六面ダイスを振ります。その各面を1・3・4・5・8・9の精霊に対応させてメインヒロインつまり最初に攻略される精霊を決めます。
後の攻略順もすべてサイコロであらかじめ決めます。
え?
10と7がない?
十香は原作でメインヒロインですし。
七罪は士道リバーションを読めばいいと思います。
あれサイコーです。
これ授業中に考えてみたら、最初1が出た時がめちゃくちゃ難しそうっていう。
他は何とか書けそうですけど。
誰かやってくれないかな?
ちなみに作者が一回振ってみたら
メインヒロイン琴里
攻略順は狂三、美九、折紙、七罪、八舞姉妹、十香、四糸乃でした。
やべえむりげーだ。これはかけないな。特に二番目狂三とか四番目折紙とか。
第一話 五河家の日常
五河一真。
それが今の俺の名前だ。
六年前に七罪とともにこの五河家に引き取られた。
意識を失って七罪に背負われている状態で遭遇して、拾われたらしい。
躊躇なく俺らを引き取ることに決めたおやっさんはマジですごいと思う。
着替え終わった俺は部屋の外で待っていた七罪と四糸乃、よしのんとともに一階に降りる。
ちなみに四糸乃もおやっさんらと血が繋がっているわけではない。
俺達の後から引き取られた、いや正確には俺達が連れてきたのだが。
さらに言えばよしのんは四糸乃のもう一つの人格と言ったところだ。
腹話術のように左手のパペットで会話している。
一階のリビングでは次女の琴里がバリケードを張って震えていた。
「は?」「「え?」」『おや~?』
「大変なの!かずにーちゃん、おねーちゃん、四糸乃、よしのん!」
「なんかあったのか?」
「お兄ちゃんが大変なの!」
「士道がどうかしたの?」
「お兄ちゃんがT―ウィルスに感染しちゃったの!」
「て、T―ウィルス、ですか?」
四糸乃は得体のしれない名がでてきてビビッている。
「ふぁ~、みんなおはよう」
話していると当の本人がやってきた。
「琴里、明らかに士道は健康体だぞ」
「で、でもさっきは」
「どうせ士道がもっと寝たかっただけよ。そうよね?」
「悪かったな琴里、起こしてもらうように頼んだのに寝ぼけて脅かしちまって」
「お、お兄ちゃんが無事ならそれでいいのだぁ」
「じゃあ、さっさと朝ごはん作るわ」
士道は俺と七罪の弟で四糸乃の兄でもある。
さらに言えば大手エレクトロニクス企業に勤めていてよく家をあける両親に代わって五河家の家事をほとんど全てこなしているのもこいつである。
いやなんでこいつはこんなにも女子力が高いのだろう。
琴里は俺たち兄弟の中では次女で四子だ。
さらには唯一おやっさんとおふくろと血がつながっている。
まあかわいい妹であることに変わりはないが。
ちなみに七罪のほうが姉なのだが身長は琴里や士道のほうが高いために気にしているようだ。
士道が料理をする中みんなテーブルの席について待つ。
長男の俺だけど、料理に関しては門外漢だから仕方がない。
四糸乃と琴里は日課の星座占いめぐりをしている。
こういうところにあまり興味を示さない七罪をやっぱお姉ちゃんなんだなと思う。
と言っても星座占いはニュースの最後にあるので今やっているところはどこにもなかったようだ。
つまらなそうにしながら琴里はニュースにチャンネルを変える。
『――――今日未明天宮市近郊で空間震が発生し、被g』
ばっとこちらを四糸乃と七罪が見る。
それに軽くうなずいて返す。
それを見て二人の視線が咎めるようになるが俺は気にしないことにした。
夜中に可愛い妹を起こすようなまねができるか。
「ああ・・・・空間震か」
うんざりしたように士道が言う。
まあ、士道や琴里の世代は空間震に対する対応は徹底的に教え込まれているからそういう反応なのも仕方がない。
「一時は起こらなくなってたのに何でまた起こるようになったんだろうな?」
「どうしてだろうねー?」
「さ、さあ?」
四糸乃が上ずった声で返す。
俺たちのいるこの天宮市もユーラシア大空災の六か月後の南関東大空災によって更地になったとかろが元らしい。
「なんだかここら一帯って前から妙に空間震が多いよな。一年に何度かはあるし」
まあ、俺がこの町に来た理由もそれだからな。
「・・・・んーそーだねー。もうちょっと遅いとよかったんだけどー」
「なにが?」
「うん?何?かずにーちゃん?」
「いや、今もうちょっと遅いとよかったって言ったじゃないか」
「うー、かずにーちゃんの地獄耳。だってもうちょっと遅かったら学校の授業無くなったかもって」
「そんな不謹慎なこと考えてたのかよ」
「そんな考えは捨てなさい」
「だ、ダメですよ、ねえさん」
俺たち三人から注意が飛ぶ。
「ごめんなさい・・・」
「反省しているならいいわよ」
「うん・・・・」
「ちょっと待て琴里」
「んー?」
いきなり琴里の腕を士道がつかんだ。
その琴里の腕にはチュッパチャップスが握られていた。
「飯前にお菓子食べるなって言ってるだろ」
「まあ、いいじゃない。もう開けちゃったんだから」
七罪が琴里を擁護する。
「仕方ないな。飯もちゃんと食えよ」
「おうー、愛してるぞおにいちゃーん」
「はいはい」
そういって士道は調理に戻る。
その後出来上がった朝食をみんなで食べていると士道が口を開いた。
「そういや琴里、四糸乃、よしのん、中学も今日は午前までだよな」
「そーだよー」「はい」『そーだねー』
「なんか昼に食べたいものとかあるか?」
「デラックスキッズプレート!」
「当店ではご用意しかねます」
近所のファミレスのお子様ランチを真っ先に挙げた琴里に即座に士道は却下を出した。
「ええー」
「あのなぁ」
「あ、あのわたしも・・・ねえさんに・・・賛成です」
「なら仕方がないか。昼は外食だな。兄貴と七罪姉もそれでいいよな」
「ああ」「もんくないわ」
「おー!本当かー!」
「おう、学校終わったらいつものファミレスで待ち合わせな」
「わかりました」「絶対だぞ!絶対約束だぞ!地震が起きても火事が起きても空間慎が起きてもファミレスがテロリストに占拠されても怪物が出ても絶対だぞ!」
「占拠されてちゃ飯食えないだろ」
「絶対だぞ!」
「はいはい」
そこでインターホンが鳴った。
「俺が出てくる」
確認すると玄関にいるのはいつもの奴だ。
「はいよ」
『切奈です。琴里と四糸乃を迎えに来ました』
「わかった。まだ飯食ってるから上がってくれ」
『わかりました』
「なんだったん、ですか?」
「切奈が迎えに来たから上がってもらうぞ」
「おおー!早く食べなきゃなのだー」
言いながら俺はドアのかぎを開けに行く。
「いらっしゃい」
「お邪魔します」
そのあと食事を終え、片づけを終え、四糸乃たちが学校に行った。
「いってきます」『そいじゃ行って来るねー』「いってきますなのだー!」「おじゃましました」
「気を付けてな」「気をつけろよー」「車に気を付けなさい」
三者三様に四人を送り出す。
「って、俺たちも行かなきゃならないんじゃ?!」
士道がようやく気付く。
「そうよ早く支度しなさい」
「なんで七罪姉はそんな余裕かましてんの?!」
「そうだぞ、早くしないと遅刻するぞ」
「兄貴までって、もしかしてバイク?!」
「許可取ったって言ったじゃん」
「忘れてた。じゃあ、俺も行ってきます!」
「おう!事故んなよー」「気をつけなさい」
さて・・・士道も行ったな。
俺も自分の準備をするのに自室に戻る。
「で、昨日のは誰だったの?」
ついてきた七罪が質問した。
「プリンセスの子だったよ」
「ふうん、二年ぶりね」
「ああ」
「話せた?」
「無理だった。守るので精いっぱいだ」
「あいつら強くなったものね」
ここで俺と七罪の言うあいつらとはアルビローチのことだ。
奴らはこの六年で徐々に強くなっていた。
今じゃASTでは倒せないものになっている。
「そろそろ俺たちもいかないとまずいんじゃないか?」
「そうね」
「とりあえずもう一人くらい人手がないとアルビローチを倒して会話するなんてが出来ないからな」
「静粛現界に遭遇するのが一番なのだけれど」
「そんな幸運はもうないだろうな」
ガレージに向かいながら会話を続ける。
「そうね。あってもローチの邪魔が入りそうだし」
ガレージには俺が五河家に引き取られる際に持ち込んだ黒いバイクがある。
「さて行くか」
ヘルメットを七罪に渡す。
俺の後ろに彼女が乗りバイクを発進させる。
来禅高校
現在俺、七罪、士道が通う学校である。
空間震で更地になった土地を利用した、最新技術のテスト都市としての側面を持つ天宮市の実験例の一つである。
都立高とは思えない充実した設備で、その上数年前にできたばかりなので校舎もきれい。
旧被災地なのでシェルターも最新式だ。
そういうことから受験者も結構多く一昨年は近いという理由だけで選んだ俺も士道も七罪も受験に苦戦することになった。
「二年三組か」
「今年も一緒みたいね」
どうやら今年も七罪と同じクラスらしい。
「士道は違うクラスみたいね」
「だな」
話ながら教室に向かっていると、士道が俺らの友人の殿町と話していた。
「何話してるんだ?」
「おお!聞いてくれよ五河兄、七罪さん。五河弟が鳶一折紙を知らんというのだよ」
「鳶一?誰?なんか聞いたことがある気もするけど」
「学年主席よ。文武両道の優秀なやつね。この前の模試で全国トップを取ったとも聞くわ」
「なんでそんなすごいのが家の学校に?」
士道の疑問ももっともだ。
「さあな、家の都合かなんかじゃないか?でもおまけに美人とまで来ているから完璧超人だよな。去年の『恋人にしたい女子ランキング・ベスト13』でも第3位だぜ?見てなかったのか?」
「そんなものあったのかよ。ってかなんでそん半端な数字?」
「主催の女子が13位だったからだ」
その企画は知っていたが、結果は知らなかったな。
「ちなみに七罪さんは7位だった」
「おっ、やっぱ七罪可愛いもんな」
「そ、そんなわけないでしょう?!きっとあれよ!コイルを人気投票のトップにさせようとするような」
「ちなみに投票理由としては『今後の成長期に期待です』『五河弟より背小っちゃいのにお姉さんぶって可愛いです』『お義兄さん、妹さんを僕にください』『ちょっと趣旨とは違いますが自慢の妹です』などがあった」
「兄貴・・・」
「じ、自慢の妹・・・・・」
士道はジト目でこっちを見てくるし、七罪はちらちらこっちを顔を赤くして見てくる。
だが、そんなロリコンみたいな票ばっかりなのに気にしないのか?
「五河兄の票は特別票として採用されたのは有名な話だぞ」
「そ、そうか」
コメントまで公表されたのは想定外だ。
「ちなみに『恋人にしたい男子ランキング』はベスト358まで発表されたぞ」
「それ下位はワーストランキングだろ?!主催者が決めたのか?」
「ああ」
「ちょっと待って、主催殿町じゃなかった?」
「さすがよくご存じで」
「「お前358位かよ?!」」
七罪の言葉思わず俺と士道が突っ込む。
「選ばれた理由は、『愛が重そう』『毛深そう』などだった」
「それはワーストランキングじゃ・・・・」
「ぶっちゃけ下位のほうはマイナスポイントのなさで勝負だからな」
俺の質問に殿町が答える。
「ちなみに五河弟は匿名希望さんから一票あったので53位だった」
「へえ、一票あったのか」
「まあ、ほかの理由は『女子に興味がなさそう』『ぶっちゃけホモっぽい』だったが」
「ちくしょう!」
「大丈夫か士道?」「大丈夫?士道」
「兄貴たちの優しさがつらい」
「さらにつらい情報をやろう。五河兄は13位だった」
「兄貴の裏切り者!」
「ちょっ、ひどくないか?!」
「理由としては『面倒見のいいお兄ちゃんで優しそう』『大人な雰囲気なのに熱くなるときはとことん熱くなるのがかっこいい』あとは『むか・・・・「余計なこと言うな殿町」』あっ・・・わかりました」
そこでチャイムが鳴ったので殿町と士道はそのまま二年四組の教室におれと七罪は隣の二年三組の教室に入った。
三時間後
今日のすべての授業が終わり、四組の教室に士道を迎えに行くと、殿町と話していた。
「いや、琴里ちゃんや四糸乃ちゃん三つぐらい年上の男ってどうなのかと思ってさ?」
「四糸乃や琴里に手を出す気か?」
「ひぃ!」
後ろから声をかけたせいか驚いている。
「お、おう五河兄か・・・」
「で、今の話・・」
「じょ、冗談に決まってるだろ」
「なんだ、そうか」
真剣に好きなら男気を見せてもらおうと考えたんだけどな、妹には幸せになってもらいたいからな。
特に四糸乃はデリケートだし。
「まあ、おれも兄妹団欒に水差すほど野暮じゃないから」
「そうか、じゃあ兄貴たち行こ――――――――――」
そこでサイレンの音が鳴った。
「空間震か」
「あっ、俺忘れ物したわ」
「士道は先に避難しときなさい」
そういって七罪と一緒にはなれる。
もちろんそのままシェルターに向かわず、バイクのところに向かうのだが。
しかしそこで想定外の事が一つ起こった。
「あ、兄貴!琴里がヤバい!」
シェルターに避難したはずの士道が俺たちのところに走って来た。
解説コーナー
鎌田切奈 オリキャラ
琴里、四糸乃の同級生。
五河兄妹それぞれの呼び方
一真 → 七罪・士道・琴里・四糸乃
七罪 → 一真・士道・琴里・四糸乃
士道 → 兄貴・七罪姉・琴里・四糸乃
琴里 → かずにいちゃん・お兄ちゃん・お姉ちゃん・四糸乃
四糸乃 → おにいちゃん・おねえちゃん・にいさん・ねえさん
ちなみに上四人はそろいもそろって四糸乃に過保護です。
今回はこんなもんです。
ご意見・ご感想・ご質問お待ちしております。
特に五河五兄妹についての感想があるとありがたいです。