アンとの最終決戦!
レンはジュンの思いを糧に、新たな進化を!
仮面ライダーメガレジェン Xモードへと進化したレンはアンを打破!
束の間の休息が訪れた…
ライト「……ん、ん〜」
メガミ「おはようございます、ライトさん」
ライト「…メガミ?…おはよう」
メガミ「今日もいい天気ですね」
ライト「……そうだな…レンは?」
メガミ「はい!今日もお元気ですよ!」
ライト「…そうか、なら良かった」
あの日から数日経った
レンはいつも通りになって、アンの面影は感じない
本当にまだレンの中にはアンがいるのか?
少し心配だ
俺は部屋の隅から朝飯を作っているレンを見守った
レン「…丸見えなんだが?」
ライト「…ギクッ」
レン「……はぁ、安心しろ。時期にお前らの前にも姿を表すさ」
ライト「……え?」
それってつまり…
メグ「お兄ちゃん、心の中でお姉ちゃんと会話出来るんだって」
ライト「え!」
レン「俺も初めは戸惑ったが、あいつから話しかけてな。まだあいつの心は完全には戻ってねぇ…だから俺の体を乗っ取ることは今は出来んらしい」
乗っ取るって宣告してんだ…
ライト「…それは良かったけど、お前は良かったのか?」
レン「ん?何がだ?」
ライト「…いやぁ…その身体はお前の物だろ?自分の中に2人分の心があるって、なんか…居心地悪くないか?」
俺にはよく分かんねぇけど…
レン「…ん〜…別に今までと変わらん。生まれた時から俺達は2人でひとつだったからな」
ライト「…そっ…かぁ…」
なら、問題ないか
レン「…なんだ、珍しく心配してんのか?」
ライト「…そ、そんな事は…」
レン「…ありがとな、ライト」
ライト「…え?」
レン「…お前のおかげで、あいつと向き合うことが出来た。お前の後押しがなかったら、俺はあいつを見捨ててたと思う」
ライト「……」
レン「…俺は臆病者だ。救える命には限りがあると思って、いつも俺の心にブレーキをかけていた。でもそれはただの言い訳だ。本当はアクセルを踏む勇気が無かっただけなんだ。俺はもっと欲深く生きるよ、全てを救うつもりで戦う。そうすれば、見つけられそうなんだ」
ライト「…なにが?」
レン「……俺の…夢を…」
ライト「……レン…」
レンの目は、キラキラしていた
メグ「お兄ちゃん!焦げてる焦げてる!」
レン「え?…あぁ!?」
フライパンから黒煙が立つ
少しだけ焦げた目玉焼きが完成した
レン「……」
ライト「……」
レン「……ふっ」
ライト「……ふふっ…くくくっ…」
レン「……ふははは!」
ライト「…ははははは!」
こんな朝が、本当に心地いいんだ
???「……」
広がってきてる…
段々と…
???「…これが開き切ったら、どうなってしまうの?」
テンガン山頂上、「やりのはしら」にて
考古学者の「シロナ」はテンガン山の上空に出現した亀裂を見詰めた
シロナ「……数百年後にまた出現するなんて…」
手元の資料には、その名称が書かれていた
シロナ「……時空の裂け目…」
これが、新たな波乱を生み出す事となる…
ひとまず落ち着いた所で、俺達はヒカリに連れられシンオウ地方について色々と教えて貰っていた
ハクタイシティ
シンオウ地方に昔からあった、歴史ある町。
ヒカリ「ここは歴史ある町で、今ではマニアの方々がよくこの町にいるんです」
ライト「マニア?」
レン「歴史マニアってことだ。俺は興味深いと思うが?」
ヒカリ「……そういえば、シロナさんいるかな…」
ライト「……」
ヒカリがボソッと言った
はて、シロナ?
誰の事だろう
俺が疑問の目を向けると、ヒカリが答えてくれた
ヒカリ「あぁ!すみません。シロナさんってのは…」
すると、町のどこかで男の大きな声が聞こえた
慌ててそこに向かうと、特殊な制服を見に纏い、青色のショートオカッパの男2人がお店の前でたむろっていた
まるで宇宙人のような見た目だ
めちゃくちゃ浮いてる
ヒカリ「あの人達は…!」
ライト「ヒカリ、知ってるの?」
ヒカリ「…はい、度々私達のところにも来ましたから…」
レン「なんなんだあいつらは」
ヒカリ「…『ギンガ団』…町では厄介者とされている人達です。強引に契約を結ばされて、不利益な事ばっかりさせられるんです。その為シンオウ地方には、ギンガ団によって出来た借金や無理な契約に苦しめられている人が多いんです」
なんだそいつら
レン「……」
ライト「…どうした、レン」
レン「…いや、「団」が付くものは何かとポケモンと深い関わりがあったからな…」
そっか、ギンガ団…これはポケモンとそんなに深い関わりはないように見える
なんせ、やり方が地味だ
ギンガ団員A「おぉーい!ここ開けてくださいよォ!」
ギンガ団員B「借りたお金ちゃんと返してくれるんですよねぇ!」
うわぁ〜…どこの闇金業者だよ
渋々そいつらを退けようと足を動かした
その時だった
???「ちょっとそこのあなた達!」
ライト「…っ!」
膝に届くまでの金髪に、黒いファー付きのコート
耳の上には特徴的な髪飾り
そこそこ若い女性が、ギンガ団員達に声を掛けた
???「…そこ、どいてもらえるかしら」
ギンガ団員A「いやぁ〜、私共も退きたいんですが、なんせこのお店がお金払ってくれなくてぇ〜」
ギンガ団員B「ほんと、社会人としてのルールが分かってないですよねぇ〜。借りたものは返す。当たり前の事です」
???「でもこのお店、借金は全て返済したと言っていましたが?」
ギンガ団員A「確かに、借りた分は返してもらいました…でも、我々もビジネスですからね〜」
ギンガ団員B「利子ですよ、利子。感謝料と捉えてもいい」
???「……」
ギンガ団員A「それともなんだ?お姉さんが払ってくれるのか?」
ギンガ団員B「身体でもいいぜぇ〜」
???「ふざけないで、私はこのお店に用があるの」
ギンガ団員A「こんな店を?吹けば飛びますよ?」
???「…このお店の良さを知らないようね…」
ギンガ団員B「……あ?」
???「このお店はね…シンオウで唯一…」
ライト「……」
???「…ミックスソフトクリームがあるの!私のおすすめは!チョコ&抹茶ソフト!」
アイス!?
ギンガ団員A「…あ?何だ急に」
???「ここから退かないなら、迷惑行為で警察に連絡しますが?」
ギンガ団員A「…チッ…行くぞ。めんどくせぇ」
ギンガ団員B「変な女にから絡まれちまったぜ」
店の前からいなくなるギンガ団員の2人
ライト「……」
ヒカリ「シロナさん!」
ヒカリは女性に抱き着いた
シロナ「…あら!ヒカリちゃん!元気だった?」
ヒカリ「はい!シロナさん、いつこの地方に?」
シロナ「昨日よ、ジョウトでの調査も一段落したしね」
ライト「…あのォー」
会話が進む2人に水を指してしまって申し訳ないが
ライト「…その人が…シロナ…さん?」
ヒカリ「うん!」
シロナ「私はシロナ。この地方の神話を調べてる、物好きな考古学者よ。君達はヒカリちゃんのお友達?」
ライト「波山ライトです」
レン「朝堂レン」
メグ「同じくメグです!」
メガミ「メガミと申します!」
カズマ「僕は朝堂カズマ、この子達の保護者です!」
シロナ「初めまして…あら…」
シロナさんは俺のメガリングを見詰めた
シロナ「…これ、キーストーンよね?」
ライト「え!?なんで貴方がこれを!?」
シロナ「神話を調べてたら、ポケモンの事なんてすぐに出てくるわ。まぁ、私が調べてるのはそれについてじゃないけどね。キーストーンに関しては、プラターヌ博士の方が詳しいんじゃないかしら」
ライト「…プラターヌ?」
シロナ「カロス地方にいる私の兄弟子よ」
ライト「…ん?弟子?」
ナナカマド「シロナ君は私の教え子だからね」
ライト「うわぁ!ナナカマド博士!?」
気付かなかった…
びっくりした…
ナナカマド「久しぶりだね、シロナ君」
シロナ「お久しぶりです、ナナカマド博士」
その後、シロナさんとそのお店でアイスを食べた後、俺達はシロナさんに連れられハクタイシティを散策する事となった
シロナ「この地方には興味深い神話が多数存在しててね…」
神話を語り始めるシロナさん
しかし、俺はシロナさんを見てひとつ思ったことがある
この人、いい人だ
パッと見、少し怖いイメージがあるが
話してみると凄くおちゃめで、まるで子供みたいにはしゃいでいる
ヒカリが懐くわけだ
シロナ「…このシンオウ地方には、様々な神話がある。時間を司る神の神話。空間を司る神の神話。そして、世界を作り上げた、創造神の神話。エトセトラ…」
ライト「……神…」
シロナ「この地方には、かつてその神々を祀っていた団体があったとされるの。そして、その団体が残した資料によって神様を具現化したのが、この像」
俺達はいつの間にかひとつの像の前に立たされた
ライト「……っ」
歪な形の生き物?の像
これは…ポケモン?
シロナ「これは伝説のポケモン、「ディアルガ」「パルキア」のどちらかを模して作られたと言われる像よ」
ライト「…ディアルガ…パルキア…」
レン「…伝説の…ポケモン…?」
シロナ「神と呼ばれしディアルガ、パルキアの正体は、伝説のポケモンなの」
メグ「…へぇ〜」
シロナ「これがディアルガなのかパルキアなのかは分からないけど、この町がいかに神話に関連があるか分かるわ」
ライト「違う」
シロナ「…え?」
ライト「…これは…ディアルガでも、パルキアでもない…」
シロナ「……え?」
ライト「…………え?」
なんで俺、こんな事言った?
俺が知るわけないだろ
なんで俺にそんな事が分かる
でもなんだろう…
なんだか、俺の奥底にあるものが囁いてる
これはどちらでもない、と
???「その通りです」
すると、像の左側の階段から、男の声が聞こえた
青みがかった髪と、三白眼
特殊な制服を身にまとった20代後半の男が俺達に話しかけて来た
手を後ろに組み、独特な雰囲気を醸し出していた
シロナ「…誰ですか、貴方」
アカギ「私は「アカギ」。ギンガ団のボスです」
ライト「…っ!」
シロナ「…ギンガ団のボスが、私達に何の用ですか?」
シロナさんは身を呈して俺達の前に立った
ライト「……」
アカギ「先程は私の部下が迷惑をお掛けしました。謝罪します」
シロナ「…え?…いや…それは…」
アカギ「……」
アカギは何故か俺を見た
アカギ「…君は、世界の始まりを知っているかい?」
アカギは俺に話しかけてきた
ライト「…世界の…始まり…?」
アカギ「……」
一体なんの事だろう
アカギ「…この世界は初めは何も無かった。しかし、時間を司る神、ディアルガ。空間を司る神、パルキアが世界を…銀河を作り上げ、世界は誕生した。しかし、その2体もひとつの存在から生まれた」
ライト「……」
アカギ「…それが創造神、『アルセウス』」
ライト「……アルセウス…」
シロナ「……」
アカギ「アルセウスがこの世界を作り上げ、創造し続けた。それがアルセウスの力…しかし、ある日を境にその力は途絶えた」
カズマ「……」
500年前の事だろう
アカギ「…その像は、ディアルガでもパルキアでもない。それは偽りの姿が具現化したものだ」
シロナ「…貴方、何を知ってるの?何故それ程までの知識を?」
アカギ「……私は知りたいのですよ、この世界の真実を」
ライト「…真実?」
アカギ「…何が世界を動かし、何が世界を広げるのか…私はそれが知りたい。そして…」
シロナ「……」
アカギ「…全てを知った暁には、新たな世界が見たい」
シロナ「……っ」
シロナさんはアカギを酷く警戒していた
アカギ「……失礼、私はこれで…」
アカギは180度身体を回転させ、その場を離れた
チラッと俺を見た気がしたが、気のせいだろう
シロナ「…なんなのよ…あの人…」
ライト「……」
この人、ちゃんと怒る事も出来るんだな
やっぱりいい人だ
シロナ「…気を取り直して、シロナのシンオウツアーを再開するわよ!」
ヒカリ「おぉー!」
そんなの開かれてたの?
ライト「……はぁ…はぁ」
シロナ「ほらほら、みんな頑張って!」
ライト「……もぉー…無理ぃ…」
シロナ「頑張って!頂上はすぐそこよ!」
ライト「…そんな事言って…30分前もそう事言ってましたよね?」
シロナのシンオウツアー
最終地点はテンガン山
シンオウ地方でも一際目立つ大きな山
ジョウトとカントーの間にあるシロガネ山に比べれば低いが、それでもかなりの高さがある
レン「……こんな事なら…普段から運動をしていればよかった…」
メグ「…キッツぅ!」
メガミ「…はぁ…はぁ…」
カズマ「…ダメだ…オヤジにはこれはキツイ…」
ヒカリ「シロナさん、相変わらずストイックだなぁ…」
ナナカマド「…内部からは登れるものを…わざわざ斜面を登る必要あるかね?」
シロナ「ロマンですよ、ロマン。こうやって自力で登った後の頂上からの景色も抜群なんです」
ライト「……」
とても楽しそうなシロナさん
俺はあるひとつの疑問が浮かんだ
ライト「……どうして、そこまで頑張れるんですか?」
シロナ「……え?」
ライト「…何を望んでこんなに大変な思いをするんですか?」
シロナ「…好きだからね、調査」
ライト「……え?」
シロナ「…好きだから、全力になれる。好きだから、夢中になれる。私にはこれしかないからね、だから調べてるの」
ライト「……好きだから、かぁ…」
なんか、深いな
シロナ「貴方には、そういうの、ある?」
ライト「……え?」
シロナ「…全力になれるもの、夢中になれるもの…ある?」
ライト「……」
答えられなかった
自分でも不思議だった
確かに、俺は何に全力になれるんだ?
シロナ「…人生はね、どう生きようかってのより、どう楽しむかっていうのが大事だと思うの」
ライト「……」
シロナ「…人生に波乱は付き物、失敗や挫折もある。だけど、それもひっくるめて「楽しかった」って言えるような人生を私は歩みたいの」
ライト「……」
ごもっともだ
俺は人生に楽しみを見いだせているのだろうか…?
シロナ「今からでも遅くないわ、見つけましょう。貴方の楽しみを」
ライト「……はい!」
俺は元気よく返事した
俺はいつしか、この人が大好きになっていた
ライト「……おぉ〜…」
カズマ「…ここがテンガン山の頂上にそびえ立つ遺跡、「やりのはしら」か…」
シロナ「昔はとある神殿が建ってたって言うけど、何があったのかしらね」
「やりのはしら」
テンガン山頂上にある、崩れた石柱が建ち並ぶ大昔の遺跡
奥には祭壇のようなところもある
シロナ「…ここで、みんなに見てほしいものがあるの」
シロナさんは改まって皆に顔を向けた
そして、空を見た
俺達もつられて空を見る
ライト「…っ!」
シロナ「気付いた?」
レン「……空に…亀裂が…!」
シロナ「…少し前の事よ、私の所に、突如テンガン山上空に謎の亀裂が入ったと報告があったわ」
シロナさんは自前のパソコンを開いた
シロナ「…これが先月、これが先週の写真よ」
カズマ「…段々広がってる…?」
シロナ「そう、そして…今朝も確認したけど、少しずつ確実に広がってるの」
一体なんなんだ?
ポケヤミーの仕業か?
シロナ「よく分からないけど、なんだか嫌な予感がするの。メガシンカの力を使えるあなた達なら、どうにか出来るんじゃないかと思って…」
少し申し訳なさそうにするシロナさん
ライト「……大丈夫です、俺達が何とかしますよ!」
シロナ「……ライト君…」
レン「……っ!」
すると、空の亀裂が突如として格段に広がった
まるで空に穴が空いたみたいだ
シロナ「時空の裂け目が!」
カズマ「広がった!?」
メグ「なにっ!?」
メガミ「……っ!…あれ!」
すると、メガミが指を指す
時空の裂け目から一体のポケヤミーが降って来た
茶色い熊のようなポケヤミー
『…グォォオ!』
ライト「…くそっ、やっぱりポケヤミーが絡んでたか!」
メグ「私も行くよ!ライト君!」
ライト「あぁ!行くぜ!相棒!」
セット!
メガシンカ!ヘンシーン!
リード!ドロップ!
レジェンド!ヘンシーン!
ライト・メグ「「変身!」」
バシャーモ!
ババッバッババ バッバ バシャーモ!
バッバ バシャーモ!
ディアンシー!
ディ!ディアン!ディ!ディアン!
ディアンシー!
ライト「熱き炎の戦士!仮面ライダーバーサ!」
メグ「幻の戦士!仮面ライダービジオン!」
ライト「燃えるぜ!」
メグ「これが本物の幻よ!」
仮面ライダーへと変身を遂げた俺達はポケヤミーに立ち向かう
シロナ「…あれが…」
カズマ「…あれが、仮面ライダーです」
シロナ「……仮面ライダー…」
レン「…あいつは確かに、人生に楽しみを求めてる訳じゃない…」
シロナ「……」
レン「…でも、誰よりも生き甲斐を持って生きてる!人を助けて、人の笑顔を守る!それが仮面ライダーだからな」
シロナ「……」
ライト「ほのうのパンチ!」
メグ「ストーンエッジ!」
『グォォオ!』
行ける!このポケヤミー、見た目の割にそんなに強くない!というか、俺達を倒す気無いのか?
『グォォオ!』
ライト「ぬおっ!」
メグ「ライト君、油断大敵!」
ライト「…す、すまん」
そんな事無かった
ライト「息を合わせるぞ!メグ!」
メグ「うん!」
メガミ「…最近あの二人、よく共闘してますよね」
カズマ「…メグは知りたいんだ、絆とはなんなのか…」
メガミ「…え?」
カズマ「…まだメグにはメガシンカが使えない…だからこそ、メガシンカのスペシャリストのライトから学ぼうとしてるんだ……でもそれも…」
ライト「はぁぁあ!」
メグ「はぁぁあ!」
『グォォオ!』
ライト・メグ「「はぁっ!」」
カズマ「……時間の問題だな」
メガシンカ!ヒッサーツッ!
レジェンド!ヒッサーツッ!
バシャーモ!
バーニング!ドライブ!
ディアンシー!
グラビティ!オペレーション!
ライト「バーニングドライブ!」
メグ「グラビティオペレーション!」
俺達は同時に飛び上がり、ポケヤミーにキックを放つ
ライト「はぁぁあ!」
メグ「はぁぁあ!」
『グォォオ!』
ポケヤミーは爆散し、俺達は勝利した
ライト「……よし」
メグ「やったね!ライト君!」
ライト「あぁ!」
俺達は変身を解き、シロナさん達の元に向かう
その時だった
ライト「…っ!」
メグ「キャッ!」
レン「なんだ!?」
シロナ「…っ!」
時空の裂け目が…俺達を吸い上げる
しかも、俺とメグだけ…
俺達は空中に浮き上がり、身動きが出来なくなった
ライト「…わわっ!」
メガミ「ライトさん!」
レン「メグ!」
必死に手を伸ばす2人
しかし、その手も届かず、俺達は時空の裂け目に吸い込まれてしまった
レン「……ライトォ!メグゥ!」
レンのその声だけが、最後に聞こえた
シロナ「……っ」
なんて事なの!?
時空の裂け目が突如発達し、ライト君達を吸い込んだ
でも、まだ時空の裂け目は閉じていない
ヘリで追えば私でも入れるか…?
いや、あの先が何処に繋がっているか分からない
レン「変身っ!」
シロナ「待ってレン君!何処に行くの!?」
レン「あいつらを追う!今ならまだ間に合う筈だ!」
シロナ「…残念だけど、それは不可能ね」
レン「どうしてだ!?」
シロナ「…あれは時空の裂け目…あの先は、何処の世界に繋がってるか分からないの」
レン「…っ」
シロナ「そのルートも様々よ、もし君があそこに入れたとして、ライト君達が入った世界と同じとは限らないわ」
レン「……く…くそぉ!」
シロナ「……」
アカギ「……素晴らしいっ!」
シロナ「…っ!」
突然、背後からアカギの声がした
やりのはしらの入口に佇むアカギとギンガ団員達
アカギ「…分かるか…たった今起きた出来事を…」
シロナ「……」
アカギ「…予兆だよ…新たな世界が作り出される!」
メガミ「…っ」
アカギ「ディアルガ、パルキアが作り出す時間と空間の概念は無限大!つまり、ふたつの力が同時に作用すれば、どうなると思う!?」
カズマ「……」
アカギ「…新たな銀河を作る事も可能なのだ!私達はそれを求めている!」
レン「……」
アカギ「…行け!同志達よ!あの二匹はあの向こうにいる筈だ!」
アカギは時空の裂け目に指を指す
ギンガ団員が動き出す
レン「…そうはさせるか!」
メガミ「……っ!」
それに立ちはだかるレン君、メガミちゃん
アカギ「……いいのか?…貴様等に慈悲など与えんぞ?」
ライト「……う、う〜ん…」
頭いった…
ここ、何処だ?浜?
メグ「…く…くくっ…」
ライト「メグ!」
大丈夫、目立った外傷はない
ライト「……俺達、あそこから落ちてきたのか?」
俺はテンガン山上空にある時空の裂け目を見た
さっきより遠くから見るが、あんなでかい裂け目が出現したんじゃ、街の人達もパニックになるに違いない
あの後、真っ暗な空間をしばらくさまよった俺達
意識が朦朧とし、視界が歪んで見えた
ただ見えたのは、人のような怪物のようなシルエットと、神々しく光る『何か』だけだった
真っ暗な空間を抜け出した俺達は空を落ちて行った
咄嗟に変身したのが幸をそうした
ライト「……痛ててて」
腰をさする俺
一体何があったんだ?
すると、奥から足音がした
???「あなた達!大丈夫なのですか!?」
白衣に、ラベンダー色のニットを被った中年の男が走りながら話しかけて来た
???「…ふぅ、どうやら無事のようですね。空から落ちて来たようですが、良かった。生きていますね」
ライト「…貴方は?それにここは…?」
ラベン「ボクの名はラベン!そしてここは、始まりの浜」
ライト「……」
ラベン「空から落ちて来たショックで忘れてしまったのですか?」
ライト「…いや…俺達は…」
ラベン「…それにしても、不思議な格好をしていますが…この近くに貴方達の知り合いはいないのですか?」
ライト「…?」
話が追いつけない
頭を打ったのか?
メグ「…ライト君…」
ライト「…ん?どうしたメグ」
メグ「…見て」
ライト「……っ!」
街がない!
あそこには、確かに街があるはずなのに!
メグ「…ねぇライト君、まさかなんだけどさ…」
ライト「……」
メグ「……私達、過去にタイムスリップしてる?」
ライト「……」
まさか、なぁ…
ラベン「君が持っているその板はなんですか!?」
ラベンさんはメグのスマホを見てものすごく驚いていた
これ、マジだ
俺達…タイムスリップしてる!!
…ってか、俺のスマホは?
To be continued
次回予告
過去へとタイムスリップしてしまったライトとメグ
すると、過去のギンガ団へ入隊する事となり、入隊試験を受けるライト達
???「アナタ!とても面白いです!」
様々な人達との出会いに、ライト達の旅は更に加速していくことになり…
第9話「開拓地!ヒスイ地方!」