ポケモンエンジョイ勢がレジェンズアルセウスの世界に迷い込んだようです。   作:つちのこ。

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○第29話 プレート

 

「かえんほうしゃ」

 

 

──ゴォォオオオオオオ!!!!

 

 

「ハイドロポンプ」

 

 

──ズドォォオオンンッッ!!

 

 

「リーフストーム」

 

 

──ズババババッッッ!!!

 

 

 

「...。」

 

 

 

今、私はタイプの検証をしている。前にもコギトと一緒にやったが、昨日あの苔むした巨大な石を触った時に力が変質したのを感じたのだ。体の色も変わってるし無視はできない。

 

 

自分の左腕に全タイプの技を当てる。それだけだが、効果抜群(けっこう痛い)いまひとつ(ちょっと痒い)が自分で分かるのでそれでタイプの判別をする。コギトがいないのでタイプ判別の時間はかかるがまぁ時間ならいくらでもあるしね。

 

 

「...草タイプはあんまり効かなくなった。逆に炎が等倍。」

 

 

他にも水タイプも無効とはいかずとも草タイプ同様に蚊にでも刺されたレベルで効かなくなった。逆にひこうタイプやらこおりタイプ、むしタイプなど今まで等倍だったものや抜群のものがさらに効果抜群(めっちゃ痛い)になったりしている。

 

 

「...今の私のタイプは...エスパー、ドラゴン、くさ...?」

 

 

 

炎タイプがいまひとつから等倍になったり氷2倍が4倍になったりと弱点が増えたような気もするが、水、草、電気が4分の1倍にと釣り合いは取れてるのかな?

 

 

先程のリーフストームも前のと比べて威力が段違いだしフェアリータイプが草タイプに変質したというので間違いはないだろう。

 

 

「...これ、どうしよ。」

「...きるるききるきる(それ不思議な力を感じますよね)。」

「ん。」

 

 

とにかく硬いこのピンク色の板。無くなったフェアリータイプが恐らくこの板に凝縮してるのだろう。元のタイプに戻りたい時とかのために取っておくのもいいと思うけど、何度触っても私が元の姿に戻ることがない。サキラにあげようかとも思ったけど、意味なさそうだし。

 

 

 

「コギトにでもあげようかな。」

きるるきるきるぅきるるぅ(コギトってあの人間のことですか)?」

「ん。何かしらの研究材料になるでしょ。」

きるぅ(はぁ)...。ききるきるるきるぅ(よく分かりません)...。」

「気にしなくてもいいよ。」

 

 

 

何はともあれ、今の私はフェアリータイプじゃなくて草タイプ。野生のポケモンとかと対峙することがあればそれを忘れないようにしないとね。

 

 

「さて、と...。」

「?」

「そろそろレベル上げしないとね。」

きるるきるっ(本当ですか)!」

 

 

 

急激なレベルアップで進化したサキラ。流石にもう体の違和はないだろう。次はあの赤目の巨大ハピナスでいいか。でも前のねんりきみたいにサイコキネシスだけで倒すとなると相当時間がかかる。

 

 

「...新しい技を1つ覚えさせようと思う。」

きるっ(なんでしょう)!」

「ハピナスに効果抜群のはどうだんだよ。」

 

 

サキラはキルリアだ。現時点でかくとうタイプの物理技を覚えることはできない。ならば効果抜群のはどうだんを覚えさせればいいという訳だ。特防が異様に高いハピナスだからそれでも時間はかかるが、前よりは十分マシだろう。

 

 

 

「はどうだん覚えたら連れてってあげる。」

きるきるるっ(分かりましたっ)きるききるるきるっ(頑張りますっ)!」

「ん。」

 

 

はどうだんねぇ...。はどうだんと言えば波導の勇者ルカリオだよね。はどうだんってなんかカッコイイよね。私もスマ〇ラみたいに体力減ったら技の威力上がるとかほしいなぁ。

 

 

そんな呑気なことを考えながら私ははどうだんを繰り出してサキラに見せたのだった。

 

 

 

 




コギトに無言でプレート渡す

コギトはよく分からずまな板として使う

凛ちゃん達がプレートを探し求める

ウォロ「プレートじゃねぇかっ!!」


と繋がる訳ですね。

好きな御三家をどうぞ

  • ヒノアラシ
  • モクロー
  • ミジュマル
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