ポケモンエンジョイ勢がレジェンズアルセウスの世界に迷い込んだようです。   作:つちのこ。

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ついにタイトルにまで現れる愚痴。本当に進まない...。レジェンズアルセウスって会話多かったんだね...。読んでる分にはあまり多く感じないのに...。


●第14話 こっち視点全然進まねぇ...

 

「で、捕まえたポケモンはいずれ放牧場で預かって貰える。ちなみに連れて行けるポケモンは最大6匹なんだ。」

「そうなの?」

「そりゃそうだぜ。何せポケモンボールをポーチの紐に固定できるのが6つまでだからな。それ以上持つと落としてしまう。」

「なるほど...。」

「それに1匹1匹の世話もしなければならないからな。6匹ともなれば大変だぞ?まぁ6匹連れてる凄いヤツいないけど。」

「確かに...そうだね...。」

 

 

 

ゲームだと6匹でも普通に旅はできた。所謂旅パというやつだけど、タイプ相性とか考えて6匹連れて行けるのに使うポケモンは大抵固定されちゃう。レベルが1番高いポケモンをメインで、次点でストーリーで1番タイプ相性が合うポケモン達を使う。

 

タイプ一致とかそんなのは対戦とかでしか私は重視しなかった。だってストーリーをクリアするぐらいならレベル差があれば大抵なんとかなるからね。...まぁでもダイパリメイクのトレーナーは皆強かったけど...。

 

 

 

っとそんなこと言っているうちにようやくコトブキムラに辿り着いた。

 

 

「さあ本部のシマボシ隊長に報告です!」

「さすがのシマボシ隊長もたまげた顔を見せるよな!」

「そうかな...?」

「そうだぜ!もっと自信持てよ!」

「う、うん。」

 

 

 

...それでもゲームで言えば序盤も序盤。これから私は調査隊の一員としてこの世界で生きなければならない。過酷なものになりそう...。

 

 

いつの間にか本部に向かっていた博士たちを追いかけ、本部に入った。

 

 

 

「......どうやら野垂れ死にせずに済むようだな。」

「おかげさまで...。」

「ふん。...祝福する。試験は合格。貸したポーチはそのまま使うがいい。」

「ありがとうございます...隊長。」

「っ...。...それにしても感心した。異端なキミを試すため無理難題を出したのにこなすとはな。」

「テルくんが教えてくれたおかげです。」

「...そうか。...授与する。調査隊の制服だ。」

「ありがとうございます!」

 

 

 

シマボシ隊長から私の体に合いそうなサイズ感の制服と...草履?を貰った。

 

 

 

「昨夜泊まった宿舎にて着替え、本部3階にある団長室に急げ。」

「わ、分かりました!」

「調査隊としての最初の任務だ。制服を着用し、団長に挨拶せよ!」

「はい!」

 

 

 

そうして私は走って宿舎まで戻ったのであった。

 

 

 

「...ふんふふんふふ〜ん...。ふむ...これテルくんのと一緒だね。...カッコイイかも。」

 

 

 

あとは草履みたいなのを履くだけ。ポーチを着けた時は似合わなさ過ぎて不安になったけど、いざ制服を着るとそれなりに見えるようになった。

 

 

 

「挨拶かぁ...なんだか職員室の先生...どころか校長先生に会いに行くみたい。」

 

 

 

まぁ会ったことないけどね。

 

 

 

─────────────

 

 

「おっ!来たな。調査隊の制服だと仲間!って感じがするよな!それにしても団長...いつから制服の準備をしていたんだ?」

「確かに...。」

 

 

 

言われてみれば確かにそうだ。さっき着替えた時は余りにもピッタリすぎて気にならなかったが、なぜピッタリなのか。私誰にもサイズ伝えてないんだけど...。

 

 

 

「...着替えたか。」

「シマボシ隊長!」

「昨日提供した部屋だが、今後も使うといい。」

「あ、ありがとうございます。」

 

 

これで衣食住が完璧になった。その分頑張って働かなきゃ...!

 

 

「こちらも使え。」

「へ?わひゃっ!?」

「な、何をそんなに恐れている。」

「い、いえ...すみませんわざわざ。」

「気にしなくても良い。」

 

 

 

シマボシ隊長が私に頭巾を被せてきた。なんだかお母さんみたいになったかも。あ、あとスーパーの店員さんも頭巾被ってるよね。

 

それにしてもシマボシ隊長の唇...ぷるぷるだったなぁ...。離れてみると威圧感があって顔もまともに見れないけれど、近くで見ると端正な顔つきで控えめに言って美しい。宝塚とかに出てそう。

 

 

 

「...団長に挨拶せよ!」

「はいっ!」

 

 

 

ビシッと警察官がよくやる敬礼を決めて私は階段を上る。敬礼をした時に不思議そうな顔をされたんだけどこの世界に敬礼ってないのか...。

 

 

 

「この上か...。」

 

 

2階の真ん中にある大きな階段を更に上っていく。するとそこには毛量の多い人が目を瞑って待っていた。

 

 

「───待ちかねたぞ!」

「っ!」

 

 

 

急に大きな声を出したので驚いてしまったが、よく見ると誰かに似ている...ような気がする。

 

 

 

「ギンガ団団長!デンボクであるっ!!うむぅ...お前が凛だな...?」

「は、はい!!」

「うむう!時空の裂け目から落ちてきたことを含め大凡の話は聞いている。さて。どれほどのものか確かめさせてもらうぞ!」

「はい!......はい?」

「立ち会えッッ!!!」

「うぇ、えぇええ!?」

 

 

あの構えは...まさか...!Japanese相撲!?小さい頃お父さんがよくやってたやつだから私にはよく分かる...。まさか私に飛び込めと...?

 

 

「...えぇい!!」

 

──ガシッッ!!

 

「でやぁっっ!!」

 

 

──ゴロゴロゴロ...!

 

 

 

「うむう!血気盛んである!相撲はまだまだだが、見所はありそうだな!」

「うぅ...いててて.........。」

「空から落ちてきたお前を不気味だと思う者もいるだろう!人によっては災いを招くものだと考える迷信深い者もいるやもしれぬ!」

「...。」

「だが入団試験に合格したのだ!お前が面妖なやつでもコトブキムラの仲間として受け入れよう!!」

「...ありがとうございます...!」

「ギンガ団の仕事に忠勤し、ポケモン図鑑を完成させよ!!」

「了解ですっ!!」

「うむう!凛よ。ポケモンとは恐ろしい生き物!心して調査に励め!」

「はいっ!!」

 

 

 

無事(?)挨拶を済ませた私はシマボシ隊長の部屋へ向かった。

 

 

 

「団長に認められたな。」

「はい!」

「...キミのギンガ団団員としてのランクは『ゼロボシ』となる。調査隊員として活躍をすればキミのランクも上がる。」

「団員ランクを上げるにはポケモン図鑑の完成度を上げましょう!そして図鑑の完成度を上げることは『全てのポケモンとであえ』というキミの使命を達成することに繋がるのです!!」

「なるほど...。」

「これも与える。クラフトに必要なレシピだ。」

「あ、ありがとうございます。」

 

 

 

丸まった紙を貰ったので開いてみると、そこには材料とクラフト方法、必要な道具、そしてモンスターボールの完成系が載っていた。とりあえずこれはモンスターボールのレシピって事だね。

 

 

 

「それと3000円だ。材料を買うといい。」

「あ、はい。」

 

 

単位は円なんだ...。金銭感覚は日本にいた時と同じで良さそうだね。...知らないものしかないから相場とか何も知らないけど。

 

 

 

「テル。クラフト名人のキミに命じる。凛にクラフトを指導せよ。」

「了解です!凛。クラフトについて教えるぞ。俺に任せろよ!」

「う、うん!」

「クラフトとは手作業のこと!そう!ギンガ団は調査に使う道具を自分たちで作るんだ!雑貨屋でも買えるけれど自給自足の精神が大事だからな。」

「うん。」

「ポケモンを捕まえるためのモンスターボールも作れるぜ!まぁ説明よりも実践するのが1番だな!クラフト屋に行くぞ!それでは隊長失礼します!」

「それじゃあボクも研究に戻りますね。」

「あぁ。凛。クラフトを習得せよ。」

「はい!失礼します!!」

 

 

 

 

テルくんに置いていかれないように早く行かなきゃね...。

 

 




誤字指摘頂きました。ありがとうございます。ボール投げる時の放物線を描くうんたらこうたらのくだりでy=−2xって書いたんだけどこれ右肩下がりの直線ですね。これじゃあいつまで経ってもボール落ちてこないですね。...私疲れてるのかな。

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