据え置き版ウマ娘プリティーダービー 母娘孫三世代三冠RTA 実績『三冠の一族』Any%チャート 作:サイリウム(夕宙リウム)
PART1《奇跡は突然に》
こにゃにゃちわー!(クソでかアイサツ) 初めましての方は初めまして! ご存じの方はお世話になっておりまする! ぽもです(ぽもじゃないです)。
ま、おふざけはこれぐらいにしましてみんな大好きなお饅頭こと投稿者とは私のことだ!
はいはい、今日から何をしていくかと言いますとね……、こちら!
『ウマ娘プリティーダービー 栄光のウイニングランを目指して』ですね。通称据え置き版ウマ娘ともいわれる奴です。これでいつもの通りRTAをしていきまーす!
RTAの目標としましてはぽもが以前やっていた凱旋門賞制覇RTAだとか、クラシック三冠&シニア級王道完全制覇RTA(所謂9冠RTA)だとか色々やってきましたが、今回はこちら!
【称号:三冠の一族】という称号を獲得するまでのRTAを走っていくんでヨロシク!
……え?【称号:三冠の一族】ってナンダって? もぉ! わたくしの動画を見るなら必修科目デスワヨ! パクパクデスワヨ! メロンパフェデスワヨ! オチルコ!!!
はい、まぁ冗談は置いておいてこちらの称号の獲得条件はその名の通り、このゲームのシナリオの一つ。親から子供へと継承していく“史実シナリオ”内にて三世代連続でクラシック三冠もしくはティアラ三冠、シニア級春もしくは秋三冠のどれかを取ることで手に入る称号です。
言ってみればルドルフ会長からテイオー三冠、んでテイオーちゃんのお腹から生まれた子供が三冠取れれば手に入る称号です。うん、簡単だね(大嘘付き)。
んじゃま早速ゲームを始めていくその前に……、“史実シナリオ”ってなんじゃらほい! という方々のためにご説明の時間を取らせていただきます。『その効果はすでに承知済みだぜ!』という海産物ヘアーの決闘者の皆さんは右上に説明終了の時間を書いておきましたのでスキップスキップ~!
“史実シナリオ”ですが、その名の通りアニメウマ娘時空、アプリウマ娘時空、シンデレラグレイウマ娘時空と違い、時代の進行速度や登場するキャラクターの種別などが史実時代準拠になるシナリオです。つまり先ほど挙げました会長とテイオーの関係が親子で固定されまして、本来なら先に産まれたテイオーがスぺちゃんの後輩になることはありえない世界です。テイオーちゃんからすればルドルフは生徒会長じゃなくてやさしいお母さんですし、スぺちゃんは自分が卒業した母校の後輩という位置づけになります。
プレイヤー視点としましては実装済みのキャラクターとして史実を走るルート、トレーナーとして様々なウマ娘たちを育成するルート、そして今回選んでいくオリジナルウマ娘を作成して我が道を行くルートの三種類があります。実装済みキャラを選んでしまうとそのキャラが引退した時に育成が終了してしまいますし、トレーナールートはそもそもウマ娘としてレースを走ることができません(笹針ルート除く)のでそもそも今回の目標に合ってません、なんでオリキャラを作るんですねぇ!
こちらのオリキャラルートですが、ウイポなどの育成に近く、オリキャラが親から子へと様々なものを受け継いでゆく『俺の屍を超えて行け』みたいなルートになっておりまして、育成中のキャラが引退したとしても育成が終了することはなく、そのオリキャラの子供に育成対象が変化していく感じです。あ、彼女たちがどこから産まれるかについての言及は禁止ですよ? 育成してても父親出てきませんし。
説明終了! んじゃ早速キャラクリエイトの時間に進んでいきましょうかね!
今回のRTAの方針と、引退した瞬間に次世代のキャラに移るシステムの都合から、ただ速さを求めるのならばクラシック期の間に三冠を入手し、三冠を取った瞬間にケガか何かで即引退が望ましいと言えます。
ただ、この“ケガ”というモノが難しいところさんです。
ウマ娘ちゃんたちはマスクデータとして『足がニンジンさんになっても走るんだよぉ!』って性格をしています。つまり生半可なケガじゃ引退してくれません。しかもウマ娘世界の三女神様たちはお優しいのであの『もう走るの無理っす』と言われたマックイーンことパクパクさんでも復帰できてしまいます。
……、はい。まぁ言いたかないですが完膚なきまでに壊れる必要性があります。やさしさと倫理と誇りとその他もろもろは浜で死にました。タイムのための致し方のない犠牲だって? 腹を切りなさい投稿者!
ま、そんなわけで速さを求めるならば菊花賞か秋華賞を走り終わった瞬間にケガが爆発して次世代へのバトンを渡す必要があるんですね!
んじゃ、これ以上うだうだ言っていたらいつまでたっても育成始まらないでさっさと行くでガンス。
育成では、アプリ版ウマ娘のように最初のオリキャラ育成の時だけ継承を行うことができます。二代目以降は親である先代から継承するのですが、初代は継承するものがないからね、仕方ないね。
一応何も継承しないでスタートすることは可能ですが、何も継承しなかった場合メイクデビューに出てくるモブウマ娘ちゃんにすら勝てないクソザコナメクジパンチしか打てないウマ娘が出来ちゃうのでなしです。
さ、それでは継承元の方々をご紹介しましょう。
トキノミノルちゃんと、ラムタラちゃんで~~っす!
では僭越ながらぼくちんが説明をば。
一人目! たづ……、ではなくてトキノミノルちゃんです。史実10戦10勝のダービー馬。幻の馬(ウマ娘)と呼ばれた方ですね。黒髪を後ろにまとめて緑の勝負服を着た人なんですけど私たちにとっては緑の悪魔、って言った方が解りやすいですかね?
この方はめちゃクソ、というか公式チートと呼ばれるぐらいつよつよウマ娘で、素人でも簡単に“天上天下唯我独尊”を育成できる正真正銘の最強ウマ娘なんですがケガ率が異様に高いです。史実でも破傷風でなくなってしまい、そのせいかトキノミノル自身、もしくは彼女を元にした場合、とんでもなくケガの発症率が跳ね上がります。小さなケガから競争者としての人生を諦めないといけないケガまでなんでもござれなんですよね。
しかも菊花賞直前に何らかのアクシデントが必ず発生するというおまけつき! 強いけど脆い、ダイヤモンドみたいなウマ娘なわけですね。なお今回はこの特性を利用いたします。
ちなみに片足負傷したトキノミノルで凱旋門賞をレコード勝ちした後に謎の超回復で三冠どころかシンザン以前の五冠を達成した意味不明☆の動画を他実況者様が挙げていらっしゃるのでご覧くださいませ。……やっぱ緑の悪魔なんですねぇ。
二人目は海外ウマ娘、ラムタラとなります。4戦4勝、生涯不敗の欧米三冠馬ですね。この方もヤバ谷園です。トキノミノルと同じようにクソ強いんですが、史実で肺の感染症や捻挫などのケガに悩まされたお馬ちゃんさんです。この子を元にした場合、肺の感染症にかかりやすくなりますし、足まわりのケガも多くなります。
でもまぁわたくしが選ぶぐらいですので、それを抱えたままでも凱旋門勝てるぐらいのウマ娘ですタイ! やっぱりこいつらおかしいや!
今回の継承ではトキノミノルと合わせることでケガに悩まされながらも三冠を入手したというご利益にあやかろうと思っています。
まぁでもこの二人並べてみますとスゲェですわね。もうヤベェとかスゲェとかそういう語彙力皆無サラマンダーみたいな言葉しか出ないレジェンドさんたちです。これからこの二人を親にしてキャラ育成するって? ヤベェな(語彙力皆無)
ではではこのお二人を混ぜ混ぜしますと…………ホイ!
黒髪黒目のウマ娘の誕生でございます。チャームポイントに正面から向かって右側の方の髪が一房黄色になってますね。かわいくていいじゃないの? なお、この時点(育成開始するまで)は容姿の細かい設定や勝負服の設定ぐらいしかできません。ステータスとかは育成始まるまで解らないってことですね。あ、タイマースタートは育成開始ボタン押してからですよ。
容姿とかは元になったウマ娘の面影残してるので若干にゃたづなさん寄りのお顔ですね。ラムたんの面影が消えちゃって私悲しい……、あ。髪型はどうしましょうか? いつもならわたくしの心の性癖を解き放ってボブとかそんな感じにするんですけどもせっかくたづなさんよりですからね。ちょっと寄せて髪型ロングにしてしまいましょうか。そのまま纏めずに流す感じで。うんうんそうそう! いい感じ!
残りの勝負服は……、デフォじゃ緑色の軍服ですね。モデルは帝国陸軍の礼服でしょうか? まぁ元の二人の勝負服が緑ですし、たづなさん戦後すぐの方なのでそれが継承されたのかな?
ちょいとばかし会長に似すぎているので変えちゃいましょう。元の陸軍スタイルから『海軍としては陸軍の決定に反対である』と言うことで白一色の海軍スタイルに変更。そこにフリフリ一杯付けまして、魔改造した軍服。さしずめ軍服ドレスとでも言いましょうか。
んでカラーを白一色からたづなさんのワンポイント緑色。ラムタラの白色を基調、そこにこの子の特徴的な黄色い一房をいただきまして、白を基調とした黄色と緑がアクセントとなる勝負服が完成いたしました!
うむうむ、いいじゃないか!
……でも顔色すっごく悪そうだしなんか幸薄そうだし、なんか長生きできなさそうな弱弱しさを感じますね? どうしてでしょう?(すっとぼ)
ではでは最後に名前は入力速度を考慮して“ほ”から始まる言葉を入力しようとしましたがこういうアウチな言葉などは三女神サマからお仕置きが下るのでダメです。真面目に考えましょう。
レジェンド様たちのお子さんですので(違う)あんまり弱そうな名前はできませんよね……、せや! ワイの心の中学二年生が“ロード”を進めてくるじゃん! 使ってやろ! 後は、なんかすぐいなくなってしまいそうな気がします“カナリア”。合わせて“ロードカナリア”ちゃんとでもしましょうか。
うん。ぽもにしたらいい扇子じゃない? たくさん仰げそう! あ、香港スプリント連覇したロードカナロア様とは関係ないです。たまたま似ちゃっただけです。そこんとこよろしく。
んじゃ、育成始めていきましょう!
磯野、育成開始の宣言をしろ! あとタイマースタートだ!
デュエル開始ーーーーーー!
ーーーーーーーー
私は、生まれつき体が弱かった。
外に出れば風邪をもらってくる。
少し力めば骨が折れる。
私は、一度だって走れたことが無かった。
それどころかただ人と同じ速度で歩くので精一杯だった。
小さい時、母に「体が大きくなればその分強くなる。もう少しの辛抱よ。」
何度も、何度も言われた。
だから、我慢した。
家の窓から外で走り回るみんなを見た。
それを見ながら想像の世界に飛び立つのが日常だった。
世界の私は、今よりも何倍も大きくなって、たくさん外で、ターフの上を走っていた。
大きくなったら外で走れる。
大きくなったらレースもできる。
“夢”の中の私はとても、楽しそうに笑っていた。
そして、時間は過ぎた。
背が伸びた。
変わらなかった。
学年が上がった。
変わらなかった。
中学に上がった。
変わらなかった。
ウマ娘の成長は早い。
中学に上がる頃には母と同じ背丈になった。
でも体はそのまま。何をしてもケガばっかり。病弱のせいでろくに外出もできない。
私の友達は車いすだけだった。
だから、神様に祈った。
ほんの少しだけ、ほんの少しだけでいいから走れる体にしてください。
病気も気にせず、ケガも気にせず。全力で走れるだけの丈夫さを、力をちょっとだけ私にください。
何度も、何度も神に祈った。
たった一度だけでもこの身で風を感じたかった。
願いは、叶った。
神様にお願いし続けたその次の日。
朝起きた時、私が感じたのは軽さだった。
体が軽い。羽が生えたように軽い。
私は家を飛び出した。
靴なんて学校の革靴しかなかった。
運動なんて、走るなんて私には縁がなかったからだ。
だから素足で走った。
アスファルトで足の裏が血だらけになったけど、楽しかった。
風を切る感覚が楽しかった。
生まれて初めて、やっと走れた。
私は、倒れるまで、ずっと笑いながら走った。
空はとても晴れていて、雲一つなかった。
なのに私の顔はすごく濡れていたことだけ覚えている。
ただ、とても楽しかった。
思えば、そこでやめておけばよかったのかもしれない。
そうすれば、あの一度だけで満足できたかもしれないのだから。
私が走った姿を中央のトレセン学園、その理事長がたまたま見ていたらしい。
普通の何もない中学に進んでいた私をスカウトするために、私が走れた日の午後。
家に帰ると理事長がそこにいた。
その時の私は舞い上がっていた。
初めて走れたことで胸が一杯だった私はその申し入れを受けた。
母も泣きながら私の背を押してくれた。
たった一年だけの、私の
始まりを告げる鐘の音が、どこかで鳴り響いた。
ーーーーーーーー
1984年。その年は二人の皇帝が生まれた年だった。
一人目は、シンボリルドルフ。
クラシック、三冠への道に挑むまで4戦4勝。そのすべてを余裕をもって圧勝したウマ娘。
昨年、ミスターシービーが三冠を達成し、それに続いて二年連続三冠ウマ娘の誕生、その候補として真っ先に挙げられたウマ娘だった。
二人目は、ロードカナリア。
か弱く、病弱。家柄も血筋も、ない。それ以上にすでに壊れているかのような体。
とても走るウマ娘のようには見えなかった。
しかしながら結果はクラシック開始までに2戦2勝。しかもホープフルS、ジュニアの頂点に立った。
見た目通り体は弱かった。
だが、強かった。ただ、速かった。
1984年。レコードを破壊するのが日常と化した年。
無冠の三冠馬、幻の三冠馬。永遠に続くかと思われたライバルが生まれ、終わった年である。