ポケモンエンジョイ勢がレジェンズアルセウスの世界に迷い込んだようです。 作:つちのこ。
「頑張れーヒノアラシー!んしょっ!」
「ぷしゅっ!」
───ドゴッッ...ボォゥッ!!!
遠くで跳び前転を練習しながら私はヒノアラシの戦闘を応援していた。ヒノアラシはでんこうせっかでビッパに体当たりしてから至近距離でひのこを吐いた。
「おぉー!今のカッコイイね!!」
この一連の流れが本当にカッコいい。あれからしばらくビッパを倒し続けてたんだけど、最初はでんこうせっかをした後、大抵ビッパに反撃されていた。素早さとかそういう関係なんだろうね。でも倒し続けてレベルが上がったからかなぜかヒノアラシが2回行動できるようになったのだ。
「ぷしゅ......。」
「ぇ、ど、どうしたのヒノアラシ...。どこか怪我した...??」
「ぷしゅっ!」
首を横に振って私を見つめるヒノアラシ。可愛い...じゃなくて。一体どうしたのかな...?
───ティロン...♪
「ん?」
私のスマホ...今はアルセウスフォンに通知が来た。えーっと...って私の手持ちが写ってる!?
「まじか...。」
「ぷしゅ?」
今までヒノアラシのレベルや覚えている技とか能力値とか何一つ分からなかった。でもそれら全てがアルセウスフォンに載っていたのだ。
「...進化、可能?」
アルセウスフォンによるとヒノアラシのレベルは既にレベル17。他にも手持ちのビッパ、ムックル、コリンク達も遊ばせていたのでレベル14だ。そんな中でヒノアラシとムックルに進化可能という文字が記載されていた。
「...。」
「ぷしゅう?」
「進化...する?」
「ぷしゅっ!ぷしゅっ!!」
「分かった!じゃあ進化して!!」
───ブワッッッ!!!
突如黒い霧がヒノアラシを包み込む。それはグルグルとヒノアラシを囲むように渦巻いていき...
「マグッッ!!」
───ブワァッッ!!
霧が晴れるとそこには大きくなったヒノアラシ...じゃなくてマグマラシがいた。くぅ...可愛い...!
「かぁいいなぁマグマラシぃ...。」
「まぐ?」
マグマラシになった事でいつもしゃがんで頭を撫でていたのが、中腰で撫でれるようになった。これは大きな1歩だ。それにしても進化エフェクトカッコよすぎる...。
黒い霧が晴れる前にマグマラシのキリッとした目が一瞬だけ見えた気がしたんだけど、あれはカッコよかったなぁ...。
「っとそうだった...次はムックルだね。」
「くるっ!」
「進化しちゃって!」
───ブワッッッ!!!
──ブワァッッ!!
「ムクッッ!!」
「うーん可愛い...。まだ可愛いねぇ...。よしよし...。」
「おい...。」
「ひゃいっ!?ってテルくん?どうしたの?」
「どうしたの...だって...?お前早く来いよっ!?俺ずっっと待ってたんだが!?」
「あっ...ご、ごめんね?」
「...はぁ...。もういいよ。早く来いよな?」
「う、うん...。」
「...というかもう進化したのか?」
「え?うん。なんか進化しちゃった。」
「いつまでも来ないから何してるかと思って来てみれば...。」
「あ、あはは..。」
「次はムックルだな。ムックルの図鑑には『見つからずに捕獲』ってのがあるだろ?」
「.........うん。あるね。」
「草むらに隠れて捕まえるとこなせるからやってみるといいんじゃないか?」
「分かった。やってみるね。」
「じゃああっちで待っているからな。タスクをこなしたらこいよ?...本当にこなしたらこいよ?」
「わ、分かったから...。」
さすがにレベル上げ紛いなことはもうしないよ...。まだ教わってる立場だしね。ちゃんと1人で調査隊員として働けるようになったらレベル上げはするつもり。
「ムックルはすぐ逃げちゃうからねぇ...。」
キョロキョロと辺りを見渡してそそくさと移動するムックル達。私は草むらに伏せてほふく前進でギリギリまで近づいた。
「...これ以上は無理かな。」
さすがに音が聞こえるだろうからここから投げるべきだ。
「...それ...!」
───ポーンッ...パンッ!
よし...捕まえた...。...でもなんでこんなタスクがあるのかな?不意をつける距離とかそういうのを調べる為?
ゲームのタスクとリアルのタスク...合わせようとするとなぜこれを...みたいな物あるよね。あぁ難しい...。
それとポケモンのステータスとか見れるようにしました。凛ちゃん自らがステータスの検証をするってのも良かったんだけどめんど──
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