能力を得て転生したらデアラの世界だった話(消失)   作:スロート

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四糸乃編頑張りますかー


四糸乃編
四糸乃編スタート!


前回のあらすじ!

俺はサンズ達とキャラと戦いキャラにあるフリスクとの分離に成功すると、フリスクはキャラを救い俺の世界に招待した。

そして高台で夕方の太陽を見たり、飯を一緒に食べたりしてサンズ達を元の世界に帰した。

 

____________________________________

俺の名前は優希、東山優希だ。

突然だが今俺は大変な事が起きている。

それは…

 

「(何で十香が俺と同じベットにいるのー!?!?」

 

何でだ!?何で此処に十香が此処にいて俺と同じベットにいるんだ!?

 

「(落ち着け…落ち着け…俺……)」

 

俺は落ち着こうとしながら昨日何があったか思い出す。

確か俺はサンズ達を元の世界に帰した後、俺は士道の家に泊まる事になり俺は一足先に空いている部屋で眠りについた。

そして今起きたら十香が隣で寝ている。

 

「(いや何があったんだー!)」

 

俺はそれについてもう記憶ではわからない為、推測をした。

俺の推測だと、昨日俺がキャラと戦いが終わりこの世界に戻ると十香が泣きながら抱きついて来たので今日は一緒に寝るという形になった…のかな?

なのでこの推測で進めると今俺がやる事一つ。

 

「とりあえず十香を起こさずに制服に着替えてって…制服自宅だったわー」

 

そうだった。士道の家に泊まることになったが勿論俺の制服は自宅にあるのだ。

言い忘れてたが、昨日臨時休校になったがその間にASTの復興部隊が学校を元に戻したので今日からだった。

 

「はぁ……能力解放、時間を操る程度能力っと」

 

俺は時を止め自宅までのゲートを開き制服や鞄を取ると、士道の家に戻りゲートを閉め時を動かした。

ホント時止め能力は万能だな。

ただ東方の程度能力は危険な能力もある。

例えばありとあらゆる物を破壊する程度の能力とか。

だがそう言う程度能力は封印はしてる。

つまり使いたい時は封印解除して使いまた封印しているのだ。

さて、そんなこんなで俺は制服に着替え終わった為今からダイニングに向かおうとする。が

後ろから声が聞こえた。

 

「シドゥ…ゆうきぃ…私から離れないでくれ…むにゃ…」

 

それは十香の寝言だった。

確かに十香は俺たちと会う前はこの世界に来る度にメカメカ団…いやASTに攻撃されていたからずっと一人であり寂しかったのだ。

 

「…まだ時間もあるしもう少しだけ十香と一緒にいますか」

 

俺は制服を着たまま十香が寝ているベットに入り横になった。

そして俺は十香の頭を撫でた。

すると、十香はにっこりとなり寝ていた。

 

「……改めて見ると可愛いな」

 

寝ている十香を見てそうぽつりと呟いた。

紫の長い髪に何か安心した顔ですやすやと寝ているのだ。

そしてこの精霊が後数種類がいるのだ。

 

「士道や琴里達も守らないとな。……さてとこの状況ホントどうしようかな…」

 

とりあえず十香と一緒のベットに制服を着ながら中に入ったが、その後の事は考えてなかった。

 

「まぁ士道が起こしてくれるか」

 

なので俺は少しだけ眠りについた。

俺は何やら嫌な予感を感じたので起きると、ドンドンと床の音が聞こえた。

 

「……アターック!」

「ぐは!?」

 

俺は突然誰かの声が聞こえた瞬間、腹と胸にそこ誰かに踏まれた。

 

「あー!優希ー!やっと起きたのねー!」

「この声は…琴里か?」

「そうだよー?優希が寝ていたから起こしに来たんだー。さぁ!私に起こさせれる事にありがたく思いなさーい!」

「えぇ…」

 

どうやら琴里の足に踏まれたようだ。

いやこの起こし方は普通じゃない。

俺はベットから降りると先程まで隣にいた十香がいなかった。

 

「あれー?何で制服着てるのー?」

 

俺は琴里を見ると、頭についてるリボンが白だった。

あーつまり俺は士道みたいに琴里に踏まれたことか。

士道も大変だな。

 

「それは先に起きて制服着て十香と一緒にいただけだよ」

「そうじゃなくて何で制服に着替えてたのよ?優希の制服は自分の家にあるはず」

 

琴里はいつの間にか白から黒いリボンを付けていた。

 

「ちょっくら俺の家に取りに行っただけだよ」

「そう、なら早く学校行きなさい。今何時かわかってるの?」

「え…えーと……ってうわぁ!この時間じゃギリギリ間に合わないかも!」

 

今俺の携帯を見ると8時40分だった。

学校が始まる時間が9時なので後20分しかない。

あ、言い忘れたけど十香の件もあって学校が半壊し臨時休業していたのだが、ASTの復興部隊が学校を直したらしい。

経った2日かで。

 

「わかった!ありがとう琴里!……あ、そういえば十香はどこにいるの?」

「今の状況でそれ聞く必要なの?…十香はフラクシナスにいるわ」

「オッケなら行ってくるわ!おりゃぁあ!」

 

俺はその事を聞くと鞄を持ち学校へダッシュへ行った。

ちなみにだが学校に行く程度なら能力使えば一瞬で行けるがその場合監視カメラや魔力感知でバレる為渋々走るしかなかった。

…あれ?このちなみに内容前にも言ったような気が…気のせいか。

ということで今回は何とか9時前に学校に着いた。

そして俺は自分の席に着くとチャイムが鳴り、朝のHRが始まった。

 

「おはようございまーす。今日は一人転校生がこのクラスに来まーす。ではどうぞお入り下さーい」

 

たまちゃん先生が左手を教室のドアへ指すと、ドアから紫色の長い髪に……って…え?

 

「はーい転校生を紹介しまーす」

「………」

 

俺と士道は目の前にいる転校生に驚いていた。

何故って?そりゃあ…

 

「夜刀神十香だ!皆宜しく頼む!」

 

そう、転校生が十香だったのだ。

マジかー…戸籍とか大丈夫なのか?

とりあえず俺は落ち着こうとしている。

 

「……フゥー………」

 

よし何とかなった。

 

「十香さんの席は折紙さんの隣の席です。皆仲良くしましょうー」

 

ということで十香は士道の隣…いや左の席に着いた。

ちなみに席は一番左後ろが士道、その前が殿町、士道の右が折紙、折紙の前が俺、んで折紙の右が十香……って

 

「(一番隣にいて欲しくない人がいるんだけどー!十香の左が折紙って絶対何かしてくる気しかしないんだけどー!)」

 

えっと……どうしよ……うーん…

ま、まぁ…学校内だから争いはしない……はず…だよね?

俺はこの状態でプルプルしながら授業を受けていた。

そして授業が進み調理実習の時間まで終わった。

いや、何で高校生にもなって調理実習の時間があるんだよ。

この学校普通の学校のはずだけどなー…まぁいいや。

調理実習は何でも良かったので適当に炒飯を作った。

卵焼きとかにしようかと思ったけど、実は俺炒飯好きだからな。

そんなこんなで調理実習が終わると、十香が何かを持ちながら俺と士道が話している席の方に来た。

 

「シドー!優希ー!くっきーと言うのを作ったぞ!調理実習で皆に教えてもらいながら私がこねたのだ!二人とも食べてみてくれ!」

 

そう言うと、十香は士道の机にドン!っとクッキーが多く入っている

容器を置いた。

 

「あ、あぁ…頂くよ」

「そうだな。俺もいただきます」

 

さっき炒飯食べたばかりだけど胃大丈夫かな?

と思いながら俺と士道は十香が作った?のを食べようとクッキーを掴もうとすると、教室のドアから折紙がこちらを見ていた。

 

「鳶一?」

「折紙?どったの?」

 

折紙は此方に来た。

 

「貴様、何故此処に!?己まだやるつもりか!?気をつけろ二人とも!」

「ごめんなさい」

「ん?」

 

何故か折紙は俺たちに向けて頭を下げた。

 

「謝って済む問題ではないのだけれど」

 

突然の折紙の謝罪に俺達は困惑しているが、周りからはドン引きしている。

そりゃあ折紙は復帰早々超天才でありその折紙が俺達に謝罪しているのだ。

 

「も、もう良いから顔を上げろよ。お互い無事だったから。な?」

「そうそう、俺達は大丈夫だからちょっと周りを見よう?ね?」

 

折紙は頭を上げると士道のネクタイを掴んだ。

 

「でも、浮気はダメ」

「そうだね浮気はダメだぞ士道。…って違うから!」

 

何故か俺はノリツッコミしてしまった。何でだろう?

ちなみに十香は慌てている。

 

「報告は受けていたけど、貴方こそ何で此処にいるの?」

「貴様には関係ない!さぁ士道、優希、気にせず私のクッキーを食べてくれ!」

 

十香は自分で作ったクッキーを士道の前に押し出した。

よく見ると、クッキーの形は色々だが顔がついているクッキーもあった。

 

「クッキーなら私も焼いて来た」

 

折紙は士道の机にドン!っと四角い容器を置いた。

折紙が焼いたクッキーは白黒で四角くごく普通のクッキーだった。

 

「んー!?うぐ…マネをするな!」

「焼いた時刻は私の方が早い」

「う、うるさい!貴様のクッキーなど…!美味いはずがあるか!」

 

そう言うと十香は折紙が焼いたクッキーを一つ摘み口に入れた。

 

「うぉー…」

 

十香はクッキーを口に入れた瞬間ほっぺたが落ちていた。

どうやら十日の反応から見て折紙が焼いたクッキーは美味しいようだった。

十香って美味しい食べ物食べる時、凄く美味しそうな反応してくれるな。

…今度十香に俺の料理食べさせようかな?

 

「は!?た、大したことは…ないな!シドー、優希!早く私のクッキーを食べるがいい!」

「私のを食べるべき」

「「……」」

 

俺と士道は仕方なく両方食べることになった。

 

「うん!どっちも…美味いぞ!」

「だな!俺もその感想に同意だ!」

 

…すまない二人とも…この感想しか出来ないのだ…

 

「私の方がちょびっと早かった」

「私の方が0.02秒間と0.03秒早かった」

「何だと!?」

「………」

 

えーと…謎の戦い永遠に続きそうなんだけどチョットダレカタスケテー!

っとそう思ったら教室のドア近くに救世主らしき人が此方に話しかけて来た。

俺達はその人を見ると、そいつは殿町だった。

 

「そこで見知らぬ人にクッキーを貰ったんだが一つどうだい?彼女は食べられないのでね」

 

殿町は俺達に彼女(スマホの)を俺達に……いや他の人にも見える状態で見せている。

 

「「「…………」」」

 

勿論皆殿町にドン引きしてるというか…いつも通りの殿町と言えばいいのか…うん……何といえば良いのやらわからなかった。

強いて言えば、殿町って恥ずかしい事なさそうだよなと思った。

 

さて、そんなこんなでチャイムが鳴り、お昼の時間になった。

お昼と言ったけど今日は朝食を食べてない。

そりゃあ起きてすぐ学校に行きギリギリで到着したからな。

ちなみに調理実習で炒飯食べたけどこれは朝食じゃない。

おやつだおやつ。

っと、本当お昼どうするか…

今から食堂へ行こうとしても混雑してるだろうし、かといって弁当を持って来てない。 

 

「(仕方ない。ちょっくら異界の世界の食べ物買いますか)」

 

俺は時止めを使用してゲートを開き、食べ物を買いに行った。

とは言ってもこの世界とほとんど同じのコンビニの食べ物なので持ち帰って学校内で食べても大丈夫な…はず…

俺はとりあえずサンドイッチとおにぎりとお茶を買うと、元の世界に戻りゲートを閉め、時止め解除した。

それぐらいならバレないだろうと思ってな。

俺は元の世界に戻り自分の席で昼餉(あさげと読むらしい)を食べていると、突然士道が俺の方へ来た。

 

「優希、ちょっといいか?」

「ん?何だ?」

「…えーとその…今日俺の家に来て欲しいんだ」

「………は?」

 

どういう事だ?何で士道の家に行かないとならないんだ?

 

「んーとどういう事?まさか今日も十香と一緒に寝ろとかはないよね?」

「えっ!?優希お前昨日十香と一緒に…むぐ!?」

 

俺は士道がさらっと言ったら不味い事を大きな声で言おうとしてたので士道の口を手で覆い隠す。

 

「士道くん?周りを見てから言おうね?」

「むぐ…プハ!わ、わかった。それで今日俺の家に来てほしいのは琴里がお前に話があるって言うからなんだ」

「話し?何だろう?わかった。でももし十香と一緒に寝る話なら俺は全力で断るからな」

「わかった。琴里に伝えておくよ」

 

こうして俺達は昼餉を食べ終わると授業が終わった。

 

「おーい優希家に帰るぞー!」

「士道くんと十香かちょっと待ってろ今行くから」

「早く行かないとたこ焼きが売れ切れるのだ!」

 

俺は自分の鞄を持つと、士道と十香の方へ向かった。

 

「おまたせ。んじゃあ帰るか」

 

俺達は士道の家と何故かたこ焼き屋さんへ行こうと学校の外に出ようとするが、外は雨降っていた。

あれ?朝は雨降っていなかったのにな。

確か天気予報は今週は雨降らないと書いてあったはずなのに。

 

「(もしかしてもう別の精霊がか?いや、その場合空間震警報が鳴るか。でも精霊の可能性もあるはずだ。ちょっと警戒しとくか)」

「すまん十香。今雨降っているし、傘も持って来てないからたこ焼き屋さん行けないんだ」

「だから十香が行きたいたこ焼き屋さんは家からも遠いからまた今度行かないか?」

「むぅ…仕方ない。ならば今日は早めにシドーの家に帰るか!」

 

ということで俺達はダッシュで家に帰っている。が

不意に士道が足が止り、左に向いた。

そこには小さな神社があった。

あーなるほどな。

 

「どうしたのだ?シドー」

「いや…何でもない。それより早く帰ろう」

「?わかったのだ」

「あ、すまん二人とも、ちょっと用を思い出した。少し遅れると琴里に伝えといてくれない?」

「わかった。早めに俺の家に来いよ」

「あぁ!」

 

俺は士道と十香を先に士道の家に帰っていった。

 

「さてと」

 

俺は士道達が見えなくなるのを確認すると、俺は小さな神社の中に入っていった。

さて、中に入ったもののどうしたものか。

俺は神社を見渡すと、誰もいなかった。

あれ?おかしいな、此処に()()()()がいるはずなのだが…

俺は仕方ないので神社の中にある大きな木に雨宿りしようとしてしゃがんだ。

すると、

 

「君は何か用があったのじゃなーい?」

「うわぁ!?びっくりした…」

 

しゃがんで前を見ると、眼帯をつけたコミカルなデザインのウサギのパペットが目の前に現れ喋ったのだ。

そう、喋ったのだ。

 

「いいリアクションだねー。態々驚かせた甲斐があったよー」

「ははは…そりゃどうも」

 

よく見ると、そのパペットはどうやら水色の髪と蒼玉の瞳の少女の左手にはめていた。

その少女は薄い水色のレースの上に緑色をベースに模様の付いたレインコートを羽織り、ピンクのボタンと縫い目のついた大きなうさみみ付きフードを着用しており、服の下部から垂れ下がったピンクのリボンの付いた白い尻尾のようなアクセサリーをつけている。

…いや文長いな。

 

「やぁこんにちは」

「やっはー!お兄さんこんな所でどうしたのー?」

「あぁそれね。いきなりですまないが君達と少しお話ししに来たんだ」

「お話し?もしかして君もよしのんをいじめに来たのかなー?」

「そんなことしないしする気もないよ!俺はただ……えーとよしのんと普通に話がしたいだけなの」

「そうよしのんを油断させていじめるんでしょ?よしのん知っているからね」

「だからいじめないって!…はぁ…じゃあ一つ約束をしよう」

「約束?何の約束なのー?」

「うん。約束内容は至って簡単。俺は君達をいじめない。その代わり君達も俺をいじめないってね」

「うーん…本当によしのんを虐めないのー?」

「あぁ。本当だよ」

「…わかった!約束ねー!ほらお兄さん手を出して」

「え?うん。わかった」

 

俺は右手を出すとよしのんの手と握った。

 

「約束破ったらよしのんが許さないからね」

「わかったわかった」

「ところでお兄さんは何て名前なのかなー?」

「あ、そうだった自己紹介がまだだったね。俺は東山優希ただの高校生だ。んと、君はよしのんで合ってる?」

「そうだよー。よしのんの名前はよしのん!可愛いっしょ?可愛いっしょ?」

「うん。可愛いしいい名前だな!……っと此処じゃあちょっと話しにくいか。よしのん、ちょっと俺の手を握ってくれる?」

「いいけど何をするつもりなのー?」

「良いからいいから」

 

俺はよしのんの手を…パペットを握ると、時間停止を使った。

一応補足だが、時間停止は俺が触れてる相手なら時間停止世界に行けるのだ。

 

「あれぇ?雨が止まってるね。優希くん何をしたのー?」

「ちょっと時間停止使っただけだよ」

「おぉ!これは凄いことするねー!でも何で時間停止を使ったのー?」

「今から話す内容は他の人に知らされたら不味い内容だからね」

「ほう?よしのんと一体何の話をするのかなー?」

「んーと、話す内容は()()()()()()()だよ。よしのんって精霊さんなんでしょ?」

「そうだよー。でも何でよしのんが精霊と知っているのかなー?」

「まぁちょっと精霊について少し知ってるだけだよ」

 

言えない…転生先がアニメ世界線で勿論アニメ内容まで知ってしまっていることを。

 

「んーむ…まぁいいや。それで優希くんはよしのんが精霊と知って何を話したいのー?」

「そうだな。精霊ってこの世界に顕現する度に襲われているんでしょ?だからよしのんは寂しくないのかなってね」

「寂しいと言われてもよしのんは寂しくはないね。もしかして優希はよしのんを心配してくれてるのー?」

「まぁ、そんなもんだ。…ただ出来たらで良いけどもう一人の方も喋ってほしいな」

「……」

「ごめんねー。《四糸乃》は人ととあまり話せないんだー。だからよしのんだけ喋るけど許してね」

 

まぁそうか…でもやっぱり四糸乃でそのパペットはよしのんという事は分かった。

 

「そうか…まぁ、仕方ないか。じゃあ此処で座って別の話をするか」

 

こうして俺はよしのんは神社の階段で腰を下ろし少しだけ話をした。

話し内容は、俺は学生であり今日何が合った事。

よしのんはこの世界に顕現するたびにASTに襲われるが反撃せずに逃げ回っている事。

 

「いやー優香くん、楽しかったよー。久しぶりにゆっくり話せたし」

「それはどうも。っとよしのん、一つお願いいいかな?」

「良いけどよしのんに何を願うのかなー?」

「俺と友達にならないか?」

「…キャハハハハ!一体何を言い出すのかと思ったらそんな事?全然良いよ。じゃあよしのんと優希くんは今日から友達だね!よっろしく!」

「うん!よろしくねよしのん!」

 

俺はよしのんに手を前に出すと、よしのんの小さな手と触れ握手をした。

そして俺は階段から立ち上がった。

 

「さてと、そろそろ帰るから時を動かすね。じゃあね四糸乃、よしのん!」

「優希くんまったねー」

「また…ね…」

 

俺は時を動かした後、士道の家に行こうとした歩いた時、後ろから小さな声が微かに聞こえた。

 

「(多分今の声は四糸乃の声だったよな)」

 

ということは、四糸乃は俺のことを敵だと思ってないんだな。

ちょっと嬉しい。

さて、俺はよしのんと会話が終わり友達になると士道の家の中に入った。

 

「お邪魔しまーす」

 

昨日無理矢理士道の家に入ったけど、普通は他の人の家に入る時は何か一言言わないといけないよな。

 

「あら、やっと来たわね優希」

 

俺は士道の家に入ると、最初に裏琴里…司令官モードの琴里が此方に出向いてくれた。

 

「やっとか?少なくとも士道と十香が別れて少ししか経ってないぞ?…んで今日何か用があって俺を此処に来いと指示したんでしょ?」

「えぇそうよ。でもその前に今日は雨で体が冷え切っているでしょうし先にお風呂入りなさい」

「………」

 

何だろう嫌な予感を感じる。

 

「いや大丈夫。というか風呂入った後の服とか無いし」

「服ならあるわよ」

「えっ?」

 

すると、茶色のシャツに黒いズボンを琴里から無理矢理渡された。

……すげー嫌な予感が倍増した。

がその前に一つ聞かないとならない事が起きた。

 

「ええと琴里?これ誰の服?」

 

そう、今渡された服は俺の服じゃ無いのだ。

 

「当然、士道の服よ。ほらこれ持ってちゃっちゃとお風呂に入りなさい」

「………お邪魔しましたー。今持っている服は玄関前に置いときまーす」

 

もう嫌な予感じゃないもん確信だもん。

琴里絶対何か企んでるもん。

俺は琴里から渡された服を玄関前の靴箱の上に置いた。

 

「ちょっと優希ー!何帰ろうとしてるのよー!」

「絶対嫌な予感しか感じないんだよ!だから俺は俺の家に帰るんだ!」

「馬鹿じゃ無いの!?此処から優希の家までどれだけかかると思ってるのよ!」

「知るかー!ゲートや瞬間移動すれば一瞬だよ!」

「それこそ馬鹿じゃないの!?今貴方の能力を使えば魔力感知でバレるわよ!もしバレたらもう二度と普通の生活が送れないわ!」

「その場合この世界を壊す!」

「物騒な事言うんじゃ無いかしらー!」

 

そんなこんなで俺と琴里は玄関前で喧嘩して結局俺は士道の家の風呂に入る事になった。

 

「ったく…裏琴里め……って…あれ?」

 

俺はふと一つの疑問が起きた。

最近…いやさっきの琴里との喧嘩もだが、何か…こう…さっきまで起きた事が簡略化してるような気がする。

 

「(もしかして圧縮の力が勝手に発動しているのか?)」

 

一応説明するが、圧縮の概念のとかの概念の力は元々は概念固定手術という手術で人間にルーン…さまざまな効果がある不思議な石を植え付けた者だ。

そして圧縮の概念の力もその一つだ。

ただその圧縮の力は物の位置とかを圧縮など出来るが、問題なのが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

今は全能力制御能力で抑えているのはずだが、これはちょっと試さないといけないな。

そんなこと湯船に浸りながら思っていると、脱衣所から声が聞こえた。

 

「♪〜」

「えっ?」

 

俺はドア越しで見ると、誰が服を脱いでいるようだった。

俺は脱いでる人の体と声で誰かがすぐわかった。

 

「図ったな琴里ぃー!今脱衣所にいるの十香じゃないかぁー!」

 

やっぱり嫌な予感って当たるもんだな…

いやそんな肝心してる場合じゃない!このままだと十香とお風呂でエンカウントしてしまう!

当然両方全裸で。

そして裸を見られたら十香が何をするかわかったもんじゃない。

下手すると、十香との関係性が悪化する。

こうなったらもう力を使うしかない!

 

「時止め!時を止まれ!」

 

俺は毎回使っている時止めを使用した。

いつもなら無言で時を止めるのだが、今回は慌ててたのでしっかりと言った。

さて、此処からどうするのかと言うと既に決まっている。

勿論逃げる事だ。

俺はゲートを開いた。

場所は勿論何もない世界だ。

ただこの世界ちょっと寒いんですよね。

なので仕方ないので俺はタオルで体を拭くと、ゲートを開いて無理矢理渡された士道の服を今いる世界に持っていき着替えた。

うん、サイズは大丈夫そうだった。

つまり俺と士道の服のサイズはほとんど同じだったのだ。

だが俺は士道の服を着てしまった事に罪悪感を感じた。

 

「すまない士道…全責任は琴里だからな…」

 

勝手に士道の服を俺に渡したのは琴里のせいだからな。

さて、俺は士道の服を着替え終わると先程言った圧縮の力について試してみる。

 

「能力解放!圧縮の概念!」

 

俺は右手に闇色の炎みたいなのを纏わせた。

そして俺は前に左手でコインを投げるとそのコインが地面に落ちる前に、右手でコインとの距離を圧縮し、右手の中にしまった。

まるでコインが右手の中に瞬間移動したようだった。

 

「これは大丈夫そうだな。次は…ちょっと怖いけどほんの少しだけ時間を圧縮をするか」

 

俺は息を整える。

 

「フゥー……よしやるぞ!…圧縮!」

 

俺はこの後能力をしまってデアラの世界に戻ると、うっかり時間停止状態で何もない世界に行った為時間を進ませた。

すると時が進んだ為か脱衣所で全裸の十香とばったり会ってしまい、結果十香は恥ずかしながら俺を脱衣所の前な廊下まで吹き飛ばした。

その後、俺は今日何の話を聞く為に士道の家のダイニングで士道と琴里と令音と話している。

 

「き…おい…優希!」

「う、うーん…?って痛!」

 

俺は俺を呼んでいる声で目を覚ました。

すると、当然俺の膝らへんに痛みが発生した。

どうやら誰かが俺を蹴ったようだ。

と言うかこの状態で蹴る人は琴里しかいない。

 

「貴方さっきからボーッとしてて大丈夫なの?」

「えっ?あっうん大丈夫……じゃない……」

 

俺は顎を机につけだらーっとした顔をした。

 

「ちょ、優希、本当に大丈夫なわけ?」

「大丈夫じゃ無いっす…」

「どうしたんだ優希?いつものお前らしくないぞ?」

「そうか…?」

 

いつもの俺が何なのかわからないから言いようがない。

 

「ふむ…今ゆうの顔から推測すると何やらとんでもない事をしてしまった顔のようだね」

 

流石令音さん解析官であって俺の状態が直ぐにわかったようだ。

まぁ、今の俺の顔を見たら誰でもわかるか。

 

「優希、お前何やらかしたんだ?」

「ちょっと…ね…ってあだ!?」

 

今度は俺の足に痛みが来た。

いや、誰かに踏まれた痛みだ。

 

「ほら優希、貴方何をやらかしたか私達にはっきり言いなさい?」

「と言っても…」

「ゆう。此処は正直に何をやらかしたかはっきりと言った方がいい」

 

もう言うしか無さそうだ。

 

「実はさ、さっき能力を使ったんだ」

「能力を?でも魔力感知に何も無かったわよ?」

「あーっと勿論別世界でだな。んで能力は圧縮の力なんだ」

「圧縮って確か物の距離を妨害無視で縮める力だったか?」

「そうそう」

「圧縮ね…ホント優希の力は物騒な力ね」

 

うん。我ながら圧縮の力って可笑しいよな。

 

「それでその圧縮の力がどうしたのよ?」

「それがさ、圧縮の力って距離を圧縮以外にも色んな事も圧縮出来るんだよ」

「色んな事?」

「うん。例えば、エネルギーを圧縮して一つにまとめたり、空間を曲げて迫り来る剣筋を曲げたり出来るんだ」

「へぇ〜そんな事も出来るんだ」

「そうそう」

「んで優希はその圧縮で何をやらかしたのかしら?」

「……時間の圧縮だよ」

「「は?」」

 

士道と琴里は驚いているが令音は冷静だった。

令音先生って驚くことはないのかな?

 

「ゆう、その時間の圧縮について詳しく教えてほしい」

「そうだな。まず、時間の圧縮は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()そして今回やらかした時間の圧縮は俺が別世界に入ってから此処で君達と話している間までなんだ」

「えっ?つまりさっきのお風呂の事も簡略化したってことなのか?」

「そう言う事」

「じゃあ何でそんな事をしたんだ?」

「……実は今日()()()()()()()()()()()

「えっ?今日は特に無かったわよ?一応確認だけど令音、今日何か可笑しいことはなかったかしら?」

「いや、今日は特に変わったことはなかったはずだ」

「………君達にはそう感じてしまったか」

「どう言う事だ優希」

「今日…いや君達ラタトスクが俺と取引する前から何かがおかしかったんだ」

「それって優希は俺たちと会うもっと前から可笑しいと言う事なのか?」

「うん。だからその疑惑を晴らしにちょっと時間の圧縮をしたんだ。けど、ここまで圧縮されるとは思わなかったが」

「それで何かわかったの?」

「いや…実際のところこの可笑しい違和感と圧縮での感じでは違っていた。だから、もう少し調べないとならない」

 

とは言っても実際の所よくわからないのだ。

だから調べないとな。

 

(やべぇよやべぇよ…優希くんチートすぎてこの小説の物語の時間圧縮に気付き始めてるよby作者)

 

「わかったわ。一応此方も調べてみるわ」

「それは助かるよ。…さてと、そろそろ本題に入ろう。琴里は何で俺を此処に来いと指示したんだ?」

 

すると、琴里は近くのコップにある飲み物…牛乳を一口飲んだ。

 

「優希、貴方を此処に呼んだのは精霊のことよ」

「精霊の?」

「えぇ。端的に言うと優希にも精霊との会話役をお願いしたい」

「えっ?」

 

精霊の…会話役?

 

「ちょっと待て、何で俺が精霊との会話役をしないといけないだ?」

 

俺には士道みたいに精霊とのキスでその精霊の力を封印何て出来るはずが………出来るわ。

忘れてたが今まで全ての能力を制御と削除しか使ってなかったけど、思い出して欲しい。

その力は全ての能力を制御、封印、解除、削除だ。

そう、封印があるのだ。

その封印は相手に接触することで相手の能力を封印出来るんだが、相手に拒絶されると封印は出来ない。

 

「理由は2つ。1つは士道のフォロー。私が言うのも何だけど士道は大抵何かに巻き込まれやすいからそばにいて欲しい為。もう1つは士道を守って欲しい。もし、士道と精霊との間で何らかのトラブルが起きた場合優希、貴方の力で士道と精霊を守って欲しいのよ」

「つまり俺は士道と共にいて俺の能力で士道達を守って欲しいことか?」

「えぇ、そうよ。お願い出来ないかしら?」

「俺からも頼む」

「ふむ……」

 

とすると、精霊との会話が出来るチャンスが増えたのか。

まぁ、返事はこれしかないよな。

 

「わかった。俺も精霊との会話役兼士道の護衛やるよ」

「本当か!?」

「此処で嘘つくわけないでしょ。それに俺は約束を果たしたいし」

「その約束が何なのかわからないけれど、優希ならそう言ってくれると思ったわ。令音、あれ持ってきたのよね?」

「あぁ」

 

令音は机の下に何やら置いていたのかガサゴソしていると、机の上に少し大きくて横に細長い黒い物体を置いた。

 

「これは…パソコン?」

「えぇそうよ。優希には《あれ》をやって貰うわ」

「え?まさか…?」

「ん?」

 

何故か士道が気付いていると、令音はパソコンの開きスリープを解除した。

すると、赤い髪の可愛らしい少女のイラストとその上にピンク色の文字が映った。

 

「リトル・マイ・シドー…α版?」

「ゆうにはこのゲームをやって貰いたい」

 

何かこれギャルゲー感が感じるんだが。

一応士道に確認取るか。

 

「……士道くん、これってもしかしなくてもギャルゲーだよね?」

「そうだけどどうしたんだ?」

 

………やっぱりギャルゲーか。

 

「俺ギャルゲー苦手なんだよね…何というかどちらかと言うとアクション系が好きなんだよね」

「しかし、これをやらなければ精霊との会話にすらならない」

「えぇ…」

 

まさかのこのギャルゲーしないと精霊会話出来ないのかよ。

少し引いているせいか令音は1つ提案を出した。

 

「ではこれをプレイしてクリアしたら私が1つ何でもすると言ったらどうだい?」

「っ!?」

 

さらっと今やばいこと言ったぞ令音先生!

 

「今少しだけすると言う顔をしたね」

 

うわ、バレたよ。というかどんだけ鋭いんだよ令音先生は。

 

「はぁ……わかりましたよ。令音先生、これクリアしたらゲームプログラミングについて教えてください」

「本当にそれでいいのかい?ゆうのことだからもっと凄い事を要求するのかと思ったんだが」

「いや何がだよ!?…少なくともゲームプログラミング学びたかったから丁度良かったし」

 

俺はギャルゲーをやる事になったので机の上にあるコーヒーで一息ついた。

 

「どうやら話が終わったようね」

「あぁ。では令音先生、このパソコン借りますからね」

「いや、その必要はない」

「は?」

 

いやいや少なくともこのパソコン借りないと出来ないでしょ。

 

「既にゆうのパソコンに送っといた」

「……はぁ!?」

 

すると令音は机の下からパソコンをもう一台取り出した。

そのパソコンは先程の取り出したパソコンと違って

え?これって…

 

「って俺のパソコンやん!何で此処にあるんだ!?」

 

そう、令音が取り出したパソコンは俺の家にあるパソコンだった。

すると、琴里は黒リボンを外すと外した所に白リボンを付けた。

 

「何故ならー優希も暫く此処に住む事になったからなのだー!」

「「……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」」

 

 

 




今回は短めです。
次回も頑張ります。

今後の展開ですが、どう言う感じがいい?

  • 今まで通りアニメ寄りのストーリー
  • 改変ストーリー(キャラ崩壊確定)
  • もっとクロスオーバーしろ
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