能力を得て転生したらデアラの世界だった話(消失) 作:スロート
そんなものはないので
始めますー
前回のあらすじ!
俺、優希は令音から貰った…いやパソコンにインストールしたギャルゲーもとい鬼畜ゲーをプレイした。
そして、神様からこの世界のことを知った後神様の悪戯で精霊になれる紙を何処かに置いたので能力を使い何とかその紙を回収出来たが結果学校遅刻した。
士道side
俺は十香と優希3人一緒に学校に登校していると朝から殿町が電話を掛けてきたので不思議に思い電話に出た。
内容は明日十香と優希も入れて一緒に遊びに行かないか?という電話だった。
だが、まだ精霊の力を封印したばっかの十香と一緒に行くのは少し危険だと判断したのですまんまた今度なと断った。
そして優希は家に忘れ物を取りにくるりと後ろを向いて猛ダッシュで俺の家へ走っていった。
「(俺の家に忘れ物って何を忘れたんだ?)」
俺は少し疑惑が湧いた。
何故なら優希はこの家に十香の件もあって強制的に俺の家に住む事になったのだが、荷物は学校用の鞄だけなのだ。
つまり、優希は自分の家から俺の家に鞄以外特に何も持ってきてないのだ。
まぁ、能力で物を引き寄せたとかならまだわかるが。
「(後で聞いてみるか)」
そう思いながら俺と十香は学校の門を潜った。
そして優希は忘れ物を取りに行ったせいで学校に遅刻した。
・・・・・・・・・・
・・・・・・
そんなこんなで俺達は授業に進んで今、お昼になった。
「シドー!昼餉だ!」
十香はお昼になった瞬間机を俺の右にドン!っと音を立てて俺が座っている机とくっつかせた。
すると、左側にもドン!っと音が聞こえた。
「何だ貴様、邪魔だぞ」
十香は前にいる人を見ている為俺も振り向く。
すると、反対側には俺の机とくっつかせていた折紙がいた。
「それはこっちのセリフ」
「3人で食えば良いだろ……はぁ…」
俺はため息をこぼしていると、俺の服が右側から引っ張られるのを感じた。
「シドー」
俺の服を引っ張っていたのは十香だった。
「どうした?」
「何故此処に優希がいないのだ?」
そう、お昼の時間だが優希は今いないのだ。
何故なら
「確か優希は今日は購買のところで食べるって言ってたから多分そこで食べてると思う」
「そうなのか…せっかくだから優希も一緒に食べたかったぞ…」
実は今日俺が作った弁当は琴里、十香だけだったのだ。
何故なら事前に俺の分の弁当は作らなくて良いよと優希に言われていたからだ。
「今度優希も誘うから元気出せって、な?」
「わかったのだ…」
十香を励ましたが十香はしょんぼりしていた。
さて、そろそろお昼食べる為俺と十香は弁当の蓋を開けた。
中は卵焼き、ミニトマト、梅干しなどのごく普通の弁当だった。
だが折紙から鋭い目線で俺たちの弁当を見ているので俺は弁当に目線を向けていると、俺はとんでもない事をしてしまったと気付いた。
それは俺と十香の弁当の中身が同じだからだ。
当然だ。俺と十香の弁当は朝俺が作った弁当だ。
なので中身も同じになるのだ。
いや、同じ弁当でも中身を変えれば良いだけだがそんなの全く考えてなかった。
俺は顔から汗を流していた。
何故なら俺と十香が一緒に住んでいる可能性が出来てしまっている事だからだ。
だから優希はそんな事を見越して弁当いらないと言ったのか。
「(それを早く言ってくれよ優希ー!)」
「ん?何だ?そんな目を見てもやらんぞ」
十香はそんな事を知らないまま俺が作った弁当を食べている。
「どういう、事?」
俺は顔からさらに汗水を流していた。
やばい、何とか誤魔化さないと…!
「う…その…け、今朝同じ弁当屋で買ったんだ。偶然、十香もいて」
「嘘」
すると折紙は俺の弁当蓋を俺に見せながら持った。
「この容器は154日前、貴方は駅前のディスカウントショップにて1580円で購入した後使用し続けている物。弁当屋のものではない」
「な、何でそんな事知っているんだ?」
「それは今重要ではない」
「ふむ…さっきから二人で何を話しているのだ。仲間外れにするな!」
俺は顔から更に汗を流していた。というか顔から滝のように流していた。
「(まずいまずいまずい折紙にどう誤魔化せばいいんだ!?」
幸いなことに今日優希に弁当を作らなかったので折紙からの
すると、俺のスマホからピコンとなった。
俺にとってこんな絶望的状況の時何だよと思いながらスマホを開くと、一通のLINEだった。
LINEの宛先は優希だった。
内容はこうだ。
『敢えて言わなかったが今頃弁当が同じの件で絶対何かが起きてるだろうし俺は逃げてるからな。なのでガンバレ士道!ファイトだ士道!』
「(ふざけんなぁぁぁぁやっぱりこの事知ってたじゃないか優希いぃぃぃ)」
やっぱり優希はこの状態が起きる事をわかっていたのか。
…何か最近の俺は凄く悪運だと感じている。
一昨日は優希のサイコメトリーで俺の過去の映像を琴里ならともかく優希と令音にも見られ、俺にとってのあの
そんなこんなで俺にとって状況が不味すぎていると
うううううううううううううううううううううううう
突然街全体からサイレンみたいな音が聞こえた。
そう、空間震警報だった。
優希side
一方その頃俺は購買の所に行かずにトイレでお昼をとっていた。
欲に言う便所飯ってとこだ。あ、勿論洋式な。
何故俺が便所飯をしているかと言うと、今日起きることが予想していたから退避しているのだ。
そして教室に俺がいないと十香が知ると下手すると購買のとこまで追っかけて来る可能性がある為だ。
さて、俺はトイレで何を食べているかと言うと異界食…とは言ってもまた別世界のコンビニで買ってきた食べ物でおにぎりやサンドイッチなど無難なのを食べている。
ちなみに桃マンとかそう言うのがあったが、買う気が起きなかった。
というか桃マンって何だよ。
っと、それは置いといて此処から先のことを考える。
この世界がアニメのif世界線のあっても元と言えばアニメ世界線だ。
ならばifであってもそろそろ空間震警報が発令させる筈だ。
余談だがifによってストーリーが大きく変わる事が多いのだが俺はそこまで変わる事をしていない。
何故なら俺は士道と十香と一緒には居たが士道と十香がキスをして十香の力を封印は出来ていた。
さて、話を戻すと少し疑問に思う事があるだろう。
何故俺はこの後空間震警報が発令されると知っているのか。
それは
とは言っても転生前の記憶なので朧げの記憶だ。
なので詳しくは覚えてはいないが、大体何が起きるか程度は覚えている……筈……。
だって転生してもう17年経ってるんだぞ?流石に心配になるわ。
おっと、そろそろ空間震が起きるから早く食べておこ。
こうして俺は飯を食べ終わると火事の時のようなサイレンの音が聞こえた。
「よし、行くか」
俺はトイレから出て自分のクラスに戻ろうと廊下を歩いていると沢山の学校の生徒が一斉に避難しようと動いていた。
俺はその避難してる人達を通り過ぎると士道と令音先生が見えた。
その二人は何やら話をしているようだ。
「令音先生!士道くん!」
俺は二人に声をかけると二人は俺の方へ体を向けた。
「ゆうか…ふむ…丁度いい」
「???」
「ゆう、突然だが十香と一緒に非難してほしい」
「……ん?ちょっと待ってどゆこと?」
俺はさっさとクロスの衣装…いやパーカー付きの黄色い服を着て能力を使おうと思ってたのにまさかの避難してくれだった。
「力を封印された今の十香に精霊とASTの戦いを見せてストレス値が上がっても困るからだ。それに、十香と一緒に寝た事があるゆうと一緒なら安心する筈だ」
「なので頼む!十香と一緒に避難してく…」
俺は士道が喋り切る前に士道と令音の肩を掴むと時を止めた。
「状況はわかった。なら士道くん、これを渡すよ」
俺は縦長の長方形の薄い物、スマホを士道に渡した。
「これは、お前のスマホ?」
「いや、これは異界と連絡が出来る代物…まぁ異界専用通話機だ」
「何でそれを俺に?」
「一応だ。もし、どうしようもなかった時にこれを使ってくれ。使うと俺の分身体がお前らを守るようにゲートから出てくる筈だ」
「わかった」
「よし、じゃあ時を進めるよ」
俺は時を進めると俺に気付いた十香が俺の方へ向かってきた。
「優希か!これは一体なにが起きているのだ?」
「これはこの後やばい事が起きる予兆だ。だから俺と一緒に避難しよう」
「そのやばい事は何だのだ?」
「それは避難してから話す!とにかく避難するぞ!」
俺は十香の右手を掴むと避難の方へ引っ張っていく。
「優希、十香の事頼んだぞ!」
「任せな」
「シドーは一緒に避難しないのか?」
「避難するよ。けど十香、俺は大事な用がある。優希と一緒に先にシェルターに避難しててくれ」
「わ、わかったのだ」
「じゃあな!」
「おう!」
士道と令音は避難とは逆の方へ走っていき、俺は十香と一緒に手を握りながら何とか避難所のシェルターに入り避難した。
シェルターの中はそこそこ広くベンチや自動販売機などがあった。
流石天宮市。市全体を改良している事だ。
そんなこんなでシュルターに入った俺と十香はベンチに腰を下ろすと俺はさっきの質問を答える。
「さっきの質問で何がやばい事が起きるかと言うと、さっきの警報は突然この世界に異界と繋がるゲートが空中にぽこっと空いてその空いたゲートから異界人が凄まじい勢いでこの世界に落下して…」
「ちょっと東山くん!何を夜刀神さんに教えてるんですか!?」
俺が説明が終わる前にたまちゃん先生が遮った。
ちなみに十香は今俺の説明で頭の上に
「今十香に空間震の事教えてるんです」
「そうなんですか?でしたら私の方が詳しいので説明します!」
「わかりました。ごめん十香、これに関しては先生が詳しいから先生に聞いてくれ」
「むぅ…わかったのだ」
こうして十香は今たまちゃん先生から空間震を教えてもらっている。
さて、どうするか。
本来の予定なら次は四糸乃編だったはず。
けどそれがどうゆう感じだったのかがイマイチ覚えていないのだ。
確か空間震が起きる事は知っていたが次は………
……ダメだ。思い出せない。
とりあえず俺は令音の言う通り十香と一緒に避難したからあっちは上手くやれよ。
士道side
俺は優希に十香と一緒に避難させてくれとお願いをすると令音と一緒に琴里がいるフラクシナスに向かった。
「来たわね。丁度空間震が発生したところよ」
「っ!?」
俺は前にある今外で何が起きているかわかるモニターを見ていると、モニターに精霊の周囲の地面が円状に削れていた。
が、
「今回はだいぶ小規模ねぇ」
そう、今回は十香と違って精霊の周囲の地面の削れ具合が小さかった。
「僥倖、と言いたいところですが『ハーミット』ならばこんなものでしょう」
「ハーミット?」
「今回現れた精霊の名よ。稀少な大人しいタイプとして認識されているわ」
琴里がそう言い終わると前にあるモニターがそのハーミットを大きく映した。
そのハーミットはピンクのボタンと縫い目のついた大きなうさみみ付きフードに水色の紙に水色の瞳をしていて…
「っ!?俺……この子知ってる…」
俺はその子を知っていた。
「なんですって!?」
琴里は俺の方へ顔を向きながら驚いていた。
「一昨日の夕方…神社で…」
「ちょっと待って、士道はなんでその時夕方にハーミットとと神社で出会ったのよ?十香と一緒にいなさいと言ったわよね?」
そう、その時俺は優希の件やサンズ達の件で琴里に十香と一緒にいなさいと言われたのだ。
けれど
「すまん、ちょっと学校に忘れ物をして帰りに…あだ!?」
琴里は俺と距離があった事や司令の席に座っていた為自分が履いている靴の片方を俺の方に蹴飛ばした。
そして俺はその靴をピンポイントで顔面に直撃した。
「そんな事は後でにしなさいよ!」
「す、すまん…」
俺は琴里に謝罪をした後先程からずっと琴里の方からウゥン!っと咳の音が聞こえた。
俺はその咳の音へと向くとどうやら神無月が咳をしたらしい。
「当該時刻に…ももだった霊波数値の乱れは…認められません」
神無月は話をハーミットの方へ変えていたので俺たちは合わせる事にした。
「十香のケースと同じか…」
確かに十香の時もそうだが少なくとも十香とデート中は霊波の乱れがなかった。
「(精霊は自身の霊波を制御出来るのか?)」
そう思っていると
「AST到着!攻撃、開始されます!」
精霊が現れた所に対精霊用の武装をしたASTが到着をしたようだ。
俺たちは前にその画面が映されているモニターを見ていると、AST達はハーミットに容赦なく無数の弾丸を発泡していた。
しかしハーミットは撃たれた後が無く、空中に飛ぶとASTから放たれる弾丸を空中で避けていた。
だがASTは空中に飛んだハーミットを容赦なく無数の弾丸を発泡しながら追尾していた。
「何もあんな小さい子に!」
「姿形がASTには関係ないわ」
「でもあの子逃げ回っているだけじゃないか!」
そう、ハーミットは先程からASTから一方敵に放たれる弾丸を避けていて十香みたいに反撃をしていないのだ。
「情けを求めるなら無駄よ。彼女が精霊である限り」
「っ…」
ハーミットは精霊であり特殊災害指定生命体。
だから人間の脅威でありASTに狙われて殺される。
けど俺は精霊を助けれるのにそんなの黙って見てられるか?
答えはノーだ!
「琴里!俺は…!この子を助けたい!」
「それでこそ私のお兄ちゃんよ。総員、第一級攻略!準備!」
「「「ハッ!」」」
フラクシナスに乗っている総員この精霊を助けるために準備に取り掛かる。
「さぁ…私達の
折紙side
『ハーミットは屋内に入った。AST各員は目標が移動するまで現状維持』
通信からの指示に私達は待機していた。
私達はAST、特殊災害生命体を排除する者。
その多くの人は人類を守るために精霊と戦っているが私は精霊に憎しみを抱いている。
何故なら五年前私のお母さんとお父さんを殺したは精霊だから。
だから私は精霊を殺す。そしてお母さんとお父さんを殺した精霊を絶対に殺す。
「攻撃許可は?」
私は今回のリーダーに質問をした。
「当分降りないわよ。相手は弱虫ハミットでしょ?こんだけの建物をぶっ壊して復興部隊が繰り出す標的じゃないし。プリンセスとは事情が違うわ」
「っ…」
つまり私達はハーミットが出てくるまで待たないと攻撃が出来ないという事だ。
「不思議なもんよね。どう見てもプリンセスにしか見えない女の子があんたのクラスに転校してきて、しかも精霊反応は検察されないなんて。戸籍もおかしい所はないし。どうなってるのかしら?」
そう、昨日転校してきた夜刀神十香という女はどう見てもプリンセスにしか見えないのだがその子から精霊反応が検察されなかったのだ。
「わからない。けどプリンセスの時のように精霊がいる所にクロスが現れる可能性がある」
「そうね、引き続き警戒しましょう。それとあの時に現れたクロスという者は一体何者なのかしらね?あの時は折紙を守っていたし」
クロスという者は黄色のパーカーを着ている者である。
だがそのフードが深すぎる為顔が見えなかった。
そのクロスは私達とプリンセスの戦いの際に突如現れるとその戦いを無理矢理止め、その場に居た私達を気絶させた者であり、つい先日私がプリンセスに狙撃をしようとして引き金を抜いた際に士道がプリンセスを庇い銃口から放たれた弾丸が士道の腹に直撃し倒れた事でプリンセスが激怒した。
そして激怒したプリンセスは私に向けて雄叫びをあげながら無数の斬撃を放っていた所にまたしてもクロスが現れプリンセスから私に向けて放たれる斬撃から私を守った者だ。
「………」
私は何も言えなかった。
何故なら本当に何者で何ががわからないからだ。
精霊を助けたと思いきや今度は私を助けたのだから。
「(クロスの声は優希に似ていた…でも違った。じゃあクロスは一体誰なの…?)」
私達はクロスと最初に出会った際の録音データを聞いた時クロスの声が優希の声と似ている事に気付いた。
なのでその日の放課後優希本人に直接聞くことにしようとしたがその時に空間震が発生し聞ける時間が無くなった。
そして士道がプリンセスと何やらしていた所に何故か優希もおり、それを見た私は上からの命令を無視して突っ込んで行きプリンセスと刃を交えようとした途端、急に私の体の動きがピタッと止まった。
それは私自身が止めたわけではなく誰かが勝手に私の体を止めたのだ。
私はその時上から魔力を感じ顔を上へ向くとクロスがいた。
つまり、クロスは優希がいる時に現れ私を止めたのだ。
なので優希が2人いるわけが無いと私達や上からも判断し、クロスが優希という可能性が無くなった。
では優希がクロスじゃ無いとすれば一体誰なのか暫く考えたのだが結局誰なのかわからなかった。
士道side
俺はハーミットが建物に入ったことなのでフラクシナスからハーミットが入った建物の近くに転送し、中に入った。
中に入ると俺は先程優希から渡してくれた異界専用通話機を右手でギュッと持った。
『士道、あんた何を持っているの?』
「あぁこれは優希から渡してもらった通信機だよ。これを使えばゲートから優希の分身体が出てきて俺を守るんだとよ」
『なるほどねぇ。士道、私達も最大限サポートするけれどいざと言う時はそれを使いなさい』
「わかった(本当に出てくるのすらわからないけどな)」
っと思いながら俺はハーミットが近くにいるらしい場所に着いた。
「本当にハーミットはここに来るんだな?」
『えぇ、解析から間違いないわ。ASTも暫くは手を出さない筈よ』
そんなこんなで俺は精霊が近くにいる衣服を扱っているお店に着くとそこには大きなマネキンが置かれてあった。
マネキンデカすぎじゃない?と思ったけどそんな事言わずに他の方へ視線を向ける。
すると
「君もよしのんを虐めに来たのかなー?」
「うわぁ!?」
突然視界には赤い目の白いウサギのぬいぐるみが逆さまの状態で俺に話しかけてきた。
俺はその事に驚くと、左手にぬいぐるみをはめた精霊が半回転して地面に着地した。
精霊の特徴は____(優希sideの時に書いたのでカットby.作者)だ。
「おや〜?誰かと思えばラッキースケベなお兄さんじゃなーい」
「っ!?」
『士道、待ちなさい』
俺はこのパペットに何か一言言おうとしたのだが琴里に止められた。
フラクシナスの艦橋にある大きなモニターには次の選択肢が出てきた。
①「ああ、久しぶり。元気だったかい?」
→素直に挨拶する。
②「ラッキースケベってなんだ、ラッキースケベって!」
→軽快な突っ込みを入れる。
③「ふっ、知らないね。私は通りすがりの風来坊さ」
→ハードボイルドに決める。
「総員選択!…………士道、3よ」
「そ、それやるのか……」
どうやら3の選択肢をやらないといけないらしい。
「当然。いいモデルがいるじゃない」
「殿町か……」
確かにあいつなら平然とやるだろうなー。
俺は目を閉じて3をやる覚悟を決める。
「ふっ!知らないね。私は通りすがりの風来坊っさ」
俺は右手で髪ふぁさぁ…とかき上げてみせた。
すると
「っキャハハハハ!お兄さーん意外とひょうきん者?今時それはないわー」
水色の髪の女の子は微動だにしなかったが代わりに左手に嵌めてあるウサギのパペットが喋った。
「ふ…お気に召して何よりだ。俺は五河士道、君は?」
「おおーミステック!よしのんとした事が自己紹介を忘れるなんて!よしのんの名前はよしのん!可愛っしょ?可愛いっしょ?」
ウサギのパペットは手を動かしながら自己紹介した。
「おう…可愛いけど…それってこのパペットの名前かい?それとも君のか?」
「にゅ…」
するとウサギのパペットは手を動かすのをやめた。
その時右耳に付けてあるインカムから大きなる警告音が聞こえた。
『っ士道!精霊の機嫌数値が一気に下がっているわ!貴方何を言ったの!?』
「えっ?俺はただなんで腹話術しか喋らないのかなって」
そう、さっきからハーミットは白いウサギのパペットでしか喋っていないから不思議に思っているのだ。
「士道くんが言ってる事がわからないなー腹話術って何のこと?」
ハーミットからの黒い威圧が俺の方へと放つ。
『士道、原因は後で探りましょう。今はとにかく機嫌を治すのよ!』
確かにこれは不味い。何とかしないと
「そ、そうだよな!よしのんはよしのんだよな!あはは…」
「ぅううんっ、もー!士道くんったらお茶目さんなんだから!ってあれー?士道くん?…士道くん…」
ハーミット……いやよしのんは俺の方へ向きながら両手を頭に乗せて何かを思い出していた。
「おー!そうだった!確か優希くんの話に出てきた士道くんじゃなーい!」
「えっ?」
『何ですって!?』
今なんて言った?
「よ、よしのん。今優希と言ったか?」
「そうだよー?あ!もしかして士道くんは優希くんのお友達なのかい?」
「あ、あぁそうだよ。って何でよしのんは優希の事を知っているんだ?」
「そりゃあ優希くんはよしのんとお友達だからねー!」
まさか優希がよしのんと既に出会っていて友達になってるなんて…
「なら優希といつ出会ったんだ?」
正直そこがよくわからない。前に俺はよしのんとは出会ったがその時はサンズとの件とかもあったから俺一人と出会ったのだ。
「確か昨日の夕方に出会ったよ!あの時はびっくりたよー!まさか時を止めれるなんて!」
「えっ?」
昨日の夕方?……そうか!十香と一緒に帰った時か!優希は時を止めるし友達になれる時間はある!
「んでそれはそうと何の用?」
『士道、この事は後で優希に聞きましょう』
「わ、わかった。えと…その…いきなりなんだけど…俺と…デートしてくれないか?」
「デート?」
優希side
俺は士道と令音の言う通り十香を連れて避難していた。
そして俺は次の展開についてベンチに座って思い出していた。
「(クソ…流石に何年もここに居たせいかこの先の事が思い出せない…しっかり骨の髄まで見たければ良かったな…)」
一応アニメは見たは見たが何年も経ってれば忘れてしまうも仕方なかった。
やっぱり便所飯の時に少し不安があったのだが直ぐに起きるとはな…
そんなこんなで俺はこの先の事を思い出している頃、十香はたまちゃん先生に空間震の事について教えてもらっている。
十香は空間震の事を知らない。
いや前まで引き起こしていた人だから当然だな。
だから此処に今いない士道や令音を凄く心配している。
「(っといかんいかん。次は確か士道が四糸乃と出会うんだったよな。それで確か……何やかんやあって四糸乃を攻略したんだよな。でもその何やかんやあってが思い出せないな…)」
「優希くん!」
「(クッソ!やっぱりちゃんと見ときゃ良かったな…あれ?もしかして別世界でなら見れるんじゃねぇか?)」
「優希くんったら!」
「(その可能性はあるな!よしじゃあ空間震終わったら行ってみるか!)」
「東山優希くん!」
「っ!?あ、はい!」
俺は誰かに自身肩を揺さぶられたので一人考えをやめる。
すると俺の肩を揺さぶってたのはたまちゃん先生だった。
「先生どうしたんですか?」
「それが…!十香さんが居ないんです!さっきまで私の隣で座っていたのに!」
「えっ?」
俺は改めてシェルターの周りを見渡すとそこには十香が居なかった。
「!?……マジかよ!」
十香の事だ。心配してまだ避難してない士道を探してる筈だ!
俺は直ぐに立ち上がりシェルターの出入り口へ向かって走って向かおうとする。
しかし
「優希くんどこへ行こうとするのですか!?危ないですよ!此処にいてください!」
俺はたまちゃん先生に呼び止められる。
「…大丈夫ですたまちゃん先生。俺は死なないから」
そう言うと俺は後ろから何故か引かれてるような気がした。
けどそんな事より早く十香の方へ向かわないと!
「何を言ってるんですか優希くん!ってちょっと待ちなさい優希くん!」
俺はたまちゃん先生の言う事を無視してシェルターの出入り口まで走っていった。
すまないたまちゃん先生…でも俺は能力者だから死なないんだ。
そう、俺は能力者であり仮に重傷を負っても復元能力や別の能力で無かった事や治す事が出来るのだ。
そんなこんなで俺はシェルターの中に出るとすぐさま時を止めると千里眼を使い十香を探している。
そう言えば言い忘れたのだが時を止めるは東方の能力の1つで千里眼は超能力を扱える能力の1つだ。
なので東方の能力を使う際別の能力に切り替えの時にいちいち3分掛かるのだ。
だが基本東方の程度能力を使う際は基本時止め能力使うから3分経っても問題無い。
なお時を止めてもその切り替えに必要な3分は経過する。
さて、そんなこんな話ししてると3分経ったので目を青くして千里眼を使う。
「千里眼!………場所は……あー…あそこか!一応四糸乃達も…ってやっぱりか!」
今千里眼を使うと十香の場所はショピングモールの中だった。
恐らくそこにASTがいる事に気付いて入ったか、十香の勘で入ったと思う。
だがそれだけならまだ良いんだがそこには士道と四糸乃も居るのだ。
そして絶賛お話し中である。
もし、十香がそれを見てしまうと何が起きるかわからない。
「あーもう!よりにもよってこんな時に!」
俺は今すぐ瞬間移動してそこへ行きたいのだが此処はシェルターの外、つまり監視カメラなどが幾つも設置されてあるのでバレる。
しかも今此処で黄色いパーカー服を着る……クロスになって向かってもその時に先程士道に渡した異界用通話機を使って俺の分身体をそこに呼び出すと下手するとクロスが2人いるとASTにバレてしまう。
そしたら今度こそ俺がクロスだとASTにバレ、あの組織にもバレる可能性がある。
よってやる事は一つ。
「うおぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉ!走れ走れ全速全身DAぁぁぁぁぁぁあ!」
俺は時止めを解除するとすぐさま士道達がいるところ地面を蹴り走っていく。
だがその間に士道達が移動してる可能性があるので止まっては時を止めて千里眼を使って時を進ませている。が
「あぁもう!面倒いな!」
何がめんどくさいかと言うと時を止めるだけならまだしもそこから3分待って能力を切り替えて千里眼を使って士道達を探して向かってるのだ。
なので一々千里眼を使う為3分経ってから世界を進ませてる為非常に面倒いのだ。
「何かあったっけな?東方の能力……あ、あった」
俺はまた足を止めて時を止める。
また目を青くするのかと思いきや今度は目を閉じる。
「……オーケわかった」
俺は目を開けると時を進ませ移動する。
さて、今俺が何をしたのかと言うと千里眼ではあるが別の千里眼の能力を使った。
東方の程度の能力の一つ、千里先まで見通す能力だ。
その能力は端的に言うと千里先約3900キロメートルまで見れる能力。
なのでこの距離なら士道達がいる場所がわかる。
なら何故それを使わなかったと言うと、それは既に能力が被っているからだ。
超能力を扱える能力で目を青くして千里眼使えるし、こっちでも目を閉じれば使える。
しかし千里眼と言ったら超能力というのが多く忘れ気味という事と今使った千里眼は距離の制限がある為結果的に超能力の千里眼の方が距離が長いので使ってる為だ。
要はこの程度の能力は超能力の程度の下位互換という事になる。
そんなこんなで俺は千里眼と時止めを使い何とか士道達がいる大型デパートの中へと入った。
俺は中に入ると十香の姿が見えた。
「十香!」
十香は俺に気付いて無いのか士道がいる方へ向かっていく。
俺は仕方ないので十香を追いかける。
今能力を使えば良かったなと後悔することになるとは思わずに。
俺は十香の方へ追いかけると突然十香が足を止め何やら絶句していた。
俺はその方へと見ると四糸乃が士道を押し潰した状態で床に張り付けられながら口付け……キスをしていた。
士道side
『士道、緊急事態よ』
「な、何が?……っ!?」
俺は周りを見渡すと、来禅高校の地下シェルターに避難しているはずの十香が全身赤いオーラを纏って居た。
「と、十香……?」
「シドー」
俺は十香にただ名を呼ばれただけなのに、背筋に寒気が走った。
「…今、何をしていた?」
「っ、な、何って……っ!?」
少し時を戻る。
俺はあの後よしのんにデートの誘いをするとよしのんはあっさりと了諾した。
そしてデート中によしのんが子供用の室内用ジャングルジムの頂上へと登りカッコいい?よしのんカッコいい?と声を弾ませて訊いてきた。
その時よしのんはバランスを崩して床へと落下していく。
それを見た俺はすぐさまよしのんを支えようとしたがよしのんに押しつぶされる格好で床に張り付いた。
結果目の前に青い髪の少女とキスをしてしまったのだ。
そしてそれを見た十香は全身に赤いオーラを纏ったのだ。
そんなこんなで十香は怒っていた。
「あれだけ心配させておいて…女とイチャコラしてるとは何事かぁぁぁぁぁぁっ!」
だん!っと十香が叫び、足を打ち付けた瞬間、その位置を中心に床がベコンッ!と陥没し、周囲に放射線の亀裂が入った。
が、直ぐにその破裂や打ち付けた床などが綺麗に戻った
「全く……床壊すなよ…」
「!?」
十香の後ろから声が聞こえた。
が、その声には聞き覚えがある。
というかいきなり破裂した床などを瞬時に直せる人など一人しかいない。
「優希?」
「おっと、この状態はクロスと呼んでくれないかな?士道くん」
そこに居たのは黄色いパーカーを着ている優希…クロスがいた。
優希side
俺は全身に赤いオーラを纏った十香を見て瞬時に時を止め、ゲートを開き黄色い服を手繰り寄せて着て時を動かした。
何故なら絶対嫌な予感がしたもん。
そう思ってたら早速十香が自身の足中心に床壊しました。
なので早速能力を使う。
「(復元)」
俺は直ぐ下の床に手を張り付かせると手から一瞬光らせ十香が破壊した床を直した。
ちなみに今のはすぐに直したので床を30秒前戻ししました。
なお復元能力は1日前までならば秒単位まで戻せるが2日前以降は日数で戻せる。
まぁ、これは鍛錬すれば細かく出来るかもな。
「全く……床壊すなよ……」
正直この為に俺の能力を使うのは気が引く。
まぁでも、能力を使わないとASTが十香の霊力の跡がわかってしまうから問題ないな。うん、うん、そうであってくれ。
俺がそう思っていると、先程の言葉にこの場にいる3人が俺に気付いた。
「優希?」
「おっと、この状態はクロスと呼んでくるないかな?士道くん」
「わ、わかった」
すると先程から全身に赤いオーラを纏っていた十香が俺の事に気付き顔だけ俺に向くと全身から漂うオーラがいつの間にか消えていった。
「優希!?何故ここにいる!?」
「それはこっちのセリフだよ!勝手にシェルターから抜けてきて心配したんだぞ!」
「そ、それはすまなかった。けど今はシドーのこの小娘の事が先だ」
十香は顔を士道と四糸乃の方へ戻して歩いていきその2人のもとに到着した。
「シドー!おまえが言っていた大事な用とは、この娘と会う事だったのか?」
十香は四糸乃の方へと左手をビッ!っと指を向けた。
「あ、いや、それは…」
士道は困惑していた。
まぁ確かに此処で十香にイエスと言っても真の意が十香に伝わるとは思えない。
というか変な意味で誤解される可能性がある。
すると
「おねーさん?とええと……」
「十香だ!」
「十香ちゃんね!それであちらにいるの君は…」
よしのんが俺の方へ向いた。
「クロスだ」
「クロスくんね!でもさっき士道くんとから優希と聞こえたんだけど、もしかして君が優希くんかい?」
うん、さっきの士道と十香の発言で俺が優希だとバレてるやん。
まぁ仕方ない。
「あぁ、そうだよ。けどこの衣装を着てる時は優希じゃ無くてクロスと言ってくれ。他の人達にバレたら面倒だ」
「わかったよー。何せよしのんと優希くんとの仲だからねー!」
あっさり了諾してくれた。
「こら!私を無視するな!」
「おっと十香ちゃんごめんごめん。君には悪いんだけどぉ、士道くんは君に飽きちゃったみたいなんだよねぇ」
「「!?」」
士道と十香が驚いていた。
具体的には十香は今の発言で絶句、士道は白目になりながら頬に汗少量流れていた。
そしてその2人はそのパペット…よしのんの方へ向く。
「話を聞いていると、どうやら十香ちゃんとの約束すっぽかしてよしのんのとこに来ちゃったみたいじゃない?これってもう決定的じゃない?」
「う、うぐ……」
十香は涙目になっていた。
「お、おまえ、何を言って___!?」
「そうだぞ!よしのん!少なくとも士道が浮気など…!」
「シドーと優希は少し黙っていろ」
すると十香は士道の口元を掴まれた。
仕方ないので俺も少し黙ることにした。
その間にこの後の展開を考え…いや思い出しておく。
あ、勿論3人の話見ながらね。
「やー!ごめんねぇ、これもよしのんが魅力的すぎるのがいけないのよねぇ」
十香は右手をぐっと握り締めながら涙を堪えていた。
「別に十香ちゃんが悪いって言ってるわけじゃぁないんのよぅ?たぁだぁ、十香ちゃんを捨ててよしのんの元に走っちゃった士道くんを責めることもできないっていうかぁ」
「う…うがーッ!」
我慢の限界のせいかとうとう叫びを上げながら涙を流していった。
そして両腕をパタパタ上下に動かす。
両腕を動かした事で士道の顔から手が離された。
「う、うるさい!黙れ黙れ黙れぇっ!駄目なのだ!そんなのは駄目なのだ!」
「駄目って言われてもねぇ。ほらほらぁ、士道くんもはっきり言ってあげなよぅ、十香ちゃんはいらない子って、あ、今クロスくんもいるいから言いづら…」
よしのんが言い切る前に十香はガバッとパペットの胸ぐらを掴み上げ、四糸乃の左手から容易く外れ上空へと持ち上げられてしまう。
「私は!いらない子ではない!シドーが……シドーと優希が此処にいていいと言ってくれたのだ!それ以上の愚弄は許さんぞ!何とか言ったらどうだ!?おい!何を黙っている!話せ!」
十香はよしのんが声を発していたと思っているのかよしなんの首元を掴みながらぐらぐらと揺らす。
すると、四糸乃は自分が来ているフードをかぶり直してから十香の服を引っ張る。
「かえ、して……くださ……い」
四糸乃は十香の両手で高々と持ち上げたよしのんを取ろうとぴょんぴょん飛び跳ねるが身長の差があって届かない。
「ハッ!?」
俺は四糸乃の声で目が覚め……って考え事してたら少し寝てた!やべぇ!…最近疲れてたるのかな……
「えっ?」
俺は前を向くと四糸乃が十香が高々と……って知ってるな。
いや、さっき寝てたはずなのに何で知ってるんだ?
あ、そうか分身体が代わりに見ていたからか…!?思い出した!この先の事が!
すると
「な、なぁ、十香。それ、返してやってくれないか?」
「そ…」
俺はそうだよ、よしのんに返してやってくれない?と言おうとしたが口を閉じた。
何故なら
「シドー…やはり……私よりもこの娘の方が…」
十香は愕然とした様子で目を見開いていたからだ。
もし、今士道にフォロー入れると返って十香の信頼が減ってゆく。
だが、このままでは大変な事が起きる。
「あぁもう仕方ない!圧縮!」
俺は右手を前に出して手から黒いモヤみたいなのを纏わせた。
その時、今まで十香が持っていたよしのんが俺の右手へと瞬時に引き寄せ掴んだ。
そして
「おりゃああああ!」
俺はそのままよしのんを四糸乃に向けて投げる。
しかし時すでに遅く。
「〈氷結傀儡〉………っ!」
四糸乃は俺がよしのんを投げた事に気付かずに目を閉じ右手を上げた。
その時、床を突き破りその場に巨大な人形…いや、身長3メートル程もあるウサギのぬいぐるみの形状が現れ、その現れた風圧によって投げられているよしのんが何処かへと飛んでいった。
そして四糸乃はその巨大なウサギ型の何かの背に張り付くと、その背に空いていた二つの穴に両手を差した。
次の瞬間人形の目が赤く輝きグオオオオオオオオ!っと咆哮を上げ、人形の全身から白い煙のようなものが吐き出された。
その煙はみるみる地面を凍らせていた。
「天使!?」
士道は小型インカムで琴里と通話して…って今更どころじゃない!
「やばいな、これは!……圧縮!」
俺はまた右手を前に出して圧縮を使う。
今度は士道に渡した異界用通話機だ。
俺はそれを瞬時に右手に収まると窓ガラスが割れ白い煙が部屋の中に入ってくる。
すると、その煙から凍っている無数の雨粒が俺たちの方へと降ってきた。
「十香!」
士道は十香を抱き寄せ左へ避け床に倒れた。
俺はすぐさま時を止め、通話機のボタンを押した。
すると、すぐ近くに紫色のゲートが開き分身体が出てきた。
「おせぇよ!とりあえず士道と十香を頼む!」
分身体はこくりと頷き士道たちの方へと向かった。
「よし、じゃあ俺は服脱いどくか」
このままだとクロスが2人いるからな。仕方ないよね。
俺は黄色いパーカー服を脱いでさっきゲートを開いたところに放り込んだ。
そして時止めを解除した。
「!?クロス!?」
士道は困惑していた。
まぁ、そうだよな。何たっていきなり目の前にクロスの背中が現れたからな。
「俺の分身体だ!後ろにいとけ!」
「でもお前はどうするつもりだ!?」
「俺なら大丈夫だ!」
すると分身体は右手を前に出して白い結界みたいなのを張った。
これはただの防御魔術だ。耐久力はあまり無いが凍った雨粒程度なら少しの間後ろを守る事が出来る。
さて、俺は何をしてるのかというと
何故能力を使わないかというと、あの時は
しかも窓ガラスが割れてるから見られる可能性だってある。
なので俺は能力を使わずに窓ガラスの方から降ってくる凍った雨粒を避け、時には弾いていた。
幸いな事に近くにジャングルジムの破片があったのでそれを握り弾く。
「おらぁぁぁぁぁ!」
俺は分身やサンズ達と戦った経験があるので凍った雨粒程度避けたり弾いたりするのは余裕だった。
そんなこんなで俺は凍った雨粒を対処していると、氷結傀儡…だよな?氷結傀儡は近くにあったよしのんを咥え、先程割れたガラスのところから飛び出していった。
飛び出していくと、外から銃撃の音が聞こえた。
が、少し経つと銃撃の音が止み、白い煙が消えていった。
なので分身はパッと消した。
「け、怪我はないか?十香」
「いいから早く離れんか」
十香は士道に距離を置こうと士道を右手で押し出す。
「いっつぅ……」
だが押した場所が悪く、士道の傷跡を触ってしまった。
士道は右手で傷跡を触って抑えていた。
「う……どうせシドーは私よりもあの娘の方が大事であろう!」
すると十香は後ろを向いた。
「は、はぁ?」
「あー……士道くん、怪我してるし回復しよっか?」
士道は今の十香の発言に驚いているが俺は無理矢理話を変える。
「いや、いいよ。こんなの擦り傷だし。……わかった。優希、今からフラクシナスで回収するってさ」
「わかった。けど十香の事どうするんだ?」
「っ…………」
士道は黙っていた。
まぁ、四糸乃とキスしていた時に十香がそれを見てしまったからな。
一応確認しとくか。
「…もしかしてよしのんが言った通り士道くんは十香の事…」
「違う!俺はただ、よしのんを助けたくて!」
士道は直ぐに俺の質問を言い切り前に否定した。
その顔は真剣な顔をしていた。
けど今の発言が本当なのかはわからない。
ならば答えは一つ。
「…そうか……じゃあ本当かどうか確かめるぞ」
俺は士道の肩を触ると時を止めピンっ!と右手の人差し指を伸ばすとその指先に凄く小さいピンク色の波みたいなゆらゆらしているの纏わせた。
そしてピッ!っと音を出しその纏っていたピンクの何かが士道の頭に刺さった。
「!?おい優希!お前一体俺に何をするつもりだ!?」
どうやら士道くんは頭に何かが刺さったのは感じだが、何をされたのかわからないようだ。
「ちょっと士道くんの記憶を見るだけだよ」
「俺の記憶を?」
「うん。その方が信用出来るからな」
「そ、そうか。けど俺のプライベートの記憶までは見るなよ?」
「わかってる」
おっと、説明忘れてた。
これは七つの大罪の能力の一つ侵入の魔力だ。
そしてこの魔力は対象の相手の記憶を読み取ったり、精神内に入ったり、その人の記憶を改変又は記憶を消す事が出来る。
なので俺は俺と離れてから何をしていたのか記憶を読み取る。
「……あれ?」
俺は一つの疑惑が思いつく。
俺は使う能力の選択を間違えたような気がしたからだ。
「どうした優希?お前まさか俺のプライベートの記憶まで読み取った訳ないよな?」
士道は俺に向けて何やら不安な顔をしていた。
「いや、何でもない。少なくとも数分前程度の記憶の読み取りが出来ただけ。……うん。本当のようだな……ってあちゃー…」
俺は右手をを頭の目の辺りに当てて顔を低くする。
そしてその態勢戻ると今度は士道と顔を合わせた。
「すまない士道くん、君には2つほど謝罪がある」
すると士道は頭の上に?マークを付け首を横へ傾げる。
「俺に何の謝罪があるんだ?…まさか俺のプライベートの記憶まで読み取ったのか?」
「いや、違うよ。今から説明する」
俺は一度大きく深呼吸をした。
「1つ目は十香をちゃんと見ていなかった事だ。あの後ちゃんとシェルターに避難はしたんだが、たまちゃん先生から空間震について教わっている時に十香は勝手にシェルターの外へ…いや、士道くんを心配して此処に来てしまったんだと思う。だからすまない…俺がちゃんと見ていればこんな事にならなかった筈だ」
俺は士道に頭を下げた。
すると士道は怒ってはいなかった。
「それは仕方ないよ。俺だって前に琴里が心配で無断で外に出てしまった事があるし。それにもし俺がその立場なら仮にお前が止めても意地でも行くと思う」
確かに仮に俺が止めようとしても絶対に助けるのが士道だからな。
「それでもう一つの謝罪は何だ?」
「あぁ、それね。実は………その………」
「何をもじもじとしてるんだ優希。俺とお前の仲だろ?はっきり言えって」
「……うん…そうだな」
俺はもう一度深呼吸をするが、今度は1回目より大きくする。
「実はな…さっき記憶を読み取って士道くんが何もしてなくてあの時のキスは事故なのは知ったんだけど、
「はぁ?」
士道は驚いていた。
まぁ、そうだよな。
「どう言う事だ?」
「実は態々士道くんから記憶を読み取らなくても士道くんの
「ちょっと待って優希、お前は他人の心も読める事が出来るのか?」
「うん。とは言っても使うと五月蠅くなるから基本的には使わないけど」
「ええとつまり?お前は俺の心を読めばわかるのに態々俺のプライベートが読み取られる可能性がある方をしたって事か?」
「うん…だからごめん…」
「…………」
士道は驚愕し、何やら一つ決心したようだ。
「優希」
士道は左手で俺の顔を掴み、士道が見えるところまで傾けた。
すると
「歯ぁ食いしばれ!」
「え!?ちょ!?グハァ!」
………………………………
………………
「で?何があった訳?」
「聞かないでくれ……」
俺達はあの後フラクシナスに戻った。
そして琴里は俺の顔を見て呆れていた。
何故なら俺の顔は丸々となって腫れ上がっているからだ。
理由は勿論士道くんが怒ってぶん殴られました。
いや多少なりとも能力を使ってはいたので士道くんのパンチをくらっても平気な筈だと思ったのだが、普通の人以上の力でパンチをしたのか結果がこの状態だ。
「一応確認するのだけれども
「いや、大丈夫。復元使えば瞬時に治る。けど士道くんが今日はそれを絶対に使うなって」
そう、士道が俺に殴り終えた後、俺が復元能力を使える事を知っている士道に今日は使うなと言われました。
その顔は相当怒っていた。
「ま、今後優希の力は暫く控えておきなさい。いいわね?」
「わかったよ…トホホ…」
こうして俺はこの顔のまま士道の家に着いて眠りについた。
ちなみにその時に士道に謝罪して何とか許してくれました。
折紙side
私は…私達はあの後突如デパートの窓ガラスから突然現れた強大なウサギの人形とハーミットが飛び出したので私を含む此処にいるAST各員達がハーミットに一斉攻撃を仕掛けると、その巨大な人形が下方に落下していくのが確認できた。
なので私達は攻撃の手を休まずにハーミットに擊ちまくる。
が、その時ハーミットと巨大なウサギ型の人形が空間に溶け消えていくのが確認できた。
「
精霊が、隣界と呼ばれる異空間に帰る事を消失と呼ぶ。
よって精霊が消失…消えた為AST各員は帰投することになった。
「……?」
私はリーダーの背を追い帰投しようとすると、地面に気になるものを発見しそれを掴んだ。
「これは…」
その掴んだ物は赤い目に黒い眼帯を付けているウサギ型のパペットだった。
私は何故そのような物が何故此処に置いてあるのかわからなかったのでそのまま家に持って変えることにした。
「……!?」
私は家に着くと、何やらほんの少しだけ違う感覚を感じた。
この感じは…誰かが私の家に無断で侵入した感じだ。
しかし、私はもしものために凡ゆるトラップを設置をした。
けれどそのトラップを確認したところ引っかかった形跡が無かった。
私は仕方ないので家の中に設置した防犯カメラの映像を見る事にした。
「……なに…これ…!?」
私は驚愕した。
何故なら不可解な事が映っていたからだ。
それは、机の真上に突然小さな紙が現れ、その紙がピカピカ光りながらゆっくりゆらゆらと落下して机の上に着地した。
それだけでも充分不可解な事なのだが、その後の映像では突然その紙が勝手に浮いてパッ!とどこかへと消えていった。
まるで、監視カメラでは見えない何かがその紙を持ち上げて何処かへと消えていったかのように。
「調べないと…」
私はこの映像にあった不可解な現象を調べる事にした。
やっと投稿じゃあああああ!
後デアラの小説買いました!
なので多少何とかなるかなー?
よしのんとか書ける自信ないけどw
次回は…うん…ワンチャン優希がクロスだと折紙にバレそうですね。
大丈夫かな?(大丈夫じゃない)
では次回!
今後の展開ですが、どう言う感じがいい?
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今まで通りアニメ寄りのストーリー
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改変ストーリー(キャラ崩壊確定)
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もっとクロスオーバーしろ