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今日デジモンゴーストでついにガンマモンが究極進化しました!
シリウスモン、どこかオメガモンを感じさせる姿でした。
チェリーモンとアンゴラモンの究極進化も楽しみです。
オルクス迷宮の奈落に落ちたハジメと香織を探しに来た竜護、雫、優花、アグモン、ホークモンは、奈落で見つけた水路から別の階層に入り、その階層の魔物と戦いなが探索を行い、ついにハジメ達を見つけたのだった。
「「……」」
「「……」」
「「「(((なんですか/なにこの空気は…)))」」」
今、ハジメ達が見つかったハジメが作った部屋で、互いに向き合い互いに何も話さずにいた。
図にすると
ハジメ|香織
竜護|雫
アグモン|優花|ホークモン
端から見ると
「…ハジメ、白崎」
「「!?」」
「すまなかった」
「「え?」」
ハジメと香織は竜護がいきなり頭を下げて謝ったことに戸惑った。
「あの時、一番近くに居ながら何も出来なかった。助けられずにすまない」
竜護は頭を下げながら、ハジメ達が落ちたときに何も出来なかった事で、ハジメ達が奈落に落ちてしまった事を謝罪した。
「頭を上げてくれ竜護」
「…」
「俺は、お前のお蔭で生き延びた部分もあるんだ」
「え?」
ハジメは竜護に頭を上げるように言うが、竜護は上げようとしなかった。
次のハジメの一言で竜護は頭を上げたのだ。
「お前が訓練初日に言ったこと覚えてるか」
「ああ」
「そのときお前は…」
『ハジメ極めろ。極めて極めて誰にも負けない強さを持て、お前にはそれが出来る知識と集中力がある』
『・・・支えてくれる奥さんがいるからな』
「って言ってくれた。俺には
「…」
「故郷に帰りたい、香織と一緒に生きたいと思った。だからこうして生きていられた」
「…ハジメ」
ハジメは訓練初日に竜護に言われたことを思い出しながら、自身の思いを竜護に話した。
「私も、ハジメ君と生きたい、ハジメ君を支えたいと思ったから頑張れたんだよ」
「…白崎」
香織も自身の気持ちを語った。
「そうか、俺の言葉がきっかけになってよかったよ」
竜護もハジメと香織の言葉に心が救われたようだ。
「それより、竜護」
「ん?」
ハジメは竜護に真剣な顔と声で話しかけた。竜護はハジメの真剣な表情に疑問を持った。
「ソイツらデジモンか?」
「え?あ、ああ、本物のデジモンだぞ」
「俺アグモン!竜護のパートナーだよろしく!」
「私はホークモン。雫殿のパートナーです」
「「本当か!?/に!?」」
ハジメが竜護の後ろで今まで黙っていたアグモン達について質問をし、竜護はアグモン達が本物のデジモンであることを肯定した。
アグモンとホークモンはそれぞれ自己紹介をし、ハジメと香織は驚いた。
「どういうことだ竜護!?」
「雫ちゃん!?私知らないよそんなこと!?」
ハジメと香織は、アグモンとホークモンが竜護と雫のパートナーであることを驚きながらも質問した。
「落ち着け、アグモンは六年前に地球で別れて、三日前にトータスの城内で再会したんだ。八重樫の方は、前日に城内で怪我をしたのを保護して、数時間前に八重樫のパートナーになったんだよ」
「「…」」
ハジメと香織はお互いの友人に質問し、竜護が答えた。
竜護の言葉に二人は放心状態であった。
「とりあえず、お互いに情報交換しよ」
「「「「「「わかった/わかりました」」」」」」
竜護は、ハジメ達が奈落に落ちた後の事を話した。
みんな無事に地上に戻れたこと、檜山の無断行動を謝罪の一言で許されたこと、アグモンの再会、ハジメ達を助けるための話し合い、ホークモンとの出会い、竜護が異端者になったこと、作戦決行の時に起こったことを話した。
「「…」」
「まあ、こんなところだな」
ハジメと香織は竜護達の説明で無言になってしまった。竜護は何でもないように言っているが、迷宮での事から一週間もたっていないのに竜護達に起こっていることに、ハジメと香織は絶句していた。
「?どうした?」
「「色々とご迷惑を御掛けしました!」」
「何で謝罪!?」
ハジメと香織が無言になったのを竜護は気になり声を掛けると、二人は竜護に謝罪をしたのだ。いきなりの謝罪に竜護も驚く。
「いや、俺達が奈落に落ちなかったらこんなことにならなかったと思ってな」
「うん」
「お前らのせいじゃねえよ。どのみち俺は異端者に成ってただろうし、王国にはいずれ抜け出そうとしていた。それが、予定より早まっただけだ」
「「「「「「え?」」」」」」
ハジメは自分達のせいで異端者になったと思ったことを説明し、香織はハジメの説明に肯定した。
しかし、竜護は自身がいずれ異端者にに成ることを予想しており、王国を抜け出すことを計画していたことを話す。
いずれ王国を抜け出すことに、ハジメ達だけではなく雫、優花、アグモン、ホークモンも疑問に思った。
「理由は三つ。一つ、教会は魔人族を倒してももとの世界に帰さない可能性がある」
「なんでよ!?」
竜護が教会が元の世界に帰さない可能性を言ったら、優花が声を上げた。
「俺達が召喚されたとき、イシュタルは帰してくれるかもとしか言ってない。魔人族を倒しても他の理由を使って残す可能性がある。だから、ある程度情報が集まったら、帰る手掛かりを探すために王国を出るつもりだった」
「…そんな」
竜護は帰れない可能性の理由を説明し、優花はその事に絶望した。
「二つ目。訓練初日に俺のステータスプレートが勇者より高いのと、技能のほとんどが見れなかったためだ。本来勇者が世界を救い導く存在なのに、錬成師の俺が勇者よりも高いステータスが教会には面白くなかったんだろ。それに技能はエヒトの加護だ。閲覧できない時点でエヒトに仇なす存在だと思ったんだろう」
「なるほどな」
二つ目の理由、ステータスプレートが勇者より強く、技能が見れない事が理由で異端なる可能性を言い、ハジメはその理由に納得する。
「三つ目。これは正直絶望的な状況だったから、早く何とかしないといけないと思ったからだ」
「「「「「「え?」」」」」」
竜護の三つ目の理由にみんなが疑問に思った。
教会が帰すつもりがないのに、それ以外の絶望があるのかと疑問に思ったからだ
「俺は教会である三枚の壁画を見つけた」
「壁画?」
「ああ、その壁画はエヒトと盟友の話だった。そして、その盟友がエヒトを敵と認識し早く皆を元の世界に帰さないといけないと思った理由なんだ」
「何でそう思ったの?」
「その盟友の名前がデジモンで、とんでもないヤツだったからだ」
「「「「「「デジモン!?」」」」」」
竜護は迷宮の訓練に行く前に教会で見つけた三枚の壁画について話をした。最初雫が壁画が出てきたことに疑問を持ったが、竜護がエヒトと盟友の話で危機感を持ったことを伝えると、アグモンがなぜそう思ったか聞き、壁画に出てくる盟友がデジモンであることにみんなが驚いた。
「その名が、『ルーチェモン』だ」
「「「「「「ルーチェモン?」」」」」」
竜護がルーチェモンの名前を言っても、デジモンの知識があるハジメ達や、デジモンであるアグモン達も知らない名前だった。
「七大魔王の傲慢を司る存在。デジモンの知識があるなら、強さで言ったらオメガモンと同等かそれ以上だ」
「「「「「!?」」」」」
「?」
竜護がルーチェモンの説明をし、その強さを言ったときデジモン知識のあるハジメ達は驚愕した。
デジモン知識の無い優花だけが、理解できていなかった。
「おい!それは本当か!?」
「ああ、本当だ」
「ねえ、さっき七大魔王って言ってたけど、それって何?」
ハジメが声を荒立てながら竜護に聞くと、竜護は落ち着いた様子で肯定した。
そして、香織が竜護の言った七大魔王について質問してきた。
「人間の七つの大罪は知っているな」
竜護の質問にハジメ達は無言で頷いた。
「それと同じで七つの罪を司るデジモン達だ」
竜護は技能を使い、七枚のカードを作った。
「憤怒のデーモン、強欲のバルバモン、色欲のリリスモン、嫉妬のリヴァイアモン、怠惰のベルフェモン、暴食のベルゼブモン、そして、傲慢のルーチェモン。この七体だ」
「え!?ベルゼブモンも!?」
「ああ、アグモンはこいつの強さは分かるな」
「うん」
竜護は一枚ずつカードを並べながら説明していく、説明の時アグモンは、ベルゼブモンが出てきたことに驚いていた。
竜護は、アグモンの声に肯定しながらベルゼブモンの強さを聞いた。近くで見ていたアグモンは、ベルゼブモンがどれ程の強さなのか理解していた。
「話を戻すが、このルーチェモンがエヒトと盟友の時点で」
「エヒトもヤバいヤツって事か」
「その通りだ」
竜護はルーチェモンがエヒトの盟友だと説明し、それを聞いたハジメはエヒトが危険な存在と聞き、竜護は肯定した。
「だから、早く皆を元の世界に帰さないといけないと思ったんだ。エヒトが皆を洗脳したりしたら、大変な事になるからな」
「「「「「「…」」」」」」
竜護の説明でハジメ達は事の大きさに無言になってしまった。
「話を変えるが、ハジメ達はあの後何があった」
「俺達は…」
竜護は場を変えようとハジメと香織に何があったのか質問をした。
ハジメの口から奈落に落ちてからの事を竜護達に説明した。
奈落で蹴りウサギに襲われたこと、爪熊に襲われハジメの左腕が喰われたこと、壁の中に逃げ込み、そこで神水を見つけ生き延びたこと、生きるために魔物の肉を食べて身体が変化したことを話した。
「こんな感じだな」
「「「「「…」」」」」
ハジメの説明を聞いて、今度は竜護達が無言になってしまった。
「ハジメ、白崎」
「「ん?」」
「本当にすまなかった」
竜護はハジメ達を助けられなかったことに罪悪感を持ってしまい、ハジメと香織に謝罪した。
「竜護、さっきも言ったが、これは俺達はお前のお陰で頑張れた部分もあるんだ。それに、戦える力が手に入ってラッキーだしな」
「うんうん、だから赤木君が気にする事じゃないよ」
「…二人とも」
ハジメと香織は竜護に気にしないよう言った。竜護は二人の言葉に少し救われた。そして、竜護はある決断をする。
「ハジメ頼みがある」
「なんだ?」
「俺にも魔物の肉を食わしてくれ」
己を捨て新たな己を手に入れる決断を。
いかがでしたでしょうか?
次回竜護が魔物の肉を食べます。
そして後1・2話であの月姫を出す予定です
次回を楽しみにしてください