え?マイクラのマインって地雷じゃないの?   作:苦いコスモス

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第2話~モブ視点の話が長いと飽きちゃうよね~

 王国から派遣されてこの洞窟に居座り3年が経ちました。

2年前の岩盤崩落によって国に帰ることができなくなって、さらに地下渓谷に足を滑らせて私一人が深層部に残される形に。

落ちた先が巨大なスライムの上だったから無事だったものの、危うく死んじゃうところでした。

その後しょうがないから一人で探索して宝箱を漁って敵に怯えながらビクビクとここまで生きながらえました。

我ながら運が良すぎるとしか思えません。深層部に一人で2年間も生き続けられるなんて。

 

「はぁ。私は一体いつになったら地上に帰れるのでしょうか……」

 

この生活を続けて何度目かわからないため息がでます。

だめだだめだ。こんなんじゃ心が先に駄目になってしまいます。

時計を見るともうそろそろお昼ごはんの時間です。

洞窟の宝箱で出たと言われてるこの時計は国から支給されたもので、現在まで壊れることなく私に時間を教えてくれてます。

他にもいろいろな道具は私が預かっていたので、今頃隊長さんたちは困ってることでしょう。

 

もしくはもう既に地上にいるのかも……。

 

いけないいけない。

気持ちを切り替えるためにもご飯を食べましょう。

このあたりには地底湖があり、魚も住んでます。

魚がいることからどこかからは地上に行けるのでしょうが、流石にそこまで息は持ちません。

それに地底湖の周りには厄介なモンスターはほとんどいませんが、スライムが湧いてしまいます。

一度追われれば面倒なことになります。

 

そのためこそこそと湖まで行ったら素早く魚を捕り、拠点にしてる穴まで持って帰ります。

もうずっとこの作業をしているので慣れたものです。

 

地底湖の入り口から見渡すと、どうやらスライムはいない様子。

湖のそばまで行くと、なんと鮭がいるじゃないですか!

 

ここ最近はあまり美味しくない謎の魚ばかりだったので、これは嬉しいです。

少し遠くにいる鮭に対してこっちに来いと念を送ります。

少しの間念じ続けると、思いが通じたのか射程距離内にまで一匹の大きな鮭が泳いできました。

私は銛代わりの槍を素早く刺し

 

「獲った!!」

 

見事お昼ごはんを確保できました。さすが私!

 

と思ったのもつかの間、なんだか嫌な振動が伝わってきます。

どうやら魚を捕るの夢中になっていて周りを警戒するのが疎かになっていたようです。

 

3mほどもある大サイズスライムがいくつも私の周りをうろちょろしてました。

入り口付近にもいるため気づかれずに撤退は無理そうです。

いつもは槍につけたまま魚を持ち帰っていますが、このままだと戦闘もできません。

そのため外しますが今度は仕舞う場所がない。流石にこのままバックに入れるのはちょっと……。

と、おや?

ペチャペチャしたスライムの跳ねる音の中になにか別の音が聞こえます。

 

コンコンコンコンコン、ポンッ

コンコンコンコンコン、ポンッ

 

どうやら天井からその音が近づいてきているようです。

ちょっとこれは警戒したほうがいいかもですね。

 

魚のことなんか気にもせず音のなる天井を睨んでいると

 

ポンッ、という音とともに天井に穴が空き

 

「え?」

 

そこからピッケルを持った男がこちらを見下ろしていました。

 

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