能力を得て転生したらデアラの世界だった話(消失) 作:スロート
前回のあらすじ!
俺は十香の件もあり学校が臨時休校していたのだが今日から学校が再開すると、何故か俺の通う学校に十香が転校という形で俺のクラスにやって来た。
そして俺は帰り道よしのんと四糸乃と友達になり、琴里に士道の家に来いと言われ来ると何故か士道の家に(強制的に)住む事になった。
「ガァァァァァァア!」
俺の名前は優希。普通の__(カット)
今俺は昨日寝た部屋で奇妙な声を発している。
何故なら
「ふざけんなぁぁぁあ!此処でバッドエンドはおかしいだろぉぉぉ!?」
ただいま俺は令音が俺のパソコンにギャルゲーであるリトル・マイ・シドーα版を入れた為、プレイして発狂してます。
いやだって可笑しいんだもん。
カナというキャラクターをデレさせてキスさせるゲームなのだが、なんと最初の選択肢が10個ある。
まだね?誤った選択肢をすると即バッドエンドならその選択肢を押さなくてで良いんだが、何とこのゲームはどの選択をしても次の選択肢が出てくるのだ。
それを7回ほど。
そしてその選択肢が一個でも違うと最後の最後の選択肢の後バッドエンドになるのだ。
え?セーブがあれば行けるだろって?
そんなの、あるわけ、無いでしょ!
なので鬼畜ゲーなのだ。
さて、ギャルゲーもとい鬼畜ゲーは置いといて何故今日も士道の家にいるのか昨日まで時を戻す。
「「十香のアフターケア?」」
「うん。彼女はゆうとの口付けによって精霊としての力を封印された。今二人の間には目に見えない経路、パスが通った状態になっているんだ」
「封印?」
「待ってください。そもそも封印って?」
「あの後説明したでしょ?」
「え?そうなの琴里?」
「そう言えばその時優希はいなかったのわね。丁度良いわ、もう一度説明してあげる。士道は好感度を上げて精霊とキスをする事によって、その霊力を封印する事が出来るのよ」
「何でそんな力が俺に?」
「そこまでは知らないわよ。ラタトスクの観測機で、調べてわかったもの…」
琴里は両膝を机につけ、手を交互に握って目線が下を向いていた。
「うーむ……なら少し調べてみるか」
「えっ?どうやって調べるんだ?」
「そうよ。ラタトスクで調べてもわからなかったのよ?」
「あのねぇ…俺を誰だと思ってる?一応能力者だぞ?ほら全員手を出して」
「良いけど何をするつもりだ?」
「良いから良いから」
士道達は首を傾げながら俺に手を向ける。
すると俺は士道、琴里、令音の手を握ると、時を止めた。
「!?これは!?」
「これって!?」
「!?」
全員驚いていた。まぁ無理はないか。
「優希!お前一体何をしたんだ!」
「この世界の時を止めた」
「はぁ!?」
「やっぱり…」
「…これはどうやって時を止めたのかな?」
士道は時を止めている事に驚いているが、琴里は2回目のせいかあまり驚かなかった。
そして令音は……驚いてないんだけどこの人。それどころか俺に質問してきたんだが!?
「理屈は知らないが、単純に能力の一つだよ。これは時を止める能力。この能力は世界の時を止める事が出来る。また、発動前に誰かと触れていれば触れている相手にもこの時が止まっている世界にいける」
「なるほどね…どうやら時計の針が止まっている事や他の人との連絡が出来ないようだから本当に時が止まっているようね」
「そんな事…あ、本当だ。時計の針が止まってる」
「それで?私達と時を止めた世界に連れてきてどうやって調べるのかしら?」
「あぁそれね…士道、また手を握るぞ」
「今度は何をするつもりだ?」
俺はその質問を無視して士道と右手で握る。
そしてもう片方を真っ直ぐ前に出した。
「サイコメトリー!」
サイコメトリーとは、簡単に言うと触れた対象の過去の映像を映せる。
更に、触って無い左手からその過去の映像を空中に映せれるのだ。
さて、過去の映像を映すとは言っても火災事件の事は此処で知られたらまずいのでそこだけ飛ばした。
すると、
「ノワァァァァァァァァア!?」
士道が何やら大きな声を出しならが俺から手を離そうと動かしてる。
何故だろうと映像を見ると、どうやら厨二病の頃の士道が映っていた。
あるよなー。アニメとか漫画好きな人は厨二病のことしたくなるよな。
さて、俺は一通り士道の過去を見終わった。
そして、
「うぅ…」
士道がこの世の絶望のような顔でガクリと机の上に頭を置いた。
「んー…士道くんの過去を見たところ何故封印出来るかわからなかったな」
「そうね。けど、これでわかった事があったわ」
「うん。士道くんは俺と同じ生まれながら能力者のように元々精霊を封印出来る能力者か、何らかの変化によって出来るようになった変異者か」
「いや後者の方一番嫌だけど!というか優希!勝手に俺の記憶を見ないでくれ!」
士道俺に対して怒っていた。
「悪りぃ悪りぃ」
ちょっとやり過ぎたかな。反省反省っと
「しん、ゆう、そろそろ話を戻して良いかい?」
うん、話が脱線したのでそろそろ進めないとな。
「わかった。じゃあ時を進めるぞ」
俺は時を進めた。
時を進めると令音はカップの中にあるコーヒーを一口飲んだ。
「彼女の精神状態が不安定になると、しんの中に封じ込められている力が逆流してしまう恐れがあるのさ」
「はぁ…」
令音は話しながら士道の近くにあるコーヒーカップを令音の近くにあるコーヒーカップに移した。
「十香は君達のそばにいる時が最も数値が安定する。精霊専用の特殊住居が完成するまでは、此処に住むのが一番なんだ」
「そしてそこに優希も住むことによって士道と優希が一緒にいる時間が増え、十香の機嫌も更に良くなるわけよ」
「そうなんですか…」
「なるほど。…一応誰も突っ込まないから俺が突っ込むが、令音先生!どんだけコーヒーに角砂糖入れてるんですか!?コップの上にも角砂糖見えてるんですが!?」
そう、先程令音は士道のコーヒーカップを令音のコーヒーカップに移すと、角砂糖をそのカップに山盛りに入れたのだ。
最早飲んだ瞬間コーヒーの味じゃ無くて砂糖の味しかしなさそう。
「すまない。どうも私はコーヒーが苦手でね」
「苦手のレベルじゃないですよね!?」
普通コーヒー苦手なら垂直から見ても見える程入れるか普通?
「優希、令音はこういう人だから諦めなさい」
「いや司令は司令で叱れや!というかこんなに砂糖使って砂糖切らすと、砂糖抜きの料理になっておやつとか作れなくなるだろ!」
「う…た、確かに家の砂糖が無くなって士道が作るおやつ食べれなくなるのはいやね。令音、少しばかり砂糖使い過ぎには気を付けなさい」
「あぁ。わかっている」
「……(本当にわかってるのかな?下手するとどっかの万事屋みたいになりそうなんだけど)」
さて、砂糖の件はこれくらいにして、そろそろ本題に戻る。
「話がまた脱線したから戻すわよ」
「わかった」
俺は令音の方は見ると、砂糖山盛りのコーヒーを何の躊躇いも無いままカップに口をつけ飲んでいた。
おっといかんいかん琴里の話を聞こう。
「それに十香がしばらく此処に住む事で士道と優希の訓練が出来るわ」
「訓練?」
「訓練ってまだやるのかよ?もう十香の力は封じ込めたって言ってたじゃないか」
「精霊が十香一人だなんて、誰が言ったの?」
「っ!?」
「……」
士道は驚いているが、俺は黙っていた。
「その通り特殊災害指定生命体、通称精霊は十香の他に数種確認されている」
「っ!?」
「(確か、十香の他に四糸乃と狂三と○○と○○○○と○○と○○とかがいたな)」
あれ?何か今雑音入らなかったか?
まぁ、ネタバレになるからいいか。
「しん、君には引き続き精霊との会話役を、ゆうはしんの護衛兼しんと同様精霊との会話役をお願いしたい。二人には女性との会話や扱いにますます慣れて貰う必要がある」
すると士道は立ち上がった。
「だ、だからって!何も十香と優希も一緒に此処で住まなくたって!…!?」
士道はが突然扉の方へ目線を向いた。
俺も扉の方へ目線を向くと、扉の近くに風呂入り終わった十香が此方を見ていた。
「シドーやはりダメか…私は…此処に居ては…」
十香は寂しそうな目をしていた。
「ぐ…もーわかったよ!」
「本当かシドー!」
十香はニコって笑顔になった。
こうして俺と十香は精霊マンションが完成するまで士道の家に住む事になった。
いや、精霊マンションに俺も住むってそれ精霊マンションじゃなくね?と思った人はいるだろう。
俺もそう思ってるよ!後で琴里に聞いてみよ。
さてと、時は今に戻る。
ただ今俺はギャルゲー…いや最早ただの鬼畜ゲーで苦戦している。
先ほど言った通りこのゲームはセーブもない、選択肢一個でもミスると最後の選択肢でバットエンド行きなゲームだが、ちゃんと良い所がある。
それはキャラクターのセリフがフルボイスなのだ。
多くのゲームとかはフルボイスでは無いのが多いがフルボイスの為あまりイライラしない…と思ったか!
何とこのゲームは会話スキップ、早送りがないのだ。
なので同じ選択肢をすると、同じボイスが流れるので最早フルボイスという点でも更に鬼畜だ。
こうしてこの鬼畜ゲーの残りの選択肢がまだ9割ぐらいになった所で、夜6時になった。
ちなみに、選択肢するたびに紙でメモをしている。
じゃないと選んだ選択肢を忘れるからね。
すると、俺のお腹から音が聞こえた。
「あー…お腹空いたな…」
さてどうするか。
まだ夕食の時間じゃないしおやつの時間でも無いしなー。
「仕方ない、もう少しだけ頑張りますか」
俺は渋々この鬼畜ゲーをもう少しだけやる事にした。
「あれ?このセリフ聞き覚えが…ってしまった!此処同じ選択肢やん!」
数分後・・・
「おーい優希ー」
「…………」
「おーい優希!聞こえてるか?」
「は!?すまん、ちょっと意識飛んでた。えと士道くんどうしたの?」
「どうしたって夕飯出来たからお前を呼びに来たんだよ」
「え?そうなの!?わかった、すぐ行くよ」
「お、おう」
その後俺は士道、琴里、十香の4人で一緒に夕食を食べる事になった。
今日の夕食は士道が作ったハンバーグだった。
士道の料理は十香から言うに[士道の料理は美味しい]と散々聞いていたが、想像以上の美味しさだった。
こうして俺たちは士道が作った料理を美味しく食べ終わり、士道は風呂に入りにいった。
なのでこの際だから琴里にあれ聞いておこう。
俺はまだ近くでテレビを見ている琴里に話しかけた。
「おーい琴里」
「あ、優希だー!どうしたのー?」
琴里は頭に白のリボンを着けていた。
「ちょっと裏琴里に用があってな」
すると、琴里は白リボンを外して黒リボン着けた。
「だから私の事を裏琴里と呼ばないでよ!」
「じゃあ今の君を何て言えば良いんだよ」
「司令とか琴里様とかにしなさい!」
「えぇ〜」
「何よ?文句あるわけ?」
琴里はギロッと俺の顔を睨んだ。
「いやぁ司令はまだ良いけど琴里様はちょっとなーって」
「神無月が私の事を偶にそう言ってるわよ?」
「えぇ…」
流石神無月は変態だからこの裏琴里の事を琴里様と呼ぶのか…
いや、冷静に考えると裏琴里は仮にもラタトスクの司令だから琴里様と呼ばれてもおかしくはないか。
「それで私に何の用わけ?まさか私を弄るために話しかけて来たとかなら貴方の足の指を全力で踏むわよ」
「いや足の指踏むって地味に痛いのやん!…精霊の特殊住宅の件だが、俺もその住宅に入る予定って事は精霊専用じゃなくね?」
「あら?優希、貴方の力は精霊との互角以上の力を持っていてそれでも尚、私は人間ですと言いたいのかしら?」
「勿論な」
「そう、でも貴方の力は危険過ぎるわ。だから精霊の特殊住宅が完成した後、今後の安全の事と考えてその住宅に無理にでも住ませるわよ」
「うぅ……」
これでも制御の能力で抑えてるのにな…
しかし、琴里の話は正しい。
俺はごくごく普通の人間では無くチート能力を扱える人なのだ。
当然、俺の事を考えて特殊住宅に済ませた方が何か起きた時素早く対処できる為でもある。
「わかったよ…けどやっぱり精霊専用特殊住宅なのに俺も入るのはおかしく無いか?」
「そう言うのは気にしなくて良いのよ!」
「あだ!?」
俺は琴里に腹パンをもろに受けた。
り、理不尽だ。
「うぅ…問答無用で俺をその住宅に住ませるのか…」
「えぇ、そうよ。本当に住みたく無いのならごく普通の人間になりなさい」
うん、無理だな。
「はぁ…あーもうわかったよ!でも琴里、一つ約束をしてくれ」
「約束?」
「あぁ。今後俺はこの物騒な力で君達をサポートするが、その時は優希じゃなくてクロスと言ってくれ。俺がクロスとASTとかにバレると面倒な事しかならない」
「確かにクロスの正体が優希たと他の人に…いえ他の企業にバレると厄介ね。わかったわラタトスクの皆に伝えとくわよ。でもヘマはしないでよね?」
「あぁ。約束な」
こうして俺は結局無理矢理だが精霊専用特殊住宅に住む事になり、琴里との約束が出来た。
俺は琴里との話が終わったので俺の部屋に戻ろうと足を動かす。
すると、何やら俺が着てる服がほんの少し引っ張られているのを感じた。
「ねぇ優希…」
俺は後ろを振り向くと、俺が来てる服の袖を引っ張っている琴里がいた。
その琴里はプルプルと何かに怯えていた。
「どうしたんだ?」
「!?いえ、何でも無いわ。ほら早く寝なさい」
琴里は俺の服を離し、俺の背中をボン!っと押した。
「え?あ、うん。おやすみ琴里」
「おやすみ優希」
俺は扉を開けて閉めようとする前に後ろにいる琴里をチラッと見ると、やはり琴里は何かに怯えていた。
「………」
俺は何も言わずにダイニングルームの扉を閉め、俺の部屋に向かうとベットの上に横になった。
「(さっきの琴里なんだったんだろう?)」
さっき琴里の様子はいつもと違う様子だった。
まるで、何かに恐れていたかのようなそんな気がした。
……まさかな。
「(もしかしてあの事か?5年前の……いや、それは少なくともまだだったはず)」
俺は少し考えたが何もわからなかったのでそのまま眠りについた。
今日は学校もそうだが、ギャルゲーもとい鬼畜ゲーをやっていて疲れていたのですぐに眠れた。
翌日
「…………」
俺は朝早く起きていた。
理由は鬼畜ゲーを早くクリアをするためだ。
とは言ってももう数時間プレイしてやっと2割ぐらい進んだ。
しかし、まだ8割ある。
俺はもう、勘でもいいからトゥルーエンドに行って欲しいと思っていると、俺の部屋の扉が勢い良く開いた。
「おはよー!優希!」
入って来たのは白リボンの琴里だった。
「………」
「あれー?優希どうしたのー?」
「ぁ……」
俺は朝から既に精神壊れかけていた。
何故ならこの鬼畜ゲーで精神バッキバキだからだ。
「本当にどうしたの優希!」
「……」
俺は何も言わずに俺のパソコンを指した。
「これって令音が作ったギャルゲーね」
「……」
俺は近くにあるこのゲームのメモ紙をいつの間にか白から黒リボンを着けている琴里に渡した。
「!?令音には知らされてなかったけど貴方相当頑張ってるわね。……ちょっと待ってて」
琴里は俺の部屋からダッシュで出ると、すぐにコップを持って此方に戻ってきた。
「ほら、水よ。これ飲んで一息つきなさい」
俺は琴里からコップを貰うと、一気に口につけ飲んだ。
「プハァ!…た、助かったよ琴里。危うく死にかけてた」
「しっかりしなさいよね。優希には士道の護衛があるわけだし」
「あぁ、わかってる」
「それで?どうしてさっきまで死んだ顔をしていたのよ?」
「見たらわかるでしょ?このギャルゲーもとい鬼畜ゲーで死にかけてたんだよ」
俺はこのゲームについて少し琴里に話した。
「なるほどね。後で令音にも伝えとくわ。んで優希はこのゲームを続けるの?」
「勿論続ける。もうやけくそだがな」
「そう、でもその前に朝食を取りなさい。こんな顔でやらせるわけには行かないわ」
「それもそうだな」
俺は立ち上がると、コップを持って琴里と一緒にダイニングルームへ向かった。
すると、テーブルにはベーコンエッグが載っている皿が4枚置いてあった。
「あ!おはようだ!優希、琴里!」
十香と士道は既に机に座っていた。が、十香からよだれが大量に垂れていた。
どうやら俺を待っていた様だ。
「おはよ十香、士道くん」
「あぁ、おはよう優希。それじゃあ優希も来た所だし食べますか」
「そうだな。それじゃあ」
「「「「いたただきます(だ!)」」」」
俺達は士道が作った朝食を食べていた。
やっぱり士道の料理は美味しいな。
こんな主婦力高い主人公だから十香達に好かれているのか、羨ましいぜ全く。
そんなこんなで朝食を食べ終わった。
「あ、士道くん、お風呂借りるぞ」
「え?あ、あぁわかった」
士道は何やら驚いていた。
「ん?どうしたの?士道くん」
「いや、優希は朝から風呂入るんだなって驚いたんだ」
「そうか、まぁ
「えっ?」
今の発言に士道は更に驚いていた。
「丁度いいな。十香ー琴里ーちょっと来てー」
「ん?どうしたのだ?優希」
「ちょっと見せたいもんがあってな」
「「「???」」」
士道、琴里、十香は頭の上に?マークを付けながら首をかしげて俺の方に来た。
…いや、何で
それは置いといて俺は3人に触れると、時を止めた。
「な、何が起こったのだ!?」
「時を止めただけだよ」
「優希!お前一体何をするつもりだ!?」
「特訓」
「特訓ですって!?」
「うん。まぁちゃっちゃと終わらせますか。ゲートオープン」
俺はすぐ近くに空中に紫色の穴…ゲートを開けた。
「!?これってあの時の!」
すると、俺はそのゲートにコインを投げた。
「それじゃあ入るぞ、圧縮!」
俺達はゲートの中に入っていった。
え?入り方?さっきゲートに投げたコインの距離を圧縮して瞬間的に入った。
俺達がゲートに(士道達は無理矢理)入ると真っ白の見慣れた世界、何もない世界だった。
「ちょっと優希!何をするつもりなの!?」
「俺の特訓でも見せようかなってね…っと一応結界張るぞ」
そう言うと、俺は3人に結界…パーフェクトキューブを張った。
「優希!特訓ってまさか別の世界の奴らを此処に連れてくるのか!?」
「まさか、流石にポンポン、ポンポン他の奴らを此方に連れてかないよ」
「じゃあどうするつもりだ!」
「勿論俺と俺が戦う」
「「はぁ!?」」
士道と琴里は驚いていたが、十香はパーフェクトキューブを叩いていた。
「優希!早くこの結界を解いてくれ!」
「ごめん、もう少し経ったら解くから待ってくれない?」
「むぅ…わかった。約束だからな優希!」
「おう!……さてと、そろそろ始めますか。能力解放!」
俺は何もない世界に置いてあった擬似ロストヴェインを持つと、実像分身を一体作った。
すると俺と分身体は即座に俺のおでこに黒い紋章が現すと、全身に真っ黒いのを纏わせ、黒い目になり、背中に左右1本ずつの黒い翼が生えた。
そう、魔神化だ。
俺と分身体が魔神化をすると、俺と分身体が地面を蹴り、一気に二人との間を縮め接近し、キン!っと金属と金属がぶつかった音が聞こえた。
そして、キンキンっと擬似ロストヴェインがぶつかった音が暫く聞こえると俺本体は距離をとった。
すると、擬似ロストヴァインに闇色の炎みたいなのを纏わせた。
「神千斬り!」
そしてその纏った闇色の炎みたいなのは擬似ロストヴェインを縦に振ると同時に分身体に向けてまるで巨大な闇色の炎のように放った。が、
「フルカウンター!」
分身体はその巨大な闇色の炎みたいなのが直撃する前に、分身体も持つ擬似ロストヴェインを横に振ると、キン!っと言う金属と金属がぶつかった音が鳴り、その闇色の炎みたいなのが此方に戻ってきた。
「カウンターバニッシュ!」
俺は戻ってきた闇色の炎みたいなのを直撃する前に分身と同じ様に擬似ロストヴェインを横に振ると、その闇色の炎みたいなのはスッと消えた。
すると分身体は俺の方へ一瞬で接近し、俺へ右上から左下に一直線に斬ろうと剣を振るが、何とか俺は剣を横にしてガードし弾くと、俺は分身体を蹴り少し奥まで吹き飛ばした。
ちなみに剣は擬似ロストヴェインである。
流石に毎回書くのは怠い(いやメタイぞおいby作者)
…何か誰かいたような気がするが、今は特訓に専念しよ。
さて、話を戻す。
吹き飛ばされた分身体は壁に衝突すると、すぐにその壁を蹴り全身闇色に覆いながら高速飛行で此方に向かってきた。
なので俺も全身闇色に覆わせて俺の方へ向かってくる分身体へ飛んでいった。
そして空中で俺の剣と分身体の剣がぶつかり合い、金属の音が鳴り響いた。
____________________________________
士道side
「何なんだ…これは…」
俺は呆然としていた。
何故なら俺は優希が特訓をするといい、俺達の手を握った後またこの世界…なのか?わからないがまたこの場所に一瞬で来た。
そして優希が分身体を一体作ったその瞬間、分身体が優希に向けて攻撃開始して今、目の前で優希と分身体が戦っていた。
「おいやめろ優希!」
俺は優希と分身体が戦っている為止めようとするが、俺達はピンク色の立方体に閉じ込められている為物理的に優希を止めることは出来ない。
なので言葉でしか止める事が出来なかった。
「…後で優希には説教ね」
隣にいる琴里はキレながら優希vs分身体が戦っているのを見ていた。
そして十香は何故かは知らないが目を輝きながら優希が戦っているのを見ていた。
何で十香は目を輝いているのだ?
いや、そんな事より今どうすればいいか考える。
しかしやる事はもう一つしかない。
「やめろぉぉぉぉぉぉぉ!」
俺は必死に叫んだが、優希には届いていなかった。
だが、俺は何度も必死に叫び続けた。
数分後・・・
俺は何回も叫び続けていたのが効いたのか俺たちを覆っていたピンク色の立方体が消え、優希の分身体も消えた。
そして優希は俺たちの方へ歩いていた。
「ふぃ〜ま、こんなものかな」
「ま、こんなものかなじゃないわよ!優希、貴方ねぇ!何でこんな事したのよ?死にたかったわけ!?」
琴里はキレながら優希を叱っていた。
「あ、ごめん。一応3人にも見せようかなーって」
「そんなの見せなくたっていいのよ!」
「まぁ落ちつけって琴里」
とりあえず俺は絶賛優希を叱ってる琴里を宥めて俺は優希に質問をする。
「優希、さっきのが特訓か?」
「あぁ」
「凄かったぞ優希!優希がこんな事出来るなんて!」
何故か十香は優希を褒めていた。
「それで優希、何で此処でこんな危険な特訓をしたんだ?」
俺達は特訓とだけ聞かされていつの間にか此処に来たがここまで危険な特訓とは知らなかった。
「俺達の世界でやると魔力感知に引っかかるからと能力の出力調整や実戦練習などの為此処で特訓してるんだ。じゃないと俺は俺たちの世界で生きてもいけないし、お前達を守る約束すら出来ないからな」
「でもさっきの見た限りだと出力調整とかしてなさそうだったぞ?」
そう、さっきの優希と分身体の戦いを見た限りでは出力調整という手加減している感じが全くせずに容赦なく戦っていた。
すると、優希は右手を頭に置きポリポリとかいた。
「あー…うん。士道くん達が来るってことで張り切りすぎちゃったw」
「えぇ…」
「さてと、そろそろ俺達の世界に帰ろ。ゲートオープン!」
優希は後ろを向いて右手を前に出すと、空中に紫色のゲートを開けた。
「そうだな。今日も学校があるわけだし」
「優希、元の世界に戻ったら後でO HA NA SIね」
「あ…はい」
「では帰ろうではないか!私達の世界に!」
こうして俺達は元の世界に帰った。
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優希side
あの後俺達は元の世界に帰ると、俺はシャワー浴びてから琴里に説教(2回目)を受けた。
そして俺、士道、十香は一緒に学校に行っている。
ちなみにだが説教の時は時を止めてから説教受けたので説教が理由で遅れたと言う恥ずかしい理由で学校遅刻というのは無い。
いや、面白そうだが俺だけが恥ずかしい思いするから却下だ却下。
さて、俺は学校に行きながらこの世界の事について考えている。
この世界…デート・ア・ライブの世界(略してデアラの世界)は本来のデアラの世界では無く、if世界線なのは知っているだろう。
そしてif世界線でもさらにアニメ世界線のifという事もだ。
神様曰く、アニメの世界でチート能力者の俺というifであり本来ではいないイレギュラーな存在が入ってもアニメでの物語…いや
だから十香の時はアニメの物語と対して変わらなかったという事になる。
だがアニメ外であればif化、オリジナルといえば良いか、それが可能だった。
どうやらアニメとアニメの間であればオリジナル化が出来る。
今回の場合は十香を封印後から次の精霊封印編の間までオリジナル化が出来る。
いや出来た。
前回のサンズ達を士道達と合わせてみたら新たな物語が出来てしまっていたのでこれは確定であろう。
そしてもう一つ、俺がこのアニメ世界線の物語を曲げても次のアニメの物語に繋がるのだ。
結局何が言いたいのかわからないと思っているかもしれないのでまとめると
・この世界は俺が居てもアニメの物語として進んではいく
・アニメ外であればオリジナル化が出来る
・アニメの物語で進んでは行くが俺がこの世界を何か変えても次のアニメの物語に支障が無くなる
という事に
『ならないぞ』
「うわ!?」
突然頭の中に直接声が聞こえた為驚きの声を発してしまった。
その声に反応したのか十香がくるりと後ろにいる俺の方へと向いた。
「む?どうしたのだ優希?」
ヤバい何とか誤魔化さないと。
「いや…ちょっと躓きかけただけさ」
「そうなのか?気をつけるのだぞ」
「おう」
あっさり誤魔化せれた。
さて、さっきの声だが聞き覚えがあった。
「(で?何の用なの髪様)」
『(今わしのことを神ではなく髪と間違えじゃったな!)』
そう、声の主は神様だった。
が、神様には久しぶり感が全くなかった。
何故なら俺は定期的に神様から手紙を貰っているからだ。
その手紙の内容は正直碌でもない内容だったり俺の事を弄ってる内容だったりうんざりしている。けれど
それだけだったらまだしもその手紙が貰う前にその手紙が突然俺の目の前でピカピカ光りながら少し上からゆっくりと落下し、俺の目ぐらいの高さで止まる。
そして俺が触らなければずっとピカピカ光続ける。
それを定期的に(1週間に1日回以上)だ。
なのでその手紙が届かない事を毎回祈り、届いた時には時を止めて取っている。
幸いな事にその手紙は時止め影響無効な為、時を止めてもその手紙はピカピカ光続け、触るとその光が一瞬で消えていく。
「(はいはい神様。それで何の用ですか?)」
「(受け答えが雑じゃな!…用と言うのはこの世界の事じゃ)」
「(この世界?)」
「(お前さん、さっきこの世界の事について考え取ったじゃろう?お前さんの推測通りこの世界はアニメとアニメとの間ではオリジナル、つまりお前さんがわからない物語になっておる)」
「(やっぱりか。だからサンズ達を
「(そうじゃ。じゃが、一つだけ間違ってるのがある)」
「(それは何だ?)」
「(アニメの物語の事じゃ)」
「(ん?どう言う事だ?)」
「(お前さんの推測ではお前さんがこのアニメ世界線で何かやっていても次のアニメ世界線…つまり第○話の内容は同じであり、その話と話の間でお前さんが何かしても次の話の内容が同じになると考えてるんじゃな?)」
「(そうだが…って何で心の声聞こえてるんだよ!)」
そう、さっき考えてたのは口で喋ってはなく心の声で言っていた筈だ。
しかし神様はそれを聞いていた前提で話している。
「(何を言っておるんじゃお前さん。わしは神様じゃぞ?お前さんの心の声を読むくらい動作もないの)」
あ、そうだった神様は俺にこの能力を渡した神だったわ。
「(それで、その間違いとは何だ?)」
「(それはじゃな、アニメの物語中ではお前さんが居ても対して変わらないのじゃが、それはあくまで
「(小さな事?)」
「(そうじゃ。しかし言い換えると大きな事をしてしまうとお前さんが知らない物語になってしまうのじゃ)」
「(つまり、俺が何か小さな事をしまってもアニメ世界線の物語が対して変わらないが大きな事をしてしまうとその先が変わってしまうと言う事になるのか?)」
「(そうじゃ。じゃからくれぐれも気をつけるのじゃぞ)」
「(わかった)」
この先俺が大きな事をすると本来の物語とは違う事になるって事は下手すると精霊との封印が出来なくなる可能性が高いか。
少し慎重に行かないとな。
「(あ、そうじゃ!もう一つお前さんに話す内容があったな)」
「(えっ?それは何だ?)」
この世界の事の話し終わったからもう終わりかと思ったんだが。
「(お前さん、まだわしから貰った紙使ってないじゃろう?)」
「(使ってますよ。お陰で何とか生きてますし)」
「(違う違う能力取得の紙でない。精霊になれる紙じゃ)」
「(っ!?)」
精霊の紙だと?そんなの使うわけがない。
使った瞬間に精霊化するって事はASTに殺されるか、士道とデートしてキスしなければならないか、あの組織に実験されるかの3つの未来しかならない。
「(そんなの使うわけないじゃないですか。というか何で神様は精霊になれる紙を俺に渡してきたんですか?)」
「(そんなのただの悪戯にすぎん)」
「(いや悪戯でその紙を書いた人が精霊になれる紙を渡さないでくれない!?もし、書いた人が精霊になったらどうするつもりなの!?完全に本来のストーリーと外れるやん!)」
「(そんなのは知らん)」
「(はぁ!?)」
「(わしはじゃな。お前さんが此処にいるという世界線がどう変わっていくか知りたいのじゃ。じゃからイレギュラーな精霊を誕生させてどうなるか知りたいのじゃ)」
「(えぇ…)」
要は神様はまさかのアニメ世界線の物語を壊したいって言っちゃったよ。
「(しかし、お前さんが一向にその紙を書かないのじゃ。そこでわしはその紙をもう一枚この世界に送る事にしたのじゃ)」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
思わず声を発してしまった。
「優希、一体どうしたのだ?何やら凄く驚いていたようなのだが」
不味い何とか誤魔化さないと!
「い、いやちょっとニュースを見てたら凄くびっくりしたのを見ちゃってな」
「そのにゅーすとやらで何を驚いたのだ?」
「あー…それは後でで良いか?此処じゃあ話しにくいから」
「むぅ…少し気になる所であるが優希がそう言うのであればわかったのだ」
「助かるよ。…あれ?そういえば士道くんは?」
「シドーなら誰かとでんわ…とやらをしているぞ」
「そうか」
とりあえず何とか誤魔化せれたけどこの後ニュース見ないとな。
「(で?送るにしたってまた俺に送るのか?)」
正直俺に送ってくれた方がまだ管理はしやすい。
「(お前さんにまた送っても使わないのじゃろう?じゃから今回は別の所に送ったわい)」
「(そうだよ…は?別の所に送った?)」
「(新たな精霊さんがもう少しで誕生するの楽しみにしておるぞい)」
「(おい!その紙はどこに送ったんだ!答えろ!)」
「(ではお前さんの健闘を祈る)」
「(おい!無視するな!おいぃぃぃぃ!)」
もう神様の声が聞こえなくなった。
そして俺は足を止めると時を止めた。
「まずい!このままだと新たな精霊が誕生してしまう!それだけは何とか阻止しないと!」
だが神はその紙を何処かに置いたので場所がわからない。
けどそれを見つけ出す事が出来る能力があったはずだ。
「そうだ千里眼があった!よ、よし!千里眼!」
俺は一度目を閉じて開けると、俺の両目が黒から青色に変わった。
千里眼は使い際には目を青にすると発動出来る。
本来なら両目を寄り目にする事で発動出来るが、能力の特訓により寄り目でも出来るし目の色を変える事でも発動出来る。
だが目を失うと千里眼が使えない。
俺は千里眼を使ってあの
「これは賭けだがその紙が同じであれば千里眼で探し出せるかもしれない!」
千里眼は一度見たものを遠距離で見れる能力だ。
しかし言い換えると一度見たものでなければ千里眼で見つけれない。
「どこだ!?……見つ…けた!けど、あそこかよ!」
俺は時を解除するとくるりと後ろに回転した。
「士道くん、十香、ちょっと家に忘れ物したから戻るね」
「え?わ、わかった。けどもう時間だから早くしろよ」
「おう!」
俺は士道と十香から後を去ると士道の家までダッシュで走った。
そして俺は士道の家に着くとすぐさま時を止めた。
ちなみに何故此処で士道の家に戻ったかと言うと、外で時を止めたり他能力を使うと当然監視カメラや近くにいた人達にバレてしまうからだ。
天宮市は空間震が発生頻度が高い為、監視カメラを多く設置されている。
さて、俺は士道の家に着いて時を止めると俺は宙に浮いた。
これは空中浮遊だ。
この空中浮遊は前に見たいな黒い翼よりかは移動速度は遅いがすぐに使える事と羽ばたきが必要ないのでたまに使える能力の一つだ。
さらに俺はその状態で目を閉じると俺の体が透明になった。
これは透明化だ。
透明化は能力解放してる状態で目を5 6秒閉じると俺の体が透明化になれる。
ちなみに透明化の解除方法は任意で解除か誰かに触れると強制解除する。
俺は浮遊した状態かつ透明化した状態でテレポートをした。
テレポートすると何処かのマンションの一部屋に着いた。
すると、机の上に紙が置かれてあった。
さて、ここからあの忌々しい紙を持ち帰るだけだが此処で一つ問題が発生する。
それは
当然である。
時が止まっていると言うことは止まっている物体や人などは移動すら出来ないのだ。
しかし、一度持ったことある物だけは時止め中任意で動かす事は出来る。
これは例外だが仮に時を止めて人や物を剣などで切り刻んで時を進めると切り刻められた人は時が進んだ瞬間に切り刻められた後になる。
つまり、時を止めてると対象には攻撃出来るが一度時を進めないと反映されないのだ。
余談はこれくらいにして俺は時を進めると、机の上にあった
こうして俺は無事紙の回収を終わると猛ダッシュで学校へ行ったが結局遅刻した。
今回はこれくらいかな。
もう少し早く投稿しないとなー。
お知らせ
オリジナル精霊作ろうか考え中です。
なのでこう言う精霊がいてほしいとか感想で書いてくださるとありがたいです。
では次回
今後の展開ですが、どう言う感じがいい?
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今まで通りアニメ寄りのストーリー
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改変ストーリー(キャラ崩壊確定)
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もっとクロスオーバーしろ