艦隊これくしょん 総旗艦アンドロメダ、二度目の航海もまた数奇なり 作:稲村 リィンFC会員・No.931506
ちょっと資料不足で四苦八苦してました。なんで(一応は)艦これなのに穀倉地帯とかオリガルヒとかまで調べてんだろ…。しかも物書きの基本、十調べて実際に使うのは一くらい。ま、調べるのは趣味なんですがね。
速射魚雷についての捏造設定を出します。
ついでにいつもながら、人が悪いきな臭い内容。てか、まぁ、ドンパチはしないに限るね。始めるのも面倒臭いが、後片付けがもっと面倒臭い。
ウクライナが梯子外されて冷戦期アフリカみたいに面倒臭い事になりそーだし。予想通り過ぎて泣けてくるぜ。イスラエルだってどうなることやら。
田中角栄さんカムバーック!!(第四次中東戦争で検索。日本の中東依存度97%)
将来に及ぼす危険性に考えを巡らせる
だがそんな中で、
「«ただ戦後に色々とあったみたいで~、資料が散逸しまして〜、ほうぼう手を尽くしましたが〜、結局マトモな資料を見付けることが叶いませんでした~»」
心底残念そうに肩を竦めて語る工場長を見ながら、あからさまに顔を歪めた。
話の流れでかつて自分が装備し、ガミラス艦に対して明確な損傷を与えることに成功した新型誘導弾、──
最高最適最良な装備を開発し、安定した生産供給を行なうことこそ、自身の存在意義であると自負する工場長からしたら、この新型誘導弾は是が非でも欲しい代物だったのだ。
ところが、データベースを中心にいくら探せど見つけ出すことが出来なかった。
データベースだけではない。
確認可能なありとあらゆる電子記録媒体を片っ端から引っ繰り返しても、最初にデータベースで偶発的に発見した『
研究開発に携わっていたであろう、関係者と思しき人間達に目星を付けたものの、当時は今と違って自らの意思で自由に動き回れる肉体を持たなかった存在だったとため、直接会いに行く事はできなかったし、しかも自身が最上級の国家機密であったがために、連絡を取るみたいな事も不可能であった。
それから程なくして、この事に関しての調査の一切合切が禁じられた。
将来的なガトランティスとの全面武力衝突に備えて、既存の対艦誘導弾ではガトランティス艦の激しい迎撃砲火を突破出来無い可能性を、工場長は『ヤマト』の航海ログなどを検証した末に導き出し、その対抗策として誘導弾に回避性能を持たせる、もしくは不規則な軌道を取らせるという手段を考えついた。
そんな中で見付け出したのが、ユーラシア管区の中核的国家であるロシアが戦時中に独自開発したとおぼしき新型誘導弾の存在だった。
元々『アンドロメダ』級や『ドレッドノート』級に装備された速射魚雷とは、『スラヴァ』が間断無く誘導弾を発射していた記録映像を見て着想を得た結果産み出された物なのだ。
対艦攻撃のみの原形と違い、対艦と対空の両用誘導弾として計画しており、特に対空戦闘に対応するため機動性能だけでなく飛翔速度の向上を図るつもりでいた。
ただその分、開発製造コストが決して安くない事が予想され、その事で製造の認可が下りない可能性があったため、コストダウンのためにデータを、できれば完成品のサンプルも欲していた。
一から開発するよりも元となる物があれば、時間もコストも節約することが出来る。
しかし調査が禁じられたことにより、データもサンプルも手に入らず、当初に懸念した通りコストが嵩む事を理由に誘導弾の高機動化はオミットされ、飛翔速度の向上も控え目に抑え、更には射程距離が当初の予定スペックよりも短くなるが、燃料区画を切り詰めて小型化を図ることで装備可能弾数を増加するようにとの要請が通達された。
結局、完成した速射魚雷は工場長にとって、小型化云々によって装備弾数が増加し継戦能力の向上に繋がったので、まぁ百歩譲るとしても、本来の趣旨から外されてしまった納得のいかない代物となってしまい、ハンカチがあれば噛み千切る程の悔しくて無念な思いがした。
しかし、それにしても些かこの一件には不可解な点が散見された。
『
『
それにも関わらず、該当箇所が削除されていたことで、何やらきな臭そうな問題が絡んでいそうだと思わざるを得なかった。
それ以外にも色々あったが、工場長はスラヴァを気遣って、というか単に説明を面倒臭がって「色々あって散逸した」と言葉を濁したのだが、軍政家として、また戦時中の経験などから
先程ヒジカタからガミラス戦後の説明がなされた際に、それとなく母なる祖国であるロシアがどうなったのかと聞いたのだが、国そのものは無事だったようだが、より詳しい事、例えば復興がどれ程進んでいたのか?などに関しては言葉を濁され、明瞭な答えが返ってこなかった。
思うに、戦後の祖国は政治的に弱い立場へと追い遣られたのだろう。
戦時中の遊星爆弾攻撃によって、国内の統制すら覚束無いまで痛め付けられていた。
国の力が弱まれば、国際社会における発言力も弱まっていく。
また、祖国は世界有数の地下資源産出国であり、採掘された各種資源が祖国を支える屋台骨だったのだが、ガミラスとの和平合意と国交樹立に伴って始まったガミラス産の大量で安価な資源の流入が、その屋台骨をへし折ったと見るべきだろう。
資源産出国とはいえ、地上における鉱山などの採掘現場は遊星爆弾によって破壊され尽くし、採掘を再開するには一から鉱山設備の建設と坑道の掘削が必要であり、その必要経費の問題から価格競争では勝負にならないのは明白だった。
確かに地球の復興は急務であり、喫緊の課題だったことは理解している。
その中で切り捨ての判断を迫られ、判断を下したモノも少なからずあったことだろう。
だがその判断基準に、かつての
そこから繋ぎ合わさって、戦後に発足されたとかいう地球連邦政府とやらによる祖国に対する仕打ちを察した。
戦前から各国各勢力の対立関係は水面下で相変わらず続いており、戦時中も足の引っ張り合いが散見されていた。
例え従来の国連よりかは権限の強いとされる地球連邦政府であっても、その本質は国連と大きく変わるとは到底思えない。
利権、しがらみ、軋轢、民族、宗教、文化、風習、そしてイデオロギー。
そういった複雑な要素が絡み合い、お互いの利害関係や利害対立で長年争い合ってきたにも関わらず、たかが組織一つ新設された程度でドラスティックに変わるなどと思うのは、楽観主義にも程がある愚か過ぎる思考だ。
地球連邦という名称が示す通り、連邦というのは複数の国家や高度な自治権を有する地域の集まりによって構成される連合国家のことである。
構成国並びに地域には公平同等の権利が与えられているが、各地の経済力などの歴然とした力の差がある以上は、どうしても行使可能な発言力といったパワーバランスの格差が生まれる。
そこに戦前戦中の対立構造を持ち越したままであるのならば、また自身が記憶している各国の余力具合の推定値が間違って無ければ、旧西側諸国にそのパワーバランスが大きく傾いている可能性が高い。
連中は平等だ民主主義だなんだかんだと喚き散らしているが、その本質は自己利益の追求であり、そのためならば他者を平然と蹴落とし、如何なる犠牲にも見向きもしない。
犠牲となるのは自分達ではないのだから。
別にその事を非難する気は毛頭ないし、怒りの感情が湧くこともない。
国家とはそういうものだし、自分達だって同じ事を繰り返して来た過去があり、人類の歴史とはその繰り返しの上に成り立っている、血みどろな歴史の果てに、今がある。
自分だって、今の地位にて似た決断を下したことも、一度や二度ではない。
今更偽善者を気取るつもりはサラサラ無い。
だが、悔しいという気持ちはある。
軍は弱体化し、経済を回復させて支えるだけのポテンシャルがあるにも関わらず、それを活かすことが出来無いという、生まれ故郷たるかつての祖国が味わったであろう屈辱と、その惨めさに。
そしてその影で起きたであろう政治的な取引や暗闘。
具体的に何が起きたのかまでは、予想のしようがないが、その際に新型誘導弾
戦後処理というのはいつの時代でも、勝敗による垣根など関係なく難しい課題だし、大概一悶着が付き物だ。
万人を納得させられるだけの条件など、“あちらを立てればこちらが立たず”の言葉が示す通り、まず纏まらないし、どこかで妥協しなくてはならないが、その妥協でさえ纏まるまでに相当な困難を伴う。
それが国家総力戦を伴う大戦争の果てであれば尚更である。
最悪の場合、同国人同士で相争う事だって充分にあり得るし、それ以外にも戦争が齎す影響というものは長く尾を引く。
そのことも歴史上に前例が幾つも見付かる。
例えば先の大戦における東ヨーロッパ戦線、所謂ロシア東欧紛争は、停戦交渉時に戦後処理の一環で戦場となった東ヨーロッパの東側地区の処遇をどうするかとなった際に、一番揉めたと聞いている。
戦争で荒廃したこの地区を、双方共に押し付けあったのだ。
復興となると破壊された電気、ガス、上下水道、通信に道路や橋などの生活に関わるインフラを復旧するだけでも相当なカネが必要となり、戦争で双方莫大な戦費を消費し、経済も国庫も厳しい有り様だったため、面倒事を抱え込みたくなかったのだ。
だがロシアは戦時中に南部穀倉地帯の死守と共に、東欧におけるロシア系住民の保護を大義として掲げていた経緯もあり、*1ロシアへと編入することになった。
民意ということもあり、最初は編入に賛同していたロシアの民衆であったが、彼らの想像以上に荒廃した現地とロシア系住民以外の人間も抱え込む事で、世論の分断が起きて荒れることとなった。
この時は
とはいえその後に続いた経済の低迷などの社会不安による混乱といった、気の抜けない戦後処理に追われて体調を崩し、大統領職から身を退くことになってしまったが、彼女のお陰で諸外国、特に西側から付け入られる事態はなんとか回避することが出来た。
しかし、この当時の影響は十年以上経った今現在もまだ続いており、頭の痛い問題だった。
規模で言えばガミラス戦役はこの紛争を遥かに上回り、国土への被害を緒戦での国境近辺に限定出来、その後は押し返せたこちら側と違い、地球全土が文字通り焦土と化したのだ。
これで揉めない方が寧ろ可怪しい。
思うに、何らかの内紛が起きていた可能性が高いと見ている。
それがどれ程の規模であるかまでは分からないが、その影響で消えたものや隠蔽されたものは少なからずあっただろうし、どさくさ紛れもあっただろう。
その中に戦時中の醜聞に纏わる情報もあれば、
…もしかしたら、祖国は地球連邦政府に対する不信感と不満から、面従腹背の方針を決めたのかもしれない。
まぁ全ては憶測の域を出ない、妄想の産物であるが。
それにかつての祖国に思いを馳せるのも悪くはないが、今の自分には立場というものがあり、目の前の問題をまずは解決しなければならない。
「«貴女が持っている新型誘導弾を~、もしもですがサンプルとして一発お譲り頂けるのでしたら~、その謝礼と先に申し上げましたお詫びも兼ねまして~、バグラチオン弾頭の完成品各種10,000発分を進呈致しますよ~»」
…成る程、今の所は完全コピーが出来ていないのか、やらなかったかは判別が就かないが、彼女の手元にはまだ無い様である。
まぁそれはいい。
だが彼女の申し出は魅力的ではあるものの、受け入れる訳にはいかなかった。
「…貴女の申し出はとても魅力的ではありますが、丁重にお断り致します」
自国産業の保護を考えたら、彼女の申し出は初めから受け入れる事が出来無い物だった。
先の戦争にて一部兵器の構成部品に海外からの輸入品を使用していた影響で、戦争勃発と共に流通が妨害され、国産による代替品の供給が開始されるまでの一時期、兵器生産が滞る事態が発生していた。
この教訓から多少性能が低下しようとも、軍を支える基幹兵器類に関しては完全国産による安定供給態勢を構築する政策が執られた。
更には戦後政策の一環として、新たに成立した
失業率と治安状況は密接に関わっている。
失業者が増えれば浮浪者が都市に溢れ、日銭やその日の食糧を求めての犯罪者が増えて治安が悪化し、衛生状態の悪化と社会不安へと繋がり、地域経済の活動に悪影響を与えて更なる失業者を排出する。という悪循環の構図が出来上がる。
かと言って計画性の無い下手なバラ撒き救済政策は社会保障費用を悪戯に増大させ、国庫への負担が青天井に膨れ上がって他の予算を圧迫するか、下手な国だと安直に増税へと走ってより経済を悪化させて一層社会不安を加速させる。
紙幣の供給を増やすにしても、やり過ぎると数年後にインフレーションの軍勢が大挙として襲撃してくる。
そもそも領域が拡大した影響で養わなければならない国民の総数が増え、経済格差の問題や税制度の見直しの事務手続きもしなければならないが、荒廃した新領土の復興にカネがいくらあっても足りないのだ。
しかしだからといって時間が掛かり過ぎると人身の不満が蓄積し、混乱を生み出す原因にもなって、諸外国に付け込まれる隙となる。
それが当時政府と
事実、当時西側が不穏分子を煽る工作を仕掛けて来ていたとする、断片的ではあるものの証拠を掴んでいる。
不穏分子を使ってロシア国内を混乱させ、更なる国力の浪費を狙い、尚且つその混乱を利用して
だからこそ、西側は停戦交渉で当事者たる東欧の頭越しという無茶苦茶なまでの強引さで押し付けてきたのだろう。
前大統領は人心を落ち着かせるためには、兎も角何かしらの仕事を与える必要があると考え、安定した産業を根付かせて経済の循環を促す構造の構築に取り掛かった。
その一つが下請け産業だった。
国策として国産の促進を促してはいるものの、国内だけでは完璧に賄い切れない、時間の掛かる部分も少なからずあった。
それを補い、また下請けであっても互いに必要とし合っている構造を分かりやすい事実として示すことで、互いの融和を促す事も狙っていた。
多少時間は掛かったが、それが漸く安定軌道に乗ってきたばかりなのだ。
だがここで彼女が参入してくると、安定しだした経済循環の流れに対して予期せぬ影響となる恐れがあった。
特に人件費や設備投資の初期費用を勘案すれば、後々に価格競争でまずこちらは太刀打ち出来ない。
それらを理解し、こちらの統制をある程度容認いてくれたとしても、今度は新たな
かつてのソ連崩壊後の経済悪化の悪夢を、ロシアの民は忘れてはいないし、政府、特に
当時の
兎も角、我が国の経済をより安定させ盤石なものとする為にも、不確定要素は可能な限り排除しておきたかったし、我軍の主幹兵器関連となると、その製造に関わる人間の人数は少なくはなく、経済へと及ぼす影響も小さくはない。
その事は彼女も見越していたのだろう。
代案として
これは心揺らされる申し出と言えた。
西側がこちらに裏工作を仕掛けていたように、我々も西側に対して裏工作を仕掛けており、その中には現地の反政府勢力への軍需物資の横流しも行なっていた。
だがこれには軍の余剰備蓄装備品であったり、メーカーに正規発注に紛れ込ませてこっそり余分に発注したりと、どこかから調達したという痕跡が残ったりするものであり、そこから辿られる危険性が常に付き纏う。
なによりも心惹かれた弾頭の改良案、一応の完成を見ているとはいえ、多弾頭弾
…少々ややこしいので便宜上、ミサイル弾頭の艦娘用砲弾散布型
この
これは分離後の散布範囲が狭いと推進装置の噴射炎が原因で僚機が誘爆するリスクを回避するために、意図的に散布界を広げた結果発生した弊害だった。
であるならば、センサー範囲を広げれば良いのだが、艦娘の装備や兵器というのはそのサイズが小さい分、繊細で細工が非常に難しい代物だった。
また厄介なことに、艦娘の艤装並びに各種装備の整備保守点検や製造、改造を司る存在である
そのため散布方法の見直しを含め、様々な方法が検討されてはいるが、その悉くが上手くいかず、いっそ専用の運搬用ミサイルを新開発したほうが良いのではないか?との意見も出ていたが、こちらも予算の壁に阻まれている有り様である。
もしもこの状況を打開出来るのであれば、藁にも縋りたいというのが本音であった。
…まぁ、これに関しては完璧に私情であると明言しておこう。
とはいえ、情報提供ならば私の一存でも対応可能だ。
善意の情報提供を精査して然るべき
問題があるとすれば、その代価としてサンプルと資料を提供することで、他国に流出しないか?という点にある。
…これに関してはこれからの話し合いで見極めるとしよう。
それと非正規軍需物資に関しては一度大統領と掛け合う必要がある。
ご多忙であるため予定を捩じ込む事に引け目を感じるが、事が事なだけに、後回しにするのも問題になりそうだ。
ただでさえ
掻き乱せる手段が増やせるのであれば、増やしておくに越したことはない。
そういうわけで、回答は一度持ち帰って検討した後に改めて、ということとし、要望に答えられるように尽力する旨を伝えた。
「«良きお返事がくることを期待しておりますよ~»」
と、そうこうしている内にヒジカタ達の話し合いが終わったようだった。
もう少し時間が掛かると思っていたが…、って、なんですと?
ハハハ、御冗談を…。…マジ?
「«アハハ…、なんかそんな事になっちゃいました…、アンドロメダです…。
あの、その、よろしくお願いします…»」
そう申し訳無さそうに頬を掻き、ペコリとお辞儀した、アンドロメダと名乗った金髪の女性。
お辞儀した拍子に、彼女の後ろに居た者達が映り込み、思わず声を上げそうになった。
そこに居たのは深海棲艦の中で、上位に君臨する者達と目される、
なのだが、一人は申し訳無さそうに、一人はにこやかに、小柄なのがなにやら声援を贈っているという、なんだかよく分からない状態が映し出された。
その脇で、アンドロメダと名乗った女性とよく似た服装の者が
…敢えて言おう。
どうしてこうなった!?
カオス過ぎる話し合いは、ここからが本番だった。
当初は外交交渉による話し合いでなんとか解決する道を模索していたのだが、ロシア自身も自国民を養うので精一杯な状態であり、話し合いは決裂。
そこに以前から問題となっていた、東欧でのロシア系住民に対する事実上の
飛行場「出来る者に任せた!」
泊地「ほんとうにすみません!」
駆逐艦「お姉さんガンバレ〜!」
ネタバレですが、速射魚雷を強化して後々に板野サーカスをやりたいがために、今回の捏造設定満載の話を捩じ込みました。
個人的に速射魚雷って近接防空ミサイルのRAM的な要素が強い気がするけど、近距離での対艦戦闘でばら撒かれたら、敵艦にとってはたまったもんじゃない攻撃になりそう。多分相手の迎撃システムが一瞬の間だろうけど処理能力の限界を超えて飽和し、フリーズしてパルスレーザーよりも(ケースバイケースだろうけど)嫌がられそう。
補足説明
ロシア南部穀倉地帯
ウクライナからシベリア南部にかけてポントス・カスピ海草原に分布する、チェルノゼムと呼ばれる肥沃な黒土大地があり、ロシア南部は世界最大規模の穀倉地帯を有し、輸出にも力を入れています。
小麦の生産量では中国とインドに次いでいますが、輸出量は世界一です。因みに2位はアメリカ、3位がカナダ、4位がフランス、5位がウクライナとなっております。
ただ国内消費量の割合も大きく、本作では寒冷化の影響で輸出に回せる余裕が少なくなった事も、食糧不足による大戦勃発の切っ掛けとなりました。
寒冷化⇒生産量減少⇒ロシア小麦国内消費優先⇒小麦輸出量減少⇒ロシア小麦最大輸出先のアフリカ圏で食糧不足⇒食糧難民発生(+アメリカの中東侵攻による戦争難民も追加)⇒ヨーロッパ圏への流入⇒ヨーロッパの更なる食糧不足。
大体こんな感じ。
ソ連崩壊後、ロシア連邦成立後の経済の民営化を通じて急速に富を蓄積した新興財閥の大富豪達。
その成立過程で政府や官僚機構との癒着、元々がソ連時代の赤い貴族、ノーメンクラツーラだった者達であり、深い繋がりがあったため、腐敗の温床となっていた。
それではこれにて失礼致します。励みや参考になりますので、お気が向きましたらお気軽に感想をよろしくお願いいたします。