今日からはじめる 目指せデュエリスト日記   作:すずなりゆうか

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おしらせ

この「今日からはじめる目指せデュエリスト日記」はここで完結とさせていただきます。

既に投稿してあった日記2の1から3は次作である「鈴鳴ゆうかの夢日記」に移転しました。感想を書いてくれた皆様ありがとうございます。

 

もし、よろしければ引き続き「鈴鳴ゆうかの夢日記」も読んでくれると助かります。

 

───以下、文字稼ぎ。

 

 

 

「新しい、シナリオが始まっただって?」

「大規模シナリオらしいよ」

「うはぁ、共同作成シナリオかぁ…しかも、NPCは存在しないとかやばすぎだろ!?」

「えへへー、既に参加申請送っちゃったー☆」

 

夢で共通される謎の場所。名称は決まっておらず、各々が勝手に様々な名前で呼ぶ世界で、よくあるファンタジーゲームの酒場を模した情報交換広場にて四人の男女が騒いでいた。

 

「申請可能なのは…デッキ、移住先、年齢、性別、あと細かなキャラ設定か」

「ダメならダメって通知来るらしいな」

「俺、ダメって。スプライトが駄目らしい」

「私なんて結構無茶振りなこと書いたのに通っちゃったよ…。シナリオに関わるから自分のロールとか教えてもらってないし、基本はアバウトなことを伝えて行動はプレイヤー次第らしい」

 

キャラ申請用紙と書かれた枠のある白紙の紙をひらひらさせながら記載してある要項を読み上げる男に反応して、青髪の青年が呟いた。すると、金髪の長耳は申請したものがダメだったと周りに伝え、一方で無理だと思ったことが素直に通ってしまったのだと白髪の女児は言っていた。

 

「これ、もしかして早期申請の方が通りやすかった説あるな」

「役割とかほとんどランダムらしいからなぁ」

「カードの持ち主をランダムで決めて、それに附随して役割も決まってるのかもな。見られてるとしたら…人格性とかじゃないか?ほら、誇り高き竜を卑劣なプレイヤーやろくでなしに渡したりしないだろ」

「いや、有り得る。カードに精霊が宿ってるとするなら主人を見限って新たな主人探すだろうし。役割があってもその役割が後天的に他者に移る可能性もある」

「うへ…お前の予想。いつも怖いわ」

 

テキトウなことを言って、女児に真面目に返されてしまった長耳は特に寒いわけでもないのに寒気に身を震わせるかのように腕を擦った。

 

「んじゃ、今日から先行してログインできるみたいだから先にログインしとくわ。まぁ、向こうで出会えるとは思ってないけどまた向こうで会おう」

「ん、了解。"ゆうかさん"」

「しっかりたのしめよ!」

「なるはやでログインできるようにするわ!」

 

そう言って、女児は仲間から見送られる形で酒場から姿を消し、ゲームの世界に旅立った。

 

「俺たちも早く追いかけないとな」

「エンタメデュエル推奨かぁ、デッキ何にしよう」

「いっそ、デッキなしで申請したろうかな」

 

残された3人の男たちはそう呟きながらも申請用紙に向き合い、考え、夜が更けていくのだった。




次作はあらすじに貼り付けてあります。
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