自身がどう言われていたかを知り一時は落ち込み、復活したが服屋へはいり服を買ったディバル達は一旦レーベンスシュルト城へ戻ってきた。
「お帰りなさいませ。ディバル様、エヴァ様。チャチャゼロ様」
「・・・ああ、ただいま」
「いいかげん、元気だせよ親父」
「ど、どうなさったのですか!?ディバル様!?エヴァ様?!いったいなにがあったんですか!?」
エヴァンジェリンはため息をついて魔法世界での自分達の手配書のことを説明した。
「なんとお労しい。・・・ディバル様、大変だったのですね」
話を聞いたフェレスは、目元を何処からか取り出したハンカチで拭っている。・・・・・・・・・心から心配しているはずなのにふざけているように見えてしまう。
「・・・・・・フェレス。すまんが今度は俺一人で向かっていくからエヴァの修行頼むぞ」
「いきなりなんだ親父?今度は一人で行くきか?」
「ああ、今度は俺だけで暴れて忌々しい異名をかき消す」
「何とんでもない事言ってんだ!?この馬鹿親父は!?」
「冗談だよ」
「冗談でもそんなヤバい事を言うな!」
エヴァンジェリンが突っ込みをいれる。だが仕方がない。世間はディバルの力を完全に把握できていないが、エヴァンジェリンは修行をつけてもらっているので全力全開!・・・・・・は、わからぬがそれでも自分以上の力をもつ化物であるのは理解している。それが暴れてくるなどと言えば焦って突っ込みをいれるのもしょうがないだろう。
「まあ、向こうに用事が有るのは確かだよ」
「・・・用事とは何だ?何故私達と旅をしているときに済ませなかった?」
「それは、秘密だ。でもいつか必ず教えるよ」
笑ってはぐらかしたディバルにエヴァンジェリンはムッとするも、必要な事はすぐに話すし知る必要がないの事はなかなか話そうとしないのは知っている。まあ、いつか話すと言っているのだから今はいいとエヴァンジェリンは判断した。
「・・・ついでに、あの野郎とも決着つけてやる。・・・だいたいあのふざけた異名、アイツが原因でもあるしな。幸か不幸かもうすぐみたいだしな」
「・・・・・・頑張れ親父」
十年の旅でエヴァンジェリンは一度、ディバルの不幸を目撃した。その事にたいしての用事でもあるらしい。笑っているが目が明らかに笑っていない。
「じゃ、逝ってくるな」
「・・・発音が少し違うような気がするが?・・・まあいい。気をつけてな親父」
「行ってらっしゃいませ」
そして、ディバルはすぐに魔法世界へと転移する。
「・・・・・・よし。ここでいいな?」
誰もいない場所に転移したディバルはある場所へと辿りつき侵入する。そして最深部まで到達した。その一番深い場所は光がまったく届かなず辺りは闇で何も見えない。そして二時間程度歩いた後、しゃがみ込み何やら解読が難しい謎の術式を書き込み始める。
「こんな面倒な事やりたくはないんだけど・・・・・・・・・・・・後々の事を考えたらな」
そう言いながらも術式を書き込んでいく。さらに、それが誰にも見つからぬようにするためのと、何かが起こっても大丈夫なよいにするための術式も刻んでいく。
「・・・・・・ま、誰かくるわけないかもしれんが、念には念を、ってな」
そう、本来は誰か来るわけがないのだ。何せここは・・・・・・・・・
「・・・残り5つ。・・・・・・それが終わった後あっちまで行かないとな」
深い海底・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・火星での"マリネリス渓谷"である。
「・・・以外と凄いなこの魔法」
ディバルはある魔法を使い海底に潜っていた、その魔法は・・・
「・・・覚えてて良かったな。ハリポタマジック」
某ベストセラーの泡頭呪文を使ったのだ。深く潜っても平気だったこの呪文に素直に驚く。
「さて、次に行くか」
そうディバルは言うと、すぐに考えていた次の目的地へと転移した。
「これでよし」
某所にて渓谷を含めて六カ所に、海底と同じように術式を刻み終えた。
「そして、次の用事・・・・・・・・・・・・と、いうよりも本命だな・・・・・・探さないと」
そう言い、ディバルは変装して近くの町へ寄りある物を探していた。そして、それはあっさり見つかった。それは小さな瓶に見えるもので、普通に店に置いてあった。それを購入し店を出る。
「・・・あとは、コレをチョイと改造して強力なやつにしないとな」
ディバルが購入したのは・・・・・・封魔の瓶である。
「これで今度こそあの野郎を封じてやる!!人間だろうがなんだろうが封印できるよう改造してな!」
・・・・・・不幸対策だったようだ。顔がかなりマジである。ちょっと悪人面にもみえる。
だが、ディバルにとっては死活問題かもしれない。色々と危険な相手なのだから。
「・・・・・・確実性を上げるために助っ人を呼ぶか。特殊詠唱を唱えるとき無防備になりかねないしな」
ディバルは一応研究し、特殊な詠唱することによりこの世界の魔法を扱うことができる。しかし、その詠唱中はほとんど無防備の状態である。そのため封魔の瓶をキチンと発動させるためには特殊詠唱をする必要がある。その間護衛するための助っ人を呼ぶのだろう。
「・・・・・・・・・よ、久しぶり。悪いんだが・・・・・・」
早速テレパスらしきもので頼んでいる。そしてその相手は・・・・・・・・・・・・
「・・・じゃあ、できるだけ早くきてくれ。準備できたらまた連絡頼む」
どうやら構わないようだ。
「・・・必ず、次で決着をつけてやる」
ディバルは燃えているが、後に起こる戦いを想像すると、・・・・・・なんともいえない感じである。
なんせ、いくら人間離れした存在と言われても、おホモな人との戦いである。かなりシュールだろう。
ディバルは予約を入れていた宿へともどり、戦いの準備をすることにした。必ず勝利するために・・・・・・・・・・・・。
「・・・俺の色んな意味で誇りと純潔を守りきってやる!!」
・・・・・・・・・・・・なんかセリフがとんでもなく、残念すぎである。・・・・・・尻を隠してて言っているのでなおさらである。
早く原作開始までいきたいですが、ままなりません。また、次回の更新は遅くなると思います。