ポケモンエンジョイ勢がレジェンズアルセウスの世界に迷い込んだようです。 作:つちのこ。
「さて凛くん。ポケモン図鑑を完成させるには図鑑タスクをこなす必要があります!ポケモン図鑑にボクが調べて欲しいことを書きましたのであとで確認してみて下さい!」
「はい。」
私は今再び黒曜の原野に来ていた。クラフトはどうなったのか、だって?当然上手く行きました!ぼんぐりの硬い殻に合わせて打つだけだからね。それと呉服屋さんの人に道着を貰った。まだ着てないけど道場に行った時に着ようかな。で、スグルさんっていう本部の前の人にケムッソを捕獲してきて欲しいって言われた。お駄賃貰えるならやるよ。黒曜の原野のどこかにいるでしょ。
「ポケモンを捕まえたり、ポケモンと戦ったり...図鑑タスクをこなしてポケモン図鑑を完成させるのです!」
「よし!凛。大事なことを教える!」
「うん。」
「野生のポケモンはお前を襲うだろう...そんな時は回避だ!」
「う、うん...?」
なんかそのまま...?いやでも回避ってすっごい大事なことだよね。
「いいからよく見ろ!そして俺の動きを盗め!」
「うん!」
「行くぞっっ!!」
───ヒュッ...ゴロンッ!バッ!
「見たか!これが回避だ!」
「お、おぉお...。」
ドヤ顔のテルくん...同年代っぽいけど弟みたいで可愛いかも。
「素早く回避すればポケモンの技を避けられる。ポケモンの技は強烈だからな...。何発も喰らうと気絶するぞ...。」
「そう、だよね...。」
「コリンクのでんきショックで気絶した時も警備隊の人に助けられたんだ...。まぁ心配するなよ。俺が色々と教えてやるから。だってセンパイだからな!」
「うん。お願いねテルくん。」
「お、おう。任せとけ。」
やっぱりテルくんのドヤ顔は微笑ましい。それにしてもポケモンの技を回避、か...。アニメとかで見てるとやっぱり早すぎて私なんかが避けられるのか不安になるなぁ...。頑張って受け身を取れるようにしないとね。
「それじゃあビッパのいるところで待ってるぜ!」
「うん!」
そう言ってテルくんは走り出していった。
私は今から何をするのかというと...
「頑張れ凛くん!」
「はい!ふっ...!」
──くるりんっ...くるりんっ...!
前転の練習だ。学校でマットを背中に感じながら前転するのと外で大自然を背中に感じながら前転するのとでは圧倒的に後者の方がキツい。石がゴロゴロと転がっている地では前転したら背中が死ぬ。だから前転を完璧にしてできる限り負荷がかからないようにするのだ。
「ぷしゅっ!ぷしゅっ!」
「うん!がんばる!!」
ヒノアラシも横で応援してくれている。これは頑張らないとね。
「その...凛くん?」
「はい!」
「もう夕暮れなんだけど...テルくんのところに行かなくてもいいのですか?」
「あっ...。」
─────────────
「...遅いぞ。」
「ご、ごめんなさい...。」
「まぁいい...。ビッパの図鑑タスクには『捕まえた数』と言うのがあるだろ?」
「ちょっと待ってね......うん。たしかに。」
「1匹捕まえて終わりではなく、2匹、4匹とどんどん捕まえるんだ!」
「それは...なんで?」
「それは...あれだよ...。ラベン博士曰く...対象が多ければ多いほど...調査が捗る?」
「なんで疑問形なのよ...。」
「うっ...だって難しい話だし...。そ、それはいいだろ!?さ、早速色々と試してみなよ!じゃあ俺は先で待ってるぜ!」
「逃げた。」
「うっさい!」
逃げ出したテルくんを横目に私は目の前で見上げてくるビッパにモンスターボールを投げた。モンスターボールは1回跳ねて花火が出た。無事に捕まったようだね。
「図鑑は...あと1匹で1つクリア?」
図鑑タスクの『捕まえた数』という欄には順番に1、3、6、12、25匹と書いてある。私が捕まえたのは2匹だからあと1匹捕まえればより良い調査ができるんじゃないかな?
「んー...。」
「ビバ〜?」
「君に決めた!それっ!」
───ポンポンポーンッ...パンッ!
三度跳ね、無事に捕まったビッパ。次のタスクは〜...『重いサイズを捕まえた数』...?難しいなぁ...。大きいのを捕まえれば良いってことでしょ?でもそんな子はここら辺にいないし...。次次!
「『倒した数』...。」
やっぱりあるんだね...こういうタスクも...。でも、この世界の住人にとってはビッパでさえも怪物とかに見えちゃうのかな。倒し方とかどのポケモンとの相性が良いのかとかそういうのも求められるんだろうね。
「...出てきてヒノアラシ。」
「ぷしゅーっ!」
「こうなったらヤケだよ!倒しまくるぞー!」
その日、黒曜の原野の一角でビッパの断末魔が飛び交ったという...。
少しずつ自由になっていきますねー...。というか最近忙しすぎワロエナイ...。
好きな御三家をどうぞ
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ミジュマル