能力を得て転生したらデアラの世界だった話(消失)   作:スロート

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今回はアニメ寄りです。
では始めます


でぇーとスタート!

前回のあらすじ!

俺が通ってる学校に、令音先生が副担任として来ました。

そして物理準備室で裏モードの琴里に会い話をして、折紙と友達になりました。

その後、空間震が発生したので俺と士道が十香と出会い、デートすることになりました。

 

________________________________________

 

俺達は士道、十香と一緒に今パン屋さんに来てます。

何故って?

そりゃあ十香が窓越しでパンをめっちゃ見てるからだ。

というかその窓にくっついて見てます。

てなわけで俺と士道は十香のためにパンを買ってあげる事にした。

 

「士道は何のパン買う?」

「俺はきな粉パンかな。ほら、十香がずっと見てるし。そういうお前は何買うんだ?」

「俺はカレーパンかな。これ好きだし」

「決まりだな。それじゃあ会計行こうか」

「おう」

 

こうして俺たちはパンを買いました。

 

「ほれ」

「ほい、カレーパン」

 

十香は俺達が買って来たパンを見てると凄いよだれを垂らしている。

 

「わ、罠では無いだろうな?」

「違ういいからよだれ拭け」

「はい、これで拭きな」

 

俺はさっき店員から貰ったおしぼりを十香に渡した。

そしてきな粉パンから先に食べた。

 

「ハム!……うまぁぁぁぁぁぁぁい!」

 

良かった。めっちゃ喜んでる。

 

「これがでぇとかシドー、優希!」

「きな粉パンだ」

「ほら十香、こっちも食べな」

「うん!」

 

俺は十香にカレーパンを渡すと、美味しく食べてくれた。

 

「なにぃ?でぇとでは無いのか?何故こんな美味いものがでぇとでは無いのだ」

「いやぁそう言われても」

「ねー」

「ん、もしやこの程度の旨さではでぇとでは無いと言うのか?でぇととはいったい…」

 

十香がそんな事考えてると、後ろからいい匂いがした。

その匂いは焼きフランクフルトの匂いだ。

 

「でぇとぉぉぉー!」

 

十香はその焼きフランクフルトの店にダッシュで行った。

 

「違うから…」

「士道、そんな事言わずにフランクフルトを買うぞ」

 

俺たちは焼きフランクフルトを6本買いました。

十香が4本、俺と士道で各1本だ。

 

「何だこの人間の数は!?総力戦か?」

 

十香はフランクフルトを食べながら歩くと大通りに着いた。

 

「こ、これでメカメカ団の攻撃に先手を打って…」

 

十香は右手の人差し指に紫の小さなボール型のを出す。

 

「ちょちょちょっと待って十香!」

「ストップ!ストップ!一旦落ち着け!」

「何をする!止めるなシドー、優希!」

「言ったろ?此処では誰もお前を殺そうだなんて思ってないから!」

「それに此処の人たちはメカメカ団じゃないから!」

 

俺と士道のダブル説得により十香から出す紫色のボール型をしまった。

そして十香はフランクフルトを1本食べ串刺し棒だけ残ると、近くにいた小さな子供がゴミを燃えるゴミに捨てていて、その母親から撫で撫でしてもらっている。

十香は先程買ってきたフランクフルトを2本一気に食べ終わると、串刺し棒と紙を燃えるゴミに捨ててこちらに戻ってきた。

どうやら先程の子供みたいに頭を撫でてほしいのか顔を下げている。

十香の頭にある赤いリボンがピクピクしていた。

 

「お、燃えるゴミに捨てれたのね。よしよし」

 

俺と士道は十香の頭を撫でた。

……なんか5年前に狂三に頭を撫でてくれたな。

懐かしいな。もし今度会ったらしてもらおうかな。

 

「そうか士道、優希。もしかしてこれがでぇとだな?」

「違う…とは言い切れんが違う!」

「うーん…微妙なラインかな?」

「そうか…でぇととは奥深いものだな…」

 

十香はそんな事言ってると指を前に指した。

 

「あれはなんだ?シドー!優希!」

「おぉい!まだ食うのかよ!?」

「ちょっと待ってよー!」

 

十香が走って行った為追っているその時、何かしらこの状況を引いてるような気配がした。

とりあえずスルーだスルー

そんな事で十香を追ったら何やらでかいお店に着いた。

 

「ここは何だ?シドー、優希!」

「い、いやぁ…此処は流石…その…」

「あー…え?ここって…え?」

 

そのお店は喫茶店だった。

デート中なので此処に来ても可笑しくはないが、まさかもう行くとは…

 

「あぁ焦ったい!確かめる!」

「待てって!」

「よう!五河に東山じゃないか」

 

士道が十香を止めようとすると、左側から聞き覚えがある声が聞こえた。

俺達はその人物に振り向くと、殿町が居た。

 

「と、殿町!?」

「やっほー相棒!」

「やぁ!相棒!…お?」

 

殿町は十香を見ると、俺と士道を無理矢理近くに引き寄せた。

 

「どういう事だ?校内一の事情つ、殿町宏人が知らない間にこんな美少女と、焼けちゃうな〜」

「いやまぁ、色々とあって…」

「まぁ…うん。カクカクシカジカで…」

 

どう言い訳しようか考えてると、もう十香が中に入ってしまった。

 

「あ!?」

「あー…」

「なかなか物言いな彼女のようだな。ま、俺の彼女も結構なおねだりやさんだが」

 

殿町は自分のスマホを見せると、アイテム課金を見せた。

 

「……殿町くん。この彼女に月幾ら貢いだの?」

「当然…月10万さ」

「じゅ、10万!?」

 

流石に無いわー。

生活大丈夫なんかねぇ?

 

「そんな事より、他ならぬお前達の為だ。さっき見知らぬ人に貰ったこれで、支援させて貰おう!」

 

そう言い終わると殿町は回転した。

いや、何で回転出来るの?あれか?アニメの表現の一つか?

回転が終わると、殿町はこの市のお食事ご優待券5000円分を3枚渡した。

って5000円かよ!?

 

「グッドラック!良い一日を〜」

 

そう言い終わると殿町は左手を振りながら去って行った。

ちなみに俺達はドン引きしてる。

さて、俺はその店の中に入る前に、店の屋根に何やら英語が書いてあったので見た。

そこにはYAMAZAKIと書いてある。

ヤマザキねー…

 

「ヤマザキ!?」

「優希、どうしたんだ?」

「い、いや何でもない。そんな事より中に入ろうぜ」

 

前世の俺の記憶を持っている俺は、ヤマザキと見ただけでまず何を思い浮かべるのかと言うと、勿論パンのヤマザキだ。

前世の俺は朝の朝食は基本的にパンだったので、いつもヤマザキのパンにはお世話になりました。

 

さて、過去話はこれくらいにしといて、俺と士道は中に入った。

中に入ると綺麗なお店であり、そこそこ席が空いていた。

 

「あー…」

 

なんか士道が微妙な顔してるな。

そんな事思っていると、店員さんが来た。

 

「いらっしゃいませー」

「う、うわ!れ、れ、れれれ令音さ」

 

士道が言い終わる前に令音は士道の顔にメニューを叩いた。

士道と令音は何やら話をしてるようだが、そんな時俺は…

既に十香がいる席についていた。

 

「遅いぞシドー!こっちだこっち!」

「早くきなー」

 

ちなみに俺は今士道が話している店員さんが令音先生なのは知っている。

けど敢えてスルーした。

だって、令音先生は俺が通っている学校のクラスの副担任だぞ?

そんな人が此処に居るはずがないじゃ無いか!

うん!何故か隈が酷くて眼鏡してる店員だな!

なんか副担任と似てるけど違うよな!

そういう事で十香がいる席に座った。

 

「お、おう」

 

士道が十香達がいる席に座ると、何やら周りをを見渡してる為俺も周りを見渡す、するとほぼ全員俺たちを見ていた。

 

「(此処にいる人達全員俺らを見てるんだけど!絶対ラタトスクのメンバーだよね!?)」

 

ちなみに士道は苦笑いしてる。どうやら見知った人達の様だ。

そんなこんなでご注文を聞く店員が来た。

 

「ご注文はお決まりですかー?」

「…え?」

 

その店員を見ると、赤い髪にツインテールで黒いリボンを付けている可愛らしい店員さんだった。

そう、琴里だ。

うん。此処にいるのは知ってるよ?

けどこんな所に琴里がいる訳がないじゃないか!(白目)

なので何故か琴里に似てるが、気のせいだ!気のせい!

 

「こ…こ、こ、こ」

 

士道が何やら言い終わる前に、その店員さんは鉄のお盆を士道の顔面に叩いてめりこんだ。

そしてそのお盆は顔の跡がついた。

ちょっとおもろいからそのお盆を写真撮りました。

 

「うーむ…これも旨そうだし、これも良い…一体どれがでぇとなのだ?」

 

十香はメニューを見てるが、何にするか迷っている。

まぁ俺も外食する時めっちゃ迷うからな。

ということで、俺も絶賛メニューを見て何を頼むか迷っています。

っと悩んでる二人に店員さんは何か案を出す。

 

「お悩みでしたら、スペシャルこれでもかコースは如何ですか?」

「「これでもか?」」

「いや…俺は辞めときます」

 

メニュー名から考えても凄まじい量が出てきそうなコースだからな。

 

「それでしたら、シェフのお任せコースは如何ですか?」

「お、それは良いかも!それでお願いします!」

「かしこまりましたー!」

 

…あれ?この店員さんが今一瞬ニヤついたぞ?

その後士道は、普通の料理を頼みました。

さて!先にこれでもかコースが来ました。

 

「………」

 

俺は驚いていた。何故って?

そりゃあ揚げ物やチキン、パスタやケーキなどの凄まじい量がドカン!と来ました。

いや、これ一人で食べるのキツく無いか?

 

「た、確かにこれでもか…」

「こ、この量はバラエティとかに出てくる大食い料理レベルの量だな…」

 

士道は引きました。そりゃあ…ね…俺も引いてる。

そんな事を思っている俺らは置いといて、十香は量が多いとか思わないのか、ドンドン食べてました。

 

「はむ!うぅーけしからん!美味い!けしからん!なんと善処なのだー!」

 

そんなこんなで十香はこれでもかコースを美味しく食べてます。

っと、やっと俺の頼んだシェフのお任せコースが来ました。

 

「お!やっと来たかー!どれど…れ…」

 

その料理の隣には紙が置かれており、その紙にはこう書いてあった。

 

『シェフのお任せコースはお一人で完食しないと罰金が発生します。ご了承ください』

「……え?」

 

そして肝心な料理は、どす黒い紫色の料理だった。

いやこの料理なんかモンスターの顔が見えるんだけど!?

転○らに出てくるユニークスキル持ってない時のシオ○の料理っぽいけど!?

 

「何……これ……?」

「う、うわぁ…」

 

俺と士道はまたドン引きしてます。

ちなみに十香はこれでもかコースを食べてる為気付いてない。

つまり俺はこの料理…いやこのモンスターを食べないといけなかった。

そしてそれを完食しないと罰金が発生するのだ。

その料理を運んだ店員さんは凄いニヤニヤしてる。

俺、琴里に何かしたか!?

俺は必死に思い出す…すると、ちょっと前に琴里と会った時を思い出した。

 

「(まさか琴里の事を偽琴里と呼んだのが根に持っていたのか!?)」

 

そんなこんなで俺は覚悟を決めた。

 

「い、頂きます…」

 

そして、そのモンスターを口に入れた。

 

「……う……うあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

その後、俺は凄い腹を壊した。

逆に腹を壊すだけで良かったかもしれない。

 

そんな事で俺と士道、十香の楽しい楽しい外出が終わり…ませんでした。

はい。まだ続きます。

ちなみに、俺は完食し腹壊したのでこっそり時止め能力を使用して回復を掛けてました。

勿論、健やかなれを掛けました。

 

さて、そんなこんなで俺達は駅の南に行く事にしました。

何故って?そんなの知らぬ。

士道が行こうと誘ったのだ。

でもそこって、ただの住宅街なのだ。

何も無いただ家が沢山あるだけ。な筈なのに

 

「何じゃこりゃ…」

 

俺達は駅の南に向かうと、歓迎!ラタトスクと書いてある門があり、奥には飲食の屋台がありました。

 

「(ラタトスクってガッツリ書いてあるんだけどぉぉ!?絶対ラタトスクが仕組んだよね!?)」

 

そんな事を思ってその門を潜ると、目の前にクラッカーを鳴らす人達が居ました。

 

「おめでとうございまーす!」

「「え?」」

 

そんな事思っていると、鉢巻をしてる男性が来た。

 

「バットマリッジ!?」

「士道?この人知ってるの?」

「いやぁただの知り合いだ」

「ふーん…まぁ聞かないでおく」

「そうしてくれるとありがたい」

 

そんな事言ってると、バッドなんとかの人が説明してる。

 

「何と御三方は、当商店10万人目のお客様です!本日は特別サービス。何を食べても全て無料!タダでございまーす!」

「マジスカ…」

 

そんな事思ってると奥からいらっしゃいませーも聞こえた。

 

「いやぁ…でも…」

「あ!あれは見た事ないぞ!シドー!優希!」

「おおい十香!」

「よっしゃあ!美味しいの食べるぜー!」

 

そんなこんなで俺達はそのサービスを堪能する事にした。

 

「見ろ士道!優希!あれも旨そうだぞ!」

 

十香はめっちゃはしゃぎながら食べている。

というかめっちゃ食べてる。

てかさっき大食いレベルの量食べたはずなのにめっちゃ食べてる。

これが無限の胃袋か(白目)

まぁ俺もめっちゃ食べてます。

何故ならさっきモンスターを食べたけど、回復してお腹が空いたからだ。

 

「ったく…何でことに…」

「シドー。楽しく…ないか?」

「え?」

「何かさっきから私と優希しか喜んで無くて…シドーは機嫌が悪くなっている様な気がして…」

「そ、そんな事無いって」

「本当か?」

「本当だ。その…ごめんつい余裕が無くなって」

「お前も楽しいか?」

「楽しいよ」

「本当に本当か?」

「本当だ。本当に楽しい!」

 

そんなこんなで二人で話してるのを見ている俺は、呼びかけた。

 

「おーい!2人ともー!一緒にクレープ食べようぜ!」

 

そんな事言うと十香は士道の手を握った。

 

「ならば一緒に食べよう!デェトをしつくそうではないか」

 

十香は笑顔だった。やだめっちゃ可愛い。

 

「あぁ!」

 

こうして俺達は一緒にクレープを食べました。

何故か士道と十香が手を繋いでいる事に羨ましいと思っている俺がいる。

さて、クレープを食べ終わったので俺達はガラポンを回している。

1人一回ずつ交代で、十香→士道→俺の順番になった。

 

「行くぞ!シドー!優希!」

「おう!」

「いっけぇ!」

 

十香はガラポンを回した。ガラポンから丸い玉が出てくる。

俺達は出てきた玉の色を見ると、それは金色だった。

 

「おぉめでとうございまぁす!」

 

ガラポンの店員さんは金のベルを鳴らした。

 

「なんと特賞!ドリームパークご招待券が大当たりでぇーす!」

「何だ?それは!?凄いのか!?」

 

ドリームパークって事は遊園地かな?

そんな事思っていると、何やら後ろの人が説明してる。

 

「物凄く凄いです!」

 

へぇ〜凄いのかーと思いながら俺達は、俺と士道のガラポンを引いてから行くことにした。

ちなみに士道は黒玉で何やら黒ゴムで、俺は白玉でたわしだった。

いやひでぇ…何で俺がたわしなんだ…

そんな俺はさておき、ドリームパークは今いるところのすぐ裏らしいので行く事にしました。

 

さて、俺達はDream Parkと書いてあるとこに来ました。

……えーとそこはホテルでした。

 

「これかよ!?」

「うっそだろ!?」

「シドー!優希!何か面白そうな所だな!ここは何をする所だ!?」

「な、何って言われても…」

「こ、此処に行くのはまだ勇気が…」

 

そう…ただのホテルでは無いラブホテルだったのだ。

いやいやいやいや待て待て待て待て!俺達まだ17歳!少なくともまだr18超えてないからアウトだって!

俺と士道は隣から何やら声が聞こえたので振り向くと、先程のガラポン店員さん達が応援してる。

 

「十香!此処はやめよう!なぁ!」

「同じくここはやめよう!ね?」

「どうしてだ。さっき何処でも行くと言ったであろう?」

「え?そんな事言ったの士道くん」

「う、うん…」

 

何処でもだから此処に来たのか俺たち!?しかも絶対ガラガラの商品内容仕組んだよね!?じゃ無いと黒いゴムとか普通使わないよね!?

 

「まさか!此処にでぇとの真髄があるのでは!?」

「色んな意味で否定しずれぇ…でもダメだ!此処だけはダメだ!未成年だし!」.

「そうだな!別の所に行こ!ね?」

 

士道は十香の片方の手を引っ張ってそのホテルから遠ざけてる為、俺も十香のもう片方の手を握って引っ張って遠ざけている。

 

「うぅ…でぇとぉ!でぇとぉー!」

「良いからこい!」

「本当こい!」

 

十香は何やかんや言いながら俺たちに引っ張られて行った。

……なんか後ろから凄い音が聞こえたけど気のせいだよな。

 

さて、俺達は年齢的に危ない所から離れると、雨が降ってきた。

……あれ?さっき雲すら見えなかったのに何で?

俺達は雨が降った為、雨宿りできる所に行くとそこはゲーセンだった。

丁度いいので俺達はゲーセンに入る事にした。

 

「な…何だ此処は!?メカメカ団の秘密基地ではあるまいな!?」

 

十香は周りにあるクレーンゲームを見てメカメカ団と間違えている。

 

「違う違う。安心しろ」

「とりあえず落ち着こ?ね?」

「わ、わかったのだ」

 

俺達はゲームの中にある商品を見てると、ふと十香は足が止まった。

 

「シドー!優希!これ!これが欲しいのだ!」

 

どうやら十香は何か欲しいのがあったようだ。

 

「お?何だ何だ?」

「きな粉パンのぬいぐるみだな」

「これぬいぐるみか?ぱっと見本物にしか見えないぞ?」

 

そんなこんなで俺達はきな粉パンのぬいぐるみを取ることにした。

しかしクレーンの力が弱いのか、掴んだはいいものの落ちていく。

 

「むぅー何故取れぬ!この根性なしめ!おい士道!優希!お前らも何とか言ってやれ!」

「だから言っただろう?それは難易度高いって。何も考えずにやっても取れないぞ?」

「そういえば俺、こういうの中々取れないこと知ってるから最近全然やってなかったな〜」

「ではどうすればいい!?」

 

士道は隣の猫のぬいぐるみを指さした。

 

「こっちなら簡単にいけるぞ」

「……そんなのはダメだ、これがいい」

「そっか…他に同じ景品は……」

「………なんかいる…」

 

俺と士道はきな粉パンと同じ景品を探してると、白い服に眼鏡掛けている人間がクレーンの中に居て、クレーンの形になっていた。

 

「俺は何も見なかった…そう、俺は何も見てない何も見てない何か白い変態がいたけど何も見なかったいいね?俺…」

 

俺は一言で言うと現実逃避をしていた。

そんな俺はさておき、士道と十香は一緒にクレーンゲームをしていた。

勿論きな粉パンのぬいぐるみを取る為だ。

どうやら、狙ったぬいぐるみは掴めたが、最後の落とす穴のところで横向けになってしまい落ちなかった。

 

「……十香のタイミングは完璧だった。俺の指示ミスだ…」

 

士道は何やら暗そうな顔をして後を去ろうとするが

 

「落ちろ!……落ちろ!何故落ちない!私と士道が一緒に頑張ったのだぞ!?落ちろ!落ちてくれ!」

「「十香…」」

「頼む!落ちてくれ!頼むからぁぁぁ」

 

十香の必死の声が聞こえた俺は、時止め能力を使用した。

どうやら落ちる穴の上にぬいぐるみがあるようだ。

なるほど、確かにこれは落ちないな。

そう思った俺は能力を使い、穴の上にあるパンの中心をほんの少し凹ませた。

そして時止め能力を解除した。

その時、穴の上にあるパンは穴に落ちていった。

 

「「落ちたー!」」

「お!おめでとう!」

 

まぁ俺が少しインチキしたけどね…

さて、そんなこんなで夕方になり、俺達は高台にいた。

 

「なぁシドー!優希!あれはどう変形するのだ?」

「残念ながら電車は変形しない」

「アニメとかじゃないからな」

「何!?合体タイプか!?」

「まぁ連結くらいはするな」

「おぉー!シドー、優希、今日は楽しかったな」

「あぁ。そう言って貰えると助かる」

「そうだな。俺も楽しかったぜ!」

「ドリームパークには入れなかったのが少々残念ではあったが…」

「そ、その事は忘れろ」

「ドリームパークは無かった。いいね?」

「む…士道と優希がそう言うならば忘れるし、無かったことにしよう」

「…シドー…優希。一体でぇととは何のことだったのだ?結局わからなかった」

「それは…男と女が一緒に出かけたり、その…遊んだりすることだ」

「さらに言うと一緒にご飯を食べたりだな」

「なんだそんな事か。だったら今日の私と士道、優希は立派なでぇとだ」

「う、まぁ…な」

「そうだな…」

「良いものだな。でぇとは」

 

そんなこんなで俺達は高台からの景色を見ながら話してる。

 

「人間は皆優しかったな」

「あぁ。お前を殺そうとする奴なんて何処にも居なかったろ?」

「……」

 

いや中にはASTが……って思ったけど黙っておこ。

 

「うん。世界がこんなに優しいだなんてこんなに楽しいだなんて、こんなに綺麗だなんて。思いもしなかった。だから…メカメカ団が私を襲う気持ちがわかった。私はこの世界には現れる度にこんなに美しいものを壊していた…」

「「十香……」」

「シドー、優希。やはり私は居ない方がいいの…」

「そんなことない!だって今日は空間震が起きてねぇじゃ無いか!何も壊して無いだろ!」

「そうだぞ!今日はずっと平和じゃ無かったか!」

「…ダメだ。また次に現れる時、同じようになるとは限らない。帰って眠りにつけば、私の意思ではどうにも出来なくな…」

「だったら帰らなければいいじゃないか!」

「え?」

「試したのか?一度でも!こっちにずっと居るってことを!」

「でも…あれだぞ?私は知らない事が多すぎるぞ…」

「そんなもん俺と優希が教えてやる!」

「そうだな。俺も出来る限り教えるよ」

「寝床や食べ物も必要になる。予想外の事態が起きるかもしれん」

「俺と優希が何とかする!予想外の時が起きた時はその時考えればいい!」

「仮に十香が何か悩んでいても俺らがなんとかする!」

「本当に…私は…生きていて良いのか?この世界に居てもいいのか?」

「「あぁ!そうだ!」」

「そんな事言ってくれるのは、きっと士道と優希だけだぞ?メカメカ団や他の人間だって、こんな危険な存在が近くにいたら嫌がるに決まってる」

 

いやそれ言っちゃうと、俺が超危険な存在になるんだが…チート能力者である俺が近くにいたら嫌がるのか…

 

「そんなもん関係ねぇ!他の奴らがお前を否定するなら、俺達はずっと強くお前を肯定する!」

 

そう言うと、士道は十香に右手を前に出した。

 

「握れ。今はそれだけでいい!」

 

そう言い終わると十香は士道の右手を握ろうとした瞬間。

 

「!?十香!」

 

士道は十香の手を握ると、十香を押した。

 

「何をする!」

「!?士道!?」

 

士道は十香を突き飛ばすと、士道の体に穴が空き、血を流しながら倒れた。

どうやら遠距離から十香が狙撃される事をわかり、庇ったのだ。

 

「おい!しっかりしろ!士道!……士道!」

「…シドー…」

 

俺は士道に意識を覚ますように体を揺すったが意識がないようだ。

 

「…くそ!俺が居たのに何も出来なかった…」

 

っと十香は、学生服を士道に被せた。

 

「士道が居てくれたら、もしかしたらと…思った…凄く大変で難しかった。できるかもしれないと思った…でも、ダメだった。やはりダメだった!…世界は私を否定した!」

 

十香は右手を上に挙げた。

その後、十香から紫電がはしる

 

「神威霊装・十番(アドナイ・メレク)!」

 

そう言い終わると、十香は自分自身の紫の霊装を着た。

 

「おい!十香!落ち着け!憎しみは何も生み出さないんだぞ!」

「……すまない優希…此処でお別れだ…」

 

そう言うと十香の後ろに剣とデカい王座が出現した。

そう、鏖殺公だ。

十香は、鏖殺公を抜くと王座を切った。

その王座を切ると、切った剣の長さが増えた。

 

「ハルヴァンヘレヴ!よくもよくも……よくもよくもよくもぉ!」

 

十香は士道が狙撃された場所に巨大な大剣から放つ斬撃を放った。

そして飛ばした斬撃は地面を破壊する。

 

「やめろ!十香!やめろぉぉぉお!」

 

どうやら俺の声が聞こえないようだ。

 

「チ!」

 

俺は仕方なく時止め能力を使用した。

さて、どうするか。

おそらくこのままなら士道が復活し、十香とキスして終わりだが、

それまで十香暴走してる為、周囲を破壊するだろう。

しかし、今俺が能力を使うと、面倒が発生する。

とりあえず俺は黄色い服に着替え魔神化し、擬似ロストヴェインで実像分身を作った。

ちなみに何で魔神化出来るかと言うと、七つの大罪の一人であるメリオダスは、元々魔神族だった為か知らないけど、何故か俺も魔神化出来るのだ。

魔神化すると力や魔力が上昇する

なので予め魔神化させて実像分身をすると、その分の半分の力になると言うことになる。

後、擬似ロストヴェインの特性である実像分身は、本物と同じだがあくまで偽物なので本物より性能が低く、実像分身は一度につき3体までしか出せないのだ。

そんなこんなで俺の実像分身を1体作ったので、何も無い世界に待機させた。

そして俺は学生服を着直し、時止め解除した。

時が進むと、十香は先程狙撃をした折紙に飛んでいった。

 

「貴様だな…我が友…我が親友を…士道を殺したの…貴様だな?」

「私は…五河士道を…」

「殺して壊して消し尽くす。死んで絶んで滅に尽くせ」

 

十香は悍ましい顔になり、折紙にどんどん斬撃を放っているが、シールドのような物で防いでいる。

しかし、そのシールドがいつまで持つのかがわからない。

 

「十香!…クソ!」

 

俺は十香がいる方に走っていこうとしたが、ここから少し遠く、下手をすれば十香の紫色の斬撃に当たってしまう。

 

「(……もう出すしかない!頼むぞ分身!)」

 

俺は分身に突撃指示をした。

 

「つあぁぁぁぁあ!」

 

十香が折紙に紫色の斬撃を放ち続けているその時!

 

キィィィィン!

 

何やら金属と金属が混じったような音がなり、十香から放たれる斬撃を消した。

そして、十香と折紙の間に黄色い服で顔を隠してる人が現れた。

そう、クロス…いや先程作った俺の分身だ。

 

「また貴様か!クロス!」

「クロ……ス……」

「……フゥー…」

 

折紙は先程士道を殺したショックで動けないようだ。

っと十香はまた折紙に紫色の斬撃を放ってきた。

 

「カウンターバニッシュ!」

 

そう言うと擬似ロストヴェインを振り、十香から放たれる斬撃を消した。

カウンターバニッシュは、七つの大罪の1人のメリオダスが使うフルカウンターの応用技であり、放たれた魔力を消す技だ。

俺は日々の修行により、霊力付きの攻撃を全反撃や消せるようになった。

そんなこんなで十香は分身と折紙にに紫色の斬撃がどんどん飛ばして来たので、こちらもどんどん消していく。

 

「小癪な!」

 

十香は、このままじゃまともにダメージが与えられないのか、此方に接近して来た。

元々十香の力は凄まじく強い為、剣で凌げれるかは厳しい。

このままだと分身は消え、折紙に当たってしまう。

しかし分身は()()を解放し、十香の接近攻撃を防いだ。

そして、分身の剣に闇色を纏わせた。

 

「何だ!?この禍々しい気配は!?」

 

そう、さっき予めやっていた魔神化だ。

先程何故魔神化した状態で分身体を作っていたかと言うと、分身にも魔神化出来るようにするからだ。

 

「はぁ!」

 

俺の分身は十香の接近攻撃を防ぐと、足で十香を空中に蹴り上げた。

 

「がは…」

 

十香は俺の分身に蹴られ空中にいると、どんどん紫電を纏っている。

すると、

 

「うわぁぁぁあぁぁぁーーーー!」

 

どうやら上から聞いたことがある声が聞こえた。

先程血を流して倒れていたはずの士道が空中から落ちていた。

 

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フラクシナスsid

 

フラクシナスの艦内には大音量な警告音が鳴っていた。

 

「士道くん!心拍!脈拍無反応です!」

「空間震警報、発令されました!」

「住民避難まだ7%です!」

「周囲に人家が無いのが救いだけど、この調子じゃいずれ街ごと消し飛ぶわね。まぁ、ナイトとしては及第点ね。今の狙撃でお姫様がやられてたら目も当てられなかったわ。…お?」

「し、司令。士道くんは?」

「良いから作業を続けなさい。士道がこれで終わりなわけ無いでしょ」

「!?」

 

突然何やら大きな警告音がまた聞こえた。

 

「何事!?」

「司令!大きな魔力反応を確認!これは……クロスです!」

「何ですって!」

「ふむ…どうやら来たようだね」

 

メンバー全員は十香と折紙が映っているモニターを見ていると、黄色い服に剣を持っている者が十香と折紙の真ん中にいた。

そしてクロスは十香から放つ斬撃を剣を振って消している。

 

「優希に魔力反応は!?」

「反応…ありません…」

 

メンバー達は優希を見ると何も出来ずに攻撃している十香を見ているのが映されていた。

つまり、クロスは優希では無いのだ。

 

「何なのよ!クロスって奴は!」

「モニターから見るにプリンセスの攻撃をどんどん消しているようですね。まるで街を守っているように」

「…もしかしてクロスは街を守るためにやって来たのかしら…」

 

そんな事思っていると、十香は遠距離攻撃から近距離攻撃に切り替えたようだ。

 

「クロスの魔力反応がさらに上昇しています!」

 

クロスは十香からの剣の攻撃を受け止めていた。どうやら受け止めた剣は闇色に纏っている。

そしてクロスは足で十香を空中に蹴り上げた。

 

「ほんと…こいつ何者なの?精霊と同等…いえそれ以上の力があるなんて」

 

そんな事思っていると、士道に何か変化が起きていた。

 

「おっと、やっと来たわね」

 

フラクシナスのメンバーはモニターから映し出す士道を見ていた。

何やら士道は撃たれたところから何やら燃えているようだ。

士道の撃たれた所から炎を纏っており、傷が塞がれていた。

 

「司令…これは…?」

「言ったはずよ。士道は一度くらい死んでもニューゲーム出来るって。何をぐずぐずしてるの!直ぐに士道を回収しなさい!」

「彼女を止められるのは彼だけだ」

「えぇ。とっておきの方法でね」

 

_____________________________________

優希sid

 

そんなこんなで士道が復活したので、フラクシナスに回収され、自由落下をしていた。

 

「うわぁぁぁぁぁぁーーーー!」

「し、シドー!?」

 

士道が落下してるのを気付いた十香は驚きながら士道の方へ行き、空中で受け止めハグをしている。

 

「シドー!?本物か!?」

「あぁ。だと思う」

「シドー!…シドー!シドー!」

 

十香は泣いていた。そりゃそうだよな。

 

「あぁ。わかった。!?」

 

十香が持つ大きな大剣に纏っている紫色がバチバチとなっている。

 

「十香!これは!」

「ハルヴァンヘレヴの制御を誤った!何処かに放出するしかない!」

「だ、ダメだ!それはダメだ!絶対!」

「ではどうしろと言うのだ!?もう臨界状態だぞ!」

 

士道は何やら覚悟を決めたようだ。

 

「と、十香。俺とキスしよう!」

「何!?」

「あぁいやいややっぱ忘れてくれ!何か別の方法を…」

「キスとは何だ!教えろ!」

「は?」

「早く教えろ!」

「その…唇と唇を合わせて…」

 

そう士道が教えた瞬間、十香は直ぐキスした。

その時、先程からあった大きな大剣が粉のようにバラバラになり消えていった。

 

「「!?」」

 

そして十香が今まで着ていた霊装が消えていく。

 

「アポート」

 

分身は、十香の霊装が消えているのを確認すると、アポートを使い、瞬時に十香を高校生っぽい服装に着替えさせた。

そして、士道と十香は着地した。

 

「っはぁ!す、すまん!これしか方法が無いって言われてそれで!」

 

うわ士道めっちゃ慌ててますやん。

そんな士道はさておき、俺は士道達がいる方へ向かっていた。

 

「おーい!士道ー!十香ー!」

 

俺はやっと士道と十香に会えた。

 

「士道くん!大丈夫か!?」

「あぁ。大丈夫だ」

「本当に心配したんだぞ!シドー!」

「それを言うなら俺が一番心配したんだぞ!十香が暴走してて、クロスがいなかったら街がどうなってたか」

「うぅ…それはすまない優希。私は怒りのあまり世界を壊そうとしていたのか…」

「でも、二人とも無事で良かった」

 

十香は落ち込んでいるが、士道は驚いていた。

 

「え?クロスが居たのか!?」

「うん。ほら此処に」

 

俺は空中にいるクロスに指さした。

っとクロスは俺たちの近くに着陸した。

 

「クロス!……ありがとう町を守ってくれて。けどお前は一体何者で何が目的なんだ!」

「……」

 

クロスは無言で士道に何やら封筒を渡した。

そして消えていく。

 

「おい!待てって!クロス!」

 

士道がクロスを呼んでいる時には時すでに遅く、クロスは消えていった。

士道はクロスから貰った封筒を開けると、何やら紙があった。

 

「!?」

「士道くん?どうしたの?」

「どうしたのだシドー?」

「いやぁ何でも無い」

「そうか。それじゃあ俺は帰るわ」

「わかった。また明日な優希」

 

俺は帰ろうとすると、後ろから服の袖を引っ張って来た。

何だ?と思って後ろを振り向くと、十香が悲しそうな顔をして俺の服を引っ張っている。

 

「シドー…優希…また…でぇとに連れて行ってくれるか?」

 

勿論俺たちの答えは決まってる。

 

「あぁ!いつだってな!」

「そうだな!いつでも連れてやる!」

 

そう言い終わると十香は明るくなり、笑顔になった。

こうして十香編が終わった。

 

 

______________________________

士道sid

 

俺は十香とキスした後、十香と一緒にフラクシナスに回収され、今は俺と琴里と令音は我が家にいる。

しかしその三人は、何やら悩んだ顔をしてダイニングテーブルに座っている。何故って?

それはクロスが消える直前に渡した封筒の中の紙の内容だ。

その紙にはこう書いてあった。

 

【明日の9時ごろに士道達と話がしたい為、空中艦フラクシナスにお邪魔する】

 

つまり、クロスはフラクシナスの事を知っていたのだ。

 

「何でフラクシナスの事を知っているんだろう?」

「わからないわ。少なくともフラクシナスのステルス機能はちゃんと機能はしていた筈よ」

「とするとクロスは既にフラクシナスの事を知っていた。そして十香が暴走した際に現れ、十香の攻撃を防いでいた」

「そうなるわね。しっかし、そのクロスが此方に話をするなんてね」

 

そう話しながら俺たちはコーヒーを飲んでいる。

ちなみに令音は角砂糖をカップからはみ出るほど詰め込んで飲んでいる。

 

「明日にならないとわからないか…」

「まぁ丁度良いわ。クロスから聞きたいことが山程あるわけだから」

「それにクロス本人の目的がわかれば、私達の今後の方針が決めれる」

「そう言う事なので士道、明日に備えてもう寝なさい」

「わかった。けど琴里も早く寝るんだぞ」

 

ということで俺たちは明日に備えてしっかり体を休めた。

 

 

 

 




あれ?十香ってこんな喋り方感じでしたっけ?
なので可笑しいと思った方は報告お願いします。
後、神無月と令音の出番が少なすぎたな。
(喋り方わからないから(おい))

さて、次回は空中艦フラクシナスにクロスがお邪魔する回です。
つまり、オリジナルストーリーです。
キャラ崩壊する気で頑張ります。(白目)

今後の展開ですが、どう言う感じがいい?

  • 今まで通りアニメ寄りのストーリー
  • 改変ストーリー(キャラ崩壊確定)
  • もっとクロスオーバーしろ
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