抹消ヴォイスのヒーローアカデミア   作:M.T.

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10が11件9が38件…だと…!?
感謝感激雨霰。
念願の赤バーを維持し続けてるぞおおおおおお!!!
やったああああああああああああああああああ!!!
面白いと思っていただけましたら高評価(特に8・9・10あたり)お気に入り、感想等よろしくお願いします。


入れ寮

 8月中旬。

 

「行ってきまーす!」

 

 ひなたは制服を着て、食パンを咥えたまま家を出た。

 すると近所の主婦と会ったので、ひなたは挨拶をする。

 

「あ、おはようございます小山さん!」

 

「あらぁおはよひなたちゃん。今日から学校?」

 

「はい!」

 

「じゃあ今日からまた忙しくなるのねぇ。頑張ってね!」

 

「ありがとうございます!」

 

 ひなたはいつもの日課の挨拶を済ませ、雄英へと向かっていった。

 学校に着くと、A組、B組の全員が待っていた。

 相澤に案内され着いたのは雄英敷地内、校舎から徒歩5分築3日の『ハイツアライアンス』。

 ここが今日からひなた達の家となる。

 

「でけー」

 

「恵まれし子らの━━!!」

 

 砂藤と芦戸は、寮を見てテンションが上がっていた。

 ひなたはそれを見て『楽しそうだな』と思いながら笑っていた。

 すると相澤が全員に向かって言った。

 

「とりあえず1年A組無事にまた集まれて何よりだ」

 

「皆許可降りたんだな」

 

「私は苦戦したよ…」

 

「フツーそうだよね…」

 

「二人はガスで直接被害あったもんね」

 

「…うん」

 

 瀬呂が葉隠と耳郎に話しかけると、葉隠はため息をつき耳郎は苦笑いを浮かべる。

 すると尾白が心配そうに二人に話しかけひなたも尾白に同意して頷く。

 ガスの被害に遭った耳郎と葉隠だったが、耳郎の両親はあっさり全寮制を承諾したのに対し葉隠の両親は最後まで反対しており葉隠本人の説得があってようやく全寮制に同意したのだ。

 すると蛙吹と麗日が心配そうに相澤に声をかける。

 

「無事に集まれたのは先生もよ。会見を見た時はいなくなってしまうのかと思って悲しかったの」

 

「うん」

 

 二人が言うと、相澤も目元を掻きながら口を開く。

 

「……… 俺もびっくりさ、まぁ…色々あんだろうよ。さて…! これから寮について軽く色々と説明するがその前に一つ。当面は合宿で取る予定だった仮免取得に向けて動いていく」

 

「そういやあったなそんな話!!」

 

「色々起きすぎて頭から抜けてたわ…」

 

 相澤の話にA組がザワザワしていると、相澤は深刻な表情を浮かべ声を低くして話し始める。

 

「大事な話だいいか。轟、切島、緑谷、八百万、飯田、心操。この6人はあの晩あの場所へ、爆豪と相澤の救出に赴いた」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

 救出組と爆豪・ひなた以外の全員が驚き、相澤は話を続ける。

 あの場にいた8人以外は、6人が救出に行った事を知らなかったのだ。

 

「その様子だと、行く素振りは皆も把握していたわけだ。色々棚上げした上で言わせてもらうよ。オールマイトの引退がなけりゃ俺は、爆豪、相澤、耳郎、葉隠以外全員除籍処分にしてる」

 

「!?」

 

 相澤が言うと、A組全員が目を見開きどよめく。

 すると相澤は、頭を軽く掻きながら話し始める。

 

「彼の引退によって暫くは混乱が続く…(ヴィラン)連合の出方が読めない以上、今雄英から人を追い出すわけにはいかないんだ。行った6人はもちろん、把握しながら止められなかった11名も理由はどうあれ俺達の信頼を裏切った事には変わりない。正規の手続きを踏み、正規の活躍をして信頼を取り戻してくれるとありがたい。以上! さっ! 中に入るぞ元気に行こう」

 

(((いや待って行けないです…)))

 

 相澤がそう言って踵を返し寮へ向かっていくと、ほとんど全員が心の中でツッコミを入れる。

 叱られなかった耳郎や葉隠ですら、重たい空気の中寮に行く気になれなかった。

 そんな中、爆豪はふと、反対していた飯田や八百万も巻き込み雄英やヒーロー達に迷惑をかけた事を反省していた切島に目をやった。

 

「来い」

 

「え、何? やだ」

 

 爆豪は、低木の影へと上鳴を引きずっていき、無理矢理放電させた。

 その様子を見ていたひなたや常識人組は、ビクッと肩を跳ね上がらせる。

 すると直後、上鳴が低木の後ろから出てくる。

 

「うぇ〜〜い…」

 

「!!」

 

「バフォッ」

 

「何? 爆豪何を……」

 

「電吉に何が…」

 

 ショートしてアホになった上鳴を見て耳郎は吹き出し、瀬呂は恐る恐る爆豪の方を見た。

 ひなたも、いきなりショートさせられた上鳴を心配そうに見ていた。

 

「切島」

 

「んあ?」

 

 爆豪が声をかけると、切島は爆豪の方を振り向く。

 すると爆豪は、ポケットから万札を5枚出し切島に渡す。

 

「え、怖っ、何、カツアゲ!?」

 

「違ぇ。俺が下ろした金だ! いつまでもシミったれっられっとこっちまで気分悪ぃんだ」

 

 いきなり金を渡された切島が驚いていると、爆豪が眉間に皺を寄せたまま万札を差し出す。

 すると切島は、爆豪に渡された金が暗視鏡の値段とほとんど同じ金額だという事に気がつく。

 

「あ…え!? おめー、どこで聞い…」

 

「いつもみたいに馬鹿晒せや」

 

 切島が尋ねようとすると、爆豪は切島に金を渡して相澤に続けて寮へ向かっていった。

 

「うぇい…? うぇいうぇうぇうぇい?」

 

「ダメ…ウチ、この上鳴…ツボッフォ!!」

 

「ええ…きょーちん…」

 

「ふぇ…ふぇふぇいだうぇい」

 

 一方、後ろではアホになった上鳴を耳郎が爆笑していた。

 笑いどころがわからないひなたは、爆笑している耳郎を見て混乱していた。

 そんな中切島は、寮に向かって行く爆豪に礼を言った。

 

「………………わりぃな。皆! すまねぇ…!! 詫びにもなんねえけど…今夜はこの金で焼き肉だ!!」

 

「うぇーい!」

 

「買い物とか行けるかな?」

 

「マジか!」

 

「きょーちん笑いすぎ」

 

「ハーヒーヒー」

 

 切島が提案すると上鳴と瀬呂のテンションが上がり、ひなたは笑い死にしそうになっている耳郎の背中をさすって落ち着けた。

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 寮に入ると、学生寮とは思えない程の贅沢空間が広がっていた。

 

「1棟クラス、右が女子棟、左が男子棟と分かれてる。ただし1階は共同スペースだ。食堂や風呂・洗濯などはここで」

 

「広! キレー!! そふぁああ!!!」

 

「中庭もあんじゃん!」

 

「豪邸やないかい」

 

「麗日くん!!」

 

 芦戸と瀬呂がはしゃぎ、麗日に至っては卒倒していた。

 一方峰田は、完全に性犯罪者の目つきをしていた。

 ひなたは、そんな峰田に汚物を見るような目を向けていた。

 

「聞き間違いかな…? 風呂、洗濯が共同スペース? 夢か?」

 

「男女別だ。お前いい加減にしとけよ」

 

「はい」

 

 相澤に低い声で脅されると、峰田は大人しくなった。

 すると相澤が説明を続ける。

 

「部屋は2階から、1フロアに男女各4部屋の5階建て。1人1部屋エアコン、トイレ冷蔵庫にクローゼット付きの贅沢空間だ」

 

「ベランダもある! 凄い!」

 

「我が家のクローゼットと同じくらいの広さですわね…」

 

「豪邸やないかい」

 

「大丈夫かお茶子っち!」

 

 ほとんどの生徒が驚く中、八百万が何気なく言った言葉に麗日が再び卒倒した。

 

「部屋割りはこっちで決めた通り。各自事前に送ってもらった荷物が部屋に入ってるから、とりあえず今日は部屋作ってろ。明日また今後の動きを説明する。以上、解散!」

 

「「「「「はい先生!!!」」」」」

 

 部屋割りは、

 

 

 

    2F

 男子   女子

 

 峰田   空室

 青山   空室

 常闇   空室

 緑谷   空室

 

 

 

    3F

 男子   女子

 

 心操   耳郎

 上鳴   空室

 飯田   空室

 尾白   葉隠

 

 

 

    4F

 男子   女子

 

 障子   麗日

 切島   空室

 爆豪   空室

 空室   芦戸

 

 

 

    5F

 男子   女子

 

 空室   空室

 砂藤   八百万

 轟    相澤

 瀬呂   蛙吹

 

 

 

 となった。

 

「ひー君と同じ階が良かった…」

 

「いや、棟が分かれてるんだからあんまり意味ないでしょ」

 

「あ、そっか」

 

 ひなたが若干肩を落としていると、心操がツッコミを入れる。

 するとひなたはポンっと掌を打って納得した。

 心操の言う通り、寮は男子と女子で棟が分かれているため階数が同じでも大して意味はなかった。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 

 数時間後。

 

「いやぁ…経緯はアレだが、共同生活ってワクワクすんな」

 

「疲れたー」

 

「共同生活…これも協調性や規律を育む為の訓練…!」

 

「気張るなぁ委員長」

 

 飯田は張り切っていたが、他の男子達は部屋作りで疲れている様子だった。

 すると、女子達が声をかけてくる。

 

「男子部屋できたー?」

 

「うん、今くつろぎ中」

 

「あのね! 今話しててね! 提案なんだけど! お部屋披露大会しませんか!?」

 

 芦戸の一言で、数人の男子が青ざめた。

 トップバッターは緑谷という事で、早速芦戸が強引に緑谷の部屋のドアを開けた。

 

「わああダメダメちょっと待──!!!」

 

 緑谷の抵抗も虚しくドアが開かれると、オールマイトグッズだらけの部屋が広がっていた。

 

「オールマイトだらけだ、オタク部屋だ!!」

 

「おお!! すごい!!」

 

「憧れなんで…………恥ずかしい…」

 

 案外麗日とひなたには好評だったが、本人は恥ずかしがっていた。

 すると数人の男子が冷や汗をかき始める。

 

「やべぇ、何か始まりやがった…!」

 

「でもちょっと楽しいぞコレ…」

 

「フン下らん…」

 

 そう言ってドアにもたれかかる常闇を芦戸と葉隠が押しのけ強引にドアを開けた。

 常闇の部屋は、全体が黒一色でローブやら剣やらが飾られた厨二病全開の部屋だった。

 

「黒!! 怖!」

 

「貴様ら…」

 

 部屋を見られた常闇は、羞恥で震えていた。

 

「このキーホルダー、俺中学ん時買ってたわあ」

 

「男子ってこういうの好きなんね」

 

「カッコいい…」

 

 切島はキーホルダーを一つ手に取りながら言い、芦戸も部屋をキョロキョロ見渡しながらコメントする。

 一方緑谷は、何か惹かれるものがあったのかまじまじと部屋を眺めていた。

 するとひなたがエメラルドのような瞳をキラキラ輝かせて燥ぐ。

 

「わー斬魄刀*1あるじゃん! これ六幻*2だしさ! あ、ねえねえこれ律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)*3でしょ?」

 

「出て行け!!」

 

 ひなたが子犬のように触角をピコピコさせながら尋ねると、常闇はひなたに背を向けたまま悲痛な叫び声を上げる。

 そして青山はというと、逆に自分の部屋を堂々と見せびらかしてきた。

 青山の部屋には、至る所にミラーボールや照明器具が置かれていた。

 

「眩しい!!」

 

「ノンノン眩しいじゃなくて、ま、ば、ゆ、い!」

 

「思ってた通りだ」

 

「想定の範疇を出ない」

 

「すごい煌めいてるねぇ」

 

 自信満々の青山だったが、葉隠と芦戸はスルーしひなたはごもっともなツッコミを入れる。

 

「あと二階の人は…」

 

 そう言って女子達が残った部屋に目を向けると、半開きのドアから峰田が顔を覗かせていた。

 

「入れよ…すげえの…見せてやんよ」

 

 峰田は、目を血走らせ息を荒くしながら指先で手招きする。

 

「3階行こ」

 

「入れよ…なァ…」

 

 ひなたは見事なスルーをし、女子達もひなたに続けて3階へ行く。

 後ろで峰田が何かを言っていたが、誰も足を止めなかった。

 そして尾白の部屋はというと、元の部屋に最低限の家具を足した部屋だった。

 

「ワァー普通だァ!!」

 

「普通だァ! すごい!!」

 

「これが普通という事なんだね…!」

 

「ナイス普通!」

 

「言う事無いならいいんだよ…?」

 

 女子達に普通普通と連呼された尾白は、見るからに落ち込んでいた。

 そして飯田の部屋はというと、本がズラリと並んでいた。

 

「難しそうな本がズラッと…さすが委員長!」

 

「おかしなものなど無いぞ」

 

 自身ありげに言う飯田だったが、麗日とひなたはメガネが並んだ棚を見つけて爆笑していた。

 

「メガネクソある!」

 

「傑作や!!」

 

「何が可笑しい!! 激しい訓練での破損を想定して…」

 

「だからって…ウェヒヒヒ、さ、さすが委員長……ブフォッ!!!」

 

 爆笑する二人に対して飯田が弁解しようとするが、ひなたは耐え切れず腹を抱えて吹き出していた。

 麗日とひなたは、爆笑しつつ芦戸と一緒にメガネをひとつずつ拝借した。

 そして上鳴の部屋はというと、ダーツやスケボー、バスケットボールなどが置いてあり見るからにチャラい感じだった。

 

「チャラい!!」

 

「手当たり次第って感じだナー」

 

「なんだかなー」

 

「えー!? 良くね!?」

 

 上鳴の部屋は、チャラいという理由で女子達には不評だった。

 そして次はついに心操の番となった。

 

「あんまジロジロ見ないで…恥ずいから」

 

「大丈夫だよ! ひー君のインテリアセンスは僕が保証するから!」

 

 心操が恥ずかしがっていると、ひなたはニコッと笑みを浮かべてサムズアップをする。

 するとそれを見た峰田が嫉妬を爆発させる。

 

「はァ!!? おいちょっと待てそれってつまり部屋入った事あるって事か!? クソが!! リア充が!! 禿げろ!! 逆剥けろ!!」

 

「僻みすぎだろ」

 

 峰田が心操に向かって醜い嫉妬をぶつけていると、瀬呂が峰田の襟首を掴んで引き剥がす。

 

「それじゃオープン!!」

 

 ひなたは、恥ずかしがっている心操を押し退けて半ば強引にドアを開ける。

 見たところ一見シンプルな部屋だったが、猫のぬいぐるみや猫カレンダーにキ●猫グッズ、猫をモチーフにしたインテリアなどが置かれていた。

 

「ネコだ━━━!!」

 

 可愛いものが好きな葉隠は、猫用のベッドで寝ている猫を見てキャッキャとはしゃいでいた。

 毛並みが綺麗な黒猫で、どことなく相澤に似た目つきをしていた。

 心操は、ちょうど起きたばかりであくびをしている猫を撫でながら言った。

 

「ジジっていうんだ。うちの飼い猫」

 

「ねえ、撫でていい? 噛まない?」

 

「うん。賢いから、余程変な触り方しなきゃ噛まないよ」

 

「キャー!」

 

 女子達は、テンションマックスで猫を撫でた。

 

「心操くん猫好きなん?」

 

「……まぁね」

 

 麗日が尋ねると、心操は首を手で押さえながら答える。

 普段はクールな心操の意外な一面に、女子達はキャイキャイ盛り上がっていた。

 

「可愛いいい!!」

 

「誰かさんと違ってゴチャゴチャしてなくてオシャレだし」

 

「今のとこダントツ1位!」

 

「「「はぁ!!?」」」

 

 葉隠と耳郎と芦戸が言うと、酷評を受けた男子達が思わず声を漏らす。

 そして意外な一面で女子達の人気を集めている心操に嫉妬した上鳴が、いちゃもんをつけ出した。

 

「猫はずりぃよ心操。あざといわぁ」

 

「そうか?」

 

「ケッ、これだからイケメンはよぉ」

 

「コラ! ひー君をいじめちゃダメ!」

 

 お馴染みの二人に嫉妬をぶつけられた心操は、若干戸惑っていた。

 するとひなたがすかさず割って入り心操を庇った。

 

「釈然としねえ」

 

「ああ…奇遇だね。僕もしないんだ、釈然…」

 

「そうだな」

 

「僕も☆」

 

 部屋を酷評された上鳴、尾白、常闇、青山は不満げだった。

 すると女子達に見なかった事にされた峰田が口を開く。

 

「男子だけが言われっぱなしってのはぁ変だよなぁ? 『大会』っつったよな? なら当然! 女子の部屋も見て決めるべきじゃねぇのか? 誰がクラス一のインテリアセンスか、全員で決めるべきなんじゃねえのかあ!!?」

 

 峰田が言うと、数人の女子は少し焦り始める。

 だが、芦戸とひなたはむしろノリノリだった。

 

「いいじゃん」

 

「賛成ー! 僕皆の部屋見たーい!」

 

「え」

 

 こうしてクラス全員でお披露目大会をする事になった。

 …のだが。

 

「えっとじゃあ部屋王を決めるって事で!!」

 

「部屋王」

 

「別に決めなくても良いけどさ…」

 

 芦戸が言うと、耳郎と尾白がツッコミを入れる。

 そして峰田はと言うと。

 

(フフフ…オイラだけが主張していても足蹴にされてただろう。だが! 少なからず自尊心を傷つけられたこいつらの意思に乗じる事で、オイラの主張は“民意”という皮を被るのさ!!)

 

「これにより、実に自然な流れで女子部屋を物色出きょ!!?」

 

 突然、ゴッという鈍い音と共に葡萄の断末魔が響き渡った。

 床に臥したエロブドウの背後には、ドス黒いオーラを放ちバールのような(鈍器)ものを持ったひなたが立っていた。

 

「皆、喉渇いたでしょ? ブドウジュースでも飲む?」

 

「いらない」

 

 ひなたが笑みを浮かべながら峰田だったものを指すと、普段は麗かな麗日が真顔で即答した。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 そして男子棟4階。

 

「爆豪くんと切島くんと障子くん……だね」

 

 麗日が呟くと、飯田が尋ねる。

 

「爆豪くんは?」

 

「『くだらねえ先に寝る』ってよ。俺も眠い…」

 

「まあこんな時間だしな」

 

 飯田が尋ねると切島が眠そうに答え、心操も切島に同意していた。

 だが葉隠と芦戸は元気そうに仕切っていた。

 

「じゃあ切島部屋!! ガンガン行こうぜ!!」

 

「どーでもいいけど多分女子にはわかんねえぞ」

 

 切島の部屋は、『大漁』や『必勝』と書かれた布や目標が書かれた紙などが壁に貼られサンドバッグやダンベルが置かれた熱苦しい部屋だった。

 

「この男らしさは!!」

 

 切島が言うと、女子達の顔が一気に冷める。

 

「……うん」

 

「彼氏にやってほしくない部屋ランキング二位くらいにありそう」

 

「熱いね、熱苦しい!!」

 

「熱血って感じだ!」

 

「ホラな」

 

 芦戸と葉隠は冷めた顔をしており、麗日とひなたを除いた女子達の反応はあまり良くなかった。

 切島も想定内のリアクションだったのか、若干涙目になっていた。

 そして次は障子の番となった。

 

「次! 障子!!」

 

「何も面白い物は無いぞ」

 

 障子の部屋は、布団とちゃぶ台と座布団があるだけで他は何も無かった。

 

「面白いものどころか!!」

 

「あはは…何かお父さんの部屋みたい」

 

 芦戸がツッコミを入れ、ひなたも苦笑いを浮かべながらコメントした。

 相澤も余計なものは部屋に置かない主義で障子の部屋と似たり寄ったりといった感じなので、ひなたは相澤の部屋を思い出していた。

 

「ミニマリストだったのか」

 

「まぁ幼い頃からあまり物欲が無かったからな」

 

「こういうのに限ってドスケベ…」

 

 轟と障子が話している最中に峰田が言いかけると、ひなたがバールのような(鈍器)もので殴って黙らせる。

 そして一階上がって5階を見て回る事になった。

 

「次は一階上がって5階男子!」

 

「瀬呂からだ!」

 

「マジで全員やんのか…?」

 

 瀬呂の部屋は、アジアンテイストを取り入れた凝った部屋だった。

 

「おお!!!」

 

「エイジアン!!」

 

「オシャレだ!」

 

「ステキー」

 

 芦戸、ひなた、麗日の三人は胸の前で手を合わせながらコメントした。

 すると耳郎も瀬呂のセンスに感心しながら尋ねる。

 

「瀬呂こういうのこだわる奴だったんだ」

 

「へっへっへ、ギャップの男瀬呂くんだよ!」

 

 女子達に褒められた瀬呂は得意げになっていた。

 

「次次ー!」

 

「轟さんですわね」

 

 女子達は、クラス屈指の実力者でクールな轟の部屋に興味津々だった。

 

「さっさと済ましてくれ、ねみい」

 

 轟がそう言って部屋を開けた瞬間、全員が目を見開く。

 轟の部屋は和室だった。

 

「和室だ!!」

 

「予想の斜め上すぎる!!」

 

「造りが違くね!?」

 

 芦戸、ひなた、瀬呂の三人は目を丸くしてツッコミを入れた。

 

「実家が日本家屋だからよ。フローリングは落ち着かねえ」

 

「理由はいいわ!」

 

「当日即リフォームってどうやったんだお前!」

 

 轟が理由を話すと、峰田と上鳴がツッコミを入れる。

 すると轟は真顔で答える。

 

「………頑張った…」

 

「「何だよこいつ!!」」

 

 轟が言うと、峰田と上鳴が逆ギレした。

 

「大物になりそ」

 

「イケメンのやる事は違えな」

 

「すごいねぇ焦ちゃん!」

 

 葉隠と砂藤がコメントをし、ひなたは右腕をブンブン振っていた。

 

「じゃ次! 男子最後は!」

 

「俺」

 

 轟の後という事で、砂藤は微妙そうな顔をしていた。

 砂藤の部屋は、調理器具がある事以外は普通の部屋だった。

 

「まーつまんねー部屋だよ」

 

「轟の後は誰でも同じだぜ」

 

「だね」

 

 砂藤が自信なさげに言うと切島がフォローし、ひなたも切島に同意する。

 すると尾白が甘い匂いがする事に気がつく。

 

「ていうか良い匂いするのコレ何?」

 

「あ、そういえば。バニラと砂糖の香ばしい香りが…」

 

 尾白が言い、ひなたも鼻をスンスン鳴らして匂いを嗅いでいると、砂藤が何かを思い出したような顔をする。

 

「ああイケね!! 忘れてた!! だいぶ早く片付いたんでよ、シフォンケーキ焼いてたんだ!! 皆食うかなと思ってよぉ…ホイップあるともっと美味いんだが………食う?」

 

「食うー!」

 

「「模範的意外な一面かよ!!」」

 

 砂藤のケーキに女子達が食いつくと、峰田と上鳴が逆ギレした。

 女子達は、シフォンケーキを頬張って幸せそうな表情を浮かべていた。

 

「あんまぁい! フワッフワ!」

 

「瀬呂のギャップを軽く凌駕した」

 

 麗日と芦戸は、幸せそうな表情をしながら食レポしていた。

 するとひなたは、シフォンケーキを食べてある事に気がつく。

 

「ん、りっきーこれゴマ油使ってるでしょ」

 

「お、やっぱわかるか! そうなんだよ、サラダ油よりゴマ油の方がさっぱりした味に仕上がるんだよな」

 

「え、そうなの!? でも全然ゴマの香りしないけど!?」

 

「太白ゴマ油っていって、香りがしない種類のゴマ油があるんだよ」

 

「素敵なご趣味をお持ちですのね砂藤さん! 今度私の紅茶と合わせてみません!?」

 

「オォ、こんな反応されるとは…まぁ“個性”の訓練がてら作ったりすんだよ」

 

 女子達に褒められた砂藤は、見るからに照れていた。

 それを見た男子達は、悔しそうにケーキを頬張る。

 

「ちっきしょー、さすがシュガーマンを名乗るだけうまっ!」

 

「ここぞとばかりに出してくるな……うまっ…」

 

 瀬呂と切島も、悔しがりつつシフォンケーキをムシャムシャと頬張っていた。

 

「男子は以上…うまっ」

 

「次は私達うまっ…だね!」

 

「サッパリした甘さだからいくらでもイケる」

 

「八百万じゃないけど紅茶欲しくなるな…うまっ」

 

「うむ!」

 

「女子棟と繋がってんのは一階だけだから…」

 

「うまっ…一旦降りて…」

 

「やだなー…うまっ」

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 ケーキを食べ終わった後、一同は女子棟に向かった。

 女子のトップバッターは耳郎だった。

 

「マジで全員やるの…? 大丈夫?」

 

「大丈夫でしょ多分」

 

「…………恥ずいんだけど」

 

 耳郎はそう言いつつドアを開けた。

 耳郎の部屋には、ドラムやギターなどの楽器が置かれていた。

 

「思った以上にガッキガッキしてんな」

 

 耳郎の部屋を見た上鳴は、すかさずツッコミを入れる。

 

「耳郎ちゃんはロッキンガールなんだねえ!!」

 

「これ全部弾けるの!?」

 

 葉隠が上機嫌で跳び上がり、麗日が尋ねる。

 すると耳郎は恥ずかしがりながら答えた。

 

「まぁ一通りは…」

 

「すげー!」

 

 耳郎が答えると、ひなたは目を丸くして感心する。

 だが、上鳴と青山はここぞとばかりに文句を言ってきた。

 

「女っ気のねえ部屋だ」

 

「ノン淑女☆」

 

 耳郎がすかさず二人にジャックでの爆音攻撃を浴びせると、ひなたと心操は『そりゃそうだ』と言いたげな表情を浮かべる。

 

「次行こ次!!」

 

「次は私葉隠だ!」

 

 葉隠の部屋は、ぬいぐるみやモコモコの家具などが置かれた女子らしい部屋だった。

 

「どーだ!?」

 

「お…おお」

 

「フツーに女子っぽい! ドキドキすんな」

 

 尾白や上鳴は、ザ・女子といった具合の部屋にドキドキしていた。

 一方お馴染みのエロブドウはというと。

 

「プルスウルトラ」

 

「校訓を穢すな」

 

「正面突破かよ峰田くん!!」

 

 峰田が葉隠のタンスを漁ろうとすると、心操と葉隠がツッコミを入れる。

 するとその直後、ひなたがバールのような(鈍器)もので本日三度目の正義の鉄槌を下した。 

 そして4階、芦戸の部屋は『ピンキー』という名前通りピンク色の家具で彩られた部屋だった。

 

「じゃーん!! かわいーでしょーが!!」

 

「おぉ…」

 

 麗日の部屋は、扇風機や急須、煎餅などが置かれた和やかな部屋だった。

 

「味気の無い部屋でございます…」

 

「おぉ…!」

 

 麗日が少し照れ臭そうに部屋を見せると、男子達が声を漏らす。

 

「何かこう…あまりにもフツーにフツーの女子部屋見て回ってると、背徳感出てくるね…」

 

「わかる」

 

「禁断の花園…」

 

 尾白が言うと心操が頷き、常闇が何かを言っていた。

 5階に上がった一同は、蛙吹の部屋の前に立った。

 

「次は蛙吹さん…」

 

「って、そういや梅雨ちゃんいねーな」

 

 緑谷と瀬呂は、蛙吹がいない事に気がつく。

 すると麗日とひなたが蛙吹の部屋のドアを指差して言った。

 

「あ、梅雨ちゃんは気分が優れんみたい!」

 

「うん、優れんのよ」

 

「優れんのは仕方ないな。優れた時にまた見してもらおーぜ」

 

「明日、りっきーのケーキ持ってお見舞い行こうね」

 

「…だな」

 

 一同は、蛙吹に気を遣って残っているひなたと八百万の部屋だけを見る事にした。

 

「それじゃ次はひなちゃんか!」

 

「うん!」

 

(轟や爆豪と並ぶ実力者で)

 

(座学の成績は2位!)

 

(体育祭準優勝のひなたさんのお部屋…!)

 

 成績優秀でA組トップクラスの実力者のひなたの部屋とあって、全員の注目が集まっていた。

 そしてひなたは自信満々に部屋を見せる。

 

「じゃーん!」

 

「「「レトロだ!!」」」

 

 ひなたが部屋を見せると、賑やかし組が一斉にツッコミを入れた。

 ひなたの部屋は全体的にレトロな部屋で、アンティーク調のベッドやラッパ付き蓄音機などが置かれ、趣味のピアノも置かれていた。

 かと思えば和箪笥があったり掃き出し窓の引き戸は雪見障子になっていたりと、和洋折衷という言葉が似合う部屋だった。

 全体的にダークブラウンとイメージカラーであるエメラルドグリーンを使った落ち着きのある配色となっており、和と洋の要素を取り入れつつゴチャゴチャしすぎないよう工夫されていた。

 

「何かすげーノスタルジックな…」

 

「いい意味で想像を裏切られた!」

 

「普段の相澤からは想像できないインテリアだ…」

 

「えへへへ…」

 

 ひなたの部屋はかなりの高評価で、本人は照れ臭そうに頭を掻いていた。

 すると耳郎が部屋の隅にあったアップライトピアノを指差す。

 

「あれ、ひなたってピアノ弾くんだ?」

 

「うん! まあ言っても趣味の範疇だけど…」

 

「俺一回聴かせてもらった事あるんだけど、プロ級だったよ」

 

「「「マジか!!?」」」

 

 一度ひなたのピアノ演奏を聴いた事がある心操が言うと、賑やかし組がツッコミを入れる。

 幼い頃にふとしたきっかけでピアノを始めたひなただったが、“個性”の関係上非常に耳がいいためかバリバリ上達していきプロ級の腕前にまで達していたのだ。

 クラスメイトがひなたの部屋を見ていたその時、女子達がひなたのベッドの上に置いてあった猫のぬいぐるみに気がつく。

 

「あれ? この猫のぬいぐるみ、相澤先生の服着とる」

 

「!?」

 

「わーホントだ! 可愛い!」

 

「わーっ! 見ないでぇぇ!!」

 

 女子達が猫のぬいぐるみに気がつくと、ひなたは血相を変えてぬいぐるみを取り返した。

 このイレイザーヘッドのコスチュームを着たぬいぐるみは、ひなたが入院していた頃に寂しくないようにと相澤がプレゼントしたものだったのだが、その時の嬉しさが忘れられずに未だに寝る時のお供として大切にしていたのだ。

 

「そういや相澤さんってコスチュームもヒーローネームも相澤先生意識してるって言ってたし…」

 

「ひなたって結構ファザコ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

 

 緑谷と芦戸が核心を突く発言をすると、ひなたは耳を真っ赤にして悶える。

 ドン引きする程のファザコンっぷりがクラスメイトにバレてしまったひなたは、羞恥のあまり大声で叫び散らした。

 ひなたの意外な一面が明らかになったところで、最後は八百万の部屋となった。

 

「じゃ最後は八百万か!!」

 

「それが…私、見当違いをしてしまいまして…皆さんの創意溢れるお部屋と比べて…少々手狭になってしまいましたの」

 

 八百万の部屋は、キングサイズのベッドをはじめとした高級家具が部屋の面積の8割方を占領していた。

 

「でけえ━━!! 狭!! どうした八百万!」

 

「私の使っていた家具なのですが…まさかお部屋の広さがこれだけとは思っておらず…」

 

(((お嬢様なんだね)))

 

 八百万が恥ずかしそうに言うと、全員が心の中でツッコんだ。

 

(うーん…隣空室だし、最悪ぶち抜いちゃうって手もあると思うけど)

 

 ひなたは、八百万の部屋に関しては隣の壁をぶち抜いてしまえば広く使えるのではないかと考えていた。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 そして一階談話スペース。

 

「えー皆さん、投票お済みでしょうか!? 自分への投票はナシですよ!? それでは! 爆豪と梅雨ちゃんを除いた…第一回部屋王暫定1位の発表です!!」

 

 芦戸は、投票用の箱に手を突っ込みながら言った。

 

「得票数5票!! 圧倒的独走単独首位を叩き出したその部屋は━━━━砂藤━━━━━力道━━━━!!!」

 

「はああ!!?」

 

 部屋王に選ばれた砂藤は、自分でも驚いていた。

 

「ちなみに全て女子票! 理由は『ケーキ美味しかった』だそうです」

 

「「「部屋は!!」」」

 

 芦戸を含めひなた以外の女子達が涎を垂らしながら言うと、男子達がツッコミを入れる。

 すると上鳴と峰田が嫉妬に狂い、二人に詰め寄られた砂藤は満更でもない様子だった。

 

「「てめーヒーロー志望が贈賄してんじゃねー!!」」

 

「知らねーよ、何だよすげえ嬉しい」

 

 砂藤達が騒いでいる中、ひなたはコソッと心操に話しかける。

 

「僕はひー君に入れたよ?」

 

「あ、ありがとう。俺もひなたに入れたよ」

 

「おいそこイチャついてんじゃねー!! 爆ぜろ!!」

 

 ひなたと心操が仲良さそうに話していると、横から峰田が嫉妬を爆発させた。

 峰田が心操を僻んでいる一方で、轟は見るからに眠そうに言った。

 

「終わったか? 寝ていいか?」

 

「うむ! ケーキを食べたので歯磨きは忘れずにな!」

 

「終わるまで待ってたんだ」

 

 轟が言うと、飯田が声をかけ緑谷がツッコミを入れた。 

 そして轟が部屋に戻ろうとすると、麗日が轟を呼び止める。

 

「あっ、轟くんちょ待って! デクくんも飯田くんも…それに切島くん、心操くん、八百万さん、ちょっといいかな」

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 6人は、中庭へと呼び出された。

 そこには、蛙吹が浮かない表情で立っていた。

 

「あのね、梅雨ちゃんが皆にお話ししたいんだって」

 

 麗日が言うと、蛙吹は俯いたまま話し始める。

 

「私思ったことは何でも言っちゃうの。でも何て言っていいか分からない時もあるの。病院で私が言った言葉、覚えてるかしら?」

 

「……! …うん」

 

 緑谷は、蛙吹が『ルールを破るならそれは(ヴィラン)と同じ』と言っていた事を思い出した。

 

「心を鬼にして辛い言い方をしたわ」

 

「梅雨ちゃん」

 

 蛙吹が言うと、麗日は心配そうに麗日の背をさする。

 すると蛙吹はさらに話した。

 

「それでも皆行ってしまったと今朝聞いて、とてもショックだったの。止めたつもりになってた不甲斐なさや色んな嫌な気持ちが溢れて…なんて言ったらいいのか分からなくなって、皆と楽しくお喋りできそうになかったのよ。でもそれはとても悲しいの。だから…まとまらなくってもちゃんとお話をして、また皆と楽しくお喋りできるようにしたいと思ったの」

 

 思っていた事を正直に打ち明けた蛙吹の目からは、ポロポロと涙が溢れていた。

 

「梅雨ちゃんだけじゃないよ。皆すんごい不安で、拭い去りたくって。だから…部屋王とかやったのもきっと、デクくん達の気持ちはわかってたからこそのアレで…だから責めてるんじゃなくまたアレ…なんていうか…ムズいけど……とにかく、また皆で笑って…頑張っていこうってやつさ!!」

 

 麗日が笑いながら言うと、切島が蛙吹に謝る。

 それを皮切りに、爆豪・ひなた救出に行ったメンバーは次々と蛙吹に謝った。

 

「梅雨ちゃん…すまねぇ!! 話してくれてありがとう!!」

 

「蛙吹さん!」

 

「蛙吹すまねえ」

 

「ごめん…あす…梅雨ちゃん」

 

「梅雨ちゃん君!」

 

「あす…ゆちゃん!」

 

「ケロッ」

 

 救出組以外の面々は、皆取り戻そうと頑張っていた。

 先程の部屋王も、クラスの間に流れていた重い空気を何とかする為の提案だったのだ。

 そしてA組は、いつもの、ヒーローを目指し切磋琢磨する日常へと戻っていく。

 

 

 

 

 

*1
BLEACH

*2
D.Gray-man

*3
HUNTER×HUNTER




ひーちゃんのお部屋。
下手くそですみません。


【挿絵表示】


ハイツアライアンスのお部屋の広さですが、ヤオモモのお部屋に勉強机(通常幅1mくらい。プラス引き出し)とドレッサー(勉強机と同じくらいの幅)と花瓶置く用の台(多分幅30〜50cmくらい)とデカい本棚(目算で幅150cm以上)が一列に並んでいた事から、10畳くらいではと予想しています(アニメでは轟くんの部屋が8畳か10畳っぽかった)。

もっとひーひーカップルのイチャイチャを書いてほしいとのお声を頂いたので、R18バージョンの執筆を検討しております。R18バージョンいる?いる派が過半数なら書きます

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