その日、小松島港周辺は陸軍部隊による厳重な規制線が張られ、緊張感に包まれていた。
新ロシア連邦海軍太平洋艦隊、小松島港に入港す。
艦隊が日本へと派遣されることが正式に決定した当初、まだ日本国民に対しては公表されていなかった。
これにはとある事情から、政府と軍も公表するタイミングを逃してしまったという理由があったとされている。
ただウラジオストクから艦隊が出撃した当初より、SNSを中心に「有力な艦隊が日本に向けて出撃した。」「護送船団の護衛艦ではない。」などなどの投稿がチラホラと出たりしていたが、同時期に太平洋側で深海棲艦が海軍の哨戒部隊に対して襲撃を仕掛け、普段の小競り合いよりも大きな戦闘が起きているとのメインメディアからの報道が出たことにより、大半の日本国民の関心はそちらへと傾いてしまっていた。
なにせ「AL/MI作戦以来起きていなかった本土攻勢の前触れではないか?」との憶測がまことしやかに報道されたことで、東京壊滅の様な事態がまた起きるのか?と国民が半ば恐慌状態に陥ってしまっていたのだから。
そんな状態での公表は、より混乱を助長するだけだと判断され、先延ばしにされた。
公表されたのは戦闘が終息し、新ロシア連邦艦隊が小松島港へと入港する前日だった。
但し入港する理由までは明かされず、様々な憶測がSNSを中心に飛び交い、「日露両国の海軍による共同軍事作戦があるのではないか?」との正解を言い当てた予想が出たりもしていたが、大半の日本人はそれを誤情報だと思い込んで相手にはせず、「戦闘に巻き込まれたのではないか?」との予想が優勢であり、またメインメディアによる報道もそれに沿う内容が主流だった。
しかしその直後に新ロシア連邦の国営放送が、日本との共同軍事作戦を目的とした“特別軍事作戦”実施のために、今年開催される東部軍管区での大演習Востокに参加するために準備中だったТихоокеанский Флотの一部から部隊を抽出し、派遣されたことを伝える特番と、それに関連したАлександр Куту́зов大統領へのインタビュー映像を放送し、また時を同じくして“総提督”真志妻亜麻美大将が海軍公式ソーシャルメディアを通じて新ロシア連邦海軍との共同で作戦が開始される旨を公表。
但し作戦の詳細に関しては機密事項であるとして両者共に語ることはしなかった。
とはいえそれらを引用する形で日本のメインメディアも大々的に報道。
それに前後して海軍は──真志妻大将と入港予定地である小松島鎮守府司令土方中将の連名で──陸軍に対し、報道を受けて過剰反応した跳ねっ返りによる抗議活動という名のテロ活動が起きる可能性を警戒し、小松島港周辺の警備を理由に出動を要請。
この要請を承諾した陸軍は四国方面を担当する陸軍中部方面隊第14旅団に出動を下命した。
旧陸自から続く迷彩服に身を包みながらも、一部の輸送トラックは別として、今までの戦いなどで損失した装備を補填する為に新ロシア連邦から供与された、やや型落ちのBTR装甲車などのロシア製軍用車両に乗り、手にする小銃は連邦全軍へのAK-12の普及拡大に伴い、不要となり払下げ同然に供与されたKM-AK近代化改修モデルであるAK-74Mというなんとも皮肉な出で立ちの陸軍部隊が展開することとなった。
また先日まで起きていた戦闘の事もあり、港湾を中心とした海域の海上警備として、小松島鎮守府所属の艦娘部隊や『はやぶさ』型ミサイル艇『わかたか』『くまたか』が交代で港湾の外で警戒に付いていた。
港内には共同作戦に参加する日本艦隊の旗艦にして艦娘母艦『かが』と、今や貴重となった数少ない稼働可能な汎用護衛艦『むらさめ』型の『いかづち』と『あさぎり』型の『ゆうぎり』が投錨しており、現在『ましゅう』型補給艦『おうみ』が『ゆうぎり』の姉妹艦『せとぎり』と『たかなみ』型の『さざなみ』を引き連れて入港し、警戒任務外の艦娘達がタグボート代わりに動き回っていた。
その日本艦隊から少し離れた場所に、新ロシア連邦海軍Тихоокеанский Флотに所属する『Адмирал Горшков』級フリゲート艦2隻と『Стерегущий』級コルベット艦4隻、それに数隻の補助艦艇からなる派遣艦隊が投錨していた。
その内の1隻、旗艦を務めるフリゲート艦『Адмирал флота Советского Союза Исаков』の艦橋にて───。
杖で体を支えながら窓際に立っている、頬に傷のある女性が、入港作業中の日本艦隊を厳しい目付きで眺めていた。
接舷作業でチグハグな動きをし、係留ポイントへと誘導していた艦娘を轢きかけた日本艦と、轢かれかけた艦娘の指揮艦であろう艦娘の姿、おそらく巡洋艦級の艦娘が無線器を片手に怒鳴り散らしていた。
目を凝らすと、その艦娘はお互いよく知った間柄である、かつてこの地でおなじ上官の指揮下で共に戦っていた同志、重巡洋艦の艦娘摩耶が日本艦に対して抗議をしているのがその様子や動きから読み取れた。
傍から見ていたこちらからでも、日本艦の動きはぎこちなく、拙いものであると見て取れ、それを偶々見ていたであろう艦橋内に詰めている水兵達から、不安の声が漏れているのが聞こえた。
明らかに訓練不足であることが、一目瞭然だった。
深刻な人員不足と、燃料は兎も角、交換部品の慢性的な不足から整備が満足に出来ず、実際に艦を動かしての訓練が充分に行なえていない影響が如実に出ていた。
思わず溜息が出そうになった所に、髭面で強面の男、この艦の艦長にして艦隊の臨時司令であるНикола́й Яковлев大佐が双眼鏡を片手に、顔を曇らせながらやって来て隣に立った。
そのЯковлев艦長は隣に立つ、本来ならばこの場に居ないことになっているはずの、いつも着ている特徴的な白いコートを脱いで、今は自分達とおなじ海軍作業服に身を包んでいる、自分よりも遥かに高位な位に立つ女性に話し掛けた。
「正直、日本海軍がここまで凋落するとは、夢にも思ってはいませんでした…」
そう話すЯковлев艦長の顔は、嘲るものではなく憐憫の情が浮かぶ、なんとも哀しそうで遣る瀬無い表情だった。
「…同志Яковлевは、確か───」
「はい。私は先の対日戦では宗谷海峡沖海戦を、当艦隊の僚艦でありますコルベット艦『Громкий』の砲雷長として当時の日本艦隊と直に撃ち合いました。
…彼らは率直に申し上げて、油断の出来無いかなりの強敵でした。
ですが…、今の彼らからは昔日の面影すら感じられません。
それがその、虚しく…、いえ、寂しく感じずにはいられません…。
閣下、私は…、かつての敗戦のドン底から蘇った彼らに、ある種の憧憬の念を抱いていましたので…」
見た目と違い、センチメンタルな感傷に浸るЯковлев艦長を、閣下と呼ばれた女性は嗜める気にはなれなかった。
「…“栄枯盛衰は世の理なり”、か。
だがそれは、彼らのように、我らもかつてСоветが崩壊した後の我が海軍の様に、いつか再び訪れる事かもしれない事だ。
我らに出来ることは、それを1日でも長く遅らせる事が出来る様に、日々精進せねばな。同志」
「Да…」
硬い表情でそう答えるЯковлев艦長に、いたずらっぽい笑みを浮かべながら顔を寄せ、小声で話し出す。
「ああ、それと同志、私を閣下と呼ぶのはよしてくれ。
今の私は軍管区司令部からこの作戦の間だけ日本艦隊との連絡将校として出向しているだけの、新米の一佐官に過ぎ無いのだからな」
そう言って肩に付けられた階級章を、真新しい少佐の階級章をわざとらしく見せ付ける姿は、普段の自他共に厳格な態度を見せることの多い彼女を知っている者からしたら、なんとも滑稽に思えた。
だがたまにこういった茶目っ気を見せるからか、水兵や下士官達からのウケもそれほど悪いものでも無かった。
それに僅かに頬を緩ませながら、「Да」と先程と同じ答えを口にし、「申し訳ありません」と続けるが、それらの言葉は先に比べて幾分か柔らかい口調だった。
だがその直後に、艦橋内が突然騒がしくなったかと思うと、鈍く重い衝撃音が響き渡り、2人は音のした窓の外へと視線を向けた。
見ると、1隻の日本艦が少し傾いた状態で停止していた。
「嗚呼…、やっちまいやがった…」
水兵の誰かがそう呟くのが聞こえ、何が起きたのか察した。
…いや、見ただけでも何が起きたのか充分に分かることだが、日本艦が岸壁に衝突したのだ。
「操舵ミスか?」
「ありゃぁ操舵ミスというよりも制動操作のミスじゃないのか…?」
「碌な訓練も受けれていないとは聞いていたが…」
「блинめ、前途多難だぞこれは…」
事故の一部始終を見た周りの水兵達が口々に不安の声を漏らすが、新米少佐ドノがあからさまな咳払いをしたのを見て、また一応の艦隊司令であるЯковлев艦長が各艦に『セトギリ』の救援準備と、「救援の支援は必要か?」と日本軍に打診する様に指示を出したことで、蜘蛛の子を散らす様にして持ち場へと戻っていった。
そこへ1人の水兵が慌てた様子で艦橋へと走り込んできた。
「報告します!入港作業中の『セトギリ』が岸壁に衝突!さらに機関火災発生との連絡がありました!」
その報告を聞いて、自称、新米少佐は青筋を立て、Яковлев艦長は予想以上の被害に深い溜め息を吐いた。
「本当に大丈夫なのでしょうか?」
「知らんっ!」
眉根を寄せて心配そうな声で尋ねるЯковлев艦長に、新米参謀として派遣されて来たという事に一応なっているСофи少佐こと、新ロシア連邦海軍太平洋艦隊司令、Софья Октябрьская революция大将、またの名を退役戦艦艦娘Гангутはそっぽを向きながら素っ気無く答え、先日のとある電話の内容を思い返していた。
───────
「なんですと?休戦交渉?」
「«…思ったよりも反応が鈍いね?»」
「同志マシツマならば、そんな突拍子も無いことくらい、やりかねませんからね。
私はそれを直に見てきましたから」
「«…うん。まぁ確かにそうなのかもしれないけどね。
兎も角、事の詳細に関しては後で伝達するけど、今回のことで西太平洋の、いや、もしかしたらこの惑星全海洋のパワーバランスが劇的な変化を遂げようとしているこの状況で、我々はただ見ているだけという訳にはいかない。
Революция大将、艦隊の準備は?»」
「Да、同志国防相閣下。我が水上船艇部隊の出動準備は整っております。
またご指示通り、第16潜水艦戦隊より出動可能な原潜部隊の展開も既に完了しております。
しかし、その…、よろしかったのでしょうか?」
「«ん?»」
「同志マシツマや同志ヒジカタの事を、私は全幅の信頼を寄せ、微塵も疑ってはおりませんが、同志達の上の連中がゴネたら…。
それに、その後ろにいる連中が黙っているとは思えないのですが…」
「«その事はこちらでどうにかする。それに、そのために第16潜水艦戦隊を展開するんだ。
もしも、ちょっかいを出してくるようなバカが出てきたら、その時はその時。それ相応の報いを受けてもらうだけのことさ»」
「…承知致しました」
───────
「(閣下は、万が一の時はヤル覚悟でいる…。我が艦隊の派遣は、そのための試金石でもあるのだろう…)」
Гангутは背筋が冷える思いがした。
彼女は嘗てこの小松島鎮守府に在籍していた際に、つぶさに日本という国を見て来た。
そして思った。
もう日本は駄目だと。
政治は国内を、国民を見向きもせず、そしてその国民はその事に諦め、いや、慣れてしまって何も感じなくなり、政治に何も求めず、飼い慣らされて唯々諾々と従うだけで何もしなくなった。
軍隊も酷い有り様だったが、真志妻大将の職権乱用で多少は持ち直し、今にも倒れそうな国を何とか必死に支えているが、目の前の惨状を見れば、それももう長くは保たないだろう。
「(同志マシツマ、同志ヒジカタ、そして我が友キリシマ…、こんな国にしがみついて、何になる…。
私は、あなた達が沈みゆくこの国と心中しないと思っているが、もしもの時は…)」
そう考えていると、1機のヘリコプター、NRFが供与したКа-60 Касаткаが鎮守府の敷地内に降りようとしているのが見えた。
その機体の側面には、日本海軍艦娘部隊を表わしている錨のシンボルマークと共に、3本の砲身がクロスする独特なデザインのシンボルマークが描かれていた。
それは日本海軍大将“総提督”真志妻亜麻美のシンボルマークだった。
噂すればなんとやら、事前の打ち合わせ通り、同行者達を連れてやって来たのだろう。
「これで、役者が揃ったな…」
この呟き声を耳にしたЯковлев艦長が水兵達へと向き直り、指示を飛ばす。
「少佐が上陸なされる!但し港内は『セトギリ』の事故により混乱しているため、ボートではなく、ヘリの用意を!」
「Понятно!」
Яковлев艦長の指示に、水兵が即座に了解と返答したことに頷くと、Гангутは杖をつきながら踵を返してヘリ甲板へと向かおうと歩き出したのだが、ある事を思い出して艦橋の出入り口で立ち止まり、振り返った。
「そう言えば、あの呑んだくれはどうした?」
その質問に、先程とは別の水兵が些かバツの悪そうな表情となった。
「そ、それが、その、兵員室でводкаのボトルを抱えながら爆睡していると…」
Гангутは深い溜め息を吐くと、仕方が無いと言わんばかりに首を左右に振った。
「叩き起こす。すまんが誰か手の空いている者を手伝いに寄越してくれ」
「В、Всё понятно!」
艦橋を後にするГангутを見送りながら、Яковлев艦長は今しがた話題となった者について思いを巡らせる。
「…人間の傲慢さに、彼女達は嫌気が差してきている。
今回の“特別軍事作戦”が実施された背景には、彼女の様な脱走艦や亡命艦が最近増えた事も関わっているのだろうな」
そう呟くと、窓の外を見遣る。
外では衝突した『セトギリ』の救援活動が行われており、人間と艦娘が互いに連携しながら懸命に駆け回って救援作業に追われていた。
ここ日本ではまだこうして人間と艦娘が互いに支え合っている光景が見られているが、世界的に数多の艦娘が在籍する西側の国々では、この光景が当たり前では無くなっていると聞く。
「一体、どうなるのだろうな…」
その呟きは日本軍からの『セトギリ』救援の支援を願い出る返答が来たことを伝える伝令の声により掻き消され、またその返答を受けたことでЯковлев艦長が思考をそちらへと切り替えた。
やること、やらなくてはいけないことは山ほどあるのだ。
新ロシア連邦海軍
Тихоокеанский Флотより主力級艦艇を中核とした水上艦艇部隊来日。そして前から名前だけは出ていました同志
Гангутが漸く登場。但し同志
Гангутは自身の乗艦でもある艦隊旗艦『
Киров』級ミサイル巡洋艦『
Адмирал Нахимов』に乗って堂々と来日したかった模様。
補足説明同志Гангутについて 同志
Гангутが退役戦艦艦娘で、足に障害がある様に書いていますが、これは現役時代に体を酷使した影響という設定です。つまりスポーツ選手が怪我が原因で引退したみたいなものです。
このことは艦娘の絶対数が少ない
新ロシア連邦にてよく見られる現象であり、
新ロシア連邦軍では希望者は
Гангутの様に軍の役職に就けるなどしております。
因みに海軍総司令は以前チラッと出したかと思いますが、
Бородино́級戦艦の退役艦娘
Князь Суворов が元帥の階級で就いております。
シンボルマーク 真志妻大将のシンボルマークは、自身の艦娘姿でもある防護巡洋艦『松島』、そして同型艦である『厳島』『橋立』といった三景艦の主砲である32㎝カネー砲の砲身をクロスさせたデザインです。で、艦娘部隊のシンボルマークは、ぶっちゃけ『ヤマト』の錨マークです。
KM-AK комплект модернизации автомата Калашникова(カラシニコフ自動小銃近代化キットの意)
既存のAK-74およびAK-74MをAK-200相当の銃へとアップグレードする事が出来る。
新たなデザインのグリップと大型化されたマズルブレーキ、伸縮折り畳み式のストック、ピカティニー・レール付きのレシーバーカバー、フォアグリップ付きのハンドガード等を備えている。
2015年の対独戦勝パレードにて初めて公開、展示された。
ロシア軍では、予算の関係とAK74系列の既保有量から当面、後継型のAK-12の調達と本アップグレードキットによる既存AK-74Mの改修とを併存させるものと見られる。
一部Wikipediaより抜粋
『Адмирал флота Советского Союза Исаков』 22350型『
Адмирал Горшков』級フリゲート艦の1隻。
ソ連崩壊後のロシア連邦海軍が後述の『
Стерегущий』級コルベット艦と共に2000年代に入ってから建造が始まった新鋭艦。
長射程の9К96
Редут艦対空ミサイルVLSや、巡航ミサイル3M-54
Клубに対応したVLS、3S14 UKSK搭載を搭載。また3S14 UKSKは極超音速ミサイル3M22
Цирконにも対応している。
近海での作戦行動が主な小型の
Стерегущий級に対して外洋での作戦行動が主眼に置かれている戦闘艦。
ソビエト海軍の近代化に尽力し、一大外洋海軍へと育て上げるという多大な功績を果たした
Серге́й Гео́ргиевич Горшко́в元帥の名を冠している事からも、この新鋭艦『
Горшко́в』級に対するロシア海軍の期待の高さが覗える。
『Громкий』 20380型『
Стерегущий』級コルベット艦の改良型20381型の1隻。艦ナンバー335。
1番艦『
Стерегущий』(艦ナンバー530、のちに550に変更)は建造当初より防空火力がガトリング砲と短距離ミサイルの複合型CIWSである
Кортик(イメージとしてCIWSとSeaRAMを一体化した様な代物)とAK-630M 30ミリCIWSの近接防御火器系のみであり、海軍はそれに対して懸念と不満を示し、2番艦20381型『
Сообразительный』(艦ナンバー531)から9К96
Редут艦対空ミサイルVLSが導入された。(2023年に『
Стерегущий』も9К96
Редутの設置や3S14 UKSK搭載を含めた近代化改修が開始され、後続の準同型艦である20385型『
Гремящий』級に準じる能力を獲得予定である。)
20385型からはミニ22350型『
Горшко́в』級といった感じである。また本作中で『
Стерегущий』級は基本的にこの20385型相当として扱います。
なお自衛隊では『
Стерегущий』級を“フリゲート艦”と紹介しており、本作でも基本はフリゲート艦と記載いたしますが、そのサイズから(先述の『
Горшко́в』級の半分程の排水量。)海外では本艦を“コルベット艦”と紹介しているものもあるため(NATOではフリゲート艦と扱っている)、場面や人物が日本以外の場合、主に
新ロシア連邦サイドの場面の場合、コルベット艦と記載する事もありますため、表記が混在する事態になりますが、予めご了承下さい。
第16潜水艦戦隊(16-я Эскадра подводных лодок) 太平洋艦隊に所属する、カムチャツカのヴィリュチンスク市ルイバチー港を母港とし、戦隊本部を置く。戦隊級(小艦隊と師団の間に位置する)部隊。
攻撃型原子力潜水艦による第10潜水艦師団、原子力弾道ミサイル潜水艦による第25潜水艦師団の2個師団からなる原子力潜水艦部隊によって編成されている。
Ka-60カサートカ(Ка-60 Касатка) 12,000機以上が生産され、今尚生産と販売、世界各国で使用され続けている大ベストセラーのヘリコプター、Mi-8(Ми-8)シリーズの後継機。
Касаткаとはロシア語で“シャチ”を意味する愛称。
本機を含め、Mi-8(Ми-8)シリーズやその改良型Mi-8MT(Ми-8МТ)などのヘリコプターが
新ロシア連邦から供与されている。
それではこれにて失礼致します。励みや参考になりますので、お気が向きましたらお気軽に感想をよろしくお願いいたします。
次は軽くヨーロッパ情勢に触れます。まぁはっきり言ってナレ死前提なので、ホントに軽くですが。