注意
捏造
オリ主
主の趣味と妄想
錆兎様大好き。
ok?
8才になった寒い日の夜、悲劇が起きた。
(ん?なんか変な感じ...)
目を開けると、恐ろしい化け物と真っ赤に染まった何かがあった。
「母さん...!」
その‘何か’の周りには母さんが着ていた着物があった。
そして化け物の周りには、家族の着物が。
私の体はブルブル震えた。
(私、死ぬんだ。)
「お?まだ食いもん残ってたのかぁ。」
化け物はどんどん私に近づき、鋭い爪を見せた。
「お前は、これからなにが起こるか分かるかぁ?」
恐怖で体が動かなくなった。
「お前はなぁ、俺の餌になるんだよぉ。」
化け物は振りかぶって私を引っ掻こうとした。
すると突然目の前に、雪の結晶のような美しい何かが現れた。
そして化け物の両腕が切られていた。
「逃げて!」
誰かがそう言った。
私は逃げた。雪の中を裸足で走った。
「クソッ逃がすか!」
化け物はなくなったはずの腕で私の背中に深く傷を付けた。
私はそのまま意識を失った。
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(何だか花の良い香りがするなぁ)
私は目を開けた。
起き上がると、背中に激痛が走った。
「痛っ」
(そういえば、私はどこにいるんだろう。)
周りを見渡した。
大きなお屋敷で、暖かい光が差し込んでいた。
(天国ではないみたいね。)
突然襖があいた。
「起きましたか?」
顔を隠している、黒い服を着た人だった。
(へ?)
私はポカーンとした。
鬼滅の刃に出てくる‘隠’にとても似ている、いやそのまんまだった。
「あの...ここは?」
とりあえず聞いてみた。
「ここは産屋敷家、鬼殺隊の本拠地です。」
「きさつたい...」
私はとても驚いた。
鬼滅の刃の世界だ。ここ産屋敷家だ。
私は前世の記憶があるまま鬼滅の刃の世界に転生したの?
「私は鬼殺事後処理部隊、隠と申します。鬼殺隊は知っていますか?」
「はい、知っています。」
とりあえずそう返事をした。
鬼滅の刃の世界だとしたら私は何のキャラ?こんなエピソードないよ?
「あ、そうだ、お名前は?」
「白姫雪華です。」
白姫雪華なんてキャラいないよね?てか私を助けてくれた人は誰なんだろう。
「はい、分かりました。それでは失礼します。」
隠の人がどこかへ行き、私はまた考えた。
(私は鬼殺隊なのかな?それとも鬼?)
色々考えているとまた背中が痛くなったので、布団に潜り込んだ。
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私が起きる頃には、夕方になっていた。
私が寝ている間に産屋敷様が来ていたと隠の人が教えてくれた。
起きていたときには無かったはずの藤の花が花瓶に飾ってあった。
「こんにちは」
きれいな声が聞こえた。
「もしかして、たすけてくださった方ですか?」
たすけてもらったとき、少し見えた羽織と同じような羽織を着ていたのでもしかしたらと思って聞いてみた。
「ええ、そうよ。私は小冬音っていうの。よろしくね。あなたの名前は隠から聞いたわ。」
小冬音さんはとてもきれいだった。
「あの...家族は?」
恐る恐る聞いた。
「...全員、亡くなっていたわ。」
やっぱり、そうだったんだ。
ぽろぽろと涙が溢れた。
小冬音さんは私を優しく抱きしめてくれた。
「悲しいよね、私も鬼に家族を奪われた。」
私は鬼に、‘憎い’という感情を抱いた。
「私、鬼殺隊になりたいです。」
覚悟を決めた。命をかけてでも鬼を倒したかった。
小冬音さんはビックリしていたが頷いて、
「分かった。」
とだけ言った。
小冬音さんに剣術を教えてもらうことになった。
まだ傷が癒えていないので、治ったら小冬音さんの屋敷に行くことになった。