身長 165センチ
体重 増減無し
誕生日 4月26日
得意な事 複数の事を同時に処理する
苦手な事 何もしない事
外見
髪の毛はポニーテールで腰まで伸ばしています(黒髪)
深緑色の伊達メガネをかけている
目の色は黒色
過去に飛んだのは良いが未来に帰る方法が無い事に気づいた蒼は登る朝日の暖かな日を浴びながら今後について考えていた。
帰る手段が無い今、自分はこれからどうやって生きていくのか、自分は未来に帰る事ができるのか、現状優先すべきはこれからの生き方なのだがここは過去の世界、自分がまだ存在しないこの世界でどうやって生きていくのか。
蒼「今まで色んな事があったが、、、これは本当に不味いな」
人間焦っている時が一番冷静なのだと改めて実感した。
いや、これは不沈艦の彼女に連れ回された事によってできた耐性なのかもしれない。嫌な耐性だな。
蒼「現状ある物で今日は越せるだろうが明日は無理だな、、、」
本当に命の危険を感じたのはいつ以来だろうか。
謎の森に一人置いて行かれた時か?
はたまた唐突に月に行くと良い何故かマグロ漁船に乗せられたあの時か?
いや、今回はそんな物では済まない。今回はもしかしたら見知らぬ土地で一人孤独に生きてそして最後を迎える可能性が十分にありえた。
現状分からない事だらけな今自分ができる事で早めに知っておかないと行けないのは、
今は何年の何月何日なのか?
そしてここは何処なのか?
辺りを見渡した感じは日本なのは分かるが日本と言ってもその何処にいるかを知らなければ下手に動いても無駄に時間が過ぎていくだけだと思い勝負服の入ったアタッシュケースを持ち立ち上がる。
蒼「とりあえずは年代から調べ無いとな。」
そう思い川の階段を登り道に出た。
そこで気付いてしまった。
ここが何処なのかを。
少しズレているがこの川と道は自分が良く自主練として走っていたトレセン学園近くだと。
蒼「あれ?ここはトレセン近くの」
そう気づき喋ろうとすると奥から誰かが走って来るのがわかる。
誰かは知らない、知らないが朝にここを走るのはトレセン学園のウマ娘しかいないのを自分は知っている。知っていると言うか自分もその一人だ。
彼女達が自分の前を過ぎ去っていく。それを目で追って彼女達は何が得意で何が不得意なのかを考える、、、トレーナーとしての職業病に近い何かなのか走っているウマ娘がいるとどうしても見てしまう。
そうゆっくり見ていると一人のウマ娘が自分の前を横切っていく。
一人遅れて走っているのかと思いその子を目で追って見る。
自分はそのウマ娘を知っている。最初誰か分からなかっただがあの髪を、あの一瞬だけ見えた顔を、あの走り方を自分は知っている。
自分が逃げで走るキッカケとなった彼女を
[誰もいない先頭の景色を目指した彼女を]
自分は知っている。
蒼「え?」
驚いた、いや、確かに過去に来たのだから自分より遥かに年上の彼女がトレセン学園にまだ通っている時代に自分が飛んできたのなら分かる。
驚いたのはそこじゃない、何故彼女が一人遅れて走っているのか、彼女なら逆に一人だけ飛び抜けてずっと走っていそうな気がした。
しかし今の彼女は走りづらそうに足を溜めながら走っていた。
逃げが得意というか誰にも邪魔されず走るのが好きな彼女が今、差しの様な走り方をしている事に驚いた。
ウマ娘は人より数倍力が強く走りに特化している。しかし今の彼女は強いと言えない。身体の軸がズレ、足取りも不安定、もどかしい気持ちで一杯なのか少し苛ついている様にも見えた。
あぁ、そうだろう彼女は自分の前を走られるのが嫌いだ。もっと言うなら溜めて走るより思いっきり走り風を感じて走りたいと思っているだろう。
気になった、何故そんな走りをするのか、何故思いっきり駆け抜けないのか。
今の弱い彼女は一体どんな景色で走っているのか。
そんな走り方で彼女は光が見えているのか、静かで何処までも続く道は見えているのか凄く気になった。
もし見えていないなら彼女は一体何故走っているのか。
自分はアタッシュケースを持ち彼女を追いかける。今の人の姿ではウマ娘に追いつく事はできないがそれでもこの疑問を解き明かしたく彼女を追いかけた。
その彼の姿はまるで、、、不審者だった。
あれから走っていると最初にすれ違ったウマ娘達が前から走って来た。どうやら折り返して来たようだ、そこに彼女はいない。恐らくまだ先にいるのだろうと思い走り出す。
スーツ姿でアタッシュケースを片手で持ち走る彼は場所さえ違えば普通の遅刻した社会人だろう、、、社会人がアタッシュケースなんて持つのか?
まぁ、トレセン学園は近くの土地を買い取っているため学園の周りは工場や企業のビルに限らずそういった施設が無いのである。
あるのはウマ娘の為の施設ばかりである。そう、今彼が走っている場所もそうである。まずスーツ姿で走る人はいないし誰かいたとしても今走っているウマ娘しかいないのである。
すれ違ったウマ娘達は不思議に思う事無く急いでトレセン学園に戻るのであった。
不審者がトレセン近くにいたと。
あれからどれくらい走っただろうかウマ娘なら何とも無い距離でもやはり人間にはかなり距離がありいくら身体を動かしていても流石に疲れてきた。
???「ハッ、、、ハッ、、、」
やっとか、そう思い声をかける。
蒼「あの」
???「ハッ、、、ハッ、、、」
横を過ぎ去っていく、、、え?なんで?
過ぎ去っていく彼女を視線で追いかけた。
確かに聞いたことはある、彼女は走り出したら止まらないと聞いたがそれは並走してる時や個人で走っている時だけだと聞いた。いや、確か彼女の知り合い全員が何かに対して突っ込んでいたような、、、まさか自分が気づいてないだけで並走や個人関係無しに本当に止まらないのでは?
もしかして追いかけなきゃいけない?マジで?
そんな事を考えずつまた彼女を追いかけた、しかし自分今は人間で彼女はウマ娘だ。例え彼女が走りぬくくても彼女の足のペースがバラバラでも彼女しか速いのである。
このままでは距離が開く一方だ、、、
なら自分はほんの少しだけ力を使えば良い。
そう思い頭で1つの名前を思い浮かべる、ハッキリと思い浮かべ無くてもいい一瞬だけなら少しだけモヤがあった方しか良いしこんな道の真ん中でウマ娘になる必要は無い、そう思い[ブラッド]と言う名前を脳から呼び出す。
徐々に自分の走るスピードが速くなりそれと同時に髪色が黒から紅へと変わっていく。髪が紅く染まる頃に自分は、彼女に[サイレンススズカ]に追い付いた。
蒼???「あの!」
まだ走る彼女に追いつく!
蒼???「あの!サイレンスズカさん!」
サイレンススズカ「え?はい?」
名前を呼んでやっと止まってくれた。
ゆっくりと脳をクリアにしていく、それと同時に髪色が紅から黒色に戻っていく。少ししか力を引き出していないせいか少し身体に気怠さを感じつつ自分は彼女に聞きたい事を聞くのであった。
蒼「貴方は何故脚を溜めて走っているんですか?」
今はこの疑問を解きたい光の向こう側よりも、自分の今後なんかよりも、逃げが得意な彼女が何故脚を溜める走り方をしているのか。
彼女は光の向こう側に興味は無いのか。
サイレンススズカ「えっと、、、貴方は一体?」
御尤もである、自分は彼女を知っているがそれは未来で会っているからであって今の彼女は自分を知らない。
蒼「あ、自分は蒼と言うものです。諸事情により本名は隠しています。」
例え過去と言えど本名は出せない、、、もし本名を言う日が来るならそれは自分は彼女を信頼した時だ。
サイレンススズカ「えっと?とりあえず私に何か?」
蒼「えっと、何で脚を溜めながら走ってるんですか?」
何とか話を聞いてくれるみたいなので質問した、何故彼女が脚を溜めるのか。彼女が脚を溜めるのは逃げて差すと言う走りをするためなのか、もしそうならあの光の先に行くためのヒントが手に入る気がする。
さぁ、どう返ってくる。
サイレンススズカ「トレーナーに差しで走るように言われているのでその練習ですが?」
蒼「は?」
今なんて言った?差しで走る?彼女が?何故?理解出来無い。
あの時自分に逃げの素晴らしさを、そして逃げの先にある光を見せてくれた彼女が差しで走る?
分からない。どうして?あの景色の先には到達していないがあの光を見せてくれたのは誰でも無いサイレンススズカなのに、、、
まるで自分の走りを否定されている様な気がした。
頭が真っ白になる
サイレンススズカ「あの、どうかしましたか?」
蒼「逃げでは、、、走らないんですか。」
息をするのが辛い、それでも聞いてみる。
もし彼女が逃げで走らないなら何故あの時自分に逃げを、、、
あの景色を教えたのか。
サイレンススズカ「逃げ、、、ですか。」
?彼女の様子がおかしい、何か変な事でも言ったか?
サイレンススズカ「その、、トレーナーに逃げで走る事を禁止されていまして。」
蒼「禁止されている?」
サイレンススズカ「はい、自分でも逃げに適性があるのは知っていますが逃げで走れば足に異常が起こるかもしれないと言われて。」
彼女が逃げを禁止されていると言っているのが聞こえた時、彼女が自分の意思で走っている訳では無いと理解した時自分は安堵した。
彼女自身も逃げに適性がある事を知っているみたいだ。
ただ足が弱い、、、あぁ、知っているとも、、、確かに彼女の足は逃げで走り続ければいつか光の先に到達するが一歩でもあの領域に入れば彼女の足は速さに耐えれず折れてしまう。だから自分も何度も検証した、そして自分でもあの領域に入れば耐えれず折れてしまう可能性がある事を知った。
普通に走れば異常は無いはずだ、しかし彼女は走れば走るほどその先に行ってしまう。足が弱い訳じゃ無い、ただ彼女の走りに足が追い付かずに自壊してしまうと言う事だ。
そのトレーナーの言いたい事は分かる、、、
けれどこの世界に来て初めて合った彼女が[サイレンススズカ]があんな苦しそうに走る姿を見たく無い、、、
これは我儘だ
彼女には誰にも邪魔されず先頭の景色を、あの光の景色を見て欲しい!
今の自分なら分かるあの時自分に逃げの良さを、光の景色の綺麗さを見て欲しいという思いがこみ上げてくる。
蒼「だから走らないんですか?もうあの光の景色を見ずに走るんですか?」
サイレンススズカ「え?」
蒼「トレーナーに逃げで走るなと言われたからもう逃げで走らずに、先頭の景色を見ずに終わっても良いんですか!!!」
これで良い
確かにこれは自分の我儘だ
だがこれを言わせたのは自分にあの景色を見せた貴女なのだ
これは貴女が自分に教えたからこそ始まった物語だ
えぇー、あれから何日たったっかな?(すっとぼけ)
残業まみれで投稿が遅れました(許して)
とりあえず明日休みだから何とかして書いてきます。
書けてるかな、、、