誤字報告をしてくださるユーザーの皆さんいつもありがとうございます
~~??階層~~
ザアアアアアア
「ぷは!」
奈落で見つけた水路に飛び込んだ竜護達は、流れに任せ進みある程度進んだ時に竜護は岸に上がった。
「八重樫!園部!」
ガシ
「助かった」
「ありがと」
竜護は流れてくる雫と優花の手を掴み助けだし、二人は竜護にお礼を言った。
「アグモン!ホークモン!」
ガシ
「助かった!」
「ありがとうございます。竜護殿」
次に流れてきたアグモンとホークモンを助け出した。
「とりあえずどこかで服を乾かしたらハジメ達を探そう」
「「「「うん」」」」
竜護は一度服を乾かしてからハジメ達を探すことにした。
~~三十分後~~
「香織!」
「ハジメ!」
休憩が終わりハジメ達を探し始めた竜護達、雫と竜護は声を出して探索をしているが、ただ声が響いただけだった。
竜護達は辺りを警戒しながら探索していると、少し先に動く影を見つけた。
「香織!?」
「待て八重樫!?」
影を見つけた雫はその影に向かって行った。竜護はすぐに声を出して止めたが、雫は影の方に走って行った。
「香織!?」
「……」
「!?違う」
雫が見た影は、ウサギ型の魔物だった。
「八重樫!!」
「!?」
シュウ
「!?(早い!?)」
竜護の声に我に返った雫だが、魔物は縮地を使い雫との距離を一気に縮めた。
雫は魔物の行動に反応できなかった。
「キュウ!」
「!?」
ダン
「え?」
「くっ!?」
「赤木くん!?」
魔物の蹴りが雫に迫った。とっさに目を瞑り蹴った音は聞こえたが雫にはダメージは無かった。
雫が目を開けるとデジソウルを体に纏った状態で両手をクロスして魔物の蹴りを防いだ竜護がいたのだ。
「バカやろう!!気持ちは分かるが焦るな!」
「…ごめんなさい」
竜護は雫に勝手な行動をしたことに怒り、雫は謝った。
「キュウ!」
ダン
「くっ!?」
魔物は竜護達の話なぞ関係ないとばかりに竜護に蹴りを入れ距離を取った。
「(
竜護は魔物の攻撃で65階層に居たベヒモスクラスだと感じ取った。
「八重樫一旦下がれ!園部、ホークモンは八重樫と下がって身を隠せ!アグモンはサポートを頼む!」
「「「わかった!/わかりました!」」」
「え」
竜護は雫達に指示を出して園部、ホークモン、アグモンは理解したが、雫は状況が分かってなかった。
「雫殿、ここは下がりましょう」
「でも…」
「今の我々では竜護殿の足手まといです。」
「!?(足手まとい)」
ホークモンは雫に近づき下がるように言ったが、雫は竜護を置いていくことに抵抗があった。
だがホークモンは自分達が近くに居れば足手まといだと指摘した。雫はホークモンの言葉に動揺したが、何も言い返せなかった。
「「……」」
竜護と魔物はお互い警戒しながら目を反らさなかった。
お互い警戒し同時に仕掛けてきた。
「「おら!/キュウ!」」
ダン
「まだまだ!」
「キュウ!」
ダンダンダンダンダンダンダン
竜護と魔物はお互い蹴りを連続で繰り広げた。
お互い譲らない攻防が繰り広げていた。
「すごい」
「我々に入る隙がありません」
「……」
竜護と魔物の攻防を見ていた雫達は、呆気になってしまった。
優花とホークモンは二人(?)の戦いに声を出していたが、雫はどこか悔しそうに黙っていた。
「おら!アグモン!」
『ベビーフレイム』
「!?キュウ!」
「マジか!?」
「うそ!?」
竜護は魔物を上に蹴り上げアグモンに声を掛けた。アグモンも何をすればいいか瞬時に理解して魔物に攻撃を出した。
だが、アグモンの攻撃は魔物の持つ天歩によって避けられた。
魔物の行動に竜護とアグモンは驚いていった。
「アグモン」
「分かった」
竜護は目線を少し雫達の居るところに向けアグモンはそれだけで何をすれば良いか理解した。
アグモンは雫達の近くまで下がり、竜護は魔物に集中した。
「(デジソウルを一点に集中して次で決める!)」
竜護はデジソウルの九割を右足に集中させ魔物に突っ込む体勢には入った。
「…」
魔物も竜護が次で決めると感じ足に力を溜め始めた。
「「…」」
ダン
「「ウオオオオオ!!/キュウウウウウ!!」」
お互いの蹴りは繰り出された。
そして勝ったのは、
「「…」」
「礼を言うぜ。魔物」
「…」
「おかげで強くなる糧になった」
「キュゥ」
バタン
竜護だった。
「竜護!?」
「「赤木!?/君!?」」
「竜護殿!?」
竜護が勝利したと思いアグモン達は竜護の元に向かった。
「竜護大丈夫?」
「ああ、問題ないが…」
「どうしたの?」
「戦って分かったが、あの魔物、体が小さいがベヒモスクラスはある感じだった」
「「「「!?」」」」
アグモンが竜護の心配をすると竜護自身は大丈夫と伝えるが、アグモンは竜護の反応に疑問を感じた。
竜護の口から先程戦ったウサギ型の魔物は65階層にいたベヒモスクラスだと答え、アグモン達は驚いていた。
「それなら香織は!?」
「まだ分からない、錬成魔法で身を潜めている可能性はある。まずはその痕跡を探そう」
「「「わかった/わかりました」」」
「…」
雫は竜護の言葉に動揺したが、竜護はまだハジメ達が生きている可能性を伝え探索を再開した。
その中、雫はどこか影があった。
探索を再開してから未だに竜護達は痕跡を見つけられずにいた。そんなとき、
「!?おい!あそこ!!」
「「「「え?」」」」
竜護が何かを発見し指を指した。
アグモン達も声に釣られ竜護の指差す方に目を向けた。
竜護が指差した方には壁があり下の方が穴が開いていたのだ。
「あれって!?」
「ああ、もしかしたらハジメが開けた穴かもしれない」
竜護達は穴のある方に向かった。
「俺が錬成で穴を空けるみんなはその後に来てくれ」
「「「「わかった/わかりました」」」」
「それと、八重樫」
「分かっているわ。もしもの可能性も」
「…八重樫」
「でも、この目で見るまでは絶望したくない!」
「ああ、それで十分だ」
竜護はアグモン達に声を掛けた後、雫にある可能性を話し雫は自分自身の目で見るまでは諦めないことを告げる。竜護も雫の答えに納得した。
「いくぞ!錬成!!」
竜護は錬成魔法を使い穴のあった所を人が通れる大きさに広げ、雫達が入り終わったら魔物が入れないように入り口を閉めた。
「(ハジメ、白崎、生きていてくれ)」
「(香織、南雲君)」
竜護と雫の心の中で二人の無事を祈りながら進んでいった。
壁を錬成しながら進んで行くと先に空間がある事を示すように小さな穴が出来光が漏れていた。
「「「「「!?」」」」」
竜護は一旦止め雫達の方に振り向いた。
「みんないいな」
「「「「うん」」」」
竜護は雫達に確認を取り穴を開けた。
「「ハジメ!白崎!/香織!南雲君!」」
竜護と雫が真っ先に入りハジメ達の名前を呼びながら入るとそこには驚きの光景があった。
「「!?」」
「な!竜護!?」
「え!?雫ちゃん!?」
竜護と雫が入った先に空間が出来ており人が生活出来るぐらいのスペースがあった。
そして竜護達が目にしたのは、身長が見るからに170センチ以上あり、頭髪が真っ白に染まっており、赤黒い線が数本ほど走っている。ハジメと香織の面影がある男女がいた。
生まれた姿で抱き合いながら。(見てはいけないところは見えない状態で)
「「「「……」」」」
「どうしたの?」
「雫殿、どうなさりましたか?」
「赤木、雫、どうしたの?」
竜護、雫、ハジメ、香織は、しばらく沈黙していたが、部屋の中が見えないアグモン、ホークモン、優花は竜護達の様子を心配し声を掛けた。
「……とりあえず、五分待つから着替えろ」
「「はい」」
竜護は一度ハジメと香織に一言いい、二人が返事をした後錬成魔法で出入り口を一旦閉めた。
「「……」」
「「「?」」」
ダン
「「「!?」」」
入り口を閉め無言になってしまった竜護と雫を状況が分からないアグモン達は首を傾げる。
その時竜護は横の壁を殴ったのだ。
「分かっている。
「…香織あんたって子は」
「「「(…一体何を見たのだ)」」」
先程見た
それを見たアグモン達は口にはしていないが心の中で中の光景が気になった。
まさにカオスの状態であった。
いかがでしたでしょうか?
今年中に後一話書けたらいいなと思っています
デジモン図鑑
シュリモン
レベル
アーマー体
タイプ
突然変異型
属性
フリー
必殺技
・紅葉おろし
・草薙
プロフィール
“純真のデジメンタル”のパワーによって進化したアーマー体の突然変異型デジモン。“純真のデジメンタル”は“草木”の属性を持っており、このデジメンタルを身に付けたものは自然に同化する能力をもち、木の葉が舞うごとく風にかくれ、敵の死角よりあらわれて的確な攻撃を叩き込む。その姿は、まさに忍者といえる。得意技は伸びる手足の先の手裏剣を回転させ敵を攻撃する『紅葉おろし』。必殺技は、背中の大手裏剣を空中高くから敵に投げつける『草薙』。(『草薙』と『紅葉おろし』は手裏剣の名前でもある)