ポケモンエンジョイ勢がレジェンズアルセウスの世界に迷い込んだようです。   作:つちのこ。

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まーた長くなったよ...。それにストーリーも進まない...。


●第5話 この世界は

モンスターボールを手の上で軽くポンポンと投げて重さを確認する。というかこの世界のモンスターボールってなんか...手作り感が凄い。所々凹んでるし。あ、でもこのボールは軽いから良いね。

 

 

 

「よし...。やぁっ!」

 

 

──ぽーんっ!

 

 

私の投げたボールはなんと狙ってもいない上空に飛んで行った。そのままy = -x^2の放物線を描くようにしてそのまま「なにやってんだアイツ...」みたいな顔をしているヒノアラシに当たった。なんかクリティカルヒットみたいな音を立てたけど大丈夫かな...?

 

 

──ぽーんっ...パンッ!

 

 

ヒノアラシが入ったボールは1回だけ跳ねて、その後になぜかちっちゃい花火が出た。これが捕獲エフェクトなのかな?私の知ってるモンスターボールとやっぱり違うのかな?名前は一緒だけどデザインは違うし...。

 

 

「オー!素晴らしいです!ポケモンを捕まえましたね!凛君!ポケモンを捕まえる才能はここで生きていくのに有用です!」

「そうなんですね。」

「はい!逃げたポケモンはあと2匹です!...それにしてもキミは珍しいことにポケモンを恐れていないようですね。」

「まぁ...可愛いですし...。」

 

 

 

そう言って私は次にミジュマルのいる水場にコソコソと近づいていった。

 

 

 

「ミジュマルも可愛いなぁ...。」

 

「みじゅっ!!」

 

「さっきはまぐれだったけど...今度こそはっ!あれぇ?」

 

 

 

──ぽーんっ!...ボヂャンッ!

 

 

 

さっきよりはまともになったけど、それでも結構な山なりで飛んで行ったボール。それはミジュマルの頭上を通り越して水場に落ちた。

 

 

「む、難しいなぁ...。」

「頑張ってください!」

「あ、ありがとうございます。」

 

「みじゅ?」

 

「行くよミジュマル!」

「みじゅっ!」

 

 

なぜか私の掛け声に応えてくれたミジュマルにモンスターボールを投げる。今度はしっかりまっすぐ...とは言わないものの、歴代の主人公が投げたボールと同じような軌道を描いてミジュマルの頭に当たった。

 

 

──ぽーんっ...ポンポンポーンッ!...パンッ!

 

 

 

ミジュマルの入ったモンスターボールはヒノアラシの時とは違い、今度は3回跳ねてちっちゃい花火が出た。何が違うんだろう?

 

 

「凛君!凄いです!世の中にはポケモンを捕まえるどころか近づくことすら恐れる人もいるのに...あと1匹ですね。さぁ探しましょう!捕まえましょう!!」

「あ、はい。」

 

 

 

ポケモンを捕まえるどころか近づくことすら恐れる人もいる...か...。確かにこの子達御三家はまだ可愛いから私でも大丈夫。でも大きいポケモンとかを目の前にしたらどうなっちゃうんだろう...。それこそ強いポケモンとかと出会ったらまず死ぬしかない...。

 

 

 

「え、あのそんなに気負わないでくださいね?」

「あぁいえ、大丈夫です。」

「そうですか?」

 

 

 

まずはモクローを捕まえよう。

 

 

モクローは木の根元付近で寛いでいた。そして、私に気がつくと木の後ろに隠れた。

 

 

「...怯えてるのも可愛い...。じゃなくて。」

 

 

 

ボールを構えてゆっくり木の後ろに回り込む。そして...

 

 

 

「えいっ!」

 

 

──シュッ!!...ぽーんっ!...パカンッ!!

 

 

 

「あぁ...。」

 

 

1度も跳ねることもせず出てきてしまったモクローは走って逃げていった。

 

 

 

 

「あぁ...そうです...。モンスターボールで100%捕獲できる訳では無いのです...。もう一度ボールを投げてください!」

「はい!」

 

 

 

まぁモンスターボールだしね。伝説のポケモンとかモンスターボールで捕まえるの大変だったりするしそこら辺はちゃんと分かってるよ。

 

 

 

「今度こそ...。」

 

「ほ〜?」

 

 

私を試しているかのような視線をこちらに向けるモクローに私も真剣な視線を返す。そのままボールを構えて...

 

 

 

「えぇい!」

 

 

────シュッッ!!...ぽーんっ...パンッ!

 

 

 

「やったっ!」

「やりましたね!ありがとうございます!いやぁ助かりましたよ!いいですか?キミに捕まえてもらった3匹のポケモンは調査のためにムラに運ばれてきたばかりで誰の言うことも聞かないのですよ...。」

「え?」

「さっきも言ったようにキミの落下を分かっていたかのようにムラを飛び出してしまうし...。それにしても凛君!キミのボールさばきには驚きです!ここに来たばかりなのになぜそんなにうまくボールを投げられるのですか...?」

「私は普通だと思いますけど...逆に博士が下手なだけでは...?」

「うっ...痛いところ突きますね...。ま、まぁキミの出現には何かしらの意味があるように思えるのです...。」

「...逸らした。」

「...。」

「あ、そうだ。これ...アルセウスフォンって言うんですけど...」

「ん?『全てのポケモンとであえ』...?へぇ...アルセウスフォン......不思議な代物ですね。まるでキミを導くかのようです。気になりますが、また後で話しましょう。」

「そうですね。」

「いきなりですがいいですか?」

「はい?」

「ボクの夢はこの地方()()()のポケモン図鑑を完成させることです!」

「初めて...?」

「分かりますか?ポケモン図鑑!あらゆるポケモンを記録していくとても先進的で素晴らしい研究です!」

「先進的...。」

 

 

この世界って...ポケモン図鑑がまだ無かったの...?それってこの世界がまだ発展してない...みたいな...。

 

 

「ただ...ポケモンを記録するには、ポケモンを捕まえる必要があります...。ですがモンスターボールは開発されたばかりでうまくポケモンを捕まえる人は少ないのです...。」

「...。」

 

 

モンスターボールが開発されたばかり...。やっぱりこの世界...。

 

 

「そこに登場したのがキミ...。ポケモンを捕獲する才能の持ち主...。」

「え、いや...たまたまです...。」

「そんな謙遜はいいですよ!それで、全てのポケモンとであうキミとあらゆるポケモンを捕まえて欲しいボク...。そう!お互い協力しあえるのです!どうでしょうか?助け合うというのは!」

「...。」

 

 

 

確かにラベン博士の言う通り、互いに助け合った方がwin-winの関係だろう。それに食料とかも分けてもらえるかもしれない。

 

 

「...分かりました。私協力します!」

「良かったです!断られたらどうしようかと...。」

「あはは...。」

「それではコトブキムラに向かいましょう!」

「はい!.........コトブキムラ...?」

 

 

 

 




ボールの捕獲した時の音がよく分からない笑

ちなみに、凛ちゃんはレジェンズアルセウスの事前情報を何も知りません。転移前は徹底的に情報統制していました。

好きな御三家をどうぞ

  • ヒノアラシ
  • モクロー
  • ミジュマル
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