ファッション無惨様のごちゃサマライフ   作:頓西南北

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永久凍土探索行 アリスと本霊

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【君の本霊は】霊的起源報告スレ Part.12【誰かな?】

 

1:★一研究者

 このスレは、自分の霊的起源を晒して報告するスレです。

 俺らの霊能の根源である霊的起源、これによって各々の異能の得意不得意やできる事、できない事が決まりますが、それに関する研究は個人差が大きく、あまり進んでいません。

 霊的起源に関わるスキル派生やその応用法など、面白い使い方をしている方などいれば、報告をお願いします。

 

 以下テンプレ。

 

(テンプレ)

■本霊:

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・

・

◆できる事、できない事

・

・

・

 

2:名無しの転生者

 盾乙

 

3:名無しの転生者

 盾乙

 

7:★梨農家

 乙。

 ほんじゃトップバッターはワイが担当させてもらうわ。

 

 

■本霊:神樹ふなっしー

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・農業向け生産型。ステは物理耐久型で、テラ系の地変魔法とアクア系の水撃魔法(甘い香り付き)が使える。

・初期スキルは【挑発】(甘い香り付き)

◆できる事、できない事

・基本的に農業系だが、とにかく梨を生産する事に特化している。梨であるなら和梨、洋梨は関係ない。

・梨に関わる事なら大体補正が付く。梨を育てるだけでなく、梨を素材にしたスイーツなんかの作り方も何となくで分かる。

・最近【フォッグブレス】も使えるようになったが、強烈な梨の匂いが付くので、逃げた敵をイヌガミの嗅覚で追跡した事もある。

・最近ダ・ヴィンチラボから出てる戦極ドライバーを使い始めたんだが、リンゴロックシードで変身すると色が梨になる。

 

 ちな、ワイは農業部。コテハン通りに梨育ててる。

 

 

9:名無しの転生者

 ……いや待て本霊wwwwww

 

10:名無しの転生者

 一発目から飛ばしてきたなw

 

12:名無しの転生者

 ゆるキャラやん!?

 

14:名無しの転生者

 本霊見てえ?って思って二度見www

 

16:名無しの転生者

 マジか……そうか、マジか

 

18:名無しの転生者

 えぇ……?

 

21:名無しの転生者

 本霊ふなっしーって、マジでそんなのいるんか……。

 

23:名無しの転生者

 まあ、確かに下手なマイナー神話のマイナー神格よりも信仰集めていそうではある……w

 

25:名無しの転生者

 それはそうw

 

38:★コブラ乗り

■本霊:幻魔エリクトニオス

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・ステは魔法型。

・初期スキルは【アギ】。

◆できる事、できない事

・騎乗・パイロット適性あり。乗った時だけ普段は無駄に低い速度ステが実用範囲にアップする。

・蛇関係の使役適性あり。トウビョウとやたら相性がいい。

 

 

 最初は大型化したトウビョウに乗ってたんだけど、どうしてもロボに乗りたかったから今は魚沼に引っ越してパイロットやってるよ。

 

40:名無しの転生者

 >>38は何のロボ乗ってるの?

 

42:★コブラ乗り

 魚沼ロボ部製のコブラガンダムやで。

 蛇型だから普通に適性あるんよw

 コア部分は士魂号ベースだけど、装甲とかフレームなんかは装甲護符で構築してるし、操縦系統もモビルトレースシステムを使った超機人スタイル。

 

44:名無しの転生者

 まんまやん……w

 

45:名無しの転生者

 というか>>38ガンダムファイターなんかwww

 あれ確か、コクピット内で人間が蛇の上に乗って二人羽織でモビルトレースシステムを動かす仕様だったよな。

 やっぱ下半身担当の蛇がいるの?

 

46:★コブラ乗り

 せやで。

 ドクターネキ製のステルスバイパーやで。

 

48:名無しの転生者

 モビルトレースシステムは確か探求ネキの開発だったけど……そっちも蛇なんかwwwwww

 

56:★スローライファー

 今は瀬戸内海で漁師&農民やりながら地元で悪魔狩りしてる。

 愛媛支部で魚の養殖業が始まってるから、そこら辺にも手を出してるよ。

 

■本霊:邪神ダゴン

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・物理・魔法両立型で、魔法は水撃・氷結・地変・呪殺。物理はパワー寄り。弱体とかの補助も可能。

・初期スキル【アクア】。

◆できる事、できない事

・槍適性、術適性あり。

・農業・漁業双方に適性あり。豊穣・豊漁も引き寄せられるし、魚の養殖もできる。

・普通なら絶対に育たない塩化した土地でも普通に作物を育てられる。

・水泳得意。潜水も3時間くらいなら余裕。

・クトゥルフ系でもあるので狂気耐性あり。

・邪鬼ディープワンを眷属として召喚できるし、農作業をさせられる。

・ビヤーキーとかのハスター眷属には敵視される。

 

59:名無しの転生者

 スローライフニキ、万能過ぎね?

 

62:名無しの転生者

 ダゴンがそもそも海神と豊穣神とかいう二つの側面があるからな。

 しかもクトゥルフ神話にも登場しているせいで魔術神としての側面もある。やはり万能だな。

 

65:★スローライファー

 結論、超便利!

 

66:★犬ゾリライダー

■本霊:魔獣ケルベロス + 妖獣ジェヴォーダンの獣 + 魔獣ロボ + 妖獣クルートー

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・初期スキル【かみつき】。

・犬とか狼系悪魔の使役に適性。

◆できる事、できない事

・一応自分も戦えるけど、本領は使役と指揮。

・イヌガミを大量飼育してブリーダーみたいな事してる。

・最近は複数同時召喚したイヌガミに犬ぞりを曳かせて高速移動なんてこともやるようになった。

 

 ケルベロスの三つの頭がジェヴォーダンとロボとクルートーになってる感じだね。過剰積載過ぎて笑www

 

68:名無しの転生者

 割と珍しい複数本霊タイプか……しかもまさかの四重合成タイプw多くね?

 

70:★犬ゾリライダー

 ショタオジによると、性質の近い本霊が引き合って一塊になったのが元らしい。

 

78:★生産系ゼンラー

■本霊:死神シペ・トテック

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・初期スキルは【ラクンダ】。

・農業系。

◆できる事、できない事

・死神の割に生産寄りで、農業適性あり。特にトウモロコシとか穀物の生産が得意。

・アイテム製作の方もフォルマ加工と金属加工が得意。

・彫刻刀とか包丁の刃先に【ラクンダ】の効果を集中させる事で、物体の強度とか硬度を無視して加工とか破壊ができる。

 

 

 

・何となく全裸じゃないと落ち着かない。

 

81:名無しの転生者

 >>78

 最後wwwwww

 

83:名無しの転生者

 何かゼンラーの割にできる事多いなw

 

85:★生産系ゼンラー

 農業たのちぃw

 

 全裸で農業はいいぞ。

 原始生活味を全身で感じられるw全裸だからな!

 

87:名無しの転生者

 >>85

 変態で草ww

 

90:★吸血修羅農民

■本霊:魔人ヴラド三世 + 夜魔ドラキュラ

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・初期スキル【吸血】。

・物理寄りドレイン型。【万華鏡写輪眼】も【領域展開】も全部ドレイン。

◆できる事、できない事

・とにかくドレイン。吸血して自己治癒しながらダメージレースで殴り勝つタイプ。

・元ネタ補正なのか、黒死ネキの【串刺城塞(カズィクル・ベイ)】とかそこら辺の関連スキルは割と簡単に習得できた。

・恐怖系の精神攻撃とかも覚えた。

・防衛用の結界なんかは得意だし、害獣とか野菜泥棒なんかの死体を串刺しにして曝しておけばそれを基点に結界を維持できて便利。

・農業に直結したスキルは覚えられなかったけど霊脈の掌握なんかは得意だし、霊脈MAGを使って【串刺し城砦】とか【極刑王】あたりを長時間展開とかもできる。

 

91:名無しの転生者

 修羅勢がエントリーか。

 やっぱり星祭神社の人?

 

92:★吸血修羅農民

 確かに俺は星祭の住人やけど、別に修羅勢が全員星祭ってわけでもないで。

 特に、星祭の外にいる修羅勢の方がやべー連中が多い。セツニキは真修羅とか呼んでた。

 

93:名無しの転生者

 黒死ネキとは死ぬほど相性悪いよな、多分。

 

94:★吸血修羅農民

 せやでw

 ドレインすると漏れなく呪いも一緒に吸い上げて自爆する。

 でも最近はそのせいで体と魂の属性が死者に近づいたとかで、黒死ネキの呪いが何かあまり効かなくなってきたw

 

95:名無しの転生者

 あー、この人星祭と農業部兼業の串刺しニキか。

 この間の依頼ではヘルプ助かりました。

 

96:★吸血修羅農民

 >>95

 おー、そういえばこの間の少年かよw

 妹さん無事で良かったな。

 

97:95

 いえ、アイツ妹じゃなくて姉なんですよw

 身長120㎝だからよく間違えられるんですけどねwww

 

98:名無しの転生者

 >>95の事件とお姉さんの話が気になるw

 

99:95

 姉貴が通りすがりのメシアンにハイエースされたんで、突発救出ミッションに出動したんだよ。

 で、その時にたまたま異界帰りで手隙だったベイニキが手伝ってくれたっていう話。

 

100:名無しの転生者

 ベイニキご苦労様ですw

 それと>>95の姉さん無事で良かった。

 

102:★密輸課

■本霊:悪霊はなこ

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・初期スキルは【トラフーリ】。今は成長して【トラポート】に進化してる。

・転移系。

◆できる事、できない事

・【ジャイヴトーク】も持っていて、悪霊系の使役が得意。

・【トラポート】は普通に使えば転移距離10kmくらいだけど、転移元と行き先を『小学校の女子トイレ』に限定すれば日本全国どこでも飛べる。

 

 

 特に最後の制限がキッツい。

 俺の外見が見た目小学生の男の娘じゃなかったら、とっくの昔に通報されとったと思うw

 

103:名無しの転生者

 通報www

 

104:名無しの転生者

 小学校のトイレに知らない野郎が……うん、普通に通報物やな。ワイだってそうする、誰だってそうするwwwwww

 

105:★トイレテロリスト

 通報されないならそれでええやん(怒

 ワイなんて外見普通の♂やから、もう何度も通報されとるわ。それが原因で密輸課退職したくらいやしw

 

■本霊:悪霊赤マント + 堕天使ゼパル

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・初期スキル【トラフーリ】。今は【トラポート】。

・転移系と悪霊使役系、後は【ムド】系、剣撃・投擲物理系、【エストマ】ベースのステルス系。

◆できる事、できない事

・通常【トラポート】の転移距離100km、ただし行き先は『トイレ』限定。『小学校の男子トイレ』限定なら海外にも飛べる。メシア教会の聖堂の結界壁もスルーして痕跡すら残さない程度の事はできる。

・装備してる霊装が赤いと、霊装の性能が上がる。なおガワがシャアなので普段はシャアのコスプレ霊装で赤くて3倍速で動ける。

 

108:名無しの転生者

 うーん、容姿とトイレ制限以外花子さんニキの完全上位互換でワロタwwwww

 

110:名無しの転生者

 努力したんやろな……w

 

111:★トイレテロリスト

 通報されんように、トイレ制限を解除するために頑張ったんや。

 でも、駄目だった。

 

112:名無しの転生者

 努力しても顔だけはどうにもならんという(泣

 

113:名無しの転生者

 それならそれでシキガミ整形手術でどうにかするって手も……

 

114:名無しの転生者

 ガワがシャアならそれでええやろw

 イケメンで羨ましいわw

 

115:★トイレテロリスト

 普段はアンチメシアン勢のところで対メシアンの破壊工作を担当してるぞ。

 

 教会のトイレに転移して、水道管に水撃属性の呪符を流して起爆~からの転移で逃げて、水道管破裂の事故を演出。

 後は水道管工事の業者に扮した潜入班が侵入したり、通報受けてやってきた警察や救助隊に擬態した殲滅部隊が突入したりやな。

 

>>114

 ワイの見た目はな、シャアはシャアでもケツアゴシャアの方なんや。

 だからイケメンでも何でもないんや…………(泣

 

116:名無しの転生者

 うーん、怖い事してんな……。

 

117名無しの転生者

 >ケツアゴシャア

 ええやんwww強キャラやぞwwwwwwww

 

118:★トイレテロリスト

 なお無駄にC.V.池田wwwwwwww

 

119:名無しの転生者

 海外実写版ゲームのケツアゴシャアか……うん、あれは、まあ、強いんだけど、まあ……wwwwwww

 

121:名無しの転生者

 ところで>>98はパンチ一発で核爆発を起こすとかできないの?

 

123:名無しの転生者

 >>121そっちのはなこニキじゃねえよwwwwwww

 

131:★デモニカユーザー

■本霊:猛将ゴリアテ

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・初期スキル【ラクカジャ】。なお自分に掛けると、鎧型の霊装の性能が爆上がりする。

・耐久系物理型。タンクタイプ。

◆できる事、できない事

・ガチ戦闘タイプ、というよりはそれ以外できない。

・魔法とか使えない。

・ガタイが無駄に大きくなった。超マッスル。そのせいでデモニカもそれ以外の防具霊装も特注しないと装備できないw

 

133:名無しの転生者

 ガチ物理型でやれる事少ないってのは悲しいよな……。

 

135:名無しの転生者

 ちな、デモニカは何使ってるの?

 

137:★デモニカユーザー

 G-3をカスタムして使ってカスタム繰り返してたら、いつの間にか心滅獣身フォームになってたwww

 

139:名無しの転生者

 心滅獣身G-3……ちょっと見てみたいかもwwww

 

140:★デモニカユーザー

 つ[画像]

 

141:名無しの転生者

 本当だwwwww

 ガチで心滅獣身しとるwwwwwww

 

143:名無しの転生者

 G-3の正体は牙狼の鎧だった!?wwwwww

 

148:★沖縄在住ダンサー

■本霊:神獣バロン

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・アウトサイダーで初期変身悪魔は聖獣シーサー。

・初期スキル【ハッピーステップ】。

・霊能適性は爪とか噛みつきとかの戦技系物理&破魔。治癒系も少しできる。

◆できる事、できない事

・結界・踊り適性あり。

・踊りながら広範囲に破魔とか回復ができる。

・魔術破りができる。

 

150:名無しの転生者

 >>148は沖縄の人?

 銃火暴風怨嗟域とか、クトゥルフ勢力襲来とかで戦ったの?

 

152:★沖縄在住ダンサー

 覚醒修行に5年以上かかってな、銃火暴風怨嗟域の頃はずっと星霊神社で修行中やった……(泣

 で、その後クトゥルフ勢力襲来って聞いたんでショタオジに100年スイッチで促成修行させてもらって、大慌てで覚醒して、時間加速した電脳異界で大急ぎでレベル上げして沖縄に駆け付けたよ。

 ワイが到着した頃には半分終わってたんだけどなw

 前線はもう仕事終わってたから、残務処理で運ばれてきた現地民異能者のケガ人を淡々と治療する仕事よ……(泣

 それもレベル足りんくて蘇生魔法とか使えへんから、一番大変な部分じゃ何もできないし……。

 結局グロ耐性付いたのが一番の収穫だったという……。

 

154:名無しの転生者

 ワイらあるあるwww

 

156:名無しの転生者

 ドンマイww

 下手に才能あるから勘違いしそうになるけど、しょせんワイらは主人公補正のない一般人やけんwww

 ゴルゴムにどんな卑劣な手を使われても必ず間に合うタイミングで駆け付けられるスーパーヒーローじゃないんよ。

 むしろ少しでもやる事があっただけ幸運だし、助けた相手だってたくさんいただろ。

 一般人は一般人なりにできる事から頑張っていこうぜ!

 

158:名無しの転生者

 ま、それが一番だよなあww

 できる事を、できる範囲で。それができれば上出来だ。

 

159:★沖縄在住ダンサー

 皆ありがとナス!

 

161:★熊先生

■本霊:聖獣くまもん

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・初期スキル【プリンパ】。

・初期変身悪魔が獣人ワーベアのデビルシフター。異能の傾向は戦技系物理&精神系(混乱)。

◆できる事、できない事

・基本的に熊系悪魔にしか適性がない。そして熊系悪魔は少ない。

・スキル【動物会話(熊)】が生えた。

・こちらから攻撃仕掛けない限り熊&熊系悪魔に敵認定されない。

・スケベ部所属なんだが、そっち系で役に立ちそうなスキルは【精力絶倫】くらいしか生えなかったので努力して自力習得。

・本業が小学校教師なんだが、そっちで役に立ちそうなスキルも生えなかった。

 

 

 

 

 

・寒さに弱い。

 

163:名無しの転生者

 おいおいゆるキャラ二人目とか、どうなってるんだよこのスレwwwwwwww

 

165:名無しの転生者

 ツッコミどころ満載で草wwww

 くまモンが、スケベ部…………wwwwwwwwwwwwwwwwww

 

166:名無しの転生者

 獣人なんて種族あったっけ?

 

167:名無しの転生者

 真1に出てるよ。ワードッグとか。

 でもワーベアなんて悪魔がいたかどうかは覚えてない。

 

170:名無しの転生者

 北海道在住なのに寒さに弱くて草。

 熊本のキャラだからかw

 

172:★熊先生

 なおワイ、十勝支部所属w

 クッソ寒いwwwww

 

173:名無しの転生者

 いや、何で北海道住んでるんだよw

 

175:★熊先生

 地元やしw

 故郷は見捨てられん。

 

177:名無しの転生者

 あー、地元じゃ仕方ないよな・・・

 

179:名無しの転生者

 >スケベ部所属

 >本業が小学校教師

 おい、……おい!

 

 寒さに弱いよりこっちの方が問題だろwww

 

180:名無しの転生者

 どう見ても犯罪者予備軍の予感……wwwwwwww

 

182:名無しの転生者

 アウトォ!

 

183:★熊先生

 大丈夫や。ワイが手を出すんはメシアンだけだからセーフやでセーフwww

 

184:名無しの転生者

 おっ、なら大丈夫やな。

 

185:名無しの転生者

 いやアウトやろw

 

187:名無しの転生者

 少なくとも教育に悪いのは確定的に明らかw

 

192:★電脳異界プログラマー

■本霊:義体 草薙素子

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・プログラミング・ハッキング特化だが銃系スキルで戦えもする。

・初期スキルは【ダブル・タップ】。

◆できる事、できない事

・感覚でプログラミングができるので電脳異界内で超便利。

・ミクさんとかの電脳シキガミの使役も得意。

・事件捜査とかそっち系のスキルも覚えたので、ガイア連合発足くらいの頃はそっち系の依頼も受けてた。

 

 普段は電脳異界でプログラマーやってる。

 それ以外にも、本霊からタチコマのOSデータとか引っ張ってきた事もあるな。多分それがワイが一番輝いてた瞬間かもしれんw

 

194:名無しの転生者

 いや>>192の本霊って……。

 

196:名無しの転生者

 待て待てガワ問題とかそういうレベルじゃなくてガチでアニメキャラが本霊?

 ドウイウコトナノ?

 

199:名無しの転生者

 多分、メガテンd2のコラボキャラだと思われwwww

 

200:名無しの転生者

 あー、ダンテニキとかバージルニキとかベヨネキとか、そっち系か……。

 

202:★電脳異界プログラマー

 らしいよ。

 ワイは知らんけど。ぶっちゃけD2とか知らんっていうかメガテン作品自体前世でプレイした経験がない。

 ちな、多分皆はワイの事、本霊みたいな美人のお姉さんだと思っとるかもしれんが、普通にワイ男でオッサンやからw

 バ美肉なんてなかったw

 

204:名無しの転生者

 オッサンかよwww

 

206:★トイレテロリスト

 ダンテニキ達は普通に本霊準拠の見た目なのに……w

 プログラマーニキはあの人達見習ってw

 そしてバ美肉してwシキガミ手術でwwww

 

208:★電脳異界プログラマー

 うっせーわいw

 タチコマで満足しとけwwww

 

210:名無しの転生者

 アリスニキネキボイスのタチコマ・・・

 

212:名無しの転生者

 あー確かあの子、タチコマのボイスも担当してるんだっけ

 

213:名無しの転生者

 >>206

 というかバ美肉ってバーチャル美少女受肉の略なんだから、もし仮に>>192のニキがバ美肉しても現実じゃオッサンのままなんじゃね?

 

214:★トイレテロリスト

 はっ……しまった!?

 

222:★氷紋剣使い

■本霊:堕天使ウェパル&堕天使ボティス

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・二つの本霊が同居してるタイプ。優劣は半々くらい。

・状態異常付き剣撃物理と水撃・幻覚魔法の両立型。

・初期スキル【アクア】。

◆できる事、できない事

・切った傷口を毒化・腐敗させて急激に悪化させられる。

・広範囲にローコストで幻覚を掛けられる。

・水泳・操船適性あり。

 

224:名無しの転生者

 うーん、強い。

 

226:名無しの転生者

 対人と対軍を使い分けられるのは強いよね。

 相手によってはずっと自分のターンにもできるし、いざという時には幻覚を使って逃げ出す事もできるし。

 

228:名無しの転生者

 でも複数本霊とかレアだよね。

 そしてその分できる事が増えるのがアド。

 

230:名無しの転生者

 まあ、その分だけ能力のリソースが分散するから、やりたい事を最初にはっきり決めてリソースを集中しないと自分でもわけわからん事になる。

 ソースはワイ。

 

231:名無しの転生者

 ところでコテハンの氷紋剣っていうと、烈火の炎のあれ?

 

233:★氷紋剣使い

 せやで。

 なぜか知らんが姫路支部の現地民に伝承者がいたんで、そこで修行して習得できた。

 ちょうど宮城で烈火の炎の魔導具シリーズが発売されてたからな、それで今は閻水使ってる。

 本体は柄だけで、後は刃を作るための水さえあればいいから、ポケットに入れて持ち運べるし、各飛沫にもなって便利よw

 

235:名無しの転生者

 各飛沫?

 

237:★氷紋剣使い

 スマソ間違えたw

 隠し武器な。

 田舎ニキが売ってるマハアクアバリオンストーンなんかがあるから、それを複数使い潰すと馬鹿みたいな威力の刀身になる。でも馬鹿みたいな値段がするw

 

239:名無しの転生者

 結局金持ってるやつが正義って事かwwwww

 

242:★餡饅男

■本霊:聖獣ハヤタロウ

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・噛みつき系戦技物理。

・初期スキル【突撃】。

◆できる事、できない事

・犬の嗅覚や聴覚で索敵能力高。

・オリジナルスキル【忠勇の最期】あり。自分の生首を射出して必中&確定即死の追尾弾にする実質自爆スキル。

 

245:名無しの転生者

 ハヤタロウか。

 メガテンでも低レベルの割にそこそこ強かった記憶がある。

 D2でもないのに固有スキル2つは優遇枠w

 

246:名無しの転生者

 というかハヤタロウで何で自爆スキル?

 

247:名無しの転生者

 ハヤタロウの最期の逸話だな。

 

 元々、とある猿の怪異を仕留めるために和尚さん(または山伏、六部)が遥々信州から借りてきたハヤタロウだったんだが、異説では猿を倒して地元に帰るため、ちょうど静岡県の観音山に差し掛かったところで、突然吠えて威嚇し始めたんで、襲われると思った和尚さんは咄嗟にハヤタロウを殺してしまった。

 そしたら、致命傷を負ったハヤタロウは背後から和尚さんを狙っていた大蛇に噛みついて、見事大蛇を仕留めて見せたそうな。

 

 そんな相討ちの死に様に由来するのが、このスキルなんだろう。

 

248:名無しの転生者

 ハヤタロウ完全に冤罪で死んでて草wwww

 人の心とかないんかwwwwww

 

249:名無しの転生者

 でも自爆スキルとか使いづらくない?

 

250:★餡饅男

 >>249

 俺もそう思ってセツニキに相談したんだが、そうするとセツニキが言ったんよ。

 

 

 

 「饅頭ってな、人間の生首の代わりになるんだぜ」ってな。

 ワイの異能者としての戦闘スタイルが決まった瞬間だったw

 

251:名無しの転生者

 饅wwwww頭wwwwwwwwww

 

252:名無しの転生者

 諸葛孔明の饅頭起源説話か・・・人身御供の生贄の代わりに饅頭を川に投げ込んだヤツ。

 

253:★餡饅男

 料理部に行って饅頭の作り方を勉強してきてな。

 それで生贄の身代わり効果のある饅頭を作れるようになってからはワイの時代や。

 

 それからはもう、厨房と異界を行ったり来たり反復横跳びする毎日やで。

 

256:名無しの転生者

 >>256

 ……それって、饅頭作って異界行くだけで完全に時間が無くなってるっていう意味ではwww?

 

258:★餡饅男

 >>256

 言うな(泣

 

261:名無しの転生者

 あー、餡饅男ニキってアイツかー・・・

 アンパンマンのコスプレした星祭修羅勢w

 

263:名無しの転生者

 ワイも知ってるw

 「僕の顔を食らいなよ!」とか言ってアホみたいな威力のアンマンを投げてくる妙なスタイルで有名なwwww

 

266:★餡饅男

 アンパンマンやなくてアンマンマンやで。

 パンじゃなくて饅頭なのでw

 投擲スキルは自力習得した。

 破魔ネキの開発した破魔矢の技術も使ってるから、普通に投げてもメギドラオン相当の破壊力やで。

 

268:名無しの転生者

 うーん、饅頭とは・・・?

 

271:★餡饅男

 >>268

 最強の投擲武装だ。

 

 今はさらに戦闘スタイルをバージョンアップさせて、饅頭工場を内蔵したアンマンマン号を乗り回してる。

 蟲毒皿ピッチャーの設計を流用した多連装型餡饅ピッチャーの自動銃座30基を搭載して、霊草化した小豆とサトウキビと小麦のプラントも内蔵してるから、本気で途切れることなく饅頭の弾幕を撃ちまくれるぞ。

 

274:名無しの転生者

 もうワケわかんねえなコレwww

 

302:★剣士

■本霊:魔人オキタソウジ

◆霊能の傾向、初期スキルなど

・剣一辺倒、物理特化

・初期スキルは【ヤマオロシ】。

◆できる事、できない事

・とにかく剣術。特に奥多摩の派出所で習ってきた天然理心流はスポンジに水レベルで吸収できた。

・気配遮断も使える。

・天然理心流以外にも霞の呼吸&水の呼吸&風の呼吸を習得できて、今は三つで併用してる。

・何でかジェットパックも使える。

・固有スキルとして【無明三段突き】を覚えた。あと【ジェット三段突き】も覚えた。【誓いの羽織】【誠の旗】も生えた。たまにスキルカードにして売りに出してる。

・【風邪弱点】が生えたのが、対黒死ネキだと痛かった。最近だと【風邪弱点】が【絶刀】スキルに進化したので相討ちが割と成功しやすくなった。

 

 現在星祭で修行中。

 とりあえず霞の呼吸肆ノ型【移流斬り】 → 水の呼吸漆ノ型【雫波紋突き】 → 【無明三段突き】のコンボがお気に入り。

 

304:名無しの転生者

 いや、それ多分違う沖田さんになってない?

 違うというか、FGOの。

 

306:名無しの転生者

 俺ら的にはある意味一番正しい沖田さんだけどな。

 

309:★剣士

 実際問題、ガワも沖田さんですからね、私。

 

311:名無しの転生者

 もうこれフルアーマー沖田さんだな……。

 

313:名無しの転生者

 実際にこの世界の沖田さんが女性だったかは知らんがな。

 

315:名無しの転生者

 前世の史実だと実際に白黒写真も残っていて男だったのが確定してるけど……。

 

317:名無しの転生者

 対黒死ネキで当たり前のように相討ちを前提にしてる辺り、やっぱり修羅勢なんだなって分かるwwww

 

350:名無しの転生者

 本霊といえばさ、そういえば有名俺らの本霊ってどんな感じなんだろ?

 

354:名無しの転生者

 >>350

 たしか公表されてる範囲だと、探求ネキがエンキで幼女ネキがテュポーンらしいぞ。

 

356:名無しの転生者

 田舎ニキの本霊が冬将軍だとかいうのは聞いた事がある。

 

358:名無しの転生者

 ソ連の冬の寒気の自然霊と、ヒトラーやナポレオンさえ追い返した最強軍人の二重属性か……うん、そりゃ強いわ。

 

360:名無しの転生者

 確かテュポーンっていえば、鑑定ニキの本霊もテュポーンって話は聞いた事ある。

 

362:名無しの転生者

 俺から見ると幼女ネキがテュポーンっていうのも何か怪しい気がするけどな。

 テュポーンって嵐と火山を司る純粋な自然霊で怪物神じゃん。

 なのにあそこまで術式に関するセンスが高いのは奇妙というか不可解というか。

 

364:名無しの転生者

 まあ確かに。

 魔術や知識の神格がベースなら納得も行くけど、テュポーンてそこまで細やかで頭がいい事ができるような神格じゃないのは確か。

 破魔ネキのアポロンみたいな多芸多才な神格がベースなら納得いくんだが。

 

 それ以外だと複合型とか、後は普通に幼女ネキ個人が純粋にセンスが高いだけっていう可能性もあるが。

 

366:名無しの転生者

 言うて鑑定ニキだって得意分野のアイテム鑑定とかテュポーンと全く関係ない専門分野持ちだしな。

 ついでに言えば暗黒騎士の変身にしたってほぼほぼテュポーン関係ない……

 

368:名無しの転生者

 テュポーン(´・ω・`)「ワイの存在意義……(泣」

 

369:名無しの転生者

 テュポーンがショボーンになっとるwwwwwwwwwwwwww

 

371:名無しの転生者

 >>368

 ほ、ほら、幼女ネキの固有結界はテュポーンの火山と雷雲だから……。

 

372:名無しの転生者

 ゼウス「転生体に適性の一つも授けられない無能なトカゲがいると聞いて」

 

373:名無しの転生者

 まだ無能と決まったわけじゃないだろwwww

 まだwwwwwwwwww

 

374:★梨農家

 宮城といえば、他連中の本霊はどうなると思う?

 ワイなんかは、リンクニキの本霊は不動明王あたりだと予想してるんやが。

 

376:名無しの転生者

 何で?

 

378:★梨農家

 まずリンクニキは脱げば脱ぐほど強くなる、言い換えると“服を着てると弱体化する”っていう縛りがある、霊能が全裸に直結してるタイプのゼンラーだ。

 これは最低限の布を除いて法具や装飾品なんかを極力身に付けないっていう、明王属の性質と一致する。

 

 で、その中でも剣を主兵装として扱う明王といえば、不動明王って事。

 

381:名無しの転生者

 >最低限の布を除いて法具や装飾品なんかを極力身に付けない

 これって何か理由なんてあるん?

 

383:★梨農家

 明王ってのは基本的に如来直属の、異教の神格と殴り合ったりするための配下であると同時に、如来が姿を変えた戦闘形態の化身でもあるからな。

 

 如来っていうのは仏教の最高位の神格で、悟りを開いた存在。釈迦とか阿弥陀如来、薬師如来、大日如来みたいな、誰でも一度は聞いた事があるだろう超ビッグネームが相当する。

 で、悟りを開くべく頑張って修行中な身分の神格が菩薩っていうわけ。

 

 悟りを開いた後の如来は、もう現世の煩悩とかには興味ないから、基本的に服に余計な装飾品とか色々は付いてない。

 逆にそれより下位の菩薩や天部の武神なんかは、まだ完全に煩悩を捨て切れてない身分だから案外装飾がある。

 

 なお大日如来はその辺例外で、あれは宇宙そのものの化身だから全身に宇宙の構成要素として大量の装飾が装備されてるけどなw

 

385:名無しの転生者

 はえ~勉強になるわ……。

 

425:名無しの転生者

 本当に色々な本霊があるな。

 

428:名無しの転生者

 梨農家ニキが言ってたリンクニキの本霊不動明王説は割と的を射てる希ガスw

 

433:名無しの転生者

 逆に同じ仏教系の疑惑があるのが霊視ニキかw

 あの人は多分ビシャモンテン……広目天あたりの神性じゃないかと思う。

 

435:名無しの転生者

 戦闘スタイルが素手格闘なだけにちょっと安直な気はするけど、霊視能力+物理系と考えるとまあ納得ではあるか。

 

445:名無しの転生者

 うーん、じゃあアリスニキネキの本霊とかはどうだろう?

 やっぱり魔人アリスなんかな?

 

447:名無しの転生者

 一番それっぽいのは確かだけど、その割には治癒とか、最近だと破魔も使い始めてるんだよな……。

 複合型かな?

 

450:名無しの転生者

 戦闘から生産まで割と何でもできるのは、破魔ネキなんかと同じパターンだよな。

 

452:★熊先生

 まあアリスニキネキの話をするなら、あの子は出生が特殊過ぎるから本霊補正抜きの遺伝子だけも何でもできて不思議じゃないという……wwww

 

454:名無しの転生者

 特殊な出生っていうと、どこかの神様関連とか?

 それともメシアン絡み?

 

456:名無しの転生者

 やメ糞!

 

458:★餡饅男

 いや、純粋にワイら製。

 

461:名無しの転生者

 俺ら製って事は、シキガミパーツ関連?

 

463:★剣士

 いえ、実は大体半終末前くらいの話なんですが、その当時ちょっとミナミィネキがボテ腹出産プレイがしたいって言い出しまして。

 

 で、当時から肉体関係があって保存していた俺らの精○を集めて、まとめてアトリエ式錬金釜にブチ込んだんですよ。

 そうして出来上がった『黄金の精子』でミナミィネキが出産したのがあの子です。

 

466:名無しの転生者

 

 

467:名無しの転生者

 

 

468:名無しの転生者

 

 

469:名無しの転生者

 

 

470:名無しの転生者

 

 

471:名無しの転生者

 

 

472:名無しの転生者

 

 

473:名無しの転生者

 

 

474:名無しの転生者

 

 

475:名無しの転生者

 

 

478:名無しの転生者

 もう草しか生えねえwwwwwwwwww

 

481:名無しの転生者

 それなw

 

483:名無しの転生者

 ミナミィネキならやるw

 絶対やるww

 そういう、負の信頼というか斜め下方向に向いた信頼が絶対的に存在するwwwww

 

485:名無しの転生者

 って事は、母親はミナミィかぁ…………w

 そりゃあれだけの美少女が産まれるわけだwwwwww

 

486:名無しの転生者

 ガワがアイマス系で揃ってもいるww

 

487:名無しの転生者

 むしろいくら前世があるとはいえ母親がミナミィネキで、よくあれだけ真っ当に育ったものだ。

 

489:★熊先生

 いや、育てたのはミナミィネキじゃないからな。

 いくら何でも教育に悪いからって事で、ワイら全員で引き離して預けたんよ。つまり当時のスケベ部とか星祭修羅勢が総出で。

 

492:名無しの転生者

 預けたって、どこに?

 

494:名無しの転生者

 北神奈川支部の尼寺ネキやで。

 

496:名無しの転生者

 マトモ…………マトモか?

 

498:名無しの転生者

 殺生院淑女会の幹事の一人が、マトモ?

 

499:名無しの転生者

 少なくとも福島のキアラネキはまともな常識人やでw

 

502:★吸血修羅農民

 それ以外の全員がアウトな集団やろ、あそこwwww

 

504:★熊先生

 せやろか?

 

506:★トイレテロリスト

 せやで。

 

508:名無しの転生者

 いや、殺生院淑女会って何ぞ?

 

511:名無しの転生者

 エミヤ顔やアーチャー顔の集団が集まってるアーチャー連合、全員ガワが島津豊久のシンケンジャーみたいな感じで、殺生院キアラ顔の黒札が集まってる集団。

 なおキアラネキ以外の全員がスケベ部所属で、それぞれ得意分野の違う高レベルのジェネリックミナミィネキとかいう危険物。

 

 ちな、尼寺ネキの得意分野は黒歴史ノートの捜索と朗読で、読経代わりに【ハマ】【キャンディボイス】【不吉な言葉】【デビルスマイル】を乗せた黒歴史朗読が得意技。

 当たり前だが【破魔貫通】【精神貫通】その他基本的なパッシブの効果も乗ってくる。

 

513:名無しの転生者

 つまり黒歴史朗読とかいう公開処刑に破魔即死と魅了・恐怖・絶望の状態異常が乗ってくる、と。

 

515:名無しの転生者

 公開処刑だろそれwwwww

 

516:名無しの転生者

 実際そうだぞ。

 前に北神奈川支部でメシア教会のガサ入れに入った事があったんだが、その時に尼寺ネキも参加しててな。

 大量の証拠物件と一緒にメシアン製の黒歴史ノートも発掘してきてな。それを縛り上げたメシアン共の前で公開朗読とかいう処刑をやっとったぞwww

 

 でも一番大変だったのは後始末。

 食らったメシアンの半分くらいが脳味噌パァンしてたせいで、後の掃除が本当に大変でな。だから次からはブルーシート敷いてからやるようになったわwwwww

 

517:名無しの転生者

 邪悪過ぎるwwwwwww

 

522:★熊先生

 とりあえず尼寺ネキはジェネリックミナミィの中では比較的マトモな部類。

 

524:名無しの転生者

 いや、黒歴史朗読がマトモって何だwwwwwww?

 

526:★熊先生

 いや実際そうなんだって。

 殺生院淑女会の中でも他のは、元女子プロ界女王で寝技と絞め技と逆レのエキスパートな寝技ネキとか、全国の小学校幼稚園保育園を網羅していて悪魔変身先が八尺様なショタコンネキみたいな、存在からしてアウトな連中しかいないからwww

 

527:★電脳異界プログラマー

 電脳異界で淫獄界を作った排気口ネキとかな。

 食欲界やモンハン異界のデータを貰ったからって、まさか即日でインド亜大陸と同じくらいの範囲を触手天国に変えるとか思わんかった。

 

528:★密輸課

 ホビー部でメダロットやベイブレードのR-18パーツを作ってるテラニーネキみたいのもいる。

 

529:★トイレテロリスト

 メシアンスレイヤー関係なら、ハニトラネキとサークラネキなんていう危険人物もいるぞ。

 メシアン関係の潜入調査なんかをやってるけど、毎度毎度突入前にその教会で殺し合いが勃発するの、何でなんだろうなあ~wwwww

 

530:名無しの転生者

 程度問題でしかない……wwwwwwwww

 

532:名無しの転生者

 つまり……産みの母がミナミィで、育ての母が殺生院淑女会……?

 

534:名無しの転生者

 いや母親もそうだけど、これ父親も相当ヤバいぞ。

 ミナミィが関係持ってる俺らっていったら…………。

 

536:名無しの転生者

 星祭の修羅勢と、スケベ部の男性陣は大体全員、それと一部女性陣がほぼ確実に入ってるな、生やしてる勢の。

 星祭とスケベ部の外の俺らも…………たくさん。

 

538:名無しの転生者

 探求ネキとか、カス子ネキとか、田舎ニキとか……。

 

539:名無しの転生者

 ミナミィに童貞食われた連中は大体コンプしてるって事か……ワイもやんwwwwww

 

542:★熊先生

 さり気なくワイの血も流れてるでwww

 

545:名無しの転生者

 本当だwwwww

 前の書き込みからして、スケベ部所属だよコイツ……。

 

547:★氷紋剣使い

 っていうかワイの娘でもあったのか…………知らなかった。

 

549:名無しの転生者

 ワイも終末前の最初の頃にミナミィに童貞食われた記憶が……。

 

551:★コブラ乗り

 ワイも。

 

553:名無しの転生者

 ワイも。

 

554:名無しの転生者

 ワイもやな。

 

555:名無しの転生者

 ワイも。

 

557:★沖縄在住ダンサー

 ワイも。

 

558:名無しの転生者

 ワイも。

 

559:名無しの転生者

 ワイも。

 

565:名無しの転生者

 ナカーマwwwwwwwwwwwwwww

 

567:名無しの転生者

 ミナミィ童貞食いまくりでワロタwwwwwwwwww

 

569:名無しの転生者

 何人食ってんだとツッコミたいけど、実際それくらい食ってても全然おかしくないんだよなwwwww

 

580:名無しの転生者

 というかさっきから滅茶苦茶話題が逸れまくってるけど、結局アリスニキネキの本霊って何なん?

 

 

 

   ◆    ◆    ◆

 

 

 

「………………まさか、まさかだ。こんな所で見つかるとはね……“黒の書”」

 

 さして広くもない部屋の中を照らし出す深海じみた暗青色の照明の下、カヲルニキは肺の底から絞り出すような重苦しい溜息を吐いた。

 

「いつか再び見る事になるだろう、とは思っていたけど、まさかここで、こんな形で再会するとはね。まあ本音を言えば、二度も見たくはなかったけどね」

 

 

 ベルベットルーム。

 

 

 時に上昇し続けるエレベーター、時にリムジンの車内、時に冷え切った牢獄、と利用者の精神の在り方に呼応して様々に様相を変える、不思議な部屋。この部屋の管理者であるイゴール曰く……夢と現実、精神と物質の狭間の場所。

 ゲーム的な話をするなら、ペルソナシリーズにおいてペルソナの合体や新規召喚、その他様々な調整を行ってくれる最重要施設。

 

 カヲルニキがペルソナ1やペルソナ2に相当する事件を解決した当時の仕様を反映したのか、僕が今いるベルベットルームはスタイリッシュなジャズバーだった。とはいえそのジャズバーの半ばを占拠する形で様々な大型機材が設置されており、こうして実際に見た限りではかなり狭苦しい印象がある。

 

 

 その中央でペルソナ『塔 シュブ=ニグラス』を頭上に浮かべた僕が意識を集中させると、僕の掌の上にふわりと一冊の本が現れる。見た目は掌二つ分くらいのサイズのハードカバー────魔晶【黒の書】。何の題名も刻まれていないその表紙は墨を塗ったような闇の色をしていた。

 

 そんな僕を取り囲むようにして、ショタオジ、カヲルニキ、そしてベルベットルームの管理者イゴールが揃って眉根を寄せ、現在進行形で難しい顔を見せている。

 そんな彼らの表情を見て、僕はこれがあまりよろしくない状況だと理解するが、僕の頭上に浮かぶメインペルソナ『塔 シュブ=ニグラス』はそれを理解しているのかいないのか、黒いオニヒトデを思わせる巨体を中空に浮かべたまま、何の動揺も見せず空中に触手を漂わせていた。

 

 

「えっと、これ……そんなにヤバいものなんです?」

「当然」

 

 表情を崩さないまま、雰囲気がマイナス寄りの真顔でショタオジは躊躇なく言い切った。その言葉に、あ、これ間違いなく危険なものだ、と直感するが……答えはまさしくその通りだった。

 

「曲がりなりにもフィレモンの全権能、その半分だ。そして危険なのはもう一つ────」

「え、カヲルニキ、何を!?」

 

 

 カヲルニキがその顔にわずかに殺気を滲ませると同時、その背後にペルソナ『サトルヌス』が浮かぶ。反射的にバックステップで回避しようとする僕よりもわずかに一手先んじて、壁となって行く手を塞ぐ火炎魔法、地獄の業火よりも熱く触れるもの一切を熔かし焼き払う灼熱の壁に────僕は足を止めない。

 最大出力の【ザンバリオン】で業火の壁を抉り、その穴を突き抜けるように壁の向こう側に転がり込んで。

 

 悪魔変身を発動すると共に、【魔装:黒装】を展開────黒いゴシックロリータを象り、『魔王イザナミ』『死神エレシュキガル』、『死神ヘル』の三霊基を主体にした呪殺属性強化・バランス重視の魔装。

 

 同時、ペルソナ『女帝 イシュタル』『女教皇 フレイヤ』『恋愛 アフロディーテ』が魔晶【輝ける大宝冠】【ブリーシンガンメン】【友愛の帯】として顕現し、髪をまとめるリボンに擬態した『傾世元禳』の魅了を拡大共鳴しながら、周囲に渦巻く地獄すら生温い焦滅の獄炎すら魅了して制御を奪い、それを取り込みながら破魔ネキ作の飛翔術式【炎翼】を個人的にアレンジして呪殺・核熱属性にミノフスキードライブ術式を加えた【魄翼】を三重展開。

 

 暗紫色に燃える六枚翼を基点に無数の翅弾を飛ばしつつ空中で起爆しつつの、それを目晦ましにスカートの下から射出した戦輪の武装錬金『モーターギア』を媒体にオーバーソウル【星の杖】を展開。

 波紋のように広がる光輪を滑走するのは【死んでくれる?】の確定即死と確定オーバーキルダメージという二つの致死を乗せた断頭刃は、“現在”の権能により発動時点から一切のタイムラグなく標的へと到達する。

 

 それを流れるようなステップで回避できるのは、権能域に達した時間跳躍能力によるもの。スキップでも踏むような軽いステップで存在時間を跳躍し、細波のように押し寄せる致命の刃を一つ残らず回避しつつの、反撃で撃ち込まれてくる火炎魔法の弾幕の勢いは既に津波に等しい。

 

 

「えらく躱しますね!?」

「それはこっちのセリフだよ、随分と避けにくい。攻撃軌道を“現在”に凝縮してるのは分かるけど、それだけじゃないね。回避できるはずの行動の半分くらいが実行に移せない……多分バッハニキみたいな運命系の能力────モイライの鋏でこちらの選択肢を剪定しているんだな」

「うわぁ……大正解」

 

 

 まさに、それだ。

 命運を、運命の糸を断ち切るアトロポスの鋏を基盤にした僕のオーバーソウル【星の杖】は、回避や防御、敵の生存に繋がる選択肢を片っ端から切断し、結果として命中・斬死という結末を実現させる。逆にいえば、強い人、特に手札や引き出しが多くて、取り得る行動の選択肢が多い人ほど、斬るべき選択肢が増えるため因果律の切断が追い付かず、結果として回避の可能性を大きく残す。

 

 乱れ飛ばすモーターギアの軌道に沿って飛び交う致死の断頭刃は、僕を中心にしたものと合わせて無数の円軌道を描き乱れ飛ぶが、それでもカヲルニキを捉え切れない。

 

 

「しかもそれだけじゃないよね。刃に【死んでくれる?】が乗ってるのも分かるけど、この即死効果、たぶん二種類じゃない……三種類目を仕込んでいるよね。これは真1仕様の、スキルですらなかった時代の『死んでくれる?』かな」

「……よくお分かりで」

 

 

 自分自身も【炎翼】を展開し高速機動して一気に距離を詰めてきたカヲルニキの槍と、逆手持ちにしたカランビットナイフに【ザンバリオン】を乗せて鍔迫り合う。

 衝撃属性を音波震動と解釈して鳴弦法に乗せる技を開発したのは破魔ネキだが、そこに【キャンディボイス】を乗せてやれば魅了効果に加え音声系スキルで震動の加速が発生、威力が上乗せされる。

 

 その上で僕自身の爪を素材に鍛造された特徴的な三日月型の刀身は弧の内側に刃を持ち、その形状から鉤爪系のスキルを発動できる。【ザンバリオン】と【キャンディボイス】の威力を乗せて放つのは一番使い慣れた【麻痺ひっかき】だが、それでも打ち合いは互角どころか、こっちが若干不利。

 

 だが問題ない、ナイフはブラフだ。スカート裏に仕込んだポーチが展開し、内蔵された壷中天から吐き出されてくるのは、闇よりも濃厚な漆黒の砂────膨大な怨念の染みた冥府の死穢の色に染まった黒沙。それを権能域にまで引き上げた【ネクロマ】により操作し、巨大な波濤と化して叩きつける。

 

 

「真1の『死んでくれる?』はスキルではなく悪魔会話だ。魔人アリスが寄越す問い掛けに、“はい”と“いいえ”の二択で肯定の返事を返してしまえば、問答無用でゲームオーバーが発生する……その二つしかない選択肢から“いいえ”を切除する事による強制ゲームオーバー確定攻撃こそが、君の【星の杖】に乗った真の即死効果────」

「……そこまで見抜きますかね、普通」

 

 

 沖縄支部伝来の【黒沙術】、自分流にアレンジした上で周囲に展開。荒れ狂う黒沙の波濤の中に、黒沙で構築した無数の罠を仕込み、カヲルニキが近接戦闘を仕掛けてくるのに合わせて一斉起動、その全身に絡み付かせた上で。

 

 

「────【砂縛柩】からの、【砂瀑葬送】!!」

 

 

 黒沙の質量が一気に膨れ上がり、莫大な黒沙の質量が一点に圧縮され────内側から斬り破られる。カヲルニキの手に握られているのは蝶に似た鍔飾りを持つ魔剣、どこか鍵を思わせるその刀身は炎のような深紅に染まっており、その刃で僕の【砂縛柩】を斬り裂いたらしい。

 見た感じその本質は霊装ではなく魔晶、その正体が一体何なのかは知らないが、相当な剣だ。

 

 

「今ので仕留められませんか」

「仕留められると、思ってなかったよね?」

「当然!」

 

 

 足元で【ザンダイン】を弾けさせた反動で体ごと回転させ蹴りを見舞おうとすれば、先読みしていたカヲルニキに蹴りを合わされ一気に間合いが開いた。【魄翼】を広げて滞空すれば、同様に展開したカヲルニキの【炎翼】から流星雨さながらの無数の炎弾が撃ち出されてくる。

 

 それをあらかじめ【念糸縫合】【伸縮自在の愛(バンジーガム)】の組み合わせで蜘蛛の巣のように張り巡らせた念糸の網が絡め取り、一瞬勢いが止まったところに『風の玉璽』でチャージした【ソニックトルネード】を叩き込む。

 吹き荒れる竜巻の中を無数の念糸が踊り狂い、超音速で飛び交う刃となって襲い掛かり────しかし一瞬速く展開された業火の壁で防がれた上、引火した炎が糸を伝ってこちらにまで上ってくるのを、【星の杖】で切断して逃れ、逆にこちらの【魄翼】から無数の炎矢を飛ばす。

 

 それを回避したところを狙い、バッハニキの真似をしてマグネタイト構築した光の弧“大聖弓”を番え、【固有時制御】で加速して狙い澄ました一撃を射出────まあ普通に考えて当たるわけもなく全弾回避されるが、それはいい。

 

 

「っ、面倒臭いなぁ本当……」

「生憎と、それはお互い様じゃないかな!」

「それはお互いの面倒の意味が違うと思いますけど……!」

 

 

 同時に【輝ける大宝冠】に大聖弓を取り込んでオーバーソウル【天舟マアンナ】巨弓モードへと変形。金星概念をカタチにした【トラウィスカルパンテクウトリの矢】は触れた物体や生物をバラバラに解体してしまう不可視の矢。

 

 さらに駄目押しで背中の【魄翼】を大剣【断罪】に変形させて全弾射出、空中で起爆。爆炎を目晦ましに衝撃魔法の足場で空中を蹴り高速移動、神経加速術【神速】も合わせて一気に接近────さすがに読んでくるか。

 加速を乗せて突き出したカランビットがカヲルニキの魔剣に弾かれ、手放したナイフは頭上に跳ね上げられてグルグル回転しながら真上に向かって飛んでいく。

 

 わずかな衝撃波すら伴ってカヲルニキの剣先が顔の横を通り過ぎていく、それを魔銃『アトモスイーター』の銃身で受け流しながら懐へと踏み込んで、拳、鉤爪、蹴り、蹴り、鉤爪、手刀────打撃の応酬に格闘銃術【バレットアーツ】の銃撃打撃を織り交ぜての超接近戦はこちらが有利。

 

 互いに細かい傷を増やしながら飛び散る血潮を【波紋法・穢教滅】で鋭利な刃や針に変え、至近距離からの衝撃魔法に乗せて散弾のように射出する。

 細かいダメージの蓄積はお互い様、ただしこちらはそれを布外套としてストールのように纏う『傾世元禳』の霊的装甲に押し付けているから、ダメージレースではこちらが有利。同時にダメージを受けた『傾世元禳』が少しずつ焼け焦げ、損傷が広がっていくが、それに伴って『傾世元禳』から立ち昇る魅了の香気も出力を増していく。

 

 その途中で【赤血操術】がスキルとして確立するも、当然そんな小技が通用するような相手でもなく片っ端から炎で燃やされて概念レベルで焼却焼却焼却────物理的に消滅させる程度なら呪詛の媒体にしていたところだが、そこまで甘い相手じゃないか。

 

 

「さすが、歴戦の使い手は練度が違います、ねっ!」

「何、僕なんてまだまだだよ」

 

 

 人間同士でのインファイトを交わすその頭上でペルソナ同士も激しく殴り合い、サトゥルヌスが握る槍は無数に分裂するような異様な軌道を描いて的確に急所を狙い、シュブ=ニグラスの触手が乱れ飛んで空間ごと押し潰すような凄愴な打撃を見舞う。

 

 甲高い悲鳴のような衝撃波が地鳴りのような轟音と交錯する中、逆手持ちから叩き落としにくるカヲルニキ自身が握る剣の柄、それをすり抜けるように手首を捻って軌道を曲げタイミングをずらし、首筋狙いの【毒ひっかき】は回避され、その直後に捻じり込んだナイフの刺突は手で捌かれて腕を取られ、ローキックから重心を崩され背負い投げに持ち込まれる。

 

 その腕の関節を強引に捻り自ら肘関節を破壊する事でアームロックから無理矢理逃れ、目覚めたばかりの【赤血操術】で体内の血液を操作して生成した無数の棘が皮膚を突き破って反撃、互いに間合いを取ったところで落下してくるカランビットを掴み取り、【妖花烈風】を乗せた鎌型の刀身を構築する。

 【風の呼吸】で僕に可能な最速の一撃、風の呼吸・弐ノ型【爪々・科戸風】。獣の爪痕に似た複数の斬撃を放つこの技は、剣撃だけでなく鉤爪を使った戦技系スキルでも発動でき、カヲルニキの防御すら貫き得る。同時に戦いながら足元にこっそり仕込んでいた【逕庭拳】が無数多重に重なり合いながら連鎖的に爆ぜ散って相手の足元を崩し、逆に自分はその爆発を踏んで加速しながら爆裂に紛れ最速で踏み込んで。

 

 

「────君は本命の殺し技を仕掛ける時、大技に見せ掛けた派手な攻撃で目晦ましをするよね。癖になっていないかな?」

「っ……!」

 

 

 足元から伸び上がるように放ったのは水の呼吸・漆ノ型【雫波紋突き】────読まれていた。皮一枚斬らせるだけの最小限の動きで回避したカヲルニキが、鏡写しにしたかのように片手一本で魔剣の一突きを放つ。避けようもない最善のタイミングで放たれた一撃は迷いなく一直線に僕の顔面を狙い、そして。

 

 

「っ────!!」

「やはり書の中にいるのか────“黒”」

 

 

 わずかに表紙を開いた“黒の書”の隙間から伸びた細い異形の腕が、眼前に突き付けられたカヲルニキの魔剣の切っ先を掴み止めていた。同時に、カランビットナイフを逆手に握る僕の手首も、カヲルニキの首筋を抉る寸前で掴み止められて動けない。

 時間が止まったように互いが突き付けた武器を押さえ込んだまま、僕とカヲルニキが動きを止めている中、“黒の書”から現れたペルソナの腕を目にしたイゴールが、わずかに畏怖が混じった驚嘆の声を上げる。

 

 

「おお、あれこそが……かつて昏き意志に囚われた人間が強引にでも“黒の書”を開くために作り出したという……!」

「そう、あれこそがネンフィアが生み出した終末案件、超重統合型複合ペルソナ────“黒”。二度も見る事になるとは思わなかったな」

 

 

 シュブ=ニグラスの縛りが在りながら僕の容量を無理矢理に使い、僕の内界に眠る“黒の書”の胎内から強引に発現したそのペルソナは、既に腕一本のみならず“黒の書”の内側から上半身までを引きずり出し、その力を振るおうとしている。

 昆虫の……ベルベットルームのかつての主であるフィレモンを象徴する蝶のパーツを無理矢理繋ぎ合わせて強引にヒトガタへとまとめ上げたかのような異形のペルソナ────“黒(シュバルツ)”。

 

 

 その姿が、変化する。

 

 

 

「────複合オーバーソウル【人の心のキーブレード】」

 

 

 

 僕の頭上に浮かんでいたシュブ=ニグラスが“黒”を呑み込み、その形態を変えていく。

 

 完成するのは一振りの剣。

 古風な鍵を象った黒い刀身に、柄を保護する血の色のグリップガード。その形、刀身が纏う気配はどこか、カヲルニキが握る魔剣と似通っていた。

 

 

 その形を見て声を上げたイゴールだった。元々眼窩から大きく迫り出しているギョロ目をさらに大きく見開いて、僕が握る鍵剣の正体を看破する。

 

 

「何と……よもや人の身で“黒(シュバルツ)”を、“黒の書”を開くための本物の鍵へと昇華させたというのですか……!?」

「正直、僕も驚いているよ。ここまでとはね……それに、まさかそんな方法でフィレモンの試練をスキップするとは思わなかった」

 

 

 【人の心のキーブレード】と自らの魔剣で鍔迫り合うカヲルニキも、涼やかなその顔に感嘆の表情を浮かべていた。鍵を模した剣がその刀身を複雑に絡み合わせるようにして重心を奪い合いながら、その守りを越えて確実に相手を殺せる位置取りを求めて火花を散らす。

 

 未来視と幻視の権能を最大出力で励起、術式【刹那の10秒】起動。

 【輪廻写輪眼】によって最大限まで増幅励起された未来視の権能は10秒先までという縛りを加える事で正確性を増し、そうして見た未来を幻視の権能で相手の知覚へと押し付ける。カヲルニキは変わらず10秒間の未来を僕が予知した通りに認識し続けるが、僕だけはその中で通常通りに動き続ける。

 誰もが僕が見た未来をなぞって動き続ける中で、僕だけがその未来を認識し、自由に動き回る事ができる。予知した10秒が迫るまで、僕以外の誰もが未来を変えられない。通常の未来視と異なるのは、その一点。カヲルニキの魔剣が描く軌道は未来視で先読みした動きと変わらず、その軌道から一歩ズレた場所に身体を置けば斬撃は届かない。

 

 そんな停滞した世界の中、一歩踏み込んで【人の心のキーブレード】の刀身を振るう────本来なら幻視の中の僕と戦っていて気付かれないはずのその一撃は、咄嗟に身を翻したカヲルニキの魔剣の柄で受け止められていた。

 受け止め損ねた斬撃がカヲルニキの白皙の頬に小さな傷を刻むが、致命傷には程遠い。いくら五感と第六感含む霊的感覚全てを誤魔化しているとはいえ、その絡繰りは無加工の未来視という超絶リアルな幻で相手の知覚を誤魔化しているというだけの話、それを見破られれば防がれもする。

 

「ただの勘だよ」

「実戦の勘ですか」

 

 傷は与えたが、かすり傷。

 紙一重では、ある。

 

 だが、そんな幻視を隠れ蓑に、こちらの仕込みは既に終わっている。

 

 

 右手首────ペルソナ『魔術師 ブリジット』が腕環型のオーバーソウル【アズュール】として構築。

 領域展開【三重疾苦(しっくしっくしっく)】展開準備。

 

 

 

 だが、そこまで。

 

 

 

 ショタオジが動く気配を察した僕達は、どちらからともなく互いに剣を引き、互いの魔剣をペルソナの内側へと納刀する。

 止めに入られた時点で、戦いはここまで。

 そんな風に、最初からお互いに納得していた。

 

 

「この戦いはここまで、ですね?」

「まあ、そうだね。それだけ完璧に“黒(シュバルツ)”を制御できているなら、その“黒”自体が終末案件になる危険性はないと考えていいだろうし。……そうだよね?」

 

 

 肩を竦めて魔剣とペルソナを収めたカヲルニキは、同意を求めるように傍らのショタオジへと視線を向ける。少しだけ思案したショタオジは、鷹揚に頷いた後、ただし、と注釈をつけた。

 

 

「必ずしも、それを目的に邪神やメシアンが何か仕掛けてこないとも限らないからね。十分、注意する事」

「はーい」

「それとアリスニキネキ、その手の中でこっそりやろうとしていた領域展開は止めるようにね」

「バレテーラ」

 

 

 それはそう、と頷いて今度こそ本当に戦闘終了。

 領域展開【三重疾苦】を停止して、全身に回復魔法を巡らせて自己治癒を済ませ、全身を覆う魔装を解除すると余剰のマグネタイトが放出され、阿片のそれに似た香気となって辺りに漂った。

 

 

「それでこの本……“黒の書”でしたっけ。何なんです、この本?」

「知らないのか……知らないよねえ、当然。あの説明不足が得意技なフィレモンの野郎がまともな説明をするとも思えないし。……その本はね、フィレモンが記録した普遍的無意識、心の海の航海記────つまりはさっきも言った通りフィレモンの権能の半分がその本に詰まっているのさ」

 

 

 さらっと恐ろしい知識を口に出すカヲルニキだ。

 フィレモンといえば、確かペルソナ1やペルソナ2の時代におけるベルベットルームのオーナーであり、主人公達を支援した存在。普遍的無意識における自我の導き手にして、邪神の対立者……ついでに誰彼構わずにペルソナを与えて回っていた危険人物だっけ。人間かどうかは、甚だ怪しいが。

 

 その権能といえば……ペルソナの管理、とかだろうか。

 確かに、使わないペルソナを格納したりする事ができたから、装備解除できないシュブ=ニグラスは別として、他のペルソナはいくつかを常駐させるだけで、それ以外のペルソナは状況やその日の気分とかで気軽に付け替えていたが。

 

「それだけじゃないよ。その“黒の書”は普遍的無意識に内在するペルソナや、それ以外のありとあらゆる異能にアクセスする事を可能とする……文字通りの全能の道具だ」

「全能っていうと……例えば人魚ネキの歌とか、黒死ネキの病毒とかが使えるようになるって事ですか?」

「それも可能だ。何なら四文字の権能だって使い放題だよ。────ただし理論上は、だけど」

 

 

 つまりは、特大級の危険物だという事。それだけは理解できた。

 

 

「何でそんな危険物が人類社会に投げ込まれてるんです?」

「当人曰く、人類の可能性を信じるだとか、そんな感じの事を言っていたね………………………………まあ、アイツほらスティーブンの同類だから」

「あー……」

 

 スティーブン。

 原作────『真・女神転生』の作品世界において、何も考えずに悪魔召喚プログラムを無作為配布して世界に混乱を撒き散らしたヤバい野郎である。それとフィレモンが同類というのは、誰彼構わずといっていい程にペルソナを雑に配布していたP1・P2における所業においても納得のいく話だった。

 この“黒の書”も、それと同じようなノリで集合的無意識に放流されたものであるらしい。

 

「ネンフィア・スキャンダルという事件を知っているかな?」

「ググっていいですか?」

「どうぞ」

 

 と、いうわけでDDSでググってみる。

 

 ネンフィア・スキャンダル────フランス発のとある化粧品メーカーの日本法人“ネンフィア・ジャポン”の社長である『日下耶雲』が起こした事件だ。

 

 表向きにはガラの悪い青少年の集団、ちょうど今でいう半グレみたいな連中を個人的に周囲に侍らせて、珠閒瑠市周辺でチーマーやヤクザ等と抗争を行わせていた、などという具合のよく分からん話で纏まっている一方で、『日下耶雲がオカルトに傾倒していた』『事件後の日下耶雲を含むその手勢の半グレ側、及び暴行に遭った被害者側が一様に植物人間状態に陥っている』『日下耶雲の家族関係者が原因不明の失踪を遂げた』『ネンフィア社地下で詳細不明の研究に巨額の予算が投じられていた』などといった真偽定かではない不気味な噂が囁かれている。

 

 起きた時期としてはガイア連合発足よりもやや前の話……ちょうどカヲルニキが解決したペルソナ1、ペルソナ2に相当する二つの事件の間の時期に相当するようだが。

 

「これもカヲルニキが解決を?」

「そうだよ。日下耶雲は君の先代の“黒の書”の保有者でね。本来ならフィレモンの試練をクリアして「鍵」を獲得しなければ開けない“黒の書”を強引に開けようとしたんだよ」

 

 ちなみにその鍵の一本が、カヲルニキが使っていた魔剣であるらしいが。

 

「その鍵の代替として彼が作り上げたのが君の持つ超多重合成ペルソナ“黒(シュバルツ)”、というわけだ。カヲルニキが防いだそうだけど、ね。そういう意味では、君が初めて“黒”を本当の意味で完成させたって事になるのかな」

 

 

 “黒の書”の端末でもあるペルソナ収奪能力を持つ魔晶武器を量産し、それを装備させたペルソナ使いの集団に他のペルソナ使いを襲撃させる。

 彼らに刈り取らせたペルソナは“黒の書”内部に送られて、“黒”の強化素材となり、最終的には際限なく強化された“黒”によって内側から強引に“黒の書”の封印を破り、解放された“黒の書”の力で大規模な現実改変を目論んだのだそうだ。

 

 

「本当に強かったよ。こちらは四人がかり、向こうは一人……だったんだけど、たった一人で同時に“黒”含む複数の高位ペルソナを操って、あまつさえ単独で合体魔法まで使う程だ。ペルソナ使いの中でも、単独であそこまでできる相手は見た事もない」

「カヲルニキがそこまで言いますか……」

 

 そこまで強かったのに“黒の書”を開けなかった、というのも無情な話だが。

 

「その日下耶雲は、フィレモンの試練を突破できなかったんですか?」

「いや、そもそも試練を受けさせてもらえなかったみたいだ。試練自体、フィレモン側がその時々の必要に応じて課すものだったからね。言い換えるなら、フィレモン側に必要がなければ、試練は起きない」

「…………それって意味ないんじゃ?」

「だよねえ」

 

 つまり“黒の書”だけ渡しておいて、封印の解除はさせない。

 

 やっぱフィレモンもクソである。

 まあ解除を許すのが危険なのは分かるが。

 

「何というか、四文字もそうだけど基本的にやる事が雑で後先考えてないんだよね。実際、“黒の書”や対になる“赤の書”を作って放流したせいで自分自身の存在自体が危うくなるほど弱体化したってくらいだからね。正直、事件の後で顔を合わせた時には弱体化が酷過ぎてついつい二度見したくらいだよ」

「アホじゃないですか?」

「うん、やっぱりそう思うよね」

 

 まあ邪神と対をなすポジティブマインドの化身とはいえ、それは否定の神格に対する“肯定”の神格というだけの話であり、善も悪も全肯定して背中を押すだけの話でしかない。

 

「例えるならソードワールドのファラリス神……」

「そうだね、まさしくそういう存在だ、彼は」

 

 まあ仕方ない。

 邪神と対になっている奴が、そんなに都合のいい存在であるわけがないのだ。

 

「まあ、そういうわけだから────危険物取り扱いのため、修行はきちんとやってもらう。もちろんハードコースだ」

「そんなぁ……」

 

 そんな風に総括するショタオジの言葉に、僕はがっくりと肩を落とした。まあ、実力を高める良い機会だと思って……頑張ろう。

 

 

 

   ◆    ◆    ◆

 

 

 

 …………なんて事があって、ショタオジの指導をハードコースで半ば強制的に受けさせられた僕なのだが。

 

 その時に、僕自身の本霊についても教わり、その権能の使い方に関しても指導されたのだ。いい加減そろそろ覚えてもいいだろう、といった具合に。

 

 

 

 本霊。

 あるいは霊的起源。

 

 悪魔という分類における本霊分霊の話ではなく、霊的才能の源という意味での「本霊」。

 

 

 

 この世界の人間は須らく何かしら高位悪魔の転生体であり、それは“俺ら”も例外ではなく、前世の世界における高位悪魔の霊基を魂の内側に宿している。この霊基が“俺ら”の霊能の質、つまりは得意不得意の分野に直結している。

 武神の力を宿していれば武器の扱いに優れるだろうし、魔獣系の転生者は強靭な肉体を誇り獣の感覚を得る。

 雷神であればジオ系のスキルに目覚め、愛の神ならマリンカリンや魅了系のスキルに覚醒するだろう。

 多種多様な権能を持つ神格を宿す者は様々な事ができる万能選手になるし、逆に単一権能に特化した神格なら一点に特化した強力な異能に目覚めるはずだ。

 

 この辺は別に“俺ら”でない現地民なども同じではある、が、“俺ら”特有の性質として本霊による人格面への影響が極端に薄く、ほぼほぼ干渉されないという特殊性を持つ。一部デビルシフターが強く影響されるくらいか。

 

 

 なお比較的よくある部類のレアケースとして、複数神格の権能を宿している珍しいタイプも存在する。

 

 例を挙げるなら、本来の霊的起源としてギリシャの鍛冶神ヘパイストスを持ちながら、その“醜悪”という性質が生命維持に関わるレベルでの悪影響を及ぼしかねないため、堕天使バルバトスの霊基を外殻とする形で適応した沖縄支部のガンスミスニキ。

 元々は英傑アレクサンダーを本霊としながら、後天的に縁を持った秘神ニライカナイに第二の本霊といえるだけの繋がりを持った同じく沖縄の琉球ニキ。

 あるいは魔神アポロンを本霊として有しており、さらに異能者としての質や深度の向上に伴いそこから縁を遡って女神アルテミスや夜魔ヘカテーといった繋がりの深い神格へのアクセスを獲得した姫路支部の破魔ネキなど。

 

 

 

 ────では僕の場合はどうかといえば。

 

 

 

 偶然にも多数の神格が一つの肉体に突っ込んで融合してしまったために複数柱分の霊的起源を持つ、レアケース該当例であるらしい。とはいえ最初から全ての神格を好き勝手できたわけでもなく、最初から行使できたのは中核に近い位置にあった『狂神アッティス』のみだった。

 

 

 

 ────狂神アッティス。

 

 

 

 フリュギア、つまりは現在のトルコ中西部を起源とする死と再生の神。

 地母神キュベレの息子にして夫、かつ去勢された付き人であり、獅子が牽引する地母神キュベレの戦車を駆る御者であるという。

 

 キュベレと同一視される両性具有の山神アグディスティスは、ある時その力を恐れたオリュンポスの神々によって去勢されたという。切り落とされたキュベレ=アグディスティスの男根はやがてアーモンドの樹となり、その実を食べた女から生まれた赤子が、アッティスである。

 キュベレの加護を受けて育った彼はやがて成長すると、ミダス王の元へと送られ、その王女の婚約者となった…………のだが、晴れて婚礼を迎えようとしたその時、それに嫉妬したキュベレの横槍を食らって狂気に堕ち、自らを去勢して死亡。それを悔いたキュベレの手によって老いも死もない常緑樹である松の木へと生まれ変わったという。

 また義父であるミダス王はその巻き添えを食らってセルフ去勢した挙句、キュベレを奉ずる女装司祭コリュバンテスの始祖となったのだとか。

 

 

 とはいえアッティス自体は神話上そこまで際立った権能を持っている訳でもなく、キュベレ信仰が古代ギリシャ・ローマへと広まるにつれアッティスへの信仰も広く伝わったものの、その実態は────ぶっちゃけ母にして妻であるキュベレのオマケに等しい。

 

 ついでに言えばマイナー神格である事がマイナスに働いたのかメガテン的にも雑に弱く、チート的な固有スキルが盛られた悪魔が多数存在する女神転生D2においても固有スキルなど一切持たない雑魚のバニラ悪魔である。まともな固有スキルがもらえたのもペルソナ5だっけ。

 

 が、文化人類学的にはそれなりに重要な意味合いを持ち、太古の時代においては女性の役割として占有されていた祭祀儀礼が男性の手へと移されていく過程────女性の持つ魔力を得ようとする男性司祭は狂えるアッティス同様、女性に近づくために自らを去勢し、女装したという、その過程を象徴する存在とされる。

 

 

 ともあれ、それで何ができるかといえば。

 

 

 曲がりなりにも狂気の神であるから混乱や魅了なんかの精神干渉適性があったり、シュブ=ニグラスの権能ほどじゃないが植物の生成・操作ができたり、御者神としての性質からパイロット適性があったり、フリュギアにおける軍神マルスに相当するサテュロスのマルシュアースと同一視される事から戦闘・指揮適性があったり、義父であるミダス王の権能を引っ張ってきて触れた物質を黄金錬成したり────と、マイナー神格でも頑張れば出来る事は割と増える。

 珍しいところでは、樹液を生成・圧縮して霊的素材として機能する琥珀を作り出す、とかいう珍しい技が習得出来たりもした。これに木工系や金属加工系のスキルを組み合わせて、ちょっとしたアクセサリーを作って小遣い稼ぎにもなった。

 

 

 何より────最も重要な適性が“祭司の神”としての性質である。日本神話の主神であると同時に八百万の神々を祀る女神アマテラスや、一廉の邪神でありながら外宇宙の神々の大祭司である邪神クトゥルフと同様に、アッティスもまた自ら祭司としての側面を持つ神なのだ。

 だからこそ“権能を使う”という一点において非常に高い適性を持ち、ペルソナ使いやデビルシフターの能力を得ただけで、その権能を好き放題に引き出す事ができる。オーバーソウルや魔装術を比較的簡単に覚えられたのも、その辺で適性があったから、かな。

 

 

 その一方で“自ら去勢して神となる”性質から、男らしさを投げ捨てる事で霊能の深度が上がっていく性質があるのだが────この縛りに、妖獣チェフェイやシュブ=ニグラスといった悪魔変身先やペルソナ、ガーディアンやら何やら色々の影響による体質変化により肉体が女性に近づいていく事により、その補正がさらに強化されているらしい。

 

 

 ともあれ、そんな具合だが。

 

 

 

 ではアッティスと一緒に僕の本霊になっている他の神格はといえば。

 

 

 

 秘神カオス。ギリシャ神話における混沌そのものの神格化。

 魔神セラピス。ゼウス、ハーデス、オシリス、プタハ等を中心に、それらに近い権能を持つ神々を習合させた複合神格。

 魔神アルダー。シヴァとパールヴァティーが合一した陰陽統合神アルダーナーリーシュヴァラ。

 魔神ラー。アメンやオシリス、ホルスなどエジプトにおける様々な神格と習合した神。

 魔神ヘリオガバルス。ソール、アポロン、ヘリオス、場合によってはミトラス等と同一視され、一時はローマの主神としてユピテルすら従属神に貶めた古代ローマの太陽神。

 天魔大日如来。毘盧遮那仏、阿弥陀如来、天照大神、浅間大神、アフラ・マズダなどと同一視され、また化身として不動明王を擁する仏法の最高神が一角にして、日本密教においては遍く一切の諸仏菩薩を本地とする。あるいはアスラ王として考えるなら、メガテン的にその原型は地母神アシェラトだ。

 龍神九頭竜権現。言わずと知れた神霊クズリュウであると同時に、弁財天や十一面観音を本地仏とし、また真に不死にして無限に進化する龍神シェーシャとも同一視される龍神ヴァースキを起源とする。

 世界樹。ユグドラシルやガオケレナ、カルパの木といった特定の樹を表すものではなく、それら全て────世界を支え、存在を維持する軸となる一切を意味する。世界軸とも呼ばれ、樹・植物といった要素にこだわらないならギリシャのオムパロスや日本神話のアメノミハシラ、インド神話のリンガ、クトゥルフ神話のアザトースなども該当する。

 

 他にもいくらか、ワイルドハント、テスカトリポカ、ダヌー、ブリジット、ロキ、ノルン、トゥイストー、ニヌルタ、トリムルティー、玄武、蔵王権現、飯縄権現、天満大自在天神、セト、ニャルラトホテプ、メム=アレフ……といった具合に他にも色々と入っているっぽいが、主要なところではこんなもの。

 どれも多数の神格を一柱にまとめた複合神格という性質を持つ神々で、また何らかの形で両性具有的な性格を得ている神格が多いのも特徴的だ。

 

 この辺がまとまって一つの魂を形成したのが、僕の霊的起源であるらしい。

 ショタオジによると、こんなツギハギの塊のような神々をさらにツギハギ状態にしたような霊基が綺麗に一つの魂として完成しているのが奇跡的であり、下手をすれば受精卵や胎児の状態で正常な成長ができず、畸形嚢腫やら肉塊やらに成り果てていた可能性すらある、との話で、その辺はアッティスの祭祀神としての性質も大いに影響があるらしい。

 

 

 ともあれ、そんな霊基で何ができるかといえば────ほぼ、何でもできる。

 

 

 得意不得意がない、などという次元ではなく、頑張れば割とニッチでマイナーな分野も含めた大抵の霊能を得意分野としてこなす事ができる。戦闘用の異能なら素手・武器問わず、魔法なら属性問わず、生産系から芸能系から何でもあり、とにかく適性のない分野が存在しない……って具合だ。

 ただ努力値の割り振りというか、どのスキルや技能を集中して鍛えるか、みたいな概念はあって鍛えてない技術は適性しかない状態でしかないから、その辺は適性があって一点特化で鍛えている人には劣る……というのは、これは何でも一緒か。

 

 

 

   ◆    ◆    ◆

 

 

 

 さて。

 

 この本霊の性質をどんな具合に活用するか。

 

 真っ先に思い付いたのは“自己改造”だ。

 

 

 “キュベレから切り離され、また自身を去勢しながら再びキュベレの元に戻り、結ばれた”というアッティスの特性。

 “バラバラにされて殺され、繋ぎ合わされて復活した”というオシリスを中核に、“多数の神々を習合する形で誕生した”セラピスの特性。

 アメン神を始めとして、オシリスやホルスなどを始めとした多くの神々と習合されたラーの特性。

 “二神が自らを統合する形で完成した”アルダーの特性。またアルダーの半身であるパールヴァティーと同体であるカーリーは、一説には元々南インドを中心とする複数の土着神格が習合したものだとされ、また同じくドゥルガーは多くの神々から授かった神器を振るうだけでなく、インド全ての神々が発した怒りが一つにまとまって誕生したとされる。あるいはパールヴァティーの前世である女神サティーは、夫であるシヴァが自身の父によって侮辱された事に憤り焼身自殺した際、その遺体から散った無数の破片がインド各地で女神となり、シヴァの妃となったという。

 

 

 そんな具合で、これら本霊の主要パーツは大半が、その成り立ちからしてほとんどツギハギと呼ばざるを得ないような、自己改造に極めて高い適性を持っているのだ。

 

 

 自己改造といって最初に思い出すのは、Fateのハサン・サッバーハである。あの作品における山の翁達の多くは、自らの肉体を改造する事によって超常的な能力を身に着け、それを“ザバーニーヤ”の名を冠する一撃必殺の切り札として運用していたわけだが。

 あれを再現するのも、可能だろうな。

 そういえば狂気じみた自己改造で歴代ハサンの能力全てを再現した全部乗せフォームみたいな狂信者もいたが……そうなると僕の理想形もそれに近くなる、のだろうか。

 

 と、いうわけで。

 

 真っ先に作ったのは、全ハサンの中でも最初に名の上がるハサン・サッバーハ、呪腕のハサンが振るうシャイターンの腕だ。

 夜魔シャイターンのフォルマを加工し、術式を組み込んで腕を構築し、霊基に移植────マグネタイトで標的の心臓とリンクした疑似心臓を構築し、それを握り潰す事で呪殺する第三の腕【妄想心音(ザバーニーヤ)】。当然だが普通の腕としても扱える。

 原作における呪腕のハサンは右腕、全部乗せフォームの狂信者は背中に移植していたが、僕は影の中に埋め込んだ。ぶっちゃけ、これをメインの戦闘手段として使うつもりはなく、戦闘中に相手の意表を突くための隠し武器として使えればそれで十分、という感覚なので。

 

 次いで、同じくシャイターンのフォルマを加工して作るもう一本の腕、触れた相手の脳髄を音も気配もなく爆薬に変え、標的を爆殺する【空想電脳(ザバーニーヤ)】。

 これも影の中から伸びる第三の腕として埋め込んでいるが……人間を無自覚な特攻爆弾に変えるこの技は、ぶっちゃけ使い方を考えれば普通に殺すだけの【妄想幻像】よりも凶悪かもしれん。

 

 脳神経に干渉して標的の魔術を暴走爆破する音波攻撃【夢想髄液(ザバーニーヤ)】、これに関しては音響系スキルの増幅器官として術式を妖獣チェフェイの霊基の喉部分────実体と影の双方に組み込んで、定期的な鍛錬を続けて術式からスキルに昇華したら、後は頑張って権能域まで引っ張り上げる予定。

 

 他にも、とりあえず色々……原作でデータがある限りのザバーニーヤを再現してみたわけだが、やはり自己改造はほぼ完璧に馴染み、違和感もない。

 

 

 なら、こうなるとメインウェポン級の技を構築してみたい、となるのが人の欲目。

 どこをどう改造するかは真剣に考えなければならないが……これに関しては割とあっさり決まった。

 

 

 

 漫画『うしおととら』の“白面の者”をモデルに、悪魔変身形態である妖獣チェフェイの九本の尾、そこに相性の良い神格の霊基を習合していく形にして、最終的には九本の尾のそれぞれに別々の権能を宿していく形にしていこうと思う。

 

 

 と、いうわけで白面がモデルなので、まずは最初に原作において白面が最も多用していた婢妖の尾を構築していこうと思う。

 そのために真っ先にやらなきゃならない事は、婢妖を用意する事だが……これについては分身シキガミの術をメインに形作っていこうと思う。

 

 分身シキガミといえばショタオジが使っている電脳異界の霊夢さんとかロトムとかその辺や、あるいは人魚ネキが使役する夢歌舞三姉妹とかその辺の、独自の人格と極めて高い能力を持ち合わせたハイレベルな分身がメインだが────こちらは逆に、むしろロースペックを限界まで極めた形に進めていく。

 

 必要コストと構築難易度を下げるために偵察のために必要な“眼球と耳”だけを形成し、知覚端末としてのみ機能する一方で、分身であるため僕の意志と判断力で活動する事ができ、さらに分身としての自意識に由来するペルソナ能力────シュブ=ニグラスの触手一本が限界だが、触手が大本で本体の僕のペルソナであるシュブ=ニグラスに繋がっているため、それを利用して色々できる。

 眼球を持つ以上、操作者である僕の側から【万華鏡写輪眼】や【輪廻写輪眼】を発動できる事もできるという分身ゆえの利点もある。

 さらにスキルカード【なかまをよぶ】【情報共有】【同期】【自己保存】【隠密】【情報抹消】と、必要と思われるスキルを一通り組み込んで完成だ。

 

 結果、見た目は『うしおととら』の婢妖というよりはデジモンのシェイドモン、シュブ=ニグラスの触手と融合すればネガーモン、集まって融合すればアイズモン、というデジモンっぽい形態になった。

 

 

 そんな事をやっていたら【婢妖生成】スキルが生えた。

 加えて僕の分身作成に関する適性は自己改造並みにあるようで、碑妖を媒体にNARUTO基準の性能の分身を展開する【影分身】術式が完成。頑張ればその内、スキルや権能として昇華する事もできるだろう。

 

 ひとまず自意識を共有する幾つかの【影分身】を作成。

 

 一つをウラジオストク支部に常駐。

 一つは学生生活。

 一つはクラウドセルに常駐。

 一つは山梨で修行用異界の攻略。

 一つは同じく山梨で修行。

 一つは術式研究。

 一つは生産活動。

 一つはシキガミプロテクトの解読。

 一つは“黒の書”の解読。

 

 必要に応じて、まだまだ増やす。

 だがまあ、それはさておき。

 

 

 とにかく婢妖が完成したので、今度こそ本格的に【婢妖の尾】を構築していこうと思う。

 

 

 尾に組み込むベースとなるのは『邪神ヴーゾンファ』。

 クトゥルフ神話に登場するマイナー邪神であり、“あらゆる海の生物の父にして母”と呼ばれる、海と生殖に関わる権能を持つ神格だ。クトゥルフ神話と生殖という二つの要素から、シュブ=ニグラスのペルソナを持つ僕とは非常に相性が良い。

 かつて半終末前にメシア教会穏健派の修道院を占拠してエロ触手パニックを引き起こし、ブラウニキという黒札の人によって倒された個体が元であるそうで、その霊基をスケベ部が再召喚して悪魔カードに仕上げたものの一枚を、僕が購入したわけだ。

 

 で、その悪魔カードは脇に置いて。

 

 【婢妖生成】スキルを自分自身の霊基から抽出し、スキルカードを生成。そして数日かけてそれを繰り返して同じカードを複数枚用意した後、それらをCOMPアプリ『技教の館』を使って強化合成する。その合成に合わせてシュブ=ニグラスが持つ豊穣の権能も一緒に流し込む事によりカード内容に変化が起こり────生成されるのは【婢妖量産】のスキルだ。

 

 そこから【婢妖量産】を基幹として、システムを発展させていく。婢妖をコアとする隠密偵察に特化した拡張躯体の構築……参考にしたのは、半終末前の比較的早い時期に名古屋支部のバッハニキが構築した滅却師システムとジョブシステム。

 まず僕の無意識領域に内包されつつも、シュブ=ニグラスの枷で普通に表に出す事ができないとある“特別なペルソナ”をコアとして、滅却師システムに等しい機能を組み込み、滅却師システムの霊力物質化と探求ネキの量子論を組み合わせ、【操影術】の影を基盤にして婢妖の単純性能を補強する拡張躯体を構築。

 さらにジョブシステムを利用し、スケベ部の悪魔全書から購入してきた魔人ハサン・サッバーハの霊基データをベースに【気配遮断】【蔵知の司書】【専科百般】【戦闘撤退】【潜影】【操影術】【影灯篭】【幽弋】といったスキルを組み込んで完成した仮想霊基データを接続……こうして完成するのが術式【妄想幻像】。

 『Fate/zero』の百の貌のハサンをベースに、【操影術】や『Fate/strange Fake』の真アサシンこと幽弋のハサンをイメージソースにした影を利用した隠密系スキルを盛って組み上げ、さらに僕の影から【妄想心音】や【空想電脳】などのザバーニーヤシリーズを貸し出せるように組み込み、婢妖が入り込める場所であれば大量の暗殺者にして工作員の軍団を使役するスキル。

 今はまだ術式止まりで、スキルとして確立するのは、もう少し後の事になるだろう。

 

 それを邪神ヴーゾンファの悪魔カードに組み込んだ後、一本目の尻尾に組み込む事で【婢妖の尾】とする。

 

「うーん……まあ悪くないかな。婢妖一体一体が弱いのは気になるけど、弱い偵察用使い魔を大量に作り出す用途だから、それはそこまで問題じゃない。むしろ問題は────」

 

 ヴーゾンファと僕の相性が悪くなかった事、そしてヴーゾンファ自体がそこまで格の高い神格でもなかった事で、尾の容量が随分と余っている。【婢妖量産】スキルそのものはヴーゾンファ本体とほぼ同等の重さで容量を食っているものの、それでもいくつかは組み込む事ができるだろう。

 

「……となると、ヴーゾンファを繋ぎにして相性の良い神格を融合するのがベスト、か」

 

 候補としては……ヴーゾンファが大量召喚していたという邪神ならぬ夜魔ラフム、あるいは同じクトゥルフ神話において幻覚を引き起こす海の邪神イソグサ、そして瀬戸内海の初音郷にて隔離異界の基盤となっている蜃、最後に邪神アザトース。

 これらを一緒くたに突っ込む事で、婢妖の量産と共に幻惑の権能を秘めた【婢妖の尾】の出来上がりである。容量的にはアザトースが圧倒的に大きく、残り四柱はほぼほぼオマケみたいな具合になってしまっているが、まあ使えれば問題ない。

 できる事は、まず何より偵察や監視、索敵を目的とする婢妖の生成、そして幻覚や精神干渉の強化と、ついでにラフムの泥の生成……さらに追加で、現実を幻実で浸食するスキル【蛤御殿】なんかも生えてきた。

 

 そして同時に、邪神イソグサ、蜃、邪神アザトースの三柱から引き出した権能を重ねる事により領域【四凶渾沌・鴻鈞道人】と、その裏の形態である【化楽天・蛟蛤曼荼羅(ニルマーナラティ・ヘブンズフォーム)】が完成する。条件さえ満たせば格上でも一撃必殺にできる極悪コンボである。

 ぶっちゃけた話、婢妖の生成に特化するならヴーゾンファ以外は豊穣神系で固めた方が効率的だったし、単純に幻術を組み込むだけならアザトースは不要だったものの、【四凶渾沌・鴻鈞道人】と【化楽天・蛟蛤曼荼羅】を完成させるためのピースとしては、アザトースが絶対に必要だった。

 それに豊穣神系統の権能であれば、ペルソナや悪魔変身の魔装術とかオーバーソウルで補えるから別に尻尾霊基にこだわる必要はない。

 

 

 

 と、いうわけで【婢妖の尾】は完成し、九尾の尾に他神格の霊基を組み込む実験には成功したので……残り八尾にも霊基を増設していこうと思う。

 

 まずは氷結属性を操る【氷雪の尾】。

 ベースになるのはハワイ神話における氷雪の女神ポリアフと、インド神話におけるヒマラヤ山脈の神である威霊ヒマヴァット、この二柱である。

 氷雪の女神であるポリアフはハワイ五山の内、冠雪するマウナケア山に宿る神格であり、火山の女神ペレと対立しては常に勝利するという────火伏の権能を持つ。このポリアフの霊基に、極寒にしてマウナケア以上の巨峰を連ねたヒマラヤ山脈の神であるヒマヴァットの霊基を組み合わせる事で、その氷雪の権能を強化した。

 氷結属性だが、冬と死ではなく“山”なのだ。冬の属性が欲しくなったら、ペルソナでそっち系の権能を引っ張ってくるだけである。【氷雪の尾】を全開で稼働させると気圧低下を引き起こすのも、冷気に巻き込んだ範囲の環境がヒマラヤの超高山帯へと近付いていくからだ。

 

 で、そこから派生したのが【美醜の憂鬱、気紛れなるは天空神(Glacial Period)】だ。

 領域展開に似ているが異なる、氷結属性で異界や固有領域の法則を塗り潰す法理凍結のスキルである。分かりやすく言えば、ステージギミックやシナリオギミックを凍結させて無効化するための技────相手がクソギミックを押し付けてきても、無効化してしまえばそれで終わり、という事で。

 

 

 で、次が水撃属性を操る【流水の尾】。

 河の権能をメインに扱うこの尾のベースにするのは、インド神話において天と地のガンジス河を司る龍神ガンガーを芯に、エジプト神話にてナイル河を司る神の一柱であり戦神である女神ネイト、中国神話における怪物にして英雄神である魔王シユウの三柱。

 どれも高位の神格ながら、とりわけガンガーは場合によっては終末案件になり得る。浄化の権能を伴う聖水が流れる天上のガンジス河を地上に降ろす時、そのまま降ろせば落下の衝撃に耐え切れず大地が砕けるため、緩衝材としてシヴァが身体を張って受け止めたという逸話だ。つまり裏を返せば、アルダーの霊基に内蔵されたシヴァの権能を持つ僕であれば、ガンガーの力を安全に取り扱う事ができる。

 後は、それを兵器として扱うため、大河の神であると同時に戦神としての側面も持つシユウとネイトを組み込んだ。 

 

 これに合わせ、水撃属性を効率的に使う事を考えて……宮城支部から発売されている魔導具『閻水』の高レベル黒札仕様を購入し、可能な限り強化する。水を圧縮して刀身を構成する剣、という単純な大河の権能で生み出した水を刃に変えれば、防がない限り世界を滅ぼすガンガーの権能をそのまま刀身に宿す事ができる。

 さらに閻水それ自体は柄の部分だけでコンパクトに仕上がっているため、隠し武器用のサブウェポンとしても優良で便利だ。

 まあ剣術が使えなきゃ話にならないから【氷紋剣】【水の呼吸】【波紋法・穢教滅】辺りは習得する事になったけど、その辺りは問題ないか。

 

 

 とりあえず思いつくのはこんなものか。

 

 残りは思いついたら一本一本埋めていく形、でいいだろう。

 

 




 地味にアリスの出生が明らかになっている話。
 純俺ら製とかいう、これまでありそうでなかった珍しい出身。



~割とどうでもいい設定集~



・梨農家ニキ
 コテハン『★梨農家』の黒札。本霊は神樹ふなっしー。
 農業部・山梨第一支部に所属しており、普段はコテハン通りに梨を育てている。
 元々の素質から農業・植物操作系スキルはあまり得意ではないが、努力で何とか習得した。
 植物系とはあまり関係のないところで初期スキルは【挑発】であり、他にも【フォッグブレス】なども習得したが梨の臭いがつく。


・コブラニキ
 コテハン『★コブラ乗り』の黒札。本霊は幻魔エリクトニオス。
 魚沼支部・ロボ部所属の黒札で、愛機はコブラガンダム。サブパイロットとしてドクターネキ製のステルスバイパーを起用している。
 資質としてはやたらと蛇に特化しており、トウビョウの使役などに適性がある他、騎乗物が蛇である時だけ異様に素早くなる。


・半漁半農ニキ
 コテハン『★スローライファー』の黒札。本霊は邪神ダゴン。
 愛媛支部所属の一般黒札。
 農業・漁業双方に適性があってどっちもやっているスローライフ実践者。槍による物理戦闘、アクア・ブフ系による魔法戦闘と、戦闘面でも万能系。また狂気耐性もあり、ディープワン使役などにも適性がある万能選手。


・犬ゾリニキ
 コテハン『★犬ゾリライダー』の黒札。本霊は魔獣ケルベロス、妖獣ジェヴォーダンの獣、魔獣ロボ、妖獣クルートーの四種複合型。
 ウラジオストク支部に所属する一般黒札で、普段はイヌガミブリーダーとして働きつつ、ウラジオストク周辺の探索を行ってもいる。
 資質は魔獣系、及び犬・狼系悪魔の使役、指揮統制に優れている。
 最近は多頭飼育中のイヌガミ達を使っての犬ゾリでの高速移動に嵌まっている。


・モロコシニキ
 コテハン『★生産系ゼンラー』の黒札。本霊は巻き藁ニキと同じ死神シペ・トテック。
 北神奈川支部・農業部所属であり、普段はバイオマス燃料トウモロコシの農場経営に携わっている。
 死神系の霊能なのに、その職能は生産系に偏っており、農業だけでなくフォルマ・金属加工もできるため、一部ウルトラマンスーツの開発にも関わっている。
 初期スキルとして覚えた【ラクンダ】が得意技で、彫刻刀や包丁の刃先に【ラクンダ】を収束する事で物体の硬度・強度を無視しての加工や破壊ができる……のだが、実はそっちは本人の純粋な技量によるもの。


・串刺しニキ
 コテハン『★吸血修羅農民』の黒札。本霊は魔人ヴラド三世/夜魔ドラキュラ。なおガワは『Dies irae』のヴィルヘルム・エーレンブルグ。
 星祭修羅勢と農業部の掛け持ちという割と珍しい所属。
 自己申告通り被弾上等のノーガード戦法からの吸血して自己治癒しながらダメージレースで殴り勝つスタイルのため、触れただけで死ぬ系の黒死ネキが最大の天敵だった一方で、【串刺城塞(カズィクル・ベイ)】やその辺の関連スキルなんかは本霊との関連で割と簡単に習得できた。
 農業系の割に、農業に直接関わる農業・植物操作系スキルへの適性はないのだが、霊脈の掌握などは得意。
 元々は農業部で普通に畑を耕しているだけの温厚な一般黒札だったのだが、畑泥棒と放火のコンボを食らったとある事件以来、畑泥棒死すべし慈悲はないの精神で戦闘能力を磨くため星祭神社での修行に参加する修羅勢となり、今日も元気に畑に出没する害獣を串刺しにしている。
 シキガミは『東方』シリーズのレミリア・スカーレット&フランドール・スカーレット。


・花子さんニキ
 コテハン『★密輸課』の黒札。本霊は悪霊はなこことトイレの花子さん。
 自己申告通り密輸課の輸送担当者であり、【トラポート】は通常なら転移距離10kmながら転移元と行き先を『小学校の女子トイレ』に限定する事で日本全国どこにでも飛べる。
 本霊の影響により見た目小学生の男の娘であり、その外見で幾度か警察沙汰を回避している。


・ケツアゴニキ
 コテハン『★トイレテロリスト』の黒札。本霊は堕天使ゼパル&悪霊赤マント。
 ガワは海外の実写版ガンダムゲームである『GUNDAM 0079 The War For Earth』に登場するシャア・アズナブル。つまりノーマルのシャアとは違いこれっぽっちもイケメンではないガチムチなケツアゴ顔のオッサン。
 転移を得意としているが、転移だけでなく物理・魔法・召喚使役や補助系も行ける万能型の魔法戦士であり、転移の実力も高い。赤い服を着ていれば3倍の速度で動ける特殊能力持ちであり、戦闘力も高い。
 元は密輸課所属だったが、どうやっても転移先のトイレ限定制限が外せなかったので密輸課をやめており、現在はメシアンスレイヤー団体の転移担当として活躍している。


・心滅獣身ニキ
 コテハン『★デモニカユーザー』の黒札。本霊は猛将ゴリアテ。
 耐久物理型のマッスル系ガチムチ重戦士。
 鎧型霊装の性能を引き上げる能力を持つが、生来の霊能の影響でガタイがやたら大きいため霊装も特注にしなければ装着できない。
 現在はカスタムタイプのG-3を使っているが、カスタムし過ぎた結果牙狼の心滅獣身のごとき巨体になってしまった。


・バロンダンスニキ
 コテハン『★沖縄在住ダンサー』の黒札。本霊は神獣バロン。
 悪魔変身するアウトサイダー。
 霊能の資質は聖獣系&結界・ダンス系。
 ガイア連合加入と覚醒修行が済んで覚醒を済ませた頃には沖縄支部による大規模異界『銃火暴風怨嗟域』の攻略は終了しており、その後のクトゥルフ勢力襲来の本番にもギリギリ間に合わなかった。
 突貫で覚醒とレベル上げを済ませた結果、対クトゥルフ勢力戦の後始末にはギリギリ間に合い、戦闘に参加した現地民異能者の治療に携わった。


・ベアーニキ
 コテハン『★熊先生』の黒札。本霊は聖獣くまモン。ふなっしーに続くゆるキャラ系だが、当人のガワは田亀源五郎の18禁ゲイ漫画 「俺の先生」に登場する熊先生。
 熊本産のゆるキャラが本霊の癖に十勝支部・スケベ部所属という冒涜的なポジションの持ち主。北海道出身者。
 熊系悪魔にしか適性のないデビルシフターで、変身先はワーベアの他、キムンカムイやジャンバヴァン、プーさんなど。なお寒さには弱い。
 普段は小学校教師として働いている。小学校教師の癖にスケベ部所属とかいうどう考えても教育に悪い存在だが、メシアンにしか手を出さないという縛りのためかろうじて存在を許されている。


・タチコマニキ
 コテハン『★電脳異界プログラマー』の黒札。本霊は女神転生D2のコラボキャラである義体草薙素子だが、その辺がガワに一切影響していないオッサン。
 電脳部に所属し、普段は電脳異界でプログラマーをやっている。プログラミング・電子系異能に関しては天性ともいえる適性があり、ミクさんなど電脳シキガミの使役も得意な他、拳銃を使った戦闘や捜査系異能といった手札も持つ。
 さりげなく本霊からタチコマのOSデータなどの抽出に成功している。


・氷紋剣ニキ
 コテハン『★氷紋剣使い』の黒札。本霊は堕天使ウェパル+堕天使ボティスの複合型。
 ガイア連合姫路支部所属で、姫路支部系列の飛び地に伝承されている【氷紋剣】を習得し、水撃・氷結系魔法と併用する魔法戦士スタイル。田舎ニキ製マハアクアバリオンストーンを複数使い潰すなどの手札があり、瞬間火力に関しては非常に高い。
 普通に破魔ネキの部下である姫路支部の一般黒札として活動している他、姫路市で【氷紋剣】道場を開いている。
 なお【氷紋剣】以外にも【水の呼吸】などを習得している。


・【氷紋剣】
 ディストピア様『【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい』より。おそらく『第43話』が初出。
 兵庫県北部・但馬地域に影響力を持ち、現在は姫路支部の傘下にいる霊能名家『神里家』に伝承された氷結属性の魔法剣術。
 純粋な剣術というよりは、属性剣を持ったまま振るう魔法技術と言った方が近い。
 終戦後のメシア教会による名家狩りの難を逃れて秘伝書の保持に成功した、珍しい部類の技術。
 対応する魔道具抜きでは習得どころか使用もできない元ネタとは異なり、水撃・氷結魔法さえあれば習得は可能……というか他の霊装やブフストーン・アクアストーンなどを駆使すればある程度は何とかなると思われるが、それはそれとしてちょうど宮城支部から販売されている『烈火の炎』の魔導具シリーズの中に、閻水・氷魔閻も含まれている可能性が高い。

 破魔ネキの側近・側室である神里綾華を始めとする神里家の者達の他、氷紋剣ニキ・立花アリスが習得した。破魔ネキの下に娘(当主の妹)を送り込むだけに飽き足らず、黒札の入門者を複数名確保できている辺り、おそらく霊能名家の中では限りなく成功している部類だと思われる。


・閻水
 元ネタは『烈火の炎』。
 ガイア連合宮城支部から販売されている魔導具シリーズの一つ。おそらく現地民用の一般品と、主に黒札を対象とした高レベル用高級品があり、氷紋剣ニキやアリスが使っているのは高級版の方。
 ある種ビームサーベルやライトセーバーのように柄だけの魔導具であり、あらかじめ用意した液体を圧縮成型して刀身を構築して剣になる。
 刀身を自力構築する性質上、大量の水さえ用意できれば強くなる性質を持ち、このため水撃魔法使いにとっては理想的な武器になる以外にも、裏技として強力なマハアクアバリオンストーンを複数用意するなどすれば瞬間的に大量の水を用意できるため、金さえあれば魔導具のスペック以上に強力な武器になる。
 またその性質上、隠して持ち運ぶのにも便利という付加価値まで存在する。

 なお同じく【氷紋剣】向けの武器に『氷魔閻』があるが……こちらは形状的に扱いづらいどころかあまり持ち運びに向かず、冷気を生み出すコストが使用者の血液であるためリソースにも限界があり、正直どう考えても閻水の方が有用と言わざるを得ない。


・餡饅ニキ
 コテハン『★餡饅男』の黒札。本霊は聖獣ハヤタロウ。
 星祭修羅勢と料理部を掛け持ちしている変人。星祭修羅勢の中でも奇怪な戦闘スタイルの持ち主で、普段は顔だけを白くしたアンパンマンのコスプレをしている変人。決めゼリフは「僕の顔を食らいなよ!」。
 自分の生首を射出して必中&確定即死の砲撃を行う自爆系固有スキル【忠勇の最期】を、饅頭を身代わりに射出する事で立派な攻撃スキルに昇華させた変人。もはや最期でも何でもないが、敵は大体最期を迎える。なお仕掛け人はセツニキ。

 現在は饅頭製作の研究を続けた結果、饅頭製造を自動化・洗練し、内部に霊的素材素材製造用のプラントと饅頭工場を内蔵した巨大戦闘車両アンマンマン号に搭乗し、蟲毒皿ピッチャーを搭載した自動銃座で餡饅(メギドラオン効果付き)を連射してくる。


・破魔矢
 ディストピア様『【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい』より。
 初期の頃に破魔ネキが製作していた消費型アイテム。比較的初期の作品であるにもかかわらず、何気にメギドラオン効果付きという凶悪な代物。

 饅頭ニキが投げる饅頭にもこの破魔矢の技術が組み込まれているため、着弾するとメギドラオンが炸裂する。


・三段突きネキ
 コテハン『★剣士』の黒札。本霊は魔人オキタソウジで、ガワは『Fate』の沖田さん。英雄としてではなく、暴力装置としての新選組の始末番という側面の沖田総司なので種族は魔人。
 天然理心流+霞・水・風の呼吸を使うガチ剣士で星祭修羅勢。【無明三段突き】【ジェット三段突き】を習得している。

 なお星祭の中でも生やしてる勢に相当するため、たくさんいる立花アリスの父親の一人である。


・黄金の精子
 ボテ腹出産プレイがしたいと言い出したミナミィが、それまで貯めていた他黒札達の生体素材(意味深)をまとめてアトリエ式錬金釜に投げ込んで錬成した代物。
 主な素材はスケベ部や星祭修羅勢に所属する多数の黒札達。セツニキや探求ネキなどのビッグネームが含まれている……というか半終末までにガイア連合に所属していた黒札の中で、確実に素材に含まれていないのが終末まで童貞だったショタオジと、死ぬ気でミナミィから逃げ回っていた三馬鹿ラスくらいしかいなさそう。
 これ以上の種となれば、おそらくはショタオジ当人くらいしかまず存在しない。

 これを受胎・出産して生まれたのが立花アリスである。
 そりゃAPP18を越えるし、才能にも恵まれるというもの。

 なお出産後は教育に悪いという理由で他の黒札=北神奈川支部所属の尼寺ネキの下に預けられた。


・殺生院淑女会
 ガワが殺生院キアラな黒札が集まった同好会。
 アーチャー連合のようにガワの再現にこだわっている訳ではないので、どっちかといえばそのノリは仲良しグループに近いのだが、それはそれとして互いが持つ技術の交換などは行っている。
 福島支部に所属するキアラネキを除き、メンバーの大半が犯罪スレスレを通り越してほぼほぼ向こう側に踏み込んでいるような危険人物であるため、唯一の常識人ともいえるキアラネキの胃痛が酷い事になる。
 なお構成員たちはキアラネキを除く全員がキアラネキの事を、自分に次ぐ常識人だと認めている。つまり自分を全く客観視できていない、またはするつもりがない。


・キアラネキ
 タマヤ与太郎様『【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策』より。
 殺生院キアラ顔の黒札だが、ガワと比較して至極真っ当な善人かつ常識人。
 ガイア連合福島支部に所属しており、前職住職、現職探偵なリンボニキが経営する探偵事務所の事務員をしている。

 殺生院淑女会の他のメンバー全員から“自分に次ぐ常識人”と認められるくらいの常識人。
 この上なく真っ当な人格の持ち主であるため、なし崩し的に殺生院淑女会における胃痛枠を担当する羽目になっている。


・尼寺ネキ
 ガワは『Fate』シリーズの殺生院キアラ。
 ガイア連合に所属する黒札。本名『立花祈荒』。
 北神奈川支部の勢力圏の隅っこで尼寺『梵泥寺』を経営している。
 立花アリスの育ての母。アリスの姓が「立花」なのも彼女の縁。
 北神奈川支部・スケベ部・殺生院淑女会に所属しており、殺生院淑女会では幹事の一人に名を連ねている。運営する尼寺は殺生院淑女会の溜まり場になっている。

 本霊は鬼女ダーキニー。
 異能者としては破魔・精神系の魔法型だが、素手格闘もこなすスタイルで、また北神奈川の所属らしく必要に応じて銃火器も持ち出してくる。戦闘だけでなく捜査系の異能も使えるし仏教・神道系の儀式魔術などにも詳しい。
 特技・趣味は他人の黒歴史ノートを見つけて公開朗読する事。北神奈川支部の事件捜査で駆り出される際にはメシアンの拠点のガサ入れを行うついでに黒歴史ノートを確保し、捕虜にしたメシアンの前で公開朗読処刑して脳味噌をパァンさせている。

 元は仏教系カルト宗教の出身で、本来は現代医学で治療できるはずの病を、宗教的な戒律で治療してもらえないまま幽閉されていた少女。
 そこに現れたのが、現在はガイア連合沖縄支部に所属している黒札のフーテンニキ。カルト教団を向こうに回し、途中で起きた邪神降臨なんかのハプニングも何のそので少女を救い出し、後に黒札と判明した彼女がガイア連合の異能者として一人でやっていけるところまで面倒を見てから放流した。

 ……そんなバックボーンがあるため、フーテンニキの現地妻の一人でもあり、割と愛は重いのだが、直接血の繋がった子供はまだいない。
 アリスの育ての母として立候補したのも元はといえば、たくさんいる父親のリストの中にフーテンニキの名前が入っているのを見つけてしまったため。


・寝技ネキ
 ガワは『Fate』シリーズの殺生院キアラ。
 ガイア連合に所属する黒札。
 殺生院淑女会のメンバーの一人。他にガイア連合関西支部、関西ガイアプロレスリング、スケベ部に所属している。
 元々ガイア連合に所属する前から女子プロレス界の女王として君臨していた元プロレスラー。
 異能者としても戦闘スタイルもプロレスの基本に忠実なもので、寝技・関節技を主体とし、さらにそこから流れるように逆レに繋げるスケベ部式パンクラチオンを得意としている。必殺技は【種絞りプレス】。
 本霊は女神クンダリニー/軍荼利明王。


・ショタコンネキ
 ガワは『Fate』シリーズの殺生院キアラ。
 ガイア連合に所属する黒札。
 殺生院淑女会のメンバーの一人。面子の中では発言が自重していない部類。
 本霊はイザナミ。
 アウトサイダーとして悪魔変身能力を持ち、『鬼女 八尺様』に変身する。悪魔変身先の適性は怪異や外道といった都市伝説系に限定されている。
 通信教育で覚えたジークンドーによる格闘戦を主体とし、悪魔変身先の一つである『外道 くねくね』を魔晶化したヌンチャクを振り回して敵の精神を蝕みながらの近接戦闘を仕掛けてくる、殺生院淑女会の近接担当の一人。
 占術を利用した情報収集を得意とする優れた魔術師でもあり、その能力を利用して日本全国の保育園幼稚園小学校の情報を網羅している準犯罪者。
 パートナーであるシキガミは『Fate』のアンデルセン。


・排気口ネキ
 ガワは『Fate』シリーズの殺生院キアラ。
 ガイア連合に所属する黒札。
 殺生院淑女会のメンバーの一人。
 ガイア連合電脳部に所属しており、山梨第一支部で電脳異界の構築に携わっている。探求ネキが持ってきた食欲界やモンハン異界のデータを利用し、エロ触手やエロスライムなどR-18系の生物ばかりで生態系を構築した電脳異界『淫獄界』を作り出した。
 また当然スケベ部にも参加している。
 直接戦闘はそこまで強くないが支援系とエロ系の術式が得意で、戦闘ともなれば手持ちの電子機器を通じて淫獄界から大量のエロ触手を呼び出して物量戦を始める。
 本霊は姦淫聖書であり、地味にハマ系が得意。


・テラニーネキ
 ガワは『Fate』シリーズの殺生院キアラ。
 ガイア連合に所属する黒札。
 殺生院淑女会のメンバーの一人。またスケベ部とホビー部に参加している。
 少なくとも技術者としては一級品。
 山梨第一支部でホビー部関連の製作に携わっており、ベイブレードやメダロットなどホビー部で開発された各種霊装のエロ装備仕様パーツを製造し、裏で流通させているため、一部ホビー部員から目の敵にされている。
 本霊はヴィシュヴァカルマン。


・ハニトラネキ&サークラネキ
 二人ともガワは『Fate』シリーズの殺生院キアラ。
 ガイア連合に所属する黒札。
 殺生院淑女会のメンバーの一人……二人。殺生院淑女会の中では常識を知っている(守るとは言ってない)部類であると同時に、おそらく殺生院淑女会の中でも最も罪状が重い。
 基本的には山梨第一支部の所属。表向きは事務課に所属しており、裏では監察部としてガイア連合内での内部監査を行う傍ら、趣味でメシアンスレイヤーとして活動している。
 元々ハニトラネキとサークラネキの二人はガイア連合に合流する前までは東京の某有名女子大に通っており、そこで出会って意気投合した結果、二人で幾多のカップルを破局に追いやったり、サークルの人間関係を崩壊させたりして遊んでいた。
 さすがにガイア連合に入った後は身内やそのまた身内に手を出さないように自重するようにはなったものの、趣味を手放す事ができず、好きに破滅させて良いメシア教会に対して潜入捜査という名目でサークラ&ハニトラ行為を繰り返すようになった。
 捜査()の際には二人だけで行動する事もあり、また他のメシアンスレイヤーと連携する事もある。


・“黒の書”
 元ネタは公式の漫画作品『ペルソナ 罪と罰』。ペルソナ無印とペルソナⅡの間に起きた事件を描いた公式作品。

 その本質は『フィレモンが記録した普遍的無意識、心の海の航海記』、つまるところフィレモンの全権能の半分。特に“黒の書”は文字情報・文章・言語によって記録される情報を司る。
 対になる“赤の書”が存在しており、ほぼ同様・同等の力を持ち、互いの機能がリンクしているが、こちらは映像的なイメージなどをメインに構成されている。

 普遍的無意識に内在するペルソナや、それ以外のありとあらゆる異能にアクセスする事を可能とする。アリスとショタオジが話していた通り人魚ネキの歌や黒死ネキの疫病、四文字の権能すら自在に行使できるし、その力を最大限に解放できれば社会単位・全世界規模での現実改変すら可能とする代物。
 ただし解放するためにはフィレモンの試練を受けて解放のための鍵を入手する必要があるのだが、そもそもそれを必要としている相手に対し、フィレモンが試練を寄越してくれる保証はどこにもない。

 先代の継承者は『ペルソナ 罪と罰』のラスボスである日下耶雲だが、“黒の書”解放のための鍵をフィレモンが寄越さなかったため、超重複合型人造ペルソナ“黒(シュバルツ)”を使い、強引に書を解放しようとした果てに……原作では原作主人公と仲間達に、この世界線ではカヲルニキとその仲間達によって阻止された。

 なおアリスがこの“黒の書”を継承した理由は、“黒の書”の中にいた“黒(シュバルツ)”と引き合ったため。


・【魔装:黒装】
 アリスの魔装術の形態の一つ。
 黒ゴシックロリータ。
 悪魔変身先『魔王イザナミ』『死神エレシュキガル』『死神ヘル』の三霊基複合型魔装。呪殺属性強化・バランス重視スタイル。


・【魄翼】
 元ネタは『リリカルなのは』シリーズ。
 ディストピア様『【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい』で破魔ネキが愛用する【炎翼】をアレンジした術式。
 元の【炎翼】が火炎属性で構築されていたのに対して、こちらは火炎・呪殺・核熱属性にタマヤ与太郎様『【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策』で登場したミノフスキードライブ術式を組み込んだ高速飛行術式。
 構造自体は元の【炎翼】とそこまで変わっておらず、ハイ・アナライズ内蔵の【審判】、火炎の形状変化【紅蓮の巨腕】【真紅】【飛焔】【断罪】などは相変わらず使用できる。


・【黒沙術】
 血涙鬼・彼岸様『凡庸でありふれた転生者達の小話』より。
 地獄の瘴気や穢れ、怨嗟で汚染された砂『黒沙』を自在に操り、様々な形に成形して操作する戦闘魔術。武器や質量攻撃として扱う事も可能ながら、それに加えて敵の行動に反応して自律的に発動するトラップとしての技が多いという珍しい一面もある。
 現時点では沖縄支部の固有魔術ながら、ガイア連合に貢献している人材相手ならきちんと指導してくれるため様々な支部に技術が広まっており、また霊力・魔力を消費しないためか霊能自体が弱い術者がよく習得しているらしい。
 黒沙それ自体は物理的な実体があるため、自分で持ち運ぶ必要がある。ただし元ネタ的に考えて、自作できる人はできる。

 アリスの場合は膨大な質量の黒沙を操る【砂縛柩】に【砂瀑葬送】を合わせ、その中に大量の罠を仕込んで罠を直接的にぶつけるような使い方をする。


・大聖弓
 茅薙様『【カオ転三次】怠惰を求めて』より。
 元はバッハニキの技。
 頭上にマグネタイト構築した巨大な光の弓を浮かべ、砲台代わりに光矢を投射する。
 アリスの場合、ペルソナ『女帝 イシュタル』のオーバーソウル【輝ける大宝冠】と合体して【天舟マアンナ】を構成し、金星概念【トラウィスカルパンテクウトリの矢】を投射するための砲台となる。


・【風の呼吸】
 アンナ・D・メタボ様『【カオ転三次】ワイらのデキシーランド・ジャズ』に登場する【全集中の呼吸】の内の一流派。
 攻撃範囲・攻撃速度に優れ、手数で敵を押し込むタイプの攻撃型の流派。苛烈な連撃とアクロバティックで軽快な身のこなしが特徴的で、使い手にはそれを十全に扱うために単純な速度や身軽さだけでなく、それを維持しつつ長時間の戦闘に耐えるだけの持久力が要求される。
 また斬撃に風刃を伴う事で攻撃範囲を格段に広げているのが特徴で、これは本来魔法に頼らず物理技の一環として発生させているものだが、衝撃・疾風属性の魔法と相性が良く、上乗せする事で威力や攻撃範囲を飛躍的に引き上げている。


・【水の呼吸】
 アンナ・D・メタボ様『【カオ転三次】ワイらのデキシーランド・ジャズ』に登場する【全集中の呼吸】の内の一流派。
 変幻自在な歩法を主軸に置き、技の数も多く応用も効くため、どんな敵にも対応可能な柔軟性を持つ。
 水中戦用の技も存在しているため、直接的に水を操る事ができる【氷紋剣】とも何気に相性が良い。


・“黒(シュバルツ)”
 元ネタは公式の漫画作品『ペルソナ 罪と罰』。原作のラスボス『日下耶雲』が使用した専用ペルソナであり、この世界線ではカヲルニキが戦い、倒した。
 人の心の中から自然に生み出される本来の意味でのペルソナではなく、大勢の犠牲者から強引に引き剥がしたペルソナを素材にして“黒の書”の内界に作り上げられた超重量の人造ペルソナ。
 原作では日下耶雲が力を引き出すごとに、蝶のパーツをツギハギにした異形の人型といった姿から、蝶の翼を持つドラゴンのような形態へと姿を変えていった辺り、彼の手にすら余るほどの力を制御し切れていなかった可能性が高い。
 その役割は“黒の書”を内側から喰い破るようにして、正規の鍵の代わりに“黒の書”の封印を強引に封印を解除する事。

 その性質上、ある種似たような出自や本霊を持つアリスに惹かれ、“黒の書”がアリスの元に引き寄せられる原因となった。
 アリスは“黒の書”とセットで運用している。


・火の鍵
 元ネタは公式の漫画作品『ペルソナ 罪と罰』。
 カヲルニキが持つ魔剣。本来の形は蝶の意匠をあしらった鍵。
 “黒の書”“赤の書”を解放するための四本の鍵の一つであり、地水火風の四属性の鍵の中の火属性に対応する。他に地水風の鍵も存在しており、おそらくカヲルニキのパーティメンバーが所持している。
 単純に剣として振るっても強力な上、ペルソナに武器として装備させてペルソナの性能を強化する事もできる。
 他にもその辺の扉に鍵として使った場合、時として時空すら越える事もある模様。


・【人の心のキーブレード】
 元ネタは『キングダムハーツ』シリーズ。
 アリスのメインペルソナ『塔 シュブ=ニグラス』と“黒(シュバルツ)”の複合オーバーソウル。
 見た目は大きなスケルトンキーそのものであるため切れ味があるようには見えないが、アリスの意志に応じて切断力が発生し、斬撃・打撃を使い分ける事ができる。実際には原子・分子の結合を“解錠”する事によって見掛け上切断力を発生させているもの。
 また大半の鍵を解錠する他、時と場合によっては開けた扉を介して時空・次元を越えるゲートにする事もできる模様。

 その本質は“黒の書”の封印を解除するための鍵であり、本来はフィレモンの試練を受けて手に入れるはずのオリジナルの鍵の機能を引き写したもの。そのためオリジナルの鍵に出来る事は大体できる。
 これを使う事で、アリスは“黒の書”の機能を完全に引き出す事が可能。
 その存在にはフィレモンも気付いていた可能性があるが、そもそも人類のやる事であればどれだけ酷い行いでも全肯定しながら笑ってスルーするポジティブマインドの性格上、気付いていようが確実にスルーされる。


・【刹那の10秒】
 元ネタは『HUNTER×HUNTER』。
 アリスの技。
 オーバーソウル【星の杖】を構成するペルソナ『運命 モイライ』の持つ未来視と幻視の権能を掛け合わせ、【輪廻写輪眼】で増幅したもの。
 未来視で自身が観測した未来の可能性を、幻視の権能で周囲の敵に見せて、実際の現実を覆い隠し、自分だけが通常の時間経過を観測しながら行動する。
 幻視で見せる光景は普通に発生し得る未来の光景しかないため、ある意味最もリアリティのある景色になり、そこに違和感を見出すのは極めて難しい。

 また通常の幻惑、幻覚ではなく、答えを求める人に知識や未来を教授する“幻視”であるため、将来的には何らかの未来や知識を求める者が相手であれば協力強制の型に嵌める事が可能となり、とりわけ戦闘や対話の最中に相手の情報に興味・関心を抱かない事は非常に困難なものとなる。
 弱点として、幻視はあくまでも幻視という状態異常でしかなく、幻視を見破られれば単なる未来視に過ぎない。


・ネンフィア・スキャンダル
 公式の漫画作品『ペルソナ 罪と罰』で起きた事に相当する一連の事件の、世間一般における呼ばれ方。
 この世界ではカヲルニキが解決したペルソナ・ニャル関連事件。
 フランス発のとある化粧品メーカーの日本法人“ネンフィア・ジャポン”の社長である『日下耶雲』が不良少年グループ同士の抗争の糸を引いていた事件、という事に表向きはなっている。
 一方、オカルト・異能関連の事件であるため世間的には非常に謎が多い。ガイア連合のデータベースを漁ると、“黒の書”“赤の書”などの機密情報を除き、ある程度の情報は出てくる。

 真相は、当時の“黒の書”の保有者であった日下耶雲が、“黒の書”の封印を解除して世界規模の現実改変を行うために“黒(シュバルツ)”を完成させようとして大勢のペルソナ使いを犠牲にしていた、というもの。
 カヲルニキに阻止された一方、原作とは異なり最終的に“黒の書”“赤の書”は行方不明となり、後に“黒の書”は内包された超重複合型人造ペルソナ“黒(シュバルツ)”と共に立花アリスに受け継がれた。


・アリスの本霊
 超統合神性。FGOでいうアルジュナ=オルタのようなもの。
 狂神アッティスの他、秘神カオス、魔神セラピス、魔神アルダー、魔神ヘリオガバルス、天魔大日如来、龍神九頭竜権現、世界樹などを軸として多数の神格が一つの肉体の内界に集まって、単一の巨大霊基を構築した。
 具体的には、アッティスを中心に集まった多数の神格が、カオスの混沌の中に放り込まれ、そこに世界樹が芯を構築し、大日如来が曼荼羅を構築、ラー、セラピス、ヘリオガバルスなどに影響されて発生した融合適性を利用して、アルダーの力で合一し、九頭竜権現の性質で進化する事で一つの霊基として完成した。
 他にもワイルドハント、テスカトリポカ、ダヌー、ブリジット、ロキ、ノルン、トゥイストー、ニヌルタ、トリムルティー、玄武、蔵王権現、飯縄権現、天満大自在天神、セト、ニャルラトホテプ、メム=アレフなど、様々な神格が溶け合っており、通常のそれを越える超重量の霊基が構築されている。

 素材となった神格の大半が、複数の側面を持っていたり、複数の神格と同一視・習合を行っていたりしたある種の統合神性であり、そのルーツを辿って権能を引き出したりする事もある。

 こんな霊基であるため、アリスの霊能それ自体は「得意でない分野が存在しない」というカタチになっており、よほどマイナーで特殊性の強い分野でない限り大抵は修練すれば修練した分だけ特化型の天才と同程度に成長する。
 物理なら武器種問わず、魔法なら属性・種別問わず習得できるが、強いていえば分身・自己改造が最も得意。
 なお、それでも努力値の割り振りそれ自体は存在するし、振っていない分野で出来る事はあまりない。


・ザバーニーヤ
 元ネタは『Fate』シリーズ。各ハサンの宝具。
 アリスの作成した霊基自己改造シリーズ。アリスはこれらのザバーニーヤを自身の影に移植しており、アリス自身が使う際には標的の意表を突く不意討ちか、相手に手札を見せずに殺す暗器として運用する。
 また【妄想幻像(ザバーニーヤ)】で生成したアサシン分身に貸与する事も可能。

 標的の心臓の鏡面存在を形成し、それを握り潰す事で呪殺するシャイターンの腕【妄想心音(ザバーニーヤ)】、標的の脳髄を爆薬化する事で標的を人間爆弾として運用する【空想電脳(ザバーニーヤ)】、脳神経に干渉して標的の魔術を暴走爆破する【夢想髄液(ザバーニーヤ)】など、大半がほぼ一撃必殺系の武装。


・婢妖
 元ネタは『うしおととら』……なのだが、単体での見た目は『デジモン』シリーズのシェイドモン。
 アリスが作成した分身シキガミの一種で、軽い生産・維持コスト、高い偵察能力と隠密能力を持つ。
 眼球と耳しか付いていないかなり不気味な見た目で、これは偵察に必要な視覚・聴覚以外を全て不要として排除しているため。極端に割り切ったある種ローコストの極みのような構造。
 アリス自身と意識を共有してはいないものの、アリスの意識と常時繋がっており、アリス本体に準じた知性を持つ。
 スキルとして【なかまをよぶ】【情報共有】【同期】【自己保存】【隠密】【情報抹消】を持ち、またアリスのペルソナ召喚能力を引き継いでシュブ=ニグラスの触手を限定召喚して合体でき、その際の外見は同じくデジモンのネガーモンとなる。
 また本体であるアリス側の制御により、アリスの【輪廻写輪眼】の効果を中継する事も可能なため、攻撃力も意外と高い。
 さらに多数の個体が集合して同化する事で強化され、やはりデジモンのアイズモンの姿にも変化する。

 また茅薙様『【カオ転三次】怠惰を求めて』の滅却師システム・ジョブシステムの二つをベースにした術式【妄想幻像(ザバーニーヤ)】により【操影術】と装甲護符系の術式を併用して魔人ハサン・サッバーハの霊基データをベースに仮初の肉体として機能する拡張躯体を構築、【気配遮断】【蔵知の司書】【専科百般】【戦闘撤退】【潜影】【操影術】【影灯篭】【幽弋】など各種スキルを持つ暗殺者としても活動する。
 こうして形成したアサシンにはザバーニーヤを貸し出す事も可能。

 アリスの【婢妖の尾】から【婢妖量産】スキルで大量に生成される。


・【影分身】
 元ネタは『NARUTO』。
 大体原作通りの性能。
 影を媒体に分身を生み出す術式。量子論を利用したタイプの分身シキガミであり、最後に残った一体が“本物だった”事になる。


・【婢妖の尾】
 アリスの自己改造。
 悪魔変身形態である妖獣チェフェイの尾の一本を改造して構築したアルターエゴ霊基。
 本来の機能は【婢妖量産】に特化した情報収集系の能力だが、幻術用の尾としても機能するようになった。
 素材は邪神ヴーゾンファ、邪神イソグサ、蜃、邪神アザトースというクトゥルフ祭り。これにより【蛤御殿】【四凶渾沌・鴻鈞道人】【化楽天・蛟蛤曼荼羅(ニルマーナラティ・ヘブンズフォーム)】などのスキルが完成した。


・【氷雪の尾】
 アリスの自己改造。
 同じくチェフェイの一尾を改造して構築したアルターエゴ霊基。
 素材は女神ポリアフ、威霊ヒマヴァット。山を基盤とする氷雪の女神の権能を、山脈の権能で山を増やして強化する形。
 これにより摂理凍結術【美醜の憂鬱、気紛れなるは天空神(Glacial Period)】が完成した。
 ポリアフの性質上、火炎、特に火山に対しては特攻として作用する。


・【流水の尾】
 アリスの自己改造。
 同じくチェフェイの一尾を改造して構築したアルターエゴ霊基。
 素材は龍神ガンガー、女神ネイト、魔王シユウ。ガンガーが持つ天から降りる大河の権能を主軸に据え、それを武器として運用するためのネイト、シユウの権能を搭載したもの。

 これを最大限に扱うためにアリスは魔導具『閻水』の取得、及び【氷紋剣】【水の呼吸】【波紋法・穢教滅】を習得している。
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