上位者少女が夢みるヒーローアカデミア   作:百合好きの雑食

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8話 委員長と警報です

 

 

 今日も、麗日ちゃんと一緒に登校しています。

 

 何故でしょう? 昨日の反省会の終わりに誘われて、連日は申し訳ないってちゃんとお断りしたのに、気がついたら麗日ちゃんと夕飯を食べていました。

 いっぱい困惑しながらも、そのつど眠気に負けてしまい、流されるがまま一緒にお風呂に入り、髪を乾かして貰い、うとうとしていたらお布団の中に誘われぬくぬく抱きしめられていました。

 

(……麗日ちゃん、羞恥心とかないんでしょうか?)

 

 すごく心配になる。

 

 出会ったばかりの人と一緒にお風呂かつ同衾が平気なんて……年頃の女の子として致命的なものが欠けていると思う。

 

(私が、守ってあげないとですね……!)

 

 カァイイ麗日ちゃんの笑顔が曇るのはヤですし、恩返しをするのは当然の事です。

 

「麗日ちゃん、何かあったら私に電話して下さいね!」

「え? それは私の台詞だけど……」

「絶対ですよ!」

「……うん、分かった! ありがとうねトガさん!」

 

 にこっと頷いてくれる麗日ちゃんに満足して、早速今日から麗日ちゃんを守る事にする。

 電車で揺られながら、麗日ちゃんが潰されない様に庇い、電車を降りて駅を出ても手を離さない。昨日より少しだけ近くを歩く事にする。「……うん!」と、そうしていたら、麗日ちゃんに「トガさん!」と声をかけられる。

 

「ふぁい?」

「改まって言うのも、恥ずかしいんやけど……!」

「?」

 

 気合をいれるように、赤い顔でまっすぐに私を見る。

 

「被身子ちゃん! ……って、呼んでも良い?」

 

 へ?

 

「……えぅ? っと?」

 

 変な声がでてしまう。

 

 そんな私に、麗日ちゃんは「被身子ちゃんって、呼びたいんだ」照れながらまっすぐ好意を伝えてくれるから、全身に纏っていた眠気が一時的に遠ざかっていく。

 

「……あ」

 

 手を繋いでいなければ、指と指をあわせていそうなもじもじ具合に鼓動が跳ねて、考えるよりも先にコクコクと頷いている。

 

「わっ!! やったあ!! じゃあさ、私の事も下の名前で呼んで欲しいな!」

 

 そんなに喜んでくれるんだって、思っていた矢先の不意打ちに、痺れる舌を無理に動かす。

 

「……っ。お、お茶子……ちゃん!」

「うん!」

 

 にこー! っていうか、ぺかー! って笑顔。

 眩しすぎて、ドギマギしすぎて歯がカチカチする。

 

 お茶子ちゃんのコミュ力レベル、高すぎます……!!

 

 あまりにもカァイイオーラがすごくて、敗北の悲鳴が情けなく漏れる。 

 

「えへへ! これからもよろしくね! 被身子ちゃん!」

「……っ、はい」

 

 お茶子ちゃん最強なんです?

 

 予想外の衝撃と展開に、片手でとにかく必死に顔を隠す。

 

 嬉しいけど、ダメです! 笑っちゃダメです! 笑うのはダメです笑ったらダメなんですっ! 怖いし悪魔だし不気味だしで、我慢です私! ぐぐっと表情筋を抑え込む。

 

「……可愛いのに」

「へ?」

「……なんでもないよ!」

 

 お茶子ちゃんは、繋いだ手を誤魔化す様に揺らす。

 

(カァイイなぁ!!)

 

 悩殺されながら、大好きってお茶子ちゃんを見つめて、カチカチ止まらない歯の音に「……あ」少しだけ、冷静になってしまう。

 

(……お茶子ちゃんは、本当にカァイイなぁ)

 

 でも、あんまり好きになりたくないな。

 

 疼く犬歯に眉を寄せて、口元を覆いながら目を伏せる。

 上機嫌なお茶子ちゃんに気づかれない様に、ぷつっと舌を噛んだ。

 

 

「あ! 見て、被身子ちゃん。今日もたくさんいるよ!」

「……んっ、本当ですね」

 

 

 顰めていた顔をあげると、雄英高校の門前にはたくさんの人がいる。

 

 オールマイトの就任が全国を驚かせて、連日マスコミが押し寄せる騒ぎになっている、だそうですが。あの人たち邪魔だなぁ。……飽きないんですかね?

 

「……うーん。被身子ちゃん、昨日のまたお願いしても良い?」

「はい、大丈夫ですよ」

 

 お茶子ちゃんのお願いに快く頷いて、繋いでいた手を離して、お茶子ちゃんの腰に手を回す。

 そのまま、お茶子ちゃんを抱き寄せながら門前までまっすぐに進んでいく。

 

 

「あ! “平和の象徴”が教壇に立っているということで、様子など聞かせて――――あれ?」

 

 

 マイクを持つお姉さんの視界から消える様に、纏わりつこうとしてくる大人達を躱していく。存在を消せないお茶子ちゃんをあえて囮にして、スイスイっと。邪魔な人達の波を通り抜けて、門の中に入る。

 

「うひゃあ! 昨日も思ったけど、被身子ちゃん凄いなぁ。力持ちやし、背中に目がついてるみたいやん!」

 

 お茶子ちゃんは、楽しそうに目をキラキラさせている。カァイイ。

 脳に瞳がありますね、とは言わずに「そうですかね」と謙遜してみる。

 

「あと、昨日も聞いたけど……重くなかった?」

「昨日も言いましたけど、軽いですよ」

 

 後ろのうるさい人たちの声を無視して、お茶子ちゃんを地面に降ろす。

 本心からそう言えば、お茶子ちゃんは嬉しそうにしている。

 

 ええ……ローゲリウスの車輪とかいう、頭がおかしい武器も扱える私としては、お茶子ちゃんを五人抱えても今の動きができる自信があります。

 

「……でもなぁ、昨日はお昼を食べ過ぎちゃったし……夕食も、食事代を半分出して貰えて、贅沢しちゃったし」

「お茶子ちゃんってば」

 

 笑顔が一転して不安になるのがカァイイと、ぽふぽふとその肩を叩いて宥めてあげる。

 

「お茶子ちゃんは、羽みたいに軽いですよ」

「は、羽?」

「はい。なんなら、教室まで抱っこしていきましょうか?」

 

 ね? って、戸惑うお茶子ちゃんの手を握って、からかう様にその頬に手を伸ばそうとして、ふわ……っと欠伸が漏れてしまう。

 

(……私が格好をつけるのは、一生無理ですね)

 

 ちょっとだけ、お茶子ちゃんの慌てる顔が見たかったけど、早々に諦めて止まらない欠伸を繰り返しながら教室に向かう。

 

「……被身子ちゃんって」

「? ふあぁ」

「……ギャップがずるいね」

 

 はい? ぎゅーっと手を握られて、首を傾げるも答えは返ってこなかった。

 

 よく分からなかったけど、教室に入れば席が違うので、手を振って早々に別れてしまう。

 そのまま自分の席にむかうと「おはようございます」と前に座る八百万ちゃんに挨拶される。

 

「おはようです……」

 

 挨拶して、いつもの様に寝ようとしたら……思いついてしまう。

 

(……んー)

 

 ちょっとだけ。

 せっかくだしと。

 

「ねえ」

 

 八百万ちゃんの背中を、ちょんちょんっと指でつく。

 

「はい?」

 

 振り向く八百万ちゃんに、少し間をあけながら口を開く。

 

「あのですね。……良かったらで、いいんですけど」

「何でしょうか? 遠慮なく仰ってください」

 

 微笑み、胸に手を当てる誠実さにホッとして、素直に口に出す。

 

「八百万ちゃんのこと『百ちゃん』って、呼んでもいいですか?」

 

 ピタ、っと。

 

「――――」

 

 笑顔のまま動きを止めてしまう八百万ちゃん。

 

 数秒ほど流れる沈黙に「あ……」出会って数日で、馴れ馴れしすぎたとやっと気づいて「や、やっぱりいいです!」と、机に逃げる様に突っ伏す。

 

「あ! 渡我さん!? 違うんです!」

 

 遅れて声がかけられるが、立ち直れそうにない。

 

「……いいんです。忘れてください」

「いいえ! 忘れませんし、誤解を与えてしまった事を正式に謝罪しますわ! 予想外で、不意打ちが過ぎただけなんです!」

 

 どういう意味ですか……!?

 流石に何かが酷いのではないかと、拗ねながら顔をあげると、八百万ちゃんに手を握られる。

 

「どうぞ、私の事は百とお呼び下さい」

「……じゃあ、百ちゃんも……私を下の名前で呼んで下さい。じゃないとヤです」

「……はい。よろこんで、被身子さん」

 

 滲む様に微笑む八百万ちゃんに、ようやく安堵する。

 

 そこで、自分のおかしな積極性に気づいて、軽く戸惑いながら「……もういいです」再度机に突っ伏す。

 きっと、全部お茶子ちゃんのせいだと、変な事をした自分を悔いながら目を閉じる。

 

「……」

 

 だけど、いつもより少しだけ寝付けないと腕の位置をかえて、もぞもぞ定位置を探していると、頭を撫でられる。

 

(……!)

 

 百ちゃんの手だと気づいて、身体から力が抜けていく。

 

(……私の方が、お姉ちゃんなのに)

 

 照れが混じった不満は、けれど纏わりつく眠気にあっさりと溶けてしまう。

 

 その撫で方が、少しだけ慣れていない感じで、カァイイと思った。

 

 

 

 

 

「渡我を起こせ」

「はい! 被身子さん、HRがはじまりますわ! 起きて下さい!」

「んむ!?」

 

 気づいたらHRがはじまっています。

 

 ずっと頭を撫でてくれた感触があるから、少し名残惜しい気持ちで百ちゃんにお礼を言えば、微笑んで頷いてくれる。

 相澤先生は厳しいから、下手に怒られて宿題とか課されたくないと、頑張って起きてますアピールをする。

 

「昨日の戦闘訓練お疲れ。Vと成績見させてもらった」

「!!」

「爆豪、おまえもうガキみてぇなマネするな。能力あるんだから」

「……わかってる」

 

 なんか、空気が重いですね。

 

「で、緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か」

 

 え? 緑谷くん、また怪我してたんです? ……ああ、だから講評の時もいなかったんですね。

 

「“個性”の制御……いつまでも『出来ないから仕方ない』は通させねぇぞ。俺は同じ事を言うのが嫌いだ。()()さえクリアすれば、やれることは多い。焦れよ緑谷」

「っはい!」

 

 ……ねむいです。

 

「さてHRの本題だ……急で悪いが今日は君らに……」

 

 そういえば、アパートの四隅のお塩。もう黒ずんでそうですね。

 

「学級委員長を決めてもらう」

「「「「学校っぽいの来たー!!!!」」」」

 

 今日こそかえ…………びっっっくりしました。

 ドキドキしていると、皆が凄く盛り上がっている。

 

「委員長!! やりたいですソレ俺!!」

「ウチもやりたいス」

「オイラのマニフェストは女子全員膝上30㎝!!」

「ボクの為にあるヤツ☆」

「リーダー!! やるやるー!!」

 

 その狂騒を、物理的に机も離して見守ります。

 

 口を開かないだけで、物静かに手をあげている面々というか、私以外の全員がやりたがっている光景に、心の距離が開いていきます。『爆破』の子すら、やらせろ! って感じに手をあげています。……こわい。

 

「静粛にしたまえ!! “多”をけん引する責任重大な仕事だぞ……! 『やりたい者』がなれるモノではないだろう!!」

 

 飯田くん……!

 

「周囲からの信頼あってこそ勤まる聖務……! 民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら……これは投票で決めるべき事案!!!!」

 

 挙手したまま言っても、説得力皆無です……!

 

「そびえ立ってんじゃねーか!! 何故発案した!!」

「日も浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」

「そんなん皆自分に入れらぁ!」

 

 それな、ですよ。

 

「だからこそ、ここで複数票を獲った者こそが真にふさわしい人間という事にならないか!? どうでしょうか先生!!」

「時間内に決まりゃ何でも良いよ」

 

 あ、先生寝ます? じゃあ私も寝ます。……百ちゃんにいれとこ。

 もそもそと寝の姿勢にはいりながら、耳に入る喧騒を子守歌に目を閉じる、

 

 委員長とか、寝る時間が減っちゃうだけですと、我関せずにすやぁする。

 

 まあ、十分ぐらいですぐ起こされちゃいますけど、緑谷くんと百ちゃんが同票で、じゃんけんして百ちゃんは副委員長になったらしいです。

 

 

「まあ! では、被身子さんが私に入れてくださったのですね!」

「はい。百ちゃんなら、良いなぁって思ったので」

 

 お昼になり、改めて詳細を聞きながら、お昼ご飯の和食を食べる。

 ちょいちょいと焼き魚をほぐしながら頷けば、百ちゃんが大げさに感動している。

 

 ……ランチラッシュが、最終的に白米に落ち着くっていうから、白米だけを食べていると、クラスメイト達から無言でおかずを増やされていくという謎のシステムがあるので、最初からおすすめを聞いておくのが平和です。

 

「なになに!? いつの間にか2人ってばすごく仲良しだね! 名前で呼び合っちゃってさ~!!」

「そんな……! すでに親友だなんて……!」

「言ってないんだよなー!!」

 

 謙遜しながら満更でも無い百ちゃんと、乗っかってあげる葉隠ちゃん。カァイイなぁ。

 

「朝、すっごい可愛い事してたからねー。葉隠は見逃しちゃったかー」

「えっ、何それ知らない! 後で教えて!」

「私も知りたいわ」

 

 今度は芦戸ちゃんと梅雨ちゃんも加わって、楽しそうにきゃっきゃっしてる。

 

「……渡我って、やっぱり手先が器用なんだね」

「? そうです」

「うわ、魚の骨、すごい綺麗にとれてる!」

「偉いわ」

 

 耳郎ちゃんの感心した声と、驚く葉隠ちゃんと、褒めてくれる梅雨ちゃん。そういうものかと首を傾げながら、賑やかな昼食は楽しいです。

 お茶子ちゃん以外のA組女子が集まっていて、私の左右隣に耳郎ちゃんと葉隠ちゃん。向かいの席に百ちゃんと芦戸ちゃんと梅雨ちゃんが座っている。

 

 カァイイなぁって思いながら咀嚼していると「……んむ?」ふと、何らかの“前兆”を感じて、箸を置きながら姿勢を正す。

 

「トガちゃん?」

 

 どうしたの、と続くだろう声は爆音、というよりは激しく鳴り響く警報に掻き消える。皆がギョッとして腰を浮かし、構えていた私も音量にびっくりした。 

 

 

『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難して下さい』

 

 

 あらら。

 

「セキュリティ3!? 誰か知ってる!?」

「いいえ……しかし!」

「わ、わわわわっ!?」

「これ、まずくない、ウチらの位置って、入り口に近い……!!」

 

 食事中ですが、緊急事態ですしと席を立って、そっと手を合わせる。

 

「百ちゃん、芦戸ちゃん、梅雨ちゃん」

「はい!」

「えっ、どうした!?」

「ヒミコちゃん?」

「……そっち、頑張って下さいね」

 

 流石に手が足りないので、とお茶子ちゃんみたいに謝っておく。

 

 そして、耳郎ちゃんと「え!?」葉隠ちゃん「わわ!?」の腰に手を回してひょいっと抱き上げる。そのまま、ドッと出口を求めてパニック状態になる生徒達の群れを、スルスルと避けていく。

 

「まあ!」

「えっ、ずるい! っていうか、すごっ!!」

「……2人も抱えて、あんなに動けるなんてすごいわ」

 

 むむ? 不規則な人間の波を躱すのは、ちょっと難しいですね

 

 決して逆らわず、しかして流されず、巻き込まれるのだけは避けて、行儀が悪いので机の上には乗らずに、くるくると落ち着ける場所を探していく。

 

「うわ、ちょ、渡我、急すぎるって……!!」

「ごめんねぇ」

「重くない!? 昨日の訓練の時もだけど、腕とか大丈夫!?」

「大丈夫ですよ」

 

 少し楽しくなりながら、驚いている耳郎ちゃんと、慌てている葉隠ちゃんを両腕で支えたまま、お茶子ちゃんに言った時より気持ちを込めて言ってみる。

 

「羽みたいに、軽いです」

 

 あ、窓際の無人地帯発見です。

 

「ここなら安心ですね。百ちゃん達、大丈夫だといいんですけど、人混みが凄すぎますね」

 

 いざとなれば、窓をぶち破れば良いやと、2人を降ろす。

 耳郎ちゃん達を見れば、耳郎ちゃんは首ごと顔を逸らして胸をおさえている。葉隠ちゃんは両手で顔を覆っている。

 

「……渡我」

「はい?」

「あんた、顔と発言には気をつけた方が良いよ」

 

 え? 突然のダメだし……?

 

「トガちゃん……私もそういうのダメだと思う!」

 

 葉隠ちゃんまで……!?

 

 動揺して、考えて、もしかして『羽みたいに軽い』って、女の子にはダメな発言だったんです? と焦るも、私は言われたら嬉しいです。女の子なので、そこは間違っていない筈です。

 

「渡我はさ、日常と非常時の差異が激しすぎるんだよ」

「……うんうん!」

「いつ見ても寝てるのに、さらっとこういう事するのがさ」

「……ちゃんと考えて!」

 

 そ、そこまでの事なんです……?

 

(難しいです……!)

 

 悲しくなって、答えの分からない疑問に溺れていると、飯田くんが急に非常口マークみたいになって「大丈ー夫!!」と大きな声を出している。

 

 ……もしかして、ああすれば良かったんです?

 

 試しに尋ねてみたら、2人から何とも言えない顔で首を振られたので、もう考えるのをやめました。

 

 近くのテーブルでふて寝します。

 背中を撫でて謝ってくる2人なんて無視します。

 

「渡我、ありがとうね。すごく助かった」

「私の“個性”こういう時はすっごく危ないから、本当にありがとね!」

 

 ……ふん、です。

 

 そして、次に目が覚めたら教室で、自分の席にいました。

 その後はなんやかんやと、クラス委員長は飯田くんに決まりました。

 

 どうでもよかったし、すっかり拗ねてしまった私はそのまま更に眠って、起きたら相澤先生に宿題を増やされていました。

 

 

 

 

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