静寂の日曜日   作:ふりーと

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クラウンズプライドよ。感動をありがとう。あの4角先頭は一生忘れることはないでしょう。



Horlicks

Horlicks

 

世界が来る

 

ジャパンカップ

 


 

パドックに入るとそこには多くの観客がいた。観覧席を埋め尽くさんとする人、人、人、こんなにも多くの観客が来ているのは驚いたし横断幕が飾ってある。お祭りのような雰囲気だった。

 

「本バ場入場でーす」

 

いよいよレースが始まる。この大歓声に迎えられたらどんなに気持ちがいいだろうか。場内にはこぎみの良い音楽が流れ始めた。

 

「さあ始まります。第9回ジャパンカップ。12ハロンの先、日本の悲願は届くのか、それとも今年も海外勢が制すのか。日本が世界に挑むジャパンカップ、本バ場入場です。

1枠1番ここまで5連勝、勢いそのまま世界をとりに来たフランスのサンライズトップ。

2枠2番、ニュージーランドの名門オサリバンが送り出す秘密兵器はホーリックス。

2枠3番

 

雰囲気がガラッと変わる。場内から大歓声が上がった。これがオグリキャップか。

 

「日本の誇るスーパーウマ娘!さあ世界を獲るぞ!オグリキャップと北原トレーナー!

3枠4番、ヨーロッパ賞を勝ってきた。欧州代表はこのウマ娘で良いでしょう。イギリスのイブンベイです。

3枠5番、天才トレーナー奈瀬文乃、その父親も負けられない、奈瀬邦彦が送り出すのは快速ウマ娘バンブーメモリー。」

 

またも歓声が上がる。今度はスーパークリークだな

 

4枠6番、その天才、奈瀬文乃が送り出すのは現在一番人気、愛バスーパークリーク。その実力を世界に見せつけます!

4枠7番、距離バ場不問、現役屈指のオールラウンダー、ランニングゲイルはここでタイトルを奪いたい」

 

さあ自分の番だ!歓声が上がる!

 

「海外勢で最も手強い相手はこのウマ娘でしょう。12ハロンレコードホルダー!5枠8番アメリカのホークスターは陣営堂々逃げ宣言!

5枠9番、伝統の目黒記念の圧勝バ。この距離は得意なキリパワー。

6枠10番、名手的場が操るは、復活を狙うフレッシュボイス。

6枠11番、チーム社台が日本に課した難問は凱旋門賞ウマ娘。いままで掲示板を外したことはありません、アイルランドのキャロルハウス。

7枠12番、地方の意地が世界を獲るか!大井出身の江戸っ子ウマ娘イナリワン。

7枠13番、ロジータは唯一の地方ウマ娘。溢れるパワーで勝利を目指します。

8枠14番、再び来た、昨年の覇者、オベイユアマスター。今年は堂々王者がここ府中で迎え撃ちます。

大外8枠15番は8戦連続連対中のアサティスはここでG12勝目を狙います。

以上、ジャパンカップに出走する15人のウマ娘です。

 

大河さん、どのウマ娘の状態が良いですか?」

 

「スーパークリークは万全といった仕上がりですね。あとはイナリワンなんかにも注目したいです」

 

「オグリキャップやホークスターの状態はどうでしょうか」

 

「悪くはないですがオグリキャップは少し使いすぎている感じがありますね。ホークスターはパドックではパッとしませんでしたが本バ場入場で状態を戻したように見えます」

 

「ありがとうございます。日本が世界に挑むジャパンカップそのスタートが近づいています。スターターが台に上がっていよいよファンファーレです。」

 

レース直前のファンファーレには驚いた。観客の手拍子、歓声も載りかなりうるさい。

 

「かくウマ娘ゲートに入っていきます。大外アサティスがゲートに入りました」

歓声が静まる…

「スタートしました。スーパークリーク好スタートを決めました。さあ内からホーリックス、ホーリックスが高ダッシュを見せています。さあイブンベイ、スーパークリーク、それを交わしてホークスターが抜けました。快速ウマ娘、アメリカの超特急、ホークスターが外から出ていきますがさあイブンベイが出ていきます」

 

な?ハナを獲られた?!

 

「イブンベイが2バ身のリードをつけて、ホークスターが2番手、3番手にはニュージーランドのホーリックスがつけています。これから第一コーナーへ、スーパークリークオグリキャップが4番手5番手さあ好位置をキープした日本の二人です。第一コーナー左手にカーブ。先頭ですが2バ身3バ身離してイブンベイがリードをとりました。イギリスの代表ウマ娘、そして2番手にアメリカのホークスターさあ2番手になっています。3番手第2コーナー曲がるところ内からホーリックス、それから4バ身ちぎれまして日本の二人です。外、スーパークリーク、内からはオグリキャップが追走、その2頭を見るようにキャロルハウスがつけてきます。向正面に入りました」

 

想像以上のハイラップだ。しかし後ろのは顔色を変えずについてくる。

 

「中団に7番ランニングフリー日本の代表ウマ娘、外を回ってアサティスが行きますイギリスのウマ娘です。内からはバンブーメモリー追走してゆったりとした流れ。3バ身離れて1400を切ったところ、オベイユアマスターは今日も後方を進んでいきます。さらにうちを回ってフレッシュボイス、外からイナリワン、それを見るようにロジータが追走してい来ました。3馬身差トップサンライズ、最後方にキリパワーで第3コーナー正念場」

 

狂ったようなペース、しかし自分はここから勝っている、さあ勝負だ!

 

「先頭イブンベイで第三コーナーカーブに入ります。2番手ホークスター。ホークスターがここから一気に先頭に上がって1000メートルを切りました。3番手に半バ身差ホーリックスで前3人固まっています。これを2バ身追って日本の2人、内オグリキャップ、外スーパークリーク徐々に上がります。さあこれから第4コーナーのカーブ。それほど動きはありませんがキャロルハウスが、中団まで上がっております。後方からはランニングフリーなどバンブーメモリー、イナリワンなど内に回って600を切りました」

 

大歓声を先頭で浴びる。素晴らしい瞬間だ。それが私ではない。

 

「直線に向きました。イブンベイ、イブンベイが粘っている、ホーリックスが間からグイグイ突っ込んでくる。ホーリックスとホークスターの3人の競り合いで400を切りました。」

 

プリークネスで聞いたあの足音がやってきた。

 

「大外からオグリキャップやってきた!あと300メートル!ニュージーランドホーリックスにオグリキャップが並んで残り200を切りました!」

 

残り1ハロンは二人の世界だった。

 

「 さあ2人の競り合いです!オグリキャップ届くのか!内からホーリックス伸びる!ホーリックス伸びる!オグリキャップ体制を低くして加速する!ホーリックスオグリキャップ2人の競り合い!あと離れて3番手争いはようやくペイザバトラー!ホーリックスか、オグリキャップか並んでゴールイン!オグリキャップかホーリックスか2人が並んでいます。ホーリックスいっぱいに伸びたか、それともオグリキャップ去年の雪辱をはらせたか。そしてタイムは2.22,2ワールドレコードタイムです!」

 

東 10R 確定

① 2

   >クビ

② 3

  >3

③14

   >クビ

④ 6

   >1

⑤8

 芝       レコード

 良    タイム 2.22,2

ダート    4F  58,8

 良    3F   47,1

 

「オグリキャップよく頑張りました。しかし勝ったのはニュージーランドの伏兵ホーリックスです!」

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