ポケモンエンジョイ勢がレジェンズアルセウスの世界に迷い込んだようです。 作:つちのこ。
「...今日も美味しかった。」
「
ここ1週間ずっとこのキルリア...ことサキラに
「...
「......ミュウスリーって言ったけど。」
「...
目を細めて疑ってくるサキラ。この子は1週間前に料理を教えると言った私の名前を聞いてきたのだ。普通に答えたはずなのになぜ1週間も問い詰めてくるのか。
と答えの出ない問題について考えていると...
───トントン
「邪魔するよ。暫く来なかったが元気で...やっ...て...?」
「...。」
「色違いの...キルリア?」
「
「みゅぅ」
コギトが突然家にやって来た。ノックせずに入ってきたらサイコキネシスで追い出す所だった。まぁノックから0.5秒後にドアを開けてきたけどね。
あーめんどくさ...。後で説明しなきゃなぁ...。
「...
「
「いつの間にキルリアを連れ込んだんだ...。って木の実のスープか?」
「みゅ」
サキラを指さして答える。この子が作ったからね。
「へぇ...キルリアが...料理...。面白い。」
「
コギトの獰猛な笑みにサキラが逃げ腰になる。人間に怯えるなんてまだまだレベルが低いなぁ...。...まぁ私もコギトの目が怖い時があるから
「おっとそうだった。お主に頼みがあって来たんじゃよ。」
「?」
「まな板を作ってくれんかの?あぁまな板というのは...」
「みゅっ」
「分かるのか?」
「...。」
まな板は前世で...と言ってもお母さんが使ってたぐらいで私は使ったことないんだけど存在は知ってる。薄い板でしょ?うん。
とりあえず作ろうか。
「ん?どこに行くんじゃ?」
「みゅう」
私は外に出て、未だ放置されている切り株まで移動した。そしてサイコカッターで断面を薄く切り、木の円盤を作り出す。あとはこれをよくあるまな板の形である長方形に整えれば完成だ。
「みゅ」
「ぉお!一瞬じゃな...!いやぁまな板はすぐ壊れてしまうから助かった!」
「みゅ、みゅう?」
あれ?まな板って消耗品だったっけ...?いや...すぐ壊れるとは言ってもコギトはもう歳もとってるから時間の流れが早く感じるだけでは?
「...のうお主...たまにお主が失礼なことを考えているように感じるのじゃが気のせいか?」
「...。」
当然ながら首を横に振っておく。失礼もなにも口に出てないし事実だしね。
「...まぁいい。何はともあれ助かった。また壊れてしまったら頼みたいが良いか?」
「みゅ」
「そうか!ありがとう。...それはそうとわしはあのキルリアに嫌われているのか?どうにも怯えられているように感じるのじゃが...。」
「...。」
これ...は...なんか結構落ち込んでるみたいだからまた首を横に振っておく。その探究心さえ無くなれば怯えられることはないでしょ。...私にも。
「1週間ぶりにお主の家でお茶を飲もうと思ったんじゃが、今日は止めておくべきかのう?」
「っ!みゅ!」
「ん?飲みたいのかえ?...仕方があるまい。キルリアもわしのお茶を飲んでくれたら良いのじゃが...。」
絶対飲ますから安心して。コギトの紅茶はすっごい美味しかった。舌が肥えている人でも絶賛するだろうぐらいには美味しかったからサキラもきっと気に入るはず。そう。別に私が紅茶に惹かれた訳では無い。サキラにも紅茶の美味しさを知って欲しかっただけ。これも勉強の一環だからね。
自分に言い訳をして部屋に戻ってくるとサキラが私の分のお皿を片付けてくれていた。いやぁ...ほんとにこの子は役に立つ...。もう嫁と言っても過言じゃない。もう嫁で良くない?良いよね?
「...やけに家庭的じゃな。」
「...みゅ」
「それじゃあティーセットも持ってきたからお茶でも嗜もうじゃないか。」
「...。」
サキラはちょっとコギトに対して警戒心を向けているけどじきに慣れると思う。あ、そういえば私の家に椅子は2脚しかないや。...まぁ私は浮けるしサキラとコギトに使わせればいいか。
「...できたぞ。ほれお主の分じゃ。」
「みゅう」
「...お主の分も当然あるぞ。」
「
───こくっ...
「...。」
「どうじゃ?」
「みゅう」
やはり美味しい。毎日飲みたいぐらい。コギトが毎日作ってくれればいいのに...。コギトが嫁ならワンチャン...
「っ!?」
「...?」
「い、いやなに...ただちょっと寒気がしただけじゃ。」
変なコギト。
気づけばもう1週間...。時間の流れは早いですなぁ...(121歳拳で)
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