【メイクデビュー】負けウマ娘のスレ【失敗】の下書きやら何かやら 作:zaq2
(どうしよう、塞がれた…)
4コーナーの手前、速めに仕掛けたのが悪かったのか、内らちを走る恰好になってしまった。
このまま、この集団から抜け出さないといけないのに、道が見えない・・・
道が見えないまま、最終コーナーが終わってしまった。
このままじゃ、いけない・・・
せっかく出走できたのに、最後のチャンスなのに・・・
どうしよう、どうしたらいいんだろう、
どうしよう・・・わからない
どうしよう・・・ワカラナイ・・・
ワカラ・・・『『『行けぇ!
その、声の方をチラリとみると、片方空色の耳当てをしているウマ娘たちが目に入った・・・
(あっ・・・)
思い出す。
あの人たちは、何て言っていたのか
10着先輩は、何を言っていたのか
お姐さんは、何を言っていたのか
楽しめばいい
初心忘るべからず
楽しめ・・・初心・・・
私が、走っているのが、楽しかったこと・・・
楽しかったこと・・・
走ってて、楽しかったこと、
楽しかったのを覚えていた、子供のころの記憶、
あれは小さいころ、みんなと駆けっこをしていたころ、
みんなが前を走っていたところを追い抜いた・・・
違う、
その時、追い抜けた気持ちじゃない
楽しかったのは、そうじゃない・・・
そうだ、
誰にも邪魔されない、惑わされない、そんな
違う、
あれ?音が・・・
あれ?雨が・・・
あれ?
あぁ・・・
うん、いいんだよね?
うん!行こう!
・
・
・
・
《14番─────も追い上げてきた、残り150m》
《先頭は4番───────、追ってきた7番──────、14番────》
《14番の────》
《14番────》
《14番────が、一気に差し切った》
《────だ!!ゴールイン!》
《最後の一冠を獲ったのは、14番の─────》
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「何見てんだ?お前、って今日の秋華賞の映像じゃねーか」
「んー、気になったというかさ・・・
ほら、この先頭の14番の子、笑ってるように見えないか?」
「そうか?」
「ほら、ここ・・・」
「んー、そりゃぁ
「嬉しい、ねぇ」
「それよりも、早く片付けて、帰るぞー」
「へーい」
(一着になれるとわかって嬉しくて笑っているというより、