どこぞの英霊のギョロ目の宝具と百貌のスキルを持って魔法少女の世界に飛ばされました   作:鎌鼬

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第四話「食事タイムは人間にとって必要なこと」ですが読者さんからいただいた感想の中にあったとある作品と似ているとの指摘から削除させていただきました。

私の都合で削除してしまったこと、この場を借りてお詫び申し上げます。





模擬戦前

 

サンサンと輝く太陽、雲一つなく澄みわたった青空、頬を撫でる風は冷たくもなく暑くもなく程よい温度でミッドチルダを駆け抜ける。はぁ・・・こんな日に外で昼寝でも出来たら最高なんだろうな・・・・・・

 

 

『どうせ模擬戦が終わったら倒れるんだから同じじゃないかしら?』

「リリス、それは寝ると言わずに気絶しているというんだ」

 

 

そんな最高の日に行われるのは陸対空の模擬戦、相手は高魔力ランク保持者にレアスキル持ち、最近地球が修羅の国に思えてしょうがない。どうして魔法文化のないはずの世界でポンポンそんな奴らが出てくるのかねぇ。

 

 

「はぁ・・・最っ高に最っ低だ」

「こら~ネル君、やる前からそんなこと言ってちゃダメよ」

「まぁ気持ちはわからないでもないですけどね」

「それでもやらなければいけない時もある」

「ルー、お母さん頑張るから見ていてね」

 

 

黄昏ていると後ろからお叱りの声を受けた。振り替えればそこにいるのは男二人と女二人の四人組。男二人はじいさんの親友で自分の部隊を持つゼスト・グランガイツ、もう一人は執務官を目指して現在地上の部隊で点数稼ぎに勤しんでいる妹大好きシスコンティーダ・ランスター。女二人はゲンさんの奥さんのクイント・ナカジマ、そして赤ん坊の写った写真を見て何やら呟いているのがメガーヌ・アルビーノ。ゼストさんとクイントさんとメガーヌさんは地上の主力とも言える人物で、ティーダは優秀な隊員として注目を集めている。いわゆる地上のオールスターメンバーとも言える人たちがこの模擬戦に参加することからじいさんが本気で勝ちたいことが伺える。

 

 

「ゼストさん、クイントさん、メガーヌさんお久しぶりです」

「久しいなネリアル、体は鈍っていないか?」

「程ほどに整えてありますよ」

「ネル君お久しぶり、先日は夫がごめんなさいね」

「まぁクイントさんが搾ってくれたならチャラにしますよ」

「ねぇネル君、ここで勝てば娘にお母さん凄いって誉めてもらえるかしら?」

「たしか娘さん三才かそこらですよね?ならまだわからないんじゃないですか?でも勝てたなら将来お母さんはこんな人たちに勝ったんだって武勇伝聞かせてあげられますよ」

「なぁネル、最近ティアナが冷たいんだがどうしたら良いと思う?」

「ツンデレなのか反抗期なのか見極めろ」

 

 

家族関係でバカになりつつある二人を交えながら会話に花を咲かす。実はここにいる全員と俺は交遊関係がある。そのためにコンビネーションの方には不安はない。じいさんはこれを狙ってこのチームを組ませたかもしれないな。

 

 

「ようネル、久しぶり!!」

「アギトか、相変わらず小さいな」

「ほっとけ!!」

 

 

ゼストさんの影から現れたのは体長が30㎝程しかない小さな少女。名前はアギトといい所有者と融合することで所有者を強化するユニゾンデバイスと呼ばれる存在だ。過去に俺とゼストさんの部隊で違法研究している研究所を制圧した時にいたのがアギトで、それ以降アギトはゼストさんのデバイスとしてゼストさんの部隊に所属している。

 

 

「はぁ・・・にしても向こうは全員が魔力ランクAAA以上、加えてレアスキル持ちもか・・・泣けてきますね 」

 

 

事前に渡されていた相手に関する資料を引っ張り出して再度確認する。高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやて、織主真、彩瀬文、それに加えて八神はやてのユニゾンデバイスであるリインフォース・アインス。誰も彼もが例外なく魔力ランクAAA 以上、加えてレアスキル持ちとか無理ゲー通り越して絶望ゲーだ、泣きたくもなる。しかも全員が十二歳、中学校一年生と来たものだ、地球マジ修羅の国。

 

 

「だが我らは勝たねばならぬ、地上が空に劣っていないことを示すためにな」

「まったく、ゼストさんは熱いですね。その熱さの半分でも俺に欲しがったですよ」

「ネル君、どこに行くのかしら?」

「タバコ吸いに、ここには体調崩されたら困る方がいらっしゃるからね」

 

 

クイントさんの疑問に一言断りを入れてから喫煙所に向かいタバコを吸う。元々は大人の真似をしたくて吸っていたはずなのに今じゃ立派な愛煙家だ。まぁだからといって後悔はしていないが。二本ほどタバコを吸って満足したところでみんなが待っている控え室に戻る。その道中で曲がり角を曲がる際に不注意から誰かとぶつかってしまった。俺は平気だったが相手は体制を崩したらしく床に倒れてしまっていた。長い銀髪に赤い目、そして整った顔つきと整ったプロポーションという絶世の美女とも言っても過言では無い人物。どっからどう見ても八神はやてのユニゾンデバイス、リインフォース・アインスです本当にありがとうございました。

 

 

「すいません、大丈夫ですか?」

「あぁ、すまない。こっちも不注意だった」

「それはそうと・・・早く立った方が良いですよ」

「どうしてだ?」

「・・・スカートの中身が見えそうですから」

 

 

そう言うとリインフォースさんは顔を赤くして座りながら姿勢を正した。こちらをにらめつけるオプション付きで。俺は悪くねぇ!!すべて破壊者が悪いんだ!!おのれディケイド!!←錯乱中

 

 

「あ~見えてませんから早く立ってくださいな」

「・・・すまなかった」

「こっちも不注意でしたからお相子ですよ。急がれていた様子ですけどどこかに向かわれる最中でしたか?」

「そうだった!!早く主の元へ向かわなければ!!」

「御気を付けて、今度は曲がり角に注意して下さいよ」

「い、言われなくてもわかっている!!」

 

 

こちらの指摘に顔を赤くしながら反論しつつもリインフォースさんは走って去っていった。

 

 

『あれが空の側のユニゾンデバイスね』

「どこからどう見ても普通の人間にしか見えないよな」

『アギトにこの事を言ったら羨ましがるかしら?』

「かもな、アギトは何気に小さいことを気にしていたし」

『器も小さければ心も小さい奴ね』

「言ってやるなよ」

 

 

リリスと会話しながらもどうやって空の化け物共と戦うのか頭の中でシュミレーションしながら俺は控え室に向かって行った。

 

 

 

 




陸の総戦力集結、レジアスさんはマジでこの戦いに賭けています。


この時期では原作で死亡しているゼストさん、クイントさん、ティーダさんですがこの小説ではネリアルの存在とスカさんの離反などあって普通に生きています。まぁこの後の展開でどうなるかわかりませんが・・・・・・


評価、感想をお待ちしています。


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