仮面ライダーバーサ Season2   作:キャメル16世

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シンオウ地方 編
第1話「神奥の地、新たな物語!」


ここは、シンオウ地方

地形が複雑で険しい道路が多く、雪や「テンガン山」から火山灰などが降り、霧や砂嵐が発生するなど、気象の変化が激しいのも特徴である

多種多様な生物や、訛りのある人物が多い

 

シンオウ地方にある3つの池は神聖な地として観光スポットにもなっている

 

そんなシンオウ地方に到着したライト達一行は、シンオウ地方にて、束の間の休息を取っていた

 

 ドカーン!

 

突然の爆発

そこには2人の仮面ライダーが戦っていた

 

ライト「はぁぁあ!」

レン「はぁぁあ!」

ライト「ほのうのパンチ!」

レン「サイコカッター!」

お互いの攻撃をぶつけ合い、砂埃が発生する

 

メグ「……」

メガミ「……」

カズマ「……」

 

ライト「…はぁぁあ!」

この青年、波山ライトは

ヒーローになるという夢を持ち、相棒の《バシャーモナイト》と共に、仮面ライダーバーサとして闘っている

 

レン「…はぁぁあ!」

この青年、朝堂レンは

夢を探すという目標を掲げ、ライト達と共に旅をし、同時に仮面ライダーレジェンとして闘っている

 

そんな2人が闘っている理由とは…?

 

ライト「はぁぁあ!」

レン「くっ…はどうだん!」

ライト「はっ!」

レン「何っ!」

レンの攻撃を避けるライト

 

ライト「ニトロチャージ!」

レン「サイコカッター!」

ライト「うわっ!」

今度はモロに受ける

 

レン「はどうだん!」

ライト「はっ!」

避けるライト

 

そのままレンの周りを旋回する

 

レン「……」

ライト「ブレイズキック!」

レンの隙をついてキックを放とうとするライト

 

レン「サイコキネシス!」

ライト「うっ!」

しかし、レンのサイコキネシスで動きを封じられる

 

レン「はっ!」

ライトに上段蹴りを決め込むレン

 

ライト「くっ…まだだ!ブレイズキック!」

めげずに攻撃するライト

 

レン「みらいよち!」

レンに見透かされ、背後を取られる

 

レン「…ふっ!」

ライト「かそく!」

レン「なっ!」

特性[かそく]でレンの背後をとるライト

 

ライト「ほのうのパンチ!」

レン「くっ!」

レンは両腕を構えて攻撃を防ぐ

 

ライト「……」

レン「……」

地面に降り立った2人は睨み合う

 

ライト「…はぁぁあ!」

レン「…はぁぁあ!」

お互いに右腕を引いて殴る構えをする

 

ライト「はぁぁあ!」

レン「はぁぁあ!」

お互いの拳がお互いの顔に当たりそうになった時、声が掛かった

 

メグ「そこまで!」

ライト「……」

レン「……」

お互いに変身を解除するライトとレン

 

レン「…やはり強いな、ライト」

ライト「いや〜、レンも強かったぜ!久々に手合わせしたけど…確実に強くなってる」

メグ「2人ともお疲れ様!」

メガミ「お疲れ様です!」

水が入ったペットボトルをライトに渡すメガミ

 

ライト「ありがとうメガミ!」

メガミ「はい!」

ライト達はお互いの強さを図る為に、手合わせをしていたのだ

 

カズマ「これからもポケヤミーは現れ続ける…まだまだ修行は必要だな!ライト!レン!」

ライト「うん!」

レン「あぁ!」

メグ「私も修行しなきゃなぁ〜、これも使えてないし…」

メグは先日カズマに貰った《キーストーンコネクター》を取り出した

 

レン「俺も…まだ扱い切れてないしな…」

ライト「俺も…レックウザの力がまだ制御しきれないんだよなぁ」

レン「またこの間みたいに暴れられたら困るからな」

メグ「ほんとほんと、チョー怖かったんだからね!」

ライト「…す、すまん…」

メガミ「…ゆっくりでいいんですよ、いつかきっと扱える筈です」

ライト「…そうだな、レンもメグも!」

レン「…そうだな、ゆっくりやって行こう」

メグ「うんうん!ゆっくりゆっくり!」

カズマ「…ふっ」

 

やっぱり、こいつの絆は別格だな…

 

そう思うカズマであった…

 

 

カズマ「時間と空間、そしてこの世界の始まりを物語る地方みたいだな」

レン「そんな壮大な地方なのか?」

カズマ「この地方には神話が語り継がれているんだ。時間を司る神、空間に司る神、心を作った神々、そして…」

叔父さんは貯めて言った

 

カズマ「…世界の全てを創造した、神」

メガミ「神様ですか〜、また凄い所に来ましたね」

ライト「まだ会えるとは決まってないけどな」

そんなこんなで俺達はシンオウ地方の観光をする事にした

叔父さん曰く、この地方はポケモン史にとても深い歴史や神話などが残されているらしい

 

俺達はひとまず、人口の多いコトブキシティを目指した

 

ライト「……?」

メガミ「ライトさん、どうしました?」

ライト「…いや、誰かに見られてる気がして…」

俺は誰もいない空を見つめた

 

ライト「…ごめん、気のせいみたい」

俺達は気にせず先を進んだ

 

コトブキシティに着き、俺達は都会の空気を吸った

 

人がわんさか飛び交い、流石はシンオウ1の都会だけある

 

すると、遠くから爆発音とビリビリと電気のような音が聞こえた

 

俺達はすぐに現場に向かう

そこには黒い鬣と四足歩行のライオンのようなトラのようなポケヤミーがいた

 

『グラァァウゥ!』

ライト「ポケヤミー!」

俺達4人はポケヤミーに立ちはだかった

 

『…ひ弱な人間共…俺が全てを焼き焦がして喰ってやる!』

すると、ポケヤミーは電気を放出した

 

『俺の名はレントラー!俺の腹の虫は鳴り止まないぜぇ!』

ライト「…くっ…」

『レントラー・ヤミー』の攻撃を圧倒されながらも、俺達はそれぞれのドライバーを装着する

 

メガドライバー

レジェンドライバー

 

ライト「…みんな、行くぞ!」

レン「あぁ」

メグ「うん!」

メガミ「はい!」

 

セット!

メガシンカ!ヘンシーン!

 

レジェンド!ヘンシーン!

 

ライト「変身!」

レン「変身!」

メグ「変身!」

メガミ「変身!」

 

バシャーモ!

ババッバ バッバ バシャーモ!

バッバ バシャーモ!

 

ライト「熱き炎の戦士!仮面ライダー!バーサ!」

 

ミュウツー!

ミュウ!ツー!ミュウ!ツー!

ミュウ!ツー!ツー!

 

レン「伝説の戦士!仮面ライダー!レジェン!」

 

ディアンシー!

ディ!ディアン!ディ!ディアン!

ディアンシー!

 

メグ「幻の戦士!仮面ライダー!ビジオン!」

 

タブンネ!

タブンネ!タブンネ!

タ・タ・タブンネ!

 

メガミ「癒しの戦士!仮面ライダー!エンゼル!」

 

4人の仮面ライダーが『レントラー・ヤミー』の目の前に立ちはだかる

 

『…?…なんだ貴様らは…?』

ライト「…俺達は…」

手を広げて叫ぶ

 

ライト「…仮面ライダーだ!」

 

 

『俺の邪魔をする奴は!全て喰い尽くしてやる!』

ライト「やれるもんならやってみな!」

走って向かってくる『レントラー・ヤミー』に立ち向かう

 

拳に炎を宿し、振りかざす

 

ライト「ほのうのパンチ!」

『グラァゥ!』

俺の攻撃を避けた『レントラー・ヤミー』は雷を放出した

 

ライト「くっ!」

俺は両腕でそれをカバーする

 

ライト「…今だ!」

俺は合図をし、『レントラー・ヤミー』の背後に隠れていたメグとメガミが飛び出す

 

メグ「ストーンエッジ!」

メガミ「チャームボイス!」

メガミのチャームボイスにより身動きが取れなくなった『レントラー・ヤミー』はメグのストーンエッジに直撃した

 

『ガルゥウ!』

レン「はぁあ!」

レンは吹き飛んだ奴の頭上まで飛び、尻尾に念波を集中させる

 

レン「サイコカッター!」

レンは尻尾を振り回し、『レントラー・ヤミー』に攻撃する

 

『グラァァ!』

レン「なにっ!?」

しかし、『レントラー・ヤミー』は牙に電気を纏わせ、レンの尻尾を噛んで攻撃を防いだ

 

『ガルゥウ!』

レン「ぬおっ!」

そのまま地面に叩きつけられる

 

『ガルゥゥゥゥ!』

全身から放電する『レントラー・ヤミー』

力が溢れ出ているようだ

 

ライト「…行けるか?レン」

レン「…当たり前だ!」

ライト「…よし!かそく!」

俺は特性[かそく]で『レントラー・ヤミー』を翻弄する

 

メグ「行くよ!お兄ちゃん!」

レン「あぁ…くっ!」

メグ「…お兄ちゃん?」

レン「…さっきの奴の攻撃のせいだ、気にするな」

メグ「…うん、分かった…」

頭を抑えるレン

メグは少し心配そうにしていた

 

レン「…はぁぁ…」

メグ「…はぁぁ…」

すかさずレンとメグが手中にエネルギーを溜める

 

レン「はどうだん!」

メグ「ダイヤストーム!」

『グラルゥゥ!』

しかし、『レントラー・ヤミー』が放った稲妻のせいで防がれてしまった

 

レン「…くっ…ライト!一気に行くぞ!」

ライト「…あぁ!燃えるぜ!」

 

メガシンカ!ヒッサーツッ!

レジェンド!ヒッサーツッ!

 

バーニング!ドライブ!

ジーン!ディストラクション!

 

高く飛び上がる俺達

『レントラー・ヤミー』は見上げていた

 

ライト「バーニングドライブ!」

レン「ジーンディストラクション!」

俺は炎を纏い、レンは念波を纏って『レントラー・ヤミー』にキックを放つ

 

ライト「はぁぁぁあ!」

レン「はぁぁぁあ!」

『グラァァァア!』

断末魔を吐きながら『レントラー・ヤミー』は消え去った

 

ライト「…やっぱり、この地方にもいたのか」

レン「…俺達の戦いはまだまだ続くって事だな」

変身を解除し、駆け寄る俺達

 

カズマ「お疲れお前達!怪我は無いか?」

ライト「うん、そこは大丈夫」

メグ「それにしても!相変わらずの強さだねぇ!」

メガミ「もう私達がいなくても事足りる気がするんですが…」

ライト「そんな事ないよ、メガミ達のアシストがなければあそこまで追い込めなかっただろうしね」

レン「…その通りだ、お前達のおか…」

すると、レンが急にふらつき俺にもたれかかって来た

 

ライト「レン!?」

レン「…すまん…なんだか…体の調子が悪いみたいでな…」

メガミ「…っ…カズマさん!ここから1番近い病院は!」

カズマ「あぁ…ここからだと、マサゴタウンが良いだろう」

俺達はレンを担いでマサゴタウンへと向かった

 

レンの息が荒い

苦しんでいるのが体を通じて感じる

 

待ってろ…レン…

 

 

マサゴタウンの病院にて、俺はレンをベットに寝付かせた

相変わらず息は切れているし、汗もかいている

 

メグ「…お兄ちゃん…」

メグやメガミが心配そうに見詰めていた

 

ライト「…叔父さん、これってポケヤミーの仕業だと思う?」

カズマ「…いや、あのポケヤミーにそんな能力は無いように思えたが…」

ライト「…でも…」

カズマ「……もしかしたら、レン自身の何かが作用しているのかもな…」

ライト「…レンの?」

カズマ「…あぁ…例えば…」

すると、病室のドアが開いた

そこに居たのはコートを羽織い、豊かな口髭を蓄えた老年の男性が立っていた

大きなバックを持っていて、傍には

紺色の髪に白いニット帽、赤いマフラー、黒いノースリーブ、ピンクのミニスカート、膝丈の黒い靴下にピンクのブーツ

年齢は俺達とそう変わらないような女の子がいた

 

???「……」

ライト「…っ」

男性の冷たい視線が俺の背筋を立たせる

 

???「…あ…ナナカマド博士、また顔が怖くなってますよ」

ナナカマド「…ん?あぁ…これは失礼、ありがとうヒカリ君」

ヒカリ「はい!」

ライト「…?」

ナナカマドと呼ばれた男性は俺達の前に立つ

 

ナナカマド「…初めまして、私はこの町で研究者として働いております、ナナカマドと申します」

深々とお時期をするナナカマド

 

ヒカリ「私は助手のヒカリです!宜しく!」

ヒカリという女の子も明るく挨拶する

 

カズマ「…ナナカマド博士…貴方が…」

叔父さんはナナカマド博士を見て動揺していた

 

ナナカマド「…貴方がカズマさん、ですね?」

カズマ「…はい!あの…お会い出来て光栄です!」

ライト「…叔父さん、どうしたの?」

カズマ「何を言ってるんだ!…この人は、あらゆる生物の進化を研究している凄い研究者さんなんだぞ!」

叔父さんが小声で叫ぶ

 

ナナカマド「……ふ」

にこやかに笑うナナカマド博士

先程の冷たい視線が嘘のようだ

でも、これが素に近いようにも感じる

 

ライト「……進化…」

 

俺達の新たな物語は

もう既に始まっていたのかもしれない

 

レン「……」

 

 

レンが体に異常を来たしてから数時間が経った

レンは未だに寝込んでいて、目覚める様子はない

 

カズマ「…でも、どうしてナナカマド博士が僕の事を?」

ナナカマド「…実は、私もポケモンについて研究を始めまして…」

ライト「……」

俺達が呆気に取られていると、ナナカマド博士はバックから色々と資料を取り出して来た

 

ナナカマド博士「…私はその中でも、ポケモンの遺伝子について調べているんです」

カズマ「…ポケモンの…遺伝子?」

叔父さんはナナカマド博士に渡された資料に目を通す

俺も覗いたが、さっぱり分からなかった

 

カズマ「……これは…」

ナナカマド「…お気付きですか?」

ライト「……なに?」

俺の疑問に、ナナカマド博士が答える

 

ナナカマド「…ポケモンは謎が多い、その中でも…」

ナナカマド博士は俺に1枚の写真を見せた

それはネズミのようなしっぽの長い小動物の化石だった

 

ナナカマド「…この、『ミュウ』というポケモン」

ライト「…ミュウ…」

何処かで聞いたことのあるフレーズ

 

ナナカマド「…ミュウは全てのポケモンの遺伝子を持つと呼ばれ、ミュウから全てのポケモンが生まれたとも言われている…そして…」

ライト「……」

ナナカマド「……そのミュウの遺伝子から人工的に作られたのが、『ミュウツー』」

ライト「…っ!」

俺は咄嗟にレンを見た

 

ヒカリ「ミュウツーは、当時では最強のポケモンとして名を馳せていたようです」

ヒカリが補足する

 

ナナカマド「ポケモンの遺伝子に深い関わりがあるミュウツーを研究をして行き、我々は彼の存在を知った」

ナナカマド博士はレンを見る

 

ナナカマド「…ミュウツーの力を使う、仮面ライダーの存在を…」

俺と叔父さんもレンを見る

そういえば、なんでレンはいきなり苦しみ出したんだろう

 

カズマ「…それで、僕の息子に何をしようと?」

ナナカマド「…彼が苦しみ出した理由、それについてお話しようかと…」

ナナカマド博士は目を閉じて言った

ヒカリは次なる資料を俺達に見せた

 

ナナカマド「…この地方のどこかにある、『黒共鳴石』という代物です」

カズマ「…黒共鳴石…」

資料には黒い凸凹の石の画像が貼られていた

 

ナナカマド「我々はその黒共鳴石の調査を進めると共に、彼の身体に起こりゆる異変についても調べました」

ライト「……」

ナナカマド「…きっと、黒共鳴石はこの地方に眠っています…彼がそれを証明してくれました」

ライト「…まさか、あれは黒共鳴石の仕業って事ですか?」

ナナカマド「…そう考えるのが妥当かと…」

ライト「……」

 

レン「……うぐっ!……くっ…」

すると、レンがまた苦しみ出した

今度は頭を抑えるように

 

ライト「…レン!?どうした!?」

カズマ「レン!?」

レン「…うっ…ぐっ!」

ナナカマド「…っ!ヒカリ君、すぐに医師を呼んできてくれ!」

ヒカリ「はい!」

メガミ「…あ、私も行きます!」

ヒカリとメガミが病室を去る

 

ライト「レン!しっかりしろ!」

メグ「お兄ちゃん!」

レン「…ぐぅ!…ラ…イト…」

ライト「……なんだ…?」

レンが俺の腕を掴む

 

レン「…頼む…俺が…いなくなる…」

ライト「……え?」

レン「……あいつが…呼んでる…」

ライト「……レン?」

レン「……止めてくれ…俺を…あいつを…っ」

すると、レンは急に脱力し

気絶するように眠りについた

 

ナナカマド「…黒共鳴石の影響か…」

ヒカリやメガミが帰ってくるまで、俺はそこから動く事が出来なかった

 

ライト「……レン…」

俺はレンの寝息を聴きながら、レンの言葉を反芻した

 

 

レン「……」

とても落ち着いている

先程の苦しみが嘘みたいだ

 

レン「……っ」

ここは何処だ

 

何も無い空間

 

真っ暗で

 

静かで

 

誰もいない

 

俺しかいない

 

たった1人の空間

 

レン「……うっ!」

突如、襲う頭痛

俺は膝から崩れ落ち

もがいていた

 

レン「…くっ…ぐっ…」

必死に顔を上げる

 

すると、人の足が見えた

 

レン「……だれ…だ…」

すると、謎の人物は答えた

 

???「……ワタシは…」

レン「……くっ…」

???「……キミだよ」

 

俺は静かに、目を閉じた

 

To be continued




次回予告

レンを襲う謎の現象
その謎は黒共鳴石に込められている

すると、目覚めたレンの様子がおかしい

違和感の正体とは…
ライト達はレンを助ける事が出来るのか…?

第2話「カレとボク、キミとワタシ」
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