異世界転生したら俺以外の俺が俺TUEEEEEしてた件   作:ヘルシー司

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第八話 再生

 

 

俺「ゴホッゴホッ、ヒューヒュー」

 

静寂の中俺の咳と大きな呼吸の音だけがこだまする。

 

意識をしっかり持たないと

 

エイタ「ああ、なんて姿なんでしょう、酷い出血です、主様には相応しくない。私は主様のこんな姿見たくはありませんでした。」

 

「このままだと死んでしまいますがまだ間に合います。さあ、私の提案に一言はいと言えばいいのです。すぐに回復してさしあげます。

 

「もう主様が苦しむことはありませんし、もうすでに世界は滅びているのですから。」

 

「さあ、共に新たな世界を創造しまし

 

俺「なんで俺は一瞬で殺さなかった?」

 

「俺をもう一度説得するためか? 違うだろ?お前は賢いからな、無駄だと分かっていることはしない。」

 

「.........」

 

「それともお前ともあろう人間がワンチャンに賭けたか?それだけ諦めきれなかったか? いやそれも違うな。」

 

「.........」

 

「お前は俺を殺すのをためらったんだ。俺を殺せなかったんだ。いや気持ちの問題じゃない、全ての命を奪い尽くしたお前が俺1人特別だったなんてどんな綺麗事だよ。お前は論理的に俺を一撃で殺さなかったんだ。」

 

「俺を死ぬギリギリまで追い込んでお前の提案に乗らせようとしたんだ。」

 

「お前は絶対に俺を殺せない。本体が死ねば分身も死ぬ、それが俺のスキルのルールだ。」

 

「気づかないとでも思ったか?だから俺はお前の提案なんてのまなくても助かるんだ。ほら早く傷を治せよ。」

 

「............」

 

「気づかれていましたか、さすが主様です。ええその通り、私は主様を殺すことはできません。ですが主様を黙らせるやり方なんて他にいくらでもありますから。今のは私が主様に与えた最後のチャンスのようなものなのですよ。」

 

「それでは回復してさしあげましょう。」

 

 

 

「なあ、もう一度話しあわないか?」

 

「お断りします。もう主様と話すことはありません。」

 

「お前はいつ最初にこの世界はクソだと思ったんだ?」

 

「ですから、もう主様と話すことはあり

「おそらく俺にスキルを見せてくれたときに思ったんだと思う。」

 

「........‼︎」

 

「お前はこの世界のことが全て書かれていたルールブックを読んで知ってしまったんだ。この世界の重要な、そしてクソみたいなルールを、」

 

「どんなルールかは創造はつかないけど、そのクソみたいなルールだけは変えられなかったんだ。それは多分この世界の根幹のルールでこの世界を作った人物がこれだけは変えられてはいけないとバリアなんかでも貼っていたんだろうな。」

 

「...........」

 

「それでお前は最初にそのルールを作った人物を消したんだ。多分それは神様っていう存在なんだろうな。」

 

「俺にはもう思い出せない。それからのお前はこの世界のクソなところ探しだ。神様が作ったこの世界を否定するためにな。」

 

「それでこの世界を滅ぼしたんだろ?この世界が無くなったら元の世界に帰るしかないから。」

 

「でもこの世界ごと消すことはできなかった、封じられていたから。」

 

「なあどんなルールだったんだ?教えてくれよ?」

 

「...................」

 

「..........」

 

「わ、私は、私は主様の目標を叶えようとして、」

 

「でも絶対に叶わないと知って」

 

「他の方法があると思って」

 

「この世界が無くなれば主様の目標が叶うと考えて」

 

「主様と対立してまで世界を滅ぼして、それで、それでも無理で、」

 

「もう私はどうすればいいのか分からないのです。」

 

「うゎぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

エイタはひどく大声で泣き出した

 

エイタが大きく感情を面に出している姿を初めて見た。

 

今まで押し殺してきた感情が溢れ出てきたようだった。

 

「そうか分かったよ。エイタも事情があったんだよな。好きで命を奪った訳じゃないんだな、エイタも苦しかったのに俺のためを思ってやってくれたんだろ。」

 

「だから大丈夫だ、落ち着いてくれ、俺も悪かった、分かっていたのに信じなかった。エイタが世界を滅ぼすと言い出したとき今までのエイタが嘘だと思った。」

 

「違うのにな世界を滅ぼすほうが嘘のエイタだったのに。俺は分かっていたたはずなのに、だってエイタは俺で俺はエイタでエイタはエイタだったんだから。」

 

「話してくれよ、今までのこと。俺がエイタの罪も一緒に背負ってやる。」

 

エイタは涙声で言ってくれた

 

「はい、了解しました。主様」

 

 

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