ポケモンエンジョイ勢がレジェンズアルセウスの世界に迷い込んだようです。   作:つちのこ。

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◇第26話

──ラベン博士side

 

 

「ミジュマル、モクロー出番だよ。」

 

「ほー!」

「みじゅっ!」

 

 

ポケモンボールを2つ投げ、ミジュマル達を外に出す。ここ最近は凛くんが冒険している間に外に出してあげて鍛えてたんだけど、今日は違うよ。

 

 

「ついさっき凛くんに依頼の件について話したけど、許可もらえたんだよ。」

 

「ほー?」

「みじゅー。」

 

「ほらみんな出てきて!」

 

「「びっぱ!」」

「「くる!」」

「「くぅん!」」

「「ぶい!」」

 

「ほー!」

「みーじゅ!」

 

 

若干の大きさの違いはあれど、それぞれ瓜二つの計8匹のポケモンたち。もう既に彼らの首には緑色と青色のバンダナを巻いてある。

 

 

「ミジュマル、モクロー。」

 

「みじゅ?」

「ほー?」

 

「この子達は君の仲間です。青色のバンダナはミジュマルの。緑色のバンダナはモクローの。今1番強いのはミジュマルとモクローです。一番最初に言ったの覚えてますか?君たちはポケモン調査隊のリーダーになってもらうって。」

 

「ほー!」

「みじゅ!」

 

「...うん。いい顔つきだね。本当ならば僕が直々に手伝ってあげたいんだけどね。如何せん研究の方が忙しくて。これから君たちには2つのチームに別れて調査してもらうけどくれぐれも危険な事はしないようにしてください。」

 

「ほっ!」

「みじゅっ!」

 

「みんなもミジュマルとモクローの言うことは聞いてあげてくださいね。」

 

「「びっぱ!」」

「「くる!」」

「「くぅ!」」

「「い〜ぶい!」」

 

 

「さすがに無一文で放り出すことはしないですよ。ほら、みんなで分けて食べるんですよ?」

 

 

緑の調査隊、青の調査隊それぞれに50個ずつの木の実を渡す。美味しくて腹持ちもして、尚且つ腐りにくいオボンのみだから早々無くなることはないはず。

 

 

「まだ君たちは弱いからね...1日探索してもらって、また明日ここに集まってもらえないかな?」

 

「ほー!」

「みーじゅ!」

 

 

任せてと言わんばかりに胸を叩くミジュマルとモクロー。未だに進化してないけど、きっと大丈夫だ。彼らならば調査隊としてやっていける。凛くんについて行きたがっていた気持ちを利用するのは気が引けてしまうけど、調査のために頑張ってほしい。

 

 

まぁよっぽどのことがない限り大丈夫でしょう。地図も渡してあるし、範囲も制限している。凛くんはきっと橋を渡った先で調査をしているから出会うことはないはずです。

 

オヤブンポケモンが出没する場所も印を打っているし、死ぬようなことはないはず。彼ら自身強くなりながら調査してほしいところです。

 

 

 

──────────────

 

そんな思いを抱えて眠った次の日...

 

いつも通り、探索に出かける凛くんを見送って暫くしたあと、たくさんの足音が聞こえてきた。僕が昨日から心配だった子達のものだ。

 

 

 

「ろー...!」

「ふたっ...!」

 

「よく頑張ってくれました...!」

 

 

ボロボロになりながらもなんとか帰ってきてくれた緑と青の調査隊。誰一人欠けることもなく、これといった大きな怪我もない。

 

しかもたった一晩で何があったのか、モクローがフクスローに、ミジュマルがフタチマルに進化していた。仲間たちもビーダルやムクバード、ルクシオに進化している。ポケモンは成長が早いとよく言われているけど、まさかここまでとは思わなかった...。

 

 

「ろー!」

「ふたっ!」

 

 

逞しくなった2匹を横目に、僕は唯一進化していないイーブイの2匹組に顔を向ける。

 

 

「...君たちの進化は底が知れないのですよ。」

「ぶい?」

「いぶーい?」

 

「不安がる必要はありません。きっと必要な場面がやってくるはずですから。その時まで頑張ってくださいね!」

「いーぶい!」

「ぶいぶい!」

 

 

「それじゃあ今日は休んでまた別の日に探索しましょう。」

 

「ろっ!」

「ふた!」

 

 

あとは凛くんが帰ってくるまで待つだけだね。

 

 

 

 

 




ラベン博士めっちゃ書きにくい。いつかフクスローsideやフタチマルside書きたいなぁ...。

好きな御三家をどうぞ

  • ヒノアラシ
  • モクロー
  • ミジュマル
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