NTRれたわ。絶対に金玉潰す 作:ドラマーのタケシ(53歳)
胸糞あるかもです。注意してくだちい
初投稿です。生暖かい目で見てくださると助かります
文才ないです助けて
「ルヴィア!ルヴィアぁっ!何故だ!何故オレを裏切った!」
神殿に男の悲痛な叫びが木霊する。
女はそれを見て、クスリと笑いこう言い放った。
「それはね、アルベド。貴方が弱いからよ…私は至高なる御方、私の愛しきリベルト様に愛を捧げているのよ。貴方が入ってくる余地なんて無いの。だからさよなら、アルベド。馬鹿でクズで雑魚なカス肉さん♡さ、行きましょう、リベルト様…」
ルヴィアがリベルトにしなだれかかるとリベルトは顔を赤らめながらそそくさと立ち去ってしまった。
「オレが…オレが弱いからか!強けりゃ…強ければ何でもして良いってのかよ!ふざけるな!そんな横暴、通ってなるものか!死ね間男!」
そう言い放ちアルベドはリベルトへ突貫する。
「うおおおおおお死ねえええええええええええ!!!!!!!!!!」
だが、リベルトは強かった。ローマ最強と言われたリベルトに一般市民のアルベドが勝てる道理など無い。
「フン、一度でもルヴィアがこんな雑魚に惚れていたとは考えられんな。死ねゴミクズ。オラッ!死ねッ!クズがッ!」
リベルトの裏拳がアルベドの鳩尾に突き刺さり蹲った所に蹴りを入れ、後頭部に肘を打ち付ける。
「ゴフッ!ガッ!?がはァ!!」
「オラッ!オラッ!雑魚がッ!二度とッ!俺様に!逆らうなよ!」
「グハッ!グェッ!がぁっ!」
ボロ雑巾と化したアルベドに唾を吐き捨て、今度こそリベルトとルヴィアは去っていった。
「ぁ…ま……て…ころ…す…ころして…やる…うっ…」
恨み言を言いながらアルベドの意識は落ちた。
さて、その騒動を見ていたものが一人いた。
鳥か?悪魔か?天使か?いいや、魔術師だ。
悪い魔術師がアルベドの境遇を見てほくそ笑んだ。
「キヒヒッ!コイツは使えるぜ…!コイツの復讐心と根性が有ればコイツを魔人化させた後殺せば…キヒヒッ!きっとワタシも根源へと至れるはず!」
クズである。だが魔術師とは得てしてそう云うものだ。
自分のためなら禁忌をも厭わない。それが魔術師という生き物た。
魔術師は早速アルベドを回収し、自らのアジトへ連れ帰った。
◆◆◆◆◆◆
目が覚めるとオレは薄暗い部屋に居た。
何だここは?オレを解放しろ!
「おやおや、目覚めてからそれとは随分と威勢の良い事だ」
誰だ!?
声のした方を見ると、如何にも魔術師と言った風貌の男が立っていた。
何が目的だ?オレを拘束して何をする気だ?
「まぁまぁそう焦らないで…これはオマエにとっても良い取引なのだよ」
取引?どう云う事だ!
「キヒヒッ…先ずは聞け。オマエには復讐したい相手がいるだろう?憎くて、殺したくて仕方ない奴が居るだろう?」
ああ、いる。殺したい。殺したい。アイツの臓物を引き裂いてやりたい。
あの女もだ。裏切り者の血を啜ってやる。穢れた血を浄化してやる。
「キヒヒッ!その意気だよ、アルベドくん…ワタシはマギア。魔術師マギアさ。黒魔術師、悪い魔法使い。どちらで呼んでくれても構わないよ」
そんな事はどうだって良い。本題を言え。
「ああ、すまないすまない。では本題だ。君に復讐する力を与える代わりに、君には魔人になってもらおう。まぁ、拒否権は無いんだけどね」
わかった。それで行こう。早く殺させてくれ。
「せっかちだなぁ!君は!でも嫌いじゃ無い。さぁ、いまから改造するけど何か希望はあるかい?」
希望…そうだな、確実に殺せるように身体能力の向上。復讐を果たす前に死なないようにする為の再生能力。そしてアイツらを絶望させる為の圧倒的な力。この三つが欲しい。
「キヒヒッ!任せてくれたまえ…」
突如、オレの身体中に電流のような痛みが流れ込む。
「ぐあああああああーーーっ!」
「痛むのは最初だけ…キヒヒッ!これは凄まじい!!期待以上だ!」
「うおおおおおおおーーーーーっ!!!!」
苦しい!!苦しい!!だが、耐えろ!!これも全て復讐の為!
必ず殺す!必ず…殺す!かならず…ころ…す…
◆◆◆◆
数刻後、アルベドが目覚める。
突如吹き荒れる暴力的な魔力。思わずマギアも盾を貼るぐらい強力なものだ。
「なんだ…オレは…どうなった…」
そこにいたのは、かつてのアルベドではない。
黒かった髪は真白に染まり、青い瞳は紅く爛々と輝き、細身の身体からは想像も出来ないような力の奔流が溢れ出している。そして特徴的なのは頭部に生える大きな角。これがアルベドが魔人であると云う事をハッキリと証明していた。
「素晴らしい…!素晴らしい!まるでインディアの修羅だ!」
「そうか…ならばオレは最早アルベドではない。修羅だ。名も無き修羅だ。この命、復讐終わる時まで尽きることは無い」
こうして、この世界に一体の羅刹が生まれ落ちた。
名をアルベド。またの名を修羅。
彼の獣は復讐を果たすまで止まることは無い。
たとえそれが、生まれ変わり輪廻の果てに至る時までも。