ポケモンエンジョイ勢がレジェンズアルセウスの世界に迷い込んだようです。 作:つちのこ。
「んん...。みゅぅ...。」
いつも通り、決まった時間に目が覚める。これは社会人だった頃と変わらず身についてしまったものだ。この体になってからは本当は眠らなくても問題ないんだけどやっぱり精神的に疲れるから寝ちゃうんだよね。
ふわりと浮き上がり、毛布をサイコキネシスで畳んでおく。
「木の実...。」
朝昼晩、毎食私は木の実を食べている。特にオレンのみ。これがすごく美味しい。夜ご飯に毎日食べてる。
「...そういえば無かったんだっけ。」
しかし、毎日食べている木の実だが籠には無かった。昨日食べきっちゃって明日取りに行こうって寝たんだった。
「はちみつも欲しい。」
そう。木の実にははちみつが合うのだ。それも最近切らしてしまっている。めんどくさくて取りに行ってなかったのだけど、今日はついでに取りに行くことにする。
───カチャッ...。
扉を開けて外に出る。まだ明け方だからか、横から目に入る陽の光が眩しい。
はちみつと言えばミツハニーやビークイン。今日は彼女たちがいる湿地帯に赴くことにしよう。あ、その為には対価が必要だ。
ビークイン達が好むのはそこら辺に生えている稲穂のような物とモッチモチのキノコ、あとはマメとかだ。家に在庫があるからそれらを持っていくとしよう。あとははちみつを回収するための瓶だね。
──ふわっ...
サイコキネシスでそれらを持ち上げてから遥か上空まで浮き上がり、家から南に飛んでいく。湿地帯は泥だらけであんまり好きじゃないけれど様々なポケモン達が生き生きとしている様子を見るのは好き。
「ミュゥ...。」
あ、いたいた。あの超巨大なビークイン率いる軍団。ミツハニーも大量にいてはちみつ取り放題なのだ。まぁ女王様であるビークインの大きさが桁違いなのと目が赤く光っていること以外は普通の軍団だね。
「ビークイン。はちみつ分けてもらえるかな?」
「
「うん。いつもありがとう。また来るよ。」
「
この後はどこかでポケモンの観察でもしようかな。ゲームをやっていた時はポケモンの暮らしがよく分からなかった。ポケモンの観察はゲームの裏側を見てるみたいでとても面白い。
「例えば...」
あそこにいるヒポポタス。親なのだろうカバルドンに追いつこうと沼を頑張って泳いでいたりはぐれてキョロキョロお辺りを見渡していたり。あとは育児放棄されている子もいたりする。人間の世界と変わらないポケモンの世界を見て私は面白いと感じる。
「ミュゥ。」
その中でもあの目が赤く光っている巨大なカバルドン。遠くにいる私をジッと見つめる彼?はとても警戒心が強い。きっと彼の群れを護る立ち位置にいるのだろうね。言わば沼のトップだ。
「次は...モンジャラ」
沼地から少し離れ、小山を挟んだ向こう側。そこにはモジャンボ一家が暮らしている。これまた目が赤く光っている巨大なモジャンボが近くにいるモンジャラ達の頭を優しく撫でている。
「...そろそろ帰ろうかな。」
まだまだこのエリアに生息するポケモン達の観察は終わっていない。時間ならたくさんあるのだからこれからゆっくりやっていく予定だ。
それに近くには人が良く使っているキャンプ場がある。スボミーとかロゼリア、夜にはゴースとかはそのキャンプ場近くに生息しているから観察したいんだけどやっぱり人には見つかりたくない。
帰る際に木になっていた木の実を採ってきたので早速齧る。眠気なんて私には無縁なのだけどカゴのみを食べるとなんだか気分がシャキッとする。
「...お昼まで寝ようかな。」
働かなくても良くなってから私は寝る時間が増えた。食っちゃ寝しても体調に問題はないし太ったりもしない。ナンテスバラシイカラダナンダ。
「
──トントンッ
「入るぞー。」
...また来たのかコギト。
コギトさんは知らないポケモンに興味津々のようです。
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