呪術廻戦 衛宮士郎in渋谷事変 ダイジェスト風 作:dannbo
呪術=魔術と考え、領域展開=固有結界と考えます。
士郎は干将莫耶のみをFate世界から武器として持ち込んでいます。また、個人での領域展開を可能と設定しています。
10月31日、ハロウィンの渋谷。
士郎は七海建人、禪院真希、禅院直毘人と共にいた。初めは順調に呪術を祓っていたものの、途中で四人は特級呪霊と遭遇する。樹齢の名は陀艮。直毘人と七海、そして士郎の投影した遊運を持った真希が殴りかかる。士郎は少し離れたところから、弓矢で攻撃していた。陀艮は水の防壁で四人の攻撃にも余裕を持って耐えているが、特に直毘人の術式の影響でまともに反撃出来ていない。次第に戦況は呪術師側に傾き始める。対空した陀艮を直毘人が迎撃したところで、陀艮は切り札を使用した。
『蕩蘊平線』
陀艮と四人は砂浜が広がる領域へと閉じ込められる。直毘人はすぐさま落下の情によって領域を対策する。七海は真希と士郎に領域への警告を発するとすぐさま呪力によるガードを開始した。真希は七海の警告に従い、攻撃への警戒を強める。干将莫耶を投影すると、呪文の詠唱を開始した。
士郎は領域展開に特化した術士である。そのため、一般人の生まれながら不完全ではあるものの領域展開が可能だ。ただし、領域を展開するためには印を組むだけではなく、呪文の詠唱が必要となる。この呪文の詠唱が縛りとなり、実力不相応な領域展開を可能とするのだ。
「体は剣で出来ているーー」
陀艮の必中術式が四人に襲いかかる。四人はそれぞれの方法で対処するが、全員の体が少しづつ削れていった。
そして、陀艮がさらに式神の数を増やそうと呪力を練っていた時に、士郎の呪文の詠唱が終わった。
『無限の剣製』
領域同士がぶつかる。そして、互いの領域が中和されることにより、陀艮の領域から必中効果が奪われた。四人はそれぞれ傷を負ってはいるが、五体はまだ機能している。士郎の領域展開を確認した三人が陀艮に突撃する。陀艮の式神による攻撃は士郎の剣が迎撃する。一部の頑丈な式神は迎撃不可能であるため、七海と直毘人が破壊した。そして、三人は陀艮へと到達する。
それからは、先ほどの戦いと同じだ。直毘人の術式で動きを封じながら三人がかりで削る。陀艮は領域展開中であるため、呪力を大分消費していた。三人の猛攻により陀艮が押され始める。三人からしても、士郎の領域が長くは保たないことを理解していた。だからこその猛攻。多少のダメージは覚悟の上での攻撃だ。陀艮は攻撃に耐えかねて上に飛ぶ。しかし、直毘人に叩き落とされる。陀艮は地上の二人の攻撃を腕でガードしようとするが、真希の遊雲でガードを崩される。そして、七海の七三術式の乗った黒閃によって頭部を破壊された。
陀艮の領域が解除され、陀艮の体が崩れ落ちる。四人は特級呪霊を祓うことに成功したのだった。