我が名は、ディバル・クリムゾン
悪魔、運命、次元、恐怖・・・・・・それらの英単語の頭文字のD。そして、地獄の主が一人と言われる、大悪魔バールの名を合わせた名前、ディバル。そして、今の俺の姿は、真紅の髪と瞳をもち、炎をよく扱うため旧神により、後から与えられた、クリムゾンの姓名。
・・・・・・中二的な名前だが、もう何もいわん。恥ずかしいし。
旧神に異界に送られててから・・・・・・・・・。どれだけの年月を重ねたかわからない。
最初の頃は忌々しいあの体質により、危険なめにあい、恨み言を言い続けていたが、そんな事をしても今が好転するはずもない。 確かに、強大な力を手にしたが、扱いきれなければ意味がない。幾度となく、自身の力に振り回され死にそうなめにあい(と、言っても簡単に死ねないが。)あの、旧神の言葉通りに、力を扱いきれるよう修行した。
・・・アイツの思惑道理に動くのは苛ついたが、現状を考えるとその通りにするしかなかったのだ。
やっとの事で力を扱いきれるようになった後、世界を回り見聞を広めることにした。が、やはり体質のせいで色んなゴタゴタに巻き込まれてしまった。・・・まあ、良い経験にはなったが。
世界を回り度に、多くの出会いと別れを繰り返していく。
そして、その度に、様々な事を知っていった。
出会った中には、悲劇だって多かったが、・・・力強くも、儚く、尊く、勇ましく、そして美しい幸せも多かった。
知り得なかった事を知り、様々な物をみることができ俺は、幸せだった。
旧神にはその事には感謝する。・・・・・・やった事を許したりはしないがな。
時々、旧神からなにかしらの依頼があった。断ろうにも、世界の危機、といったものが多く断れなかった。・・・・・・後味悪いし。
そんな日々を数え切れないどの年月で送り、自身が何をしたいかを考え続けていた。
人であった記憶を失い、自分というものがなかったのだ。
・・・・・・そして、自分が何をしたいかを決めた。
あの旧神に決められたからではなく、自分の意志で、自分の想いで決めたこと。
異世界にも、多くの転生者がいた。全てというわけではないが、その殆どが、・・・・・・他者を踏みにじり、犯し、辱め、奪うといった事を平然と行う戌畜生にも劣る転生者が多かった。
所謂、原作レイプというやつだ。
自分たちは、気に入ったヤツ(大抵は女性)だけを助ける。
原作ではアイツの事が気に入らなかった。
だから辱めたりもする。
自分が正しく、貴様が間違っている。
そんな理由で動く輩が多い。
人間じゃない、ただの獣だった。
そして、そういった多くの転生者達を・・・・・・殺していった。
俺も、ロクな存在じゃない。だからこそ決意する。
いずれ行く、ネギまの世界で俺は・・・・・・。
「約束の時が来た。向かってもらうぞ。かの世界へ」
旧神の声。言われるまでもない。決意を胸に、俺は向かう。
ネギまの世界へと。
いずれは、他の世界の話をかいてみたいですね。