ポケモンエンジョイ勢がレジェンズアルセウスの世界に迷い込んだようです。   作:つちのこ。

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今回は長くなった。


●第4話 ゲームと現実

 

 

 

───ke up...!

 

 

 

─Wake up!!」

 

 

 

うぅぅん...あと5分...。

 

 

 

「生きていますか!?」

 

「うっ...?」

 

 

 

寝ぼけ眼に映るのは三体のポケモン。左からヒノアラシ、モクロー、ミジュマル...。ってえぇぇえっっ!?なんでポケモン!?

 

そしてポケモンたちの後ろにいる白衣を着た謎の男の人。

 

 

え?どういう状況?てかここどこ...?

 

 

「空から落ちてきて驚きましたが...良かった。生きていますね。」

 

「あ、あの...貴方は誰ですか...?」

 

「それはこちらのセリフです。空から落ちてくるなんて一体どこの誰だというのです...。」

 

 

 

そりゃそうだ。てか私って空から落ちてきたの?この...砂浜に?

 

 

「それにして...なんともいえない不思議な格好をしていますが...この辺りに知り合いはいるのですか?」

 

「.....................さぁ?」

 

 

だって見たことない場所なんだもん。誰がいるとか分からないし...。てかポケモンがいる世界ってことは私がいた世界ではない訳だし...。

 

 

 

「なるほど...大変ですね。...では行く宛てはあるのですか?」

 

 

「...ありません。」

 

 

だって見た事ない場所(以下略)

 

 

「知り合いもおらず、寝場所もない...とてもお困りのようですが、そもそも生きていけるのでしょうか?」

 

「...どうしよ...。」

 

 

 

いきなり異世界...しかも大好きなポケモンの世界に転移?してしまった訳だけど、名前の知らないこの...博士みたいな人の言う通り、そもそも衣はともかく、食住がないから生きていけるか分からない。

 

 

どうしてこうなったんだろう...。私はただアルセウスを買いに行っただけなのに...。

 

 

そう思って俯いていると、目線の先にいた3匹のポケモン達が私の顔を心配そうに見上げていた。

 

 

「うーん.........分かりました!困っている人を見捨てる訳にはいかないのです!」

 

 

「くぽぉ〜!」

「プシュッ!」

「ぴちゃちゃ!」

 

「そうでした!このコたち、逃げたポケモンを追いかけてきたら...おっとソーリー。ボクはラベンです!ポケモン博士をしているのです!ポケモン達のことを詳しく知るため、あれこれしている研究家なのです!」

「そうなんですね...。」

 

 

やっぱり博士だった。しかもポケモンの。ポケモン博士といえばゲーム内では御三家をくれる人と図鑑を埋めて欲しいって頼む人...っていうイメージしかない。というかこの御三家って世代バラバラじゃない?どうなってるの?

 

 

「今はこのコたちをォォオ!?可愛いポケモンたち!どうして逃げ出したりするのです!?逃げたポケモンたちを追いかけるのです!」

「は、はい...!」

 

 

な、なんか流されちゃったけどとりあえず追いかければいいんだよね?

 

 

ポケモン達が走っていった方向にラベン博士と一緒に向かうと途中でスマホらしきものを拾った。形もなんかアルセウスみたいになってるから恐らく私のスマホがあの光で変化させられたのかもしれない...。それにアルセウスに改造されただけあってなんか不思議な力も感じる...。

 

 

「ん?」

 

 

『アルセウスフォンと使命を託す。「全てのポケモンと出会え」』

 

「えぇ......。」

 

 

 

唐突すぎない?何もかもが唐突なんだけど...。てかこのスマホアルセウスフォンって名前なんだね。

 

 

「落し物ですか?」

「あ、そうですね。私のものです。」

「そうでしたか。それで話は戻りますが、ポケモンを捕まえるためにいくつもボールを投げましたが、ぜんぜんダメなのです...。」

 

 

確かに...今までやってきたゲームでは勝手にボールを投げてくれるから気にしてなかったけど、リアルになると普通に難しそう。

 

 

 

「はい!モンスターボールです!」

「え...?」

「これを投げてポケモンを捕まえるのです!」

「えぇ...。」

 

 

 

自分ができないからって押し付けるのも違うんじゃない...?いややってみるけど...まぁできるかは分からないけどね。

 

って50個は無理よ。

 

 

 

「とりあえず10個渡しておきます。無くなったらまた取りに来てください!」

「あ、分かりました。」

 

 

10個も一度に持つと結構キツいけどね。

 

 

「おっとソーリー!渡すだけでは説明不足ですね!いいですか?ポケモンは不思議な生き物と言いました。」

「はい。」

「では、何が不思議なのでしょうか?」

「えっと...」

 

 

 

正直、物理的に存在が不思議な生き物だと思うんだけど...。

 

 

「それは、どのポケモンも小さくなる習性を持っているのです!そしてモンスターボールです!最近開発されたばかりのボールをポケモンに投げると...!」

「ボールに入る...?」

「なんとポケモンは小さくなって...あ、そうですモンスターボールに収まります...。つまり捕獲できるというわけです。」

 

 

まぁモンスターボールと聞いて捕獲用のボールだと思わない人はいないんじゃないかな...?

 

 

 

「他に頼る人はいません!逃げた3匹の捕獲をお願いするのです!捕獲するにはポケモンをよく狙ってボールを投げる!とてもシンプルです!.....ボクには狙った所に投げる才能はありませんからね...。」

「は、はぁ...。」

 

 

頼みましたよとにっこり笑って見守るラベン博士を尻目に私はまずそこら辺の岩の後ろ辺りを探してみた。

 

 

「プシュッ?」

 

 

すると、そこには細い目をこちらに向けて頭にはてなマークを浮かべているヒノアラシを見つけた。か、可愛い...!なんて可愛いの!

 

 

「ふへ...へへへ...。可愛いでちゅねぇ...」

「プシュッ!?」

 

「あっ...に、逃げちゃった...。」

 

 

 

あ、そういえば捕まえないといけないね...。ヒノアラシが逃げる時に威嚇してきたけど可愛かった。でも背中に火を灯していたから普通に危ない。...リアルになるとこんなにも小さなポケモンでも人の命を奪えてしまうということをハッキリと理解させられるね...。

 

 

よし...頑張って捕まえますか...。

 

 

 




凛ちゃんの方はゲーム内のストーリーに沿って進行する感じです。

次回は書く気が起きたら書きます()

好きな御三家をどうぞ

  • ヒノアラシ
  • モクロー
  • ミジュマル
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