艦隊これくしょん 総旗艦アンドロメダ、二度目の航海もまた数奇なり 作:稲村 リィンFC会員・No.931506
あらすじ
「
「土方さんは私のお義父さんになってくれるかもしれないヒトです!」 by真志妻亜麻美
「«今ならば出血大サービス~、
スラヴァは冷や汗を流した。
自らを
それと同時に詳細なデータまでファイルという形で送信されてきた。
それらは我軍で現在使用されている主力の対艦及び対地ミサイルの一部ではあるが、ファイルの一部をピックアップしてざっと目を通した所、間違いないどころか、非公開となっている内部構造の詳細な図面、数字、使用素材の成分に使用されている電子機器に至る全てが事細かく記載されていた。
しかもである。
遊び心もあったが、自分の持つ知識を総動員し、現在の製造メーカー各社の技術力で対応可能と判断して提供した未来技術によって性能を高めた、元々いた世界の史実にも存在しない独自改良型の図面であった。
それだけでも大問題なのだが、スラヴァはそれ以上に気掛かりなことがあった。
列挙されたそれらのミサイルにはとある共通点があり、その詳細は今現在において機密指定がなされており、一般どころか軍内部でも計画に携わっている者と運用部隊を始めとして、未だ一部の者にしか知らされていないものだった。
画面に映るボサボサ頭の、科学者の様な格好をした見るからに不健康そうな胡散臭い少女を見遣るが、その顔はどこかヒトを小馬鹿にしたようなニマニマした怪しい笑みを湛えており、正直不気味だった。
「(コイツ、知っていてわざとか…?)」
内心でマズイことになったかもしれない…。と舌打ちしながらも、その表情には
時は少し遡る。
ミロスラヴァ国防相ことスラヴァは困惑していた。
渇望してやまない意中の人、ヒジカタをこちらに引き込むことができるかもしれない千載一遇の待ち望んでいたこの好機、絶対に逃すものかと攻勢に打って出る決意を固め、いざ作戦開始と勢い勇んでいたものの、そのヒジカタからマシツマへと電話がかかってくるという予想外の事態が起きてしまい、出鼻からいきなり躓いてしまった。
事前に連邦軍参謀本部情報総局、
盗聴などの電子的な諜報活動、所謂シギントは相変わらずコマツシマでは失敗し、人を介したヒューミントも
だからこそこのタイミングを選んだというのもあったのだが…。
因みにだが、日本の対外諜報能力はとっくの昔に壊滅している。
そもそも日本にマトモな対外諜報目的の情報機関など存在しないではないか。と言われるかもしれないが、公的機関では確かにそうである。
しかし民間、特に日本は商社による独自の情報ルートというものが存在していた。
海外で活動する以上は、現地の
その為、本人達にそのつもりはなかっただろうが、下手な日本の諜報機関よりも優秀な能力を有した諜報員が自然発生していた。
時と場合によっては、日本政府も彼らを頼るケースもあったとされている。
だがそれもパンデミック関連の騒動によって大きな打撃を受け、そして第三次大戦の余波によって事実上消滅することとなった。
彼らに非があったわけではない。
日本政府が第三次大戦でアメリカの中東侵略を支持し、多額の金銭的支援も積極的に行なっていたことで、イスラム世界を本格的に怒らせたのが原因である。
さらには戦争の影響で大量の難民が世界へと散らばり、各地のイスラム教徒を介して日本人に対する悪評が広まる結果となった。
元々サウジアラビアとの関係悪化に伴う原油減産の煽りを受けて、*2深刻なエネルギー不足に喘ぐアメリカが、なんとかして中東の石油を手にする目的で始めた戦争であったがために、そのあまりにも見え透いた事情に批判が内外で噴出してしまい、なによりもアメリカ軍が民間人を巻き込む可能性を度外視していた強引な作戦の実態が表沙汰になるに連れて、アメリカの腰巾着である日本への評価も引き摺られて低下する羽目になった。
その煽りをもろに食らって、ただでさえパンデミック関連の騒動とその影響による経済的混乱のダブルパンチで青色吐息だった商社が、涙ぐましい努力でなんとか維持し続けていた独自の情報ルートも、これによって急速に衰えて行き、深海棲艦との戦いが始まった時点でほぼ消滅していた。
信頼無くば交流は先細りし、最後は途絶える事となる。
以降、日本はリアルタイムで海外情報を得られる有益な手段を損失する事となった。
現状、もっともリアルタイムで感度の高い情報を得る手段を有しているのは、小松島鎮守府で
閑話休題。
今回の事態を偶然として片付けるほど、スラヴァは楽観主義では無かった。
電子的なガードが異常なまでに硬いコマツシマ基地でのシギント活動は、規模を縮小してヒューミント活動へと比重を傾けるという議題で動議が現在行なわれているらしいが、マシツマに仕掛けていた盗聴器の類いが先日、コマツシマ基地へと到着して直ぐに全滅したとの話を小耳に挟んだため、近いうちにその議題通りの決定が下されるだろう。
幸いにして、マシツマの政敵が仕掛けた物と誤認する為の偽装工作が功を奏して我々
コマツシマは魔境である。とは
一瞬、もしかして嵌められたか?との思考が彼女の頭を
タブレットの画面が乱れたかと思うと、見知らぬ金髪の温和そうな、それでいて何が起きたのか分からず困惑した表情の女性が映し出された。
「«あ、どうも。はじめまして»」
苦笑いを浮かべながら、ちょこんと頭を下げて挨拶を述べられ、こちらも思わず釣られて頭を下げた。
「あ、こちらこそ
「
「
「«あいよっ!»」との小気味よい返事とともに
一応、色々と面倒だからと、
自身の要請が無事に履行されたことを確認したアンドロメダは、一見いつも通りニコニコと微笑んでおり、それに対して工場長は半眼で抗議の意思を示そうとしたが、微笑むアンドロメダのその顔に青筋が浮かんでいるのを見て、怯んでしまった。
ヒトの話も事前の相談や打ち合わせやら段取りとかの一切合切を、「ヒャッハー!そんなの関係ねぇ!」…いや、この場合は「ヒャッハー!そんなの知ったこっちゃねぇ!」と言わんばかりに、止める間もなく突っ走った工場長にアンドロメダは静かに腹を立てていた。
今アンドロメダの見ている通信画面の、分割された小窓には、若干青褪めた顔をした土方が釈明と謝罪の言葉を述べ、続いて質問されたことに対して説明を述べている所が映し出されているが、その相手は公的には土方の上官ということになっている日本海軍大将、“総提督”真志妻亜麻美と、もう一人はその真志妻と会談中だった大国
工場長はその2人に対していきなりハッキングを仕掛け、あれよあれよと言う間に勝手に通信画面を開いたのだ。
なによりも一言の断りもなく、突然こちらの画面へと繋いだものだから、戸惑い混乱してしまってなんとも微妙な引き攣った笑みを見せてしまった。
アンドロメダとしたらゲンコツ一つで済ませてあげただけ温情であると思ってほしいとの思いだった。
特にミロスラヴァ国防相というのが厄介極まりない。
確かに彼女は自分達と生まれを同じくする同郷の巡洋艦、スラヴァであることは間違いなく、特に
この世界における彼女は先にも述べた通り、大国
それはつまり、今この場に集う誰よりも高い地位にいる、所謂“雲の上の存在”なのである。
その人物が関わっている会談に、いきなり割り込むという非常識極まりない行ないを工場長はやらかしたのだ。
真志妻大将だけならば、土方司令との繋がりによる誼で、まだどうにかなったかもしれないが、国を跨いだ他国ともなると、事はそう簡単に済む問題でなくなる。
国際政治とは相手の隙やミスに対してい如何に上手く漬け込み、その弱味を可能な限り持続させ、自らの利益、国益へと繋げるかという、冷酷冷徹な血で血を洗う現実主義の権化の様な
そう言う意味ではガミラスは本当に強かだったと言える。
ガミラス戦役による賠償と復興支援という名目のもと、ガミラスは地球に対して多額の資金と資源の提供、そして技術供与を行なうとして太陽系、そして地球の懐にスルリと入り込んできた。
戦争の賠償という形であれば、ガミラスに対して忌避感のある地球人であっても簡単には拒否することは出来ないだけでなく、そもそも地球が戦前の様な青い星へと戻ったとはいえ、地球人の生活は戦時中の様な、未だ地下暮らしで困窮の極みにあったことに変わりはなく、消えていく命も増えることはあっても減ることがない状態であり、それを変えるには劇的な措置が必要であった。
地球にはガミラスからの賠償を無条件に受け取るしか選択肢が無かった。
これによってガミラスは地球の戦後復興と平行する形で銀河系での足掛かりとなる安定した恒久的な活動拠点を得て、本国からの補給が途絶えても、銀河系内部での資源開発が軌道に乗れば充分に賄えるだけの生産拠点も獲得した。
更には国家安全保障において最大の懸念事項だった
このグランドデザインを構想した者達からしたら、笑いが止まらなかったに違いない。
確かにその後の結果から見れば、ガトランティス戦後に重要な生産拠点でもあった時間断層工廠は失われたとはいえ、国防上の脅威であった
ガミラスからしたら、虎の子の主力艦隊である本国艦隊の戦力に少なからずの被害が出ることとなったが、地球と違って自らの領域が主戦場となった訳ではなく、自領内で正面決戦による消耗戦争を行なったと仮定してシミュレートし、算出された被害見積もり予測からしたら微々たるものであり、それらを勘案したら特にこれといった損はしておらず、寧ろ得をしたとも言えるのだ。
まさに大国による代理戦争の一例と言っても過言では無かった。
ただ流石にグランドデザインを作った者達も、当時は
とはいえ、この話には確固たる証拠があるわけではない。
状況証拠などから導きだした、アンドロメダの推測でしかなく、有り得なくもないという程度の話でしかない。
だが、だからといって否定し切れるかと問われたら、否定し切れるだけの根拠足り得る材料も出せるわけではなく、肯定とも否定ともとれる玉虫色の答えが精々だろう。
外交の世界とは正にベールに包まれた、或いは深い霧に覆われた、ありとあらゆる可能性を内包した複雑で混沌を極めた領域なのだ。
だからこそ、下手に漬け込まれる要因となる弱味を見せる真似だけは避けなければならないのに、
先方はどうも土方司令に執着を見せている。
一応、土方司令の居る日本と工場長とは直接的な繋がりがあるわけではなく、無関係であるとの言い逃れが出来なくもない。
ただそれを証明する明瞭な証拠が提示出来るわけではなく、また現在の日本と
さらに言えば政府間による正規の外交ルートを使われたらかなりマズイ。
日本政府と真志妻大将は表立ってこそいないものの、明確な対立関係にあり、真志妻大将の力を削ぐ目的で土方司令が人身御供とされる可能性も有り得た。
だが今土方司令が日本から離れられたら非常に困る。
相手にだって都合はあるだろうが、こっちにだって都合があるのだ。
完全ではないにせよ、
その橋渡し役として深海棲艦からは私が、そして日本における橋渡し役の中心は間違いなく土方司令だ。
その土方司令が居なくなってしまったら、この休戦交渉が大きく躓いてしまう。
何故ならばこの交渉自体が真志妻大将が日本政府に対しても秘密裏に進めている極秘の交渉であり、多くの人間達の預かり知らないものだからである。
秘密裏に進めている理由は色々とあるが、そもそもその真志妻大将は相当な人間嫌いで、信頼できる味方と呼べる人間が土方司令くらいしか居ないのではないか?と言えるほど極端なまでに少なく、代わりとなる人間が居ないのだ。
かと言ってこちらから動けることはなにもないし、寧ろ下手に動くと余計に事態が拗れてしまう恐れがあった。
正直八方塞がりになりかけている。
唯一幸運だったのは、偶然とはいえギリギリの所でお姉ちゃん達深海棲艦のみんながカメラに映り込まなかった事くらいだろう。
もし映り込んでいたら、今頃もっと大変なことになっていたのは間違いなかった。
とはいえ、このままだとお姉ちゃん達の事も話さなくてはならなくなるだろう。
上手く隠し立てて今は凌げたとしても、いつかは発覚してしまうだろうし、その際に隠していたことを追求されたら厄介だ。
だが話した際にどの様な反応を示すか、それによっても今後の方針に大きな影響が出て来る事になるだろうから、どっちに転んでも苦労しそうな予感しかしなかった。
本音を言えば、政治に振り回されるのはもうウンザリであるのだが、そうも言っていられない現実にゲンナリし、やさぐれてしまいたい気分だった。
そんなやさぐれつつあるアンドロメダの心の内を尻目に、土方による話は進んでいた。
その内容を要約すれば、スラヴァが戦没後の地球の歴史から始まって、自分達かつての地球軍組が何故こちらへとやって来たのかというその経緯。
ガミラス関連の説明で、特に和平合意云々に関して何かしらの反応をスラヴァは示すかと思われたが、特にこれといった反応は見せず、生まれ故郷のロシアがどうなったのかを質問した程度だった。
その後ガトランティス戦役を経て、この世界に来てからの大まかな動き。
そして遂に、この世界での目的でもあった、探していたアンドロメダとのコンタクトに成功したこと。
その事に真志妻は我が事の様に喜び、祝福の言葉を述べたが、スラヴァは何かを思い出したかのように質問を投げ掛けた。
「«もしかしてそれは、『アンドー』という名の探しビトのことだったのですか?»」
その問いに土方は肯定の言葉を述べるが、スラヴァは少し考える素振りを見せた。
「«これは飽く迄も、私の推測なのですが、もしかしたらアンドーなる、いえ、アンドロメダというヒトは先程ご挨拶を述べたお方で、
スラヴァの推論に対して土方は眉が僅かに動き、真志妻は目を見開き、本当なの?と、画面に映る土方の顔を見た。
当のアンドロメダは「ふえっ!?」という間抜けた声が漏れ出していた。
…ただなんだか嬉しそうな声音の様に聞こえたのは、きっと気の所為だろう。
「«我が
ここで土方に悩みが出た。
下手に誤魔化したり暈したりするよりかは、いっそのこと今起きている全てをここで開示してしまった方が良いのではないか?と。
万が一、誤解や解釈違い、変な勘繰りをされるよりかは、全てを知ってもらった上で、あわよくば味方に、若しくは中立的な立場になってくれた方が良いのではないかと。
土方はここで決断を下した。
真志妻への報告も兼ねて、今起きているその全てを話すことに。
だがその前に、一度アンドロメダにも確認を取る事とし、通話モードを一旦アンドロメダにのみに切り替えた。
とはいえ話を振られたアンドロメダとしても、事が深海棲艦の今後にも関わる重大な問題であるだけに、一人で決断を下すことが出来なかった。
一旦こちらで深海棲艦の姫達と話し合うとして、時間が欲しいと願い出た。
その際に、工場長がスラヴァと話をさせて欲しいと振ってきた。
この事にアンドロメダと土方は「(変なことを口走らないか…?)」と不安になり、難色を示したが、スラヴァが土方が口を開く前に了承してしまったため、アンドロメダも土方も渋々了承することとなった。
スラヴァは工場長に少なからず興味があった。
正確には、工場長本人もだが、その本体とも言うべき大工廠も含めてスラヴァは興味を持った。
自身の戦没後に、地球があのガミラスとの和平合意を経て建造したという、人類史上類を見ない超巨大全自動工場。
時間が十倍の速さ云々という、俄には信じ難い話は一旦置いておくとして、それでもその製造能力には感嘆の言葉しか出て来ない。
おそらく今この世界にある全ての重工業軽工業なとをフル稼働状態にした製造能力すら、上回っているだけのポテンシャルがあると見てまず間違いないだろう。
とはいえそれは個人的な分析であり、今後の為にもその能力をより深く知る必要があると考えたのだ。
そしてその制御を司る工場長本人の
我が第二の母なる祖国、
そして話は冒頭へと戻る。
「…
試しにと最新鋭ミサイルとして公表しているバグラチオンの名を出したが、工場長は口元をニンマリと吊り上げた。
「«何言ってるんですか~?先に挙げたミサイルはぜ~んぶ、
そう言ってヒトの所の軍事情報を何でも無いかの様にケラケラと笑う彼女に、無性に腹が立って画面越しにどうにかしてしばき倒せないか?と真剣に考えてしまった。
だがそれ以上に、「(矢張り知っていたか…)」と内心で苦い顔となった。
となると、その詳細だけでなく、間違いなく私達が最終的に目指している完成形も掴んでいるだろうと予想したが、それは当たりだった。
「«その本質はミサイルそのものではなく、
でも本当は貴女が装備しているロシア軍事宇宙艦隊が運用上の制約が大きく、システムが複雑で製造や整備コストなどが劣悪な当時のショックカノンに見切りをつけて開発し、唯一貴女が実戦投入に成功した、不規則な軌道を描く
予想通りの答えであったが為に、特に反応を返すことはしなかったが、「幻の」という言葉に引っ掛かりを覚え、一瞬だが眉が動いた。
「«確かに現行の弾頭ですと~、目標となります深海棲艦の回避機動を計算して広範囲をカバーするという都合上、散布界が広くて部隊単位ならばまだしも~、単一目標、特に強力な個体であります姫級に対してはあまり効果的でない可能性がありますからね~。
あの誘導弾みたいにランダム軌道を描きながらも~、目標を包み込む様にして包囲し~、最終的には身動きが取れないようしながら圧し潰すかの如く多方向から襲い掛かる~。
それは機動性を確保するために単体での威力を抑えていたのと~、相手の迎撃対応能力を飽和状態にしてしまおうという~、かつてのソビエト連邦海軍が強大な戦力を誇ったアメリカ空母機動部隊を撃滅すべく編み出しました~、対艦ミサイル飽和攻撃ドクトリンを彷彿とさせる戦法でしたね~。
いや~、
流石はミサイル技術において一日の長があるロシアが作り上げた、正しく傑作であると感嘆致しました~»」
捲し立てるかの様に話し続ける工場長に、やや圧倒されながらも、かつての祖国が手放しに賞賛されたことに悪い気はしなかった。
だが同時に、彼女が国家安全保障において重大な脅威と成り得る存在であると、心の内で確信した。
彼女の語りを聞いていて薄々と感じ、軍事機密をベラベラと喋り出した事で段々と、そしてヒジカタの反応を見て確信した。
彼女はその性格的に軽薄さがあまりにも強過ぎる。
もし、万が一、何かの拍子で、彼女が兵器やら各国の機密情報やらを世界にばら撒く様な事態になったとしたら…?
いや、それ以前に彼女の本質は麻薬の“それ”であると感じた。
手を出せば、依存し、最後は破滅する。
まだ可能性に過ぎないが、そう思えてならず、警戒すべきであるとの警報が、国家の安全保障を司る立場としての思考が鳴らしていた。
国防相閣下、曇らせるつもりはないのだけど、工場長関連でなんだかめっちゃ曇りそう…。
出したは良いけど、矢張り持て余し要素がデカすぎるよ時間断層工廠…。
ワ◯ワ◯さんのノリでフォード級空母やらリデル級やら南昌級やらクイーンエリザベス級やら『もがみ』型やらを作り出し、DIY感覚の暇潰しと称して核弾頭を作ってしまいかねん…。
補足解説
元々は各国と比べて艦娘戦力が圧倒的に少ない
各国でも同種の兵器開発が行なわれていたが、技術的課題の解決に要する開発費の高騰により、艦娘運用とのコストパフォーマンス差で劣るという見解などから、またアメリカ軍でトマホーク用として一応の開発はなされたものの、こちらも艦娘とのコストパフォーマンス問題から、正式配備にまで漕ぎ着けれた国は存在しない。
後にミロスラヴァことスラヴァの全面協力によって開発は一気に進み、ネックとなっていたコストダウン問題も解決した事で
本編で語られたミサイルだけでなく、3K24
しかし本命はスラヴァに装備されていた高機動誘導弾の装備であり、その理由は現行のバクラチオンだと海上を高速で動き回る深海棲艦に対しての命中精度に問題があり、それをカバーする目的で散布界を広げた結果、威力の面においても通常型深海棲艦ならば兎も角、姫級に対しては若干不安があったためである。
名称の由来はナポレオン戦争における祖国戦争の英雄バグラチオン将軍と、第二次世界大戦大祖国戦争での反攻作戦バグラチオン作戦から、不屈と反撃の意志を示す目的で名付けられた。なお、スラヴァが使用した高機動誘導弾の非公式名称でもあった。
アメリカ中東侵攻
元々大戦以前からヨルダン川周辺を中心に中東情勢はきな臭くなっており、衝突も起きていたが、第三次大戦勃発によって一気に爆発した。
そこに漬け込む形でアメリカが乗り込んでいったのだが、それが大きな間違いだった。
当時アメリカは、石油取引でも重要な関係でもあった中東の同盟国、サウジアラビアとの関係が外交下手な極左リベラル政党のジョージ・K・J・ジーン政権の相次ぐ失策で急激に悪化し、その影響で中東からの石油輸入が厳しくなっていた。
折りしも火山の冬による寒冷化の影響でエネルギー不足に陥っていたアメリカは、この事に焦っていた。
無論、国内の油田開発を促進すればある程度の解決を見込めたのだが、政権支持層と
そんな政権が選択した解決策が、サウジアラビアへの軍事侵攻であった。
前年にカナダへと侵攻して併合したこともあって、中東においてアメリカへの不信感が高まっていたこともあり、サウジアラビアへと侵攻が開始された時点で中東の反米感情が爆発。
カタール駐留のアメリカ中央軍アッサイリヤ基地が襲撃され、バーレーンの第5艦隊司令部と基地施設、駐留艦艇にドローンなどによる自爆テロ攻撃が相次いで仕掛けられた事を皮切りに、戦線は瞬く間に中東全域へと拡大し、史上最悪の泥沼と化した消耗戦争へと発展。
そんな中で民間人を巻き込んだ大規模な市街戦や無差別攻撃が相次ぎ、多数の犠牲者と数え切れ無い規模の戦争難民が発生した。
この事実はSNSと世界へと離散した難民達の口伝てで世界へと拡散された。
どんなに言い繕うとも、民間人を多数犠牲にした事実は変わらず、また躍起になってこの事実を揉み消そうとしたことでも心象をさらに悪化させ、アメリカは中東での地盤を完全に失う事となった。
正しくはロシア連邦安全保障会議。略称СБ、Совбезопасности
国家安全保障問題を協議するためのロシア連邦大統領直属機関であり、ロシア大統領府の構成下に入る。
安全保障会議は、国家安全保障に関わる政策を調整、統合するために創設された。
それではこれにて失礼致します。励みや参考になりますので、お気が向きましたらお気軽に感想をよろしくお願いいたします。