仮面ライダーバーサ Season2   作:キャメル16世

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前回のあらすじ

群青の海岸にて調査を命ぜられたライト達はカイの頼みもあり、キングの後継の修行を頼まれるが、心に傷を負ったガーディに特訓などさせられないとシンジュ団キャプテンのガラナに止められてしまう
火吹き島に入るため、イダイトウに認められる為、コンゴウ団キャプテンのススキと共にイダイトウ団子を作ったライト達はイダイトウに認められることに成功!

しかし!そんな所に謎の野盗の3人、野盗三姉妹が現れ、ガーディが連れ去られてしまった…



第14話「誕生!新たなキング の巻!」

ライト「…俺は行きますよ、1人でも」

メグ「もちろん私も行く!最近全然活躍出来てないし!」

ガラナ「…でも…あなた達にどうこう出来る問題ですか?」

ススキ「大丈夫ですよ、ガラナさん。彼等には特別な力があるようですから」

ガラナ「……特別な…力…?」

ライト「仮面ライダーですよ、俺が俺達にある力です」

ガラナ「…仮面…ライダーって…確か神話にも…!」

『……くぬん』

ガラナ「…どうしたの?ガーディ」

ガーディはガラナさんに額を擦り付けた

 

ライト「……」

『……くぬん』

ガラナ「……そうよね、怖いわよね…あたくしも怖いわ…無事だといいのだけれど…」

ガラナさんはガーディの頭を撫でる

 

ライト「……」

『……』

ガラナ「……」

ライト「…いつまでそうしてるんだよ…!」

ガラナ「…え?」

メグ「……ライト君…?」

ライト「……いつまで甘えてんだよ…!」

『……』

ライト「…ガーディ!お前に言ってるんだ!」

俺はその時、久しぶりに怒鳴った

感情をぶつけることなんてそうそうなかった

でも、ガーディ(こいつ)にはどうしても言いたい事がある

 

ライト「…ガーディ…お前、ガラナさんが好きなんだよな、大好きなんだよな!」

『……』

ライト「…だったら、大好きな人が悲しんでるのを見て、なんとも思わないのか!?何とかしたいと思わないのか!?」

ガラナ「…ライトさん…」

メグ「…っ」

『……』

ライト「…いつまで子供のままでいるつもりだよ……いつまで甘えるつもりだよ!……お前だってキングの息子だろ!父親の背中を見てきたんだろ!」

『……』

ライト「…お前の父さんが死ぬ前、父さんはどんな感じだった?カッコよく無かったのか?俺もあんなふうになりてぇって思わなかったのか!?」

メグ「……ライト君!もうやめなよ……」

ライト「……」

メグ「…ポケモンに、人間の言葉が分かるわけないよ…」

ライト「……いいや、分かる筈だ!俺の思い!俺の気持ち!俺の魂の叫び!!」

『……くぬん?』

ライト「……怖いのは分かる。甘えたいのも分かる。だけどな」

俺はガーディの目をじっとみた

目が何処にあるか分からないけど

 

ライト「…目の前で悲しんでいる人がいたら…俺はどれだけ怖くても、甘えたくても…逃げない!」

『……』

ライト「…立ち向かい、進む!」

『……』

ライト「……それが男だ!」

『……くぬん?』

ライト「……くっ…」

メグ「ライト君、もう行こう?」

ライト「……あぁ、時間が無い」

俺はメグ、そしてススキさんと火吹き島へと向かった

ガラナさんとガーディは、ススキさんに行くのを止められたのだ

 

『……』

ガラナ「……ガーディ…あたくし達は大人しく待ちましょうか」

『……くぬん!!』

ガラナ「…ちょっ、ガーディ!どこに行くの!?」

 

 

火吹き島は火山を中央に広がる自然島

とても蒸し暑く、近くにはマグマもあった

 

オマツ「…ほら!進化しなさいよ!」

オタケ「ここに来る勇気のあるポケモンは進化すると言われている事、うちらは調べたんだから」

オウメ「…お前、強くなるぞ」

『ばぁばぅ!?』

ライト「やめろォ!」

野盗三姉妹は俺達に振り向く

 

オマツ「また来た、おじゃま虫」

オタケ「うちが相手するわ!さぁ、やっちまいなユキノオー!」

『ノオォー!』

『ユキノオー・ヤミー』が飛び出てくる

針葉樹に包まれた雪男みたいな感じだ

 

メグ「そうはいかないよ!」

オウメ「じゃあ、あんたは私とだね」

ライト「…上等だよ…」

オウメ「…ほぉう…いい殺気だね。行ってきな、ドグロック!」

『ドッグ!ロォ!』

『ドグロック・ヤミー』は紺色の毒ガエルのような感じ

 

セット!

メガシンカ!ヘンシーン!

 

リード!ドロップ!

レジェンド!ヘンシーン!

 

ライト・メグ「「変身!」」

 

バシャーモ!

ババッバッババ バッバ バシャーモ!

バッバ バシャーモ!

 

ディアンシー!

ディ!ディアン!ディ!ディアン!

ディアンシー!

 

俺達は仮面ライダーへと変身し、それぞれのオヤブンと対峙した

3匹もオヤブンを味方につけていたなんて…飛んだ野郎だな

 

ライト「ほのうのパンチ!」

メグ「ダイヤストーム!」

『ドグッ!』

『ノォ!』

俺達の攻撃は命中する

この感じなら勝てるぞ…!

 

オマツ「…まったく…世話焼きな妹達だね。ゲンガー、助太刀してやんな!」

『ゲンッガァ!』

ライト「うわっ!」

ゲンガーのシャドーボールに打たれる俺

 

メグ「ライト君!」

『ゲンゲン!』

メグ「なっ!?」

ライト「……くっ…」

三体にはキツイな…やる事がやる事だけに卑劣だな…

 

ライト「……でも俺は…負けない…」

メグ「……う、うん!」

ライト「…俺達はガラナさんや、ススキさんや、カイさんの思いを背負ってるんだ!その為なら、命だって惜しくない!」

すると、俺の懐が光った

メガストーンの封印が解けた

 

ライト「…よし!」

すると、後ろから足音がした

 

『…ぐぬ!!』

ライト「……ガーディ…」

オマツ「…ちょ、何、このおチビちゃん!一端に邪魔するなって、ちっこいくせに」

『ばぁばぅ!』

メグ「…もしかして…本当にライト君の思いが通じたの?」

ライト「……ガーディ…」

『…ぐぬ!』

ガラナ「ガーディ、およしなさい!勝てっこないのです」

すると、ガラナさんも来ていた

 

ススキ「ガラナさん…どうしてここに?ガーディと待っている筈では……」

ガラナ「あの子が飛び出して…海を渡り島までやって来て…」

ライト「……っ」

ススキ「あんなに海を……父である先代キングが消えた海を恐れていたのにですか!?」

『……くぬん』

ライト「……ガーディ…」

???『うぉおおーん!!』

すると、どこからともなく獣の鳴き声が聞こえた

 

ライト「……なんだ…!」

『……くぬん!』

すると、ガーディはその鳴き声に反応して、身体が光り始めた

 

ライト「……こ、これは…!?」

メグ「……ホントに…!?」

ススキ「……これは紛れもない……進化ですよ!」

ガラナ「……ガーディ…」

 

『……』

ガーディは進化し、身体は大きく、たくましくなり、以前の姿とは異なっていた

 

ススキ「……勇気を示しましたね…」

ガラナ「先代キングの子供が進化を…」

ライト「……」

ガラナ「……勇気とは海を渡ることではなく、困難に向かう強さを示すこと」

オタケ「なんだよ!そっちが進化するの!?」

オマツ「……」

『……グヌォッ!』

ライト「……ガーディ…いや、ウインディ!」

メグ「凄い凄い!ホントに凄いよ!」

『……グヌォ…』

ガラナ「……いいのよウインディ…存分に暴れなさい」

『……グヌォッ!』

ライト「…よぉし、俺も!」

 

セット!

メガシンカ!ヘンシーン!

 

ライト「…フォルムチェンジ!」

 

ハガネール!

ハガネー!ハガネー!

ハガネー〜ル〜!

 

俺の身体は鋼鉄の鎧に包まれ、頭部が発達する

手元にはハガネールの頭部がモチーフのアックス、《ハガネールアックス》を持つ

 

ライト「厳鉄の戦士!仮面ライダーバーサ!ハガネールフォルム!」

メグ「こっちも凄い!」

オウメ「…構わない、やっちまいな!」

『ゲンッガァ!』

ライト「…ウインディ…一緒に行くぞ!」

『グヌォッ!』

俺とメグとウインディは3匹のオヤブンに立ち向かう

 

オウメ「毒まみれにしちまいな!ドグロック!」

『ドッグ!ロォ!』

攻撃を受ける俺、しかし…

 

オウメ「…なっ!」

ライト「…残念、今の俺には…毒は効かない!」

俺は《ハガネールアックス》を振りかざす

 

ライト「アイアンテール!」

『ドッグ!』

《ハガネールアックス》は鋼のように固くなり、ドグロックを圧倒した

 

 

メグ「…ストーンエッジ!」

『スノォオ!』

メグ「私もたまにはやるんだからね!」

私は空中にダイヤを巻き散らかした

 

メグ「パワージェム!」

『ノォォア!』

大ダメージ!よっしゃぁ!

 

 

『…グヌォッ!』

『ゲンッガァ!』

『グヌォッ!』

『ゲンッ!?』

オマツ「ゲンガー!日和るんじゃないよ!」

『グヌォッ!』

ウインディはほのうのきばでゲンガーにダメージを与えていた

流石キングの器、強い

 

『……』

《お主は私をどう思う?》

ライト「……っ」

この声は…

 

『……』

《何故異種族のお主が、私と背中を合わせる…?》

ライト「……そんなの、決まってんだろ!」

俺はウィンディに親指を立てた

 

『……』

ライト「お前と戦うと、最っ高に燃えるからだ!」

『……グヌォッ!』

ライト「…決めるぜ!」

メグ「うん!」

 

メガシンカ!ヒッサーツッ!

 

レジェンド!ヒッサーツッ!

 

ハガネール!

アイアングレートダイナミック

 

ディアンシー!

グラビティオペレーション

 

ライト「アイアングレートダイナミック!」

メグ「グラビティオペレーション!」

『グヌォッ!』

俺が《ハガネールアックス》を構えると、周りに結晶体が現れ、それがドグロックを包み、巨大な鉱石になる

 

ライト「行っけぇ!」

俺は《ハガネールアックス》を振りかざし、ドグロックを粉砕した

 

メグ「やぁぁあ!」

『ノォォ!』

メグもユキノオーを倒したようだ

ユキノオーから封印が解けていないメガストーンが飛び出る

 

メグ「…へへっ!」

ライト「……うん」

あとは…

 

『グヌォッ!』

『ゲンッガァ!』

『グヌォッ!グヌォッ!』

『ゲンッ!』

『グヌォォォオ!』

ウインディは最後の1発をぶち当て、ゲンガーを爆散させた

 

ライト「……くそっ」

野盗三姉妹は既に逃げていた

 

ガラナ「…時空の裂け目の向こうには何がある」

『……クヌン?』

???『うぉおおーん!!』

ライト「…っ!」

まただ!またこの鳴き声!

 

ガラナ「えぇ?ウインディの鳴き声が2匹分……」

メグ「……?」

ガラナさんは火山の火口を見ていた

あそこに何かいるのだろうか…?

 

ガラナ「…なるほど、そういう事でしたのね」

ガラナさんはウインディと向き合い、ウインディの目を見た

ウインディもガラナさんの目を見る

 

ガラナ「…ガーディ…いえ、島キング、ウインディ!」

『……』

ガラナ「あなたとあたくし、それぞれの役割に従うため離れて暮らすことになります」

『……クヌン…』

ガラナ「大丈夫よ、あなたは強いもの。あたくしなんかよりはるかに」

『……クヌン』

ガラナ「キングとキャプテン、それぞれの役割を果たしましょう……いきなさい、キング」

『……クヌオーン!』

ウインディは高く飛び上がりどこかに行ってしまった

 

ススキ「…あのぅ…先代のウインディの鳴き声が聞こえた気がするのは僕だけですかね……」

ガラナ「ススキ様だけですよ」

ススキ「や、やめてください……僕は怖がりですのに幽霊の鳴き声を聞くなんて…」

ガラナ「怯えさせてごめんなさい。あたくしにもちゃんと聞こえましたよ、先代キングの鳴き声が……きっと見守ってくれていたのです。あたくし以外にも、ずっと……」

ライト「……」

ガラナ「ライトさん、ウインディのこと、ガーディの事、誠に感謝申し上げます。これ、ほんの気持ちですが」

ガラナさんは俺に赤色のプレートを渡した

俺は『ひのたまプレート』を手に入れた

 

ガラナ「……あと…あちらの世話も、お願いしますね」

見ると、キング場の入口にカイさんが立っていた

いつの間に…

 

ガラナ「では行きましょう、ススキ様」

ススキ「…はい」

キング場を後にしたガラナさんとススキさん

ほんと、仲良いなぁ…

 

カイ「…ライトさん…私は…見てるだけだったね…」

ライト「…そんなことありません。ガラナさんを思いやった貴方は、ガラナさんにとって心の支えになった筈です」

メグ「そ、そうそう!」

カイ「遅れてやってきたのに…2人共褒めてくれるの?こんなにちっぽけな私なのに?」

たまに思うけど、この人メンヘラだよな…

 

カイ「…私は若くして長になって……シンジュ団をどうしたいとかもない…それ故、古臭いと言われても昔からの風習や場所を大切にしようと…で、2人を見てわかったよ、私ヒスイを守りたいんだ」

ライト「……」

カイ「…ガラナちゃん…また教えてくれた…後でお礼言わないと。それに、ススキ(うじ)との関係も聞き出さないと!」

メグ「……」

カイ「じゃあね!2人共、ここ暑すぎるから退散するね!」

カイさんは首筋を手で煽りながら火吹き島を後にした

 

ライト「……」

メグ「…ねぇ…そういえばさ、火吹き島の幽霊の噂ってなんだったのかな?」

ライト「……さぁ…でも…」

俺は火山の火口を見た

 

ライト「……先代キングも、守ろうとしてたんだよ。息子が君臨するであろう場所を」

メグ「…そっかぁ…親子って素敵だね!」

ライト「……あぁ」

メグ「……ねぇねぇ!ライト君のお父さんって、どんな人なの?」

ライト「……俺の…父さん…」

メグ「……」

ライト「……分からないんだ、会ったことなくて」

メグ「…あ…そ、そうだったんだ…」

ライト「…俺が1歳にも満たない時に、家を出ていったらしい」

メグ「……そうだったんだ…」

ライト「……そうだ」

メグ「……え?」

ライト「……俺、忘れてた…父さんを連れて戻るのが、この旅の最終目標だった!」

メグ「…え、えぇ!?そんな大切な事忘れてたの!?」

ライト「いかんいかん…これは肝に銘じておかないと…」

メグ「……でも、私も会ってみたいな…ライト君のお父さん…」

ライト「……あぁ、俺もだ」

 

 

メグ「……ん、ん〜!」

私はめいいっぱい背伸びをして朝の空気を吸っていた

今日も朝からムラは活発で

 

???「おはようございます。空からの来訪者様」

メグ「…え?」

突然、多分シンジュ団の人が私に話しかけて来た

なんだか服がボロボロで…でもなんだか現代風な…

 

???「ギンガ団のボス、デンボク様が部屋に来るように、との事でした」

メグ「…あ、はぁ…」

私は返事に困って素っ気なくしてしまった

男は気にせず、訓練所に向かって行った

 

誰だったんだろう

 

ライト「…はぁ〜っ…あれ、どうしたの?メグ」

メグ「…あ、おはようライト君。団長が読んでるって」

 

 

デンボク「ライト、メグ。天冠の山麓にいる、洞窟キング、マルマインを鎮めよ」

セキ「マルマインは体内に貯め込んだ電気を放出する性質のポケモンでな、荒ぶってからは電気の放出がとんでもねぇ大爆発になっちまってよ」

デンボク「うむぅ!マルマインのキング場まで安全なルートで行く為にシンジュ団にも力を貸してもらうのだ!既にカイにも話は…」

ギンガ団員「およしください!!」

ライト「…?」

メグ「……?」

下階から大きな声が

 

???「何人たりとも僕は止められないよ」

セキさんが頭を押さえた

下の階からコンゴウ団の制服を着た青の長髪の男が偉そうに上がってくる

 

???「やぁやぁやぁ!ギンガ団のボス、デンボクさん。僕への招待状をお忘れかと思いわざわざ馳せ参じたぜ」

セキ「ツバキ!(わきた)えろ!今大事な話をしているのだ!」

ツバキ「だからそこだろ、アニキ!マルマインのキャプテンであるツバキを差し置いて話は出来ないよね」

セキ「…いや、話は終わったぜ。ライト達に洞窟キング、マルマインを鎮めてもらう」

ツバキ「…アニキ…どうしたんだよぅ?僕を、いやコンゴウ団をないがしろにして…だいたいそんな弱そうな奴らにマルマインを鎮められるとでも?」

ツバキがすごいいがった顔で睨むもんだから俺も同じ顔していがみ合った

 

セキ「…旦那!不届き者の乱入、心よりお詫びする!申し訳ない!」

デンボク「いやいや、お気になさらずに……ツバキ殿程の実力者、鍛えた警備隊でも止められぬ。ただ……」

セキ「…ただ…?」

デンボク「…警備隊にはさらにみっちり稽古をつけてやらねばなりませんな」

セキ「ツバキ!おめぇのせいで警備隊の方が泣く事になったぜ。デンボクの旦那、相撲技で岩をも投げ飛ばすんだからな」

ツバキ「…フン!」

デンボク「まぁまぁ、では改めてライト、メグ、マルマインを鎮めよ!」

ライト「はい!」

メグ「はい!」

 

セキ「ツバキ!おめぇにはたっぷりと説教してやる、覚悟しろ?」

ツバキ「えぇ〜!勘弁してくれよォ…アニキィ〜…」

ギンガ団本部を後にするセキとツバキ

ツバキは少しふりかえって目の下を指で引っ張って

あっかんべーってやった

子供か?

 

ライト「……はぁ…」

カイ「ライトさん、メグちゃん」

ライト「…カイさん…と…ん?」

カイ「紹介するね、隣にいらっしゃるのがキャプテン、ノボリさん。今回オオニューラのいるところまで案内してくださるんだよ!」

メグ「あ!今朝の人!」

ノボリ「今朝は失礼致しました。わたくしキャプテンのノボリと申します。マルマインに会うのでしたらオオニューラの力を借りるべきですね。ただ、貴方様がオオニューラに認められるかどうか、こればかりは…行ってみないと分かりません」

ライト「……」

ノボリ「…まずは安全を期してテンガン山に出発進行です!」

出発進行!?

電車かよ…

 

カイ「ノボリさんもあなた達と似ているんだよ。彼もどこから来たのか分からないの…しかも記憶を失っていて……あなた達と共に行動すれば何か思い出すかもしれないでしょ?」

ノボリさんは頷く

 

カイ「今回も色々よろしく、頼りにしてるよ!ライトさん!メグちゃん!」

記憶喪失のノボリさん…

もしかしたらあの人も、現代から来たのか…?

いや、多分そうなんだろう

あの服装とあの言動、明らかにこの時代の人じゃない

でも記憶がないんじゃどうやって来たのかも分かんないよな

 

俺は去っていく2人を見ながらそんな事を思った

 

メグ「……」

ライト「…メグ、どうした?」

メグ「…迷ってる」

ライト「……え?」

メグ「……あの人、道に迷ってる」

ライト「……え?」

何度聴いても意味が分からない

ここは一本道の筈なのに…

 

メグ「……」

 

 

《天冠の山麓》

テンガン山が中央にそびえ立つ洞窟や遺跡が多い地帯

 

早速1番最初の洞窟のいりぐちに、ノボリさんが待っていた

 

ノボリ「暗くなっておりますので、足元には注意くださいませ」

天冠の山麓…ここでの調査が終われば

俺達は未来に帰れるのだろうか…

 

ライト「……はい」

メグ「…はい」

ノボリ「…では行きましょう」

ノボリさんも……

 

いや、帰る

俺達には帰る場所がある

 

それを忘れずに、俺達は暗い洞窟を進んで行った

 

To be continued




次回予告

コンゴウ団キャプテンのツバキの妨害により山登りに苦戦するライト達
オオニューラの力を借り、遂にキングとの戦いが始まるが…!

第15話「あぶない山登り!天冠の山麓 の巻!」
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