AI「死ぬまで一緒です」   作:強烈ミントのキセル

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あ、成程……原作キャラとの絡みが無いのが原因のひとつでもあるのか……
ご指摘ありがとうございます!

コメントありがとうございます!
何気に無限ループは技として使おうと模索しております。


嫁と、旦那と。時々青年

誰もいない広場にシジルと巨大な鉄板が数枚並んでいた。

シジルの傍らには拳大の穴が数個空いた鉄板が数枚転がっており、シジルが日課である“運動”をしているという事を物語っている。

シジルは足取り軽くステップを踏み、鉄板をその拳、素手で殴り付ける。

するとどうだろう……少々分厚い鉄板は飴細工の様にグニャリと歪な形に変形し、吹き飛んだのである。

彼は本当に人間なんでしょうかね?

さて、そんな彼に近寄るひとつの影……

 

「ん、どうした?」

 

それに素早く気づいたシジルは手っ取り早く話しかけた。

 

「え、あ……と……」

 

彼の名前は織斑一夏。もうひとりの人間だ。

 

 

 

 

「織斑一夏君……だったかな?」

 

「あ、はい!そうです!」

 

運動していると青年が来た。

にしても何故彼は未だに妙な丁寧語っぽい言葉遣いなのだろう?

 

「何度も言っているが俺と君はタメなんだがね……」

 

「え、でも有朱さんって副社長なんでしょう?あのコンテナ社の……」

 

「…………何だ、そんな事か」

 

「へ?」

 

「言っておくが俺はフレンドリーな上司を目指している……部下にもなるべく敬語を控える様に言っているし、クラスメイトである君も例外ではない」

 

「でも……「ウジウジする男は嫌われるぞ……」……よ、よろしく?」

 

「よろしい」

 

とりあえず握手をしておく……まだ彼はタメ口に慣れていない様子だが、こうしておかないといつまで経っても部下が敬語で話しかけてくるからな。

 

「で、どうした?」

 

「え、えと……有朱ってその……人間なのか?」

 

「は?」

 

「あ、いやその……そこの鉄板を素手で軽々吹き飛ばしたりしてたし……人間離れしてる気がしてさ?」

 

突飛な質問に思わず思考停止してしまったが……成程な。

 

「そんな事か……やろうと思えば誰にだってできるぞ?」

 

「…………」

 

「俺だって最初は3mmの鉄板を曲げるのだってやっとこさだったさ……まぁ、今じゃ3cmだけどな」

 

「…………」

 

「なんならお前もやって「あの!!!」ぅん?」

 

「有朱さ……有朱はどうして強くなったんだ?」

 

「ん?」

 

「二人のその……本当かどうか知りませんけど……二人の為ですか?」

 

二人ってのはグラドスとタレットの事だろう。

ちなみに二人は本当に嫁だ。

 

「…………半分正解、半分不正解」

 

「え?」

 

鉄板の回収要請をする……そろそろ時間だ。

 

「お前、英雄って歌知ってるか?」

 

「え?」

 

「昔の特撮ドラマの主題歌でさ……まぁ、つまりそういうこと……ほれ、このレコーダーに入ってるから聴いてみな」

 

一昔前の音楽プレーヤーを青年に投げて寄越す。

 

「わ!?わわわ……」

 

鉄板の回収作業も終了したらしい……取り合えず嫁さんとこに帰ろうかな。

 

「ま、何で強くなったんですか?って質問の細かい答えにはならないとは思うが……なんとなく理解できるようにはなるんじゃないか?」

 

部屋に戻ろう……

 

「…………」

 

…………おっといけね……言い忘れてた。

 

「あ、それとな」

 

「はい?」

 

「二人共れっきとした俺の嫁さんだ……忘れんなよ」

 

「あ、あぁ……」

 

言うことは言ったので改めて部屋に戻るとしよう……




短いとは思いますが……原作キャラとの交流回でした。
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