ありふれた職業とテイマーで世界最強   作:ゲキ

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今回は早めに出せました
今回は訓練前夜の話ですが、ハジオカの部分はありません


月下での話

竜護達は、メルド団長率いる騎士団員複数名と共に、【オルクス大迷宮】へ挑戦する冒険者達のための宿場町【ホルアド】に到着した。

竜護達は王国直営の宿屋に泊まっている。

竜護とハジメは相部屋になり、ハジメは迷宮の魔物図鑑を読み、竜護は自分の装備の点検をしていた。そんな時、

 

コンコン

 

誰かが竜護達の部屋に訪ねてきたのだ。

その相手は、

 

「ハジメくん、起きてる?香織です。ちょっと、いいかな?」

 

ハジメは慌てて扉に向かい鍵を開け扉を開けると、そこには純白のネグリジェにカーディガンを羽織っただけの香織が立っていた。

 

「なんでやねん」

 

「白崎、お前な」

 

「え?」

 

香織の格好にハジメは突っ込み、竜護は呆れていた。

 

「あ~いや、何でもないよ。えっと、どうしたのかな?何か連絡事項でも?」

 

「ううん。少しハジメくんと話したくて……やっぱり迷惑だったかな?」

 

「……ハジメ少し外に散歩してくるわ。一時間で帰ってくるから」

 

「え?竜護!?」

 

「そんじゃあ、ごゆっくり~」

 

「ちょっと!?」

 

香織の訪問にハジメは動揺していたが、竜護は気を利かせ部屋を出た。ハジメは動揺したが、止める暇もなく部屋を出たのだ。

 

「「………」」

 

「………どうぞ」

 

「………ありがとう」

 

「あ、一言忠告」

 

「「!?」」

 

ドアの前で男女がお互い意識しているなかハジメは香織を部屋に招き入れた。香織が部屋に入った瞬間、竜護が戻ってきたのだ。行きなりの事に二人は驚いてはいた。

 

「明日大変なんだからハードなのはしないでソフトの方にしろよ。じゃあな~」

 

「竜護!?」

 

竜護は二人に忠告をし去っていった、竜護の言っていた意味を理解したハジメは少し顔を赤くしていた。

 

~~外~~

 

ハジメ達に気を使い外へ出た竜護。

 

「(は~、なんで異世界に来てまであの夫婦の気を遣わなきゃいけないんだ)」

 

竜護もハジメ達の仲の良さに少し憂鬱になっていた。

竜護がしばらく外を歩いていると、

 

ヒュ ヒュ ヒュ

 

「ん?」

 

何か風を切る音が聞こえたので竜護は気になり音のする方に向かった。

そこにいたのは、

 

「(八重樫?)」

 

木刀で素振りをしている雫であった。

 

「(こんな夜中に自主トレとはね。しかし、明日もあるし止めるか)」

 

 

雫は一心不乱に木刀を降っている。まるで、何かを振り払うように、それを見かねた竜護は雫を止めることにした。

 

「八重樫、自主トレは構わんが、今日はもう休め、明日に響く」

 

「!?赤木君、どうしたのこんな夜中に」

 

「その台詞そっくりそのまま返すよ。俺がいる理由は、夫婦の恋路を邪魔する者はケンタルモンに蹴られろとだけ言っとくよ」

 

「香織ね、全くごめんね」

 

「別に気にしないさ、一時間で戻ることは言ってるし、明日に響かないようにするようには忠告はしたから」

 

「あなたね」

 

夜中に出ている竜護に雫は質問をし、竜護は少し濁らせる言い方で答えた。その内容は、雫にも理解したらしくすぐ謝るが、竜護は気にしておらず、部屋を出るときに忠告をしたのを伝えると、雫は呆れていた。 

 

「なぁ、八重樫少しさ質問良いか」

 

「え、ええ。私が答えれる事なら(何かしら、もしかして告白!?)」

 

「お前さ……」

 

「……」ドキドキ

 

竜護は突然雫に質問をしてきた。質問に対し内心乙女になっていた。

 

「天之河と付き合ってるのか?」

 

「は?」

 

突然の質問に雫は呆気になっていた。

 

「だってよ。いつも天之河が何かやらかすとお前代わりに謝ってるじゃないか。だから付き合ってるのかなって」

 

「ないない、光輝とはただの幼馴染みよ、言い換えれば弟みたいな感じね」

 

「それでいいのか」

 

「言いもなにも、あいつの事見てないと何するか分からないからね」

 

ピ(`σ´)つ

 

「!?」

 

竜護は地球いた頃から天之河が何かやらかした時にいつも雫が謝っているのを見ていた。そこで、竜護は聞いてみたのだ。その答えは、天之河の事を弟のようだと答えた。

その答えにこのままで良いのか聞いた。仕方ないと答えたのだ。

しかし、竜護はその答えは気に入らなかったのかどこに持っていたのか笛を出して鳴らした。

 

「八重樫さんいけませんね。あなた少し危ういですよ」

 

「あ、赤木君なんか口調変わってるわよ」

 

「そこで、即席で作った四コマをどうぞ」

 

「ちょっと聞いてる!?」

 

突然竜護の口調が代わり雫がそれを指摘しても無視し、何処から出したのか、紙とペンを出し、簡単な四コマ漫画を書き雫に見せた。

 

「あなた!それは    「うるせぇ!今日こそ 

 今月の家賃よ!」   パチンコで勝つんだよ」

       (っ´Д)っ( ・`д・´)

 

「しくしくしく」      「……すまない家賃が    

         (/o\)(´_`) 板チョコに一枚

              になってしまった」  

 

「………」        「俺はお前がいないと

              ダメなんだ。俺を                               (/o\)ヽ(´□`)      捨てないでくれ雫」

 

「もう、    (о´∀`о) (´Д⊂ 「うぅ~」

しょうがないわね」

                 

 

「(あ、ありえそうね)」ゾゾゾ

 

竜護の漫画を見た雫は、未来の自分を見ているように思えたのだ。

 

「八重樫、あいつをもし思うのであれば、少し距離を置いた方が良い」

 

「で、でも」

 

「お前は、いつも甘えられるんじゃなくて、誰かに甘えることを覚えた方が良い」

 

「え?」

 

「なんでもかんでも背負ったらお前自身が潰れてしまう」

 

「……誰かに」

 

「白崎だったら受け入れてくれるんじゃないか?」

 

「……じゃあ」

 

「ん?」

 

竜護は天之河の行動も雫の行動もどちらも自分のためにはならないと思った竜護は、雫に天之河と距離を置き雫自身のために時間を使い、誰かに頼るべきだと伝えた。

それを聞いた雫はある意味とんでもない爆弾を落とした。

 

「赤木君に甘えても良い?」

 

「え!?」

 

「香織は南雲くんがいるから迷惑かけるから、…ダメ?」

 

「~~~!……お、俺で良ければ」

 

「あ、ありがとう」

 

「「……」」

雫は頼る相手を竜護にしたのだ。竜護もこの言葉に動揺していた。

そんな竜護に追い討ちを掛けるかのように、涙目に上目使いのコンボで、竜護は承諾した。

しばらく、二人の間に沈黙が流れていた。 

 

「そろそろ部屋戻るからさ、送ってくぞ」

 

「……ありがとう」

 

時間もそれなりにたち部屋に戻ろうとした竜護は、雫も部屋に送るのであった。

 

「それじゃあな」

 

「送ってくれてありがとう、おやすみ」

 

「ああ、おやすみ」

 

竜護は、雫を部屋に送り、自分の部屋に戻っていった。

 

「ただいま」

 

「お、おかえり」

 

「ハジメ明日は早いからそろそろ寝るぞ」

 

「うん、おやすみ」

 

「おやすみ」

 

竜護が部屋に戻ったときには、香織は部屋にいなかった。

ハジメの方は、顔を赤くしてい言葉も少し動揺していた。

竜護はあえて何も言わずベッドに入って眠りについた。

端から見ればだが、

 

「(やべ~!俺、八重樫になに言ってるんだ!?)」

 

竜護は、雫との会話で告白のようなことを言ったのを今さらになって恥ずかしくなっていたのだ。

 

そして、日は登り訓練当日になった。




四コマ風の顔文字の位置は気にしないでください
あと、1~2話でデジモン要素が出ると思います。
駄文ではありますがよろしくお願いします
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