあとの時獄編の物語の一部とさらなる異世界についてだ。
(時の牢獄が完成して、アクシズは地球に落ちる……。そして、いがみ合う双子のスフィアと沈黙の巨蟹のリアクター登場……そして、御使いがやってくる。呪縛が解かれる日は……)
さらにその先を見ようとしたが、今の段階ではこれで限界なのか、見ることができなかった。
(この世界は魔法が発達している世界……この世界は今の多次元世界を構成する世界の一つのif世界か……そして、この世界は性別が……)
異世界を見て、その世界の知識や習慣を無意識に頭に刻みつけながら、再び意識を眠りにつけようとしていた。
(しばらくは悠久の時を過ごすことだね。それが僕達の為になるのだから……)
夢の中で誰かの声が聞こえたような気がしたけど、その声音は決して慈愛など感じるようなことはなかった。どちらかというと、野望を成就できた、野心家の笑い声のようだった。
(まあ、目覚める……までは、どうでもいいや……)
彼は再び意識を夢の中に落とした。再び、己を眠りから呼び覚ましてくれる者を待ち続けながら……。