仮面ライダーバーサ Season2   作:キャメル16世

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ラベン「時空の裂け目から何とも言えないエネルギーがあふれ……空が赤く染まったのです……」
突如起こった異変に対し、俺とメグとテルとラベン博士は話し合っていた
ラベン博士曰く、突如として空が赤くなったのだそうだ

シマボシ「伝言がある。団長が即刻参れと」
ライト「……」
メグ「……」



第18話「異変」

デンボク「……うむぅ禍々しい!そうとしかいえない空となったな」

セキ「なんだよ旦那」

カイ「キングを鎮めたあとの話し合い……だよね?」

デンボク「それよりも確認すべき事が出来たのでな。ライト達が落ちて来たその夜に不思議な雷も落ち、バサギリ達が荒ぶりだしたな…何かしらの関連を疑うのは当然だろう!」

ライト「……っ」

デンボク「ライトよ!お前は何者だ!?」

ライト「……お、俺は…」

デンボク「時空の裂け目を通じてお前と荒ぶるキング達は繋がっていたのではないか?キングを鎮めていくことで私たちの信用を得ていたのか?」

デンボク団長の怒鳴る声

力の入った拳

力強い目

全てが怖かった

 

デンボク「して今度は何をする!?何を企んでおるのだ!?」

ライト「……ち、ちが…!」

セキ「……旦那?」

カイ「なにもライトさん達が何かをしていると決まったわけでは」

セキ「そうだぜ、ライトがそんなすげぇ力を持つとかありえねぇだろ」

デンボク「潔白であると言い切れるか?現にこやつらは仮面ライダーなる者に身体を変化し、キングと戦っていたと報告を受けたが!?時空の裂け目から落ちて来た人間だぞ!?誰が素性を保証出来るのだ!誰が大丈夫だと保証出来るのだ!!」

カイ「それは……鬼の証明だよ!ライトさん達に疑惑が無い事の証明だなんて誰にも出来ないよ!」

セキ「無理難題をふっかけるなって、ライト達はどうすりゃいいんだよ?」

デンボク「……調査の機会を与える。ただしギンガ団としてでは無く疑いを晴らさねばならぬ1人の容疑者としてだ」

ライト「……っ」

デンボク「コトブキムラでは空から落ちて来たお前たちを怪しむ者もいる。それ故ギンガ団を退団してもらう……異変の理由が判明するまで……いや事態を解決して身の潔白を証明出来るまでコトブキムラに入る事は許さぬ!よいな、シマボシ」

シマボシ「はい」

ライト「……くっ…」

カイ「なんと無情な!ライトさん達を信じないの!?」

デンボク「庇い立て無用!ギンガ団の団長である私の責任において果たすべき責務!」

ライト「……」

デンボク「これまでの功績、お前達の異能……は認めている。それ故捕らえず自由にするのだ」

 

 

ラベン「追放……ですか?」

テル「はぁ?」

シマボシ「決定である。行くぞ」

ライト「……はい」

メグ「……はい」

 

 

《黒曜の原野》

 

テル「ボスも酷いよな、ライト達は任務でキングを鎮めただけなのに」

ラベン「そうです!空から落ちて来たとはいえ、ライト君達に空を赤くする力なんてないですよ!」

ライト「……」

コトブキムラを追放された俺達

シマボシ隊長は責任を持つと言い、ラベン博士やテルも着いて来てくれた

 

ラベン「It's an unforgivable decision! 非科学的です!科学者として断固抗議するのです!」

ライト「…ラベン博士…」

シマボシ「ライト達をこれ以上困らせるな。ライト達を庇うことで博士達に類が及べばどうなる」

ラベン「……」

テル「……」

シマボシ「…だが君に感謝している人間もいる。セキやカイがそうであろう」

ラベン「そうです!コンゴウ団、シンジュ団であればライト君達を匿ってくれるかも…!」

ヨネ「それは無理な話ね」

すると、大志坂からヨネさんとキクイさんが歩いて来た

 

キクイ「君!一体何をしたのかね!?」

ライト「キクイさん…」

ヨネ「あんたを助けようと思いたいけど、あたし達コンゴウ団ではどうしようも出来ないよね」

ライト「ヨネさん…」

キクイ「バサギリを鎮めてくれた事は感謝してる。でも俺一人ではシンジュ団は説得出来ないんだね…」

メグ「……そんな…」

ヨネ「でも大丈夫、あんた達は運命を切り開いて来たよね、これまでも、これからも」

ライト「……」

ラベン「そうです!ライト君達はこれからも奇跡を起こし続けるのです!」

テル「俺はライト達の事、ずっと信じてるぜ!」

ライト「……みんな…」

シマボシ「…命令する。野垂れ死にするな」

メグ「……」

シマボシ「調査の為の便宜は図っておく。いいか、誹謗も賞賛も、所詮は他人の感情…重要なのは君達自信がどうあるべきかを強く持つ事だ」

 

 

ライト「……」

俺は拾った小石を川に投げた

ポチャンと音を立てて水が弾ける

 

メグ「……はぁ〜…」

ライト「…気が滅入るよな、あんな風に言われたら」

メグ「…うん、なんだかんだ言って、デンボク団長は私たちの事認めてるんだと思ってた…」

ライト「……」

これからどうしようか

俺は夕方のように赤みがかった空を見つめた

 

メグ「…この赤い空…私たちでどうにか出来ないかな?」

ライト「…え?」

メグ「私たち仮面ライダーだよ!?この力があれば、どうにか出来るんじゃない!?」

ライト「……仮面ライダーの…力…」

まさか……この赤い空……!

 

ウォロ「貴方の周りでは不思議な事ばかり起きますね」

メグ「ウォロさん!」

ライト「……」

ウォロ「ライトさん!メグさん!探していましたよ!」

ライト「…どうして…?」

ウォロ「…えぇ、事情は知っております。優れた商人の情報は重要性が分かっているものです。さてギンガ団はもちろんコンゴウ団、シンジュ団にも居場所がないようですね」

メグ「はい」

ウォロ「ご安心ください、誰もがヒスイ地方の全てを知っているわけではありません。いい所を教えますよ!ジブンにお任せあれ!」

 

俺達はウォロさんに連れられ、広いヒスイ地方を歩いて行った

そして俺は気が付いた

道中、オヤブンが1匹も現れない事に…

 

これも赤い空と何か関係があるのかもしれない

 

そう思った時、ウォロさんが立ち止まった

 

ウォロ「こちらです、ボロ屋ですがそこは我慢していただいて」

ウォロさんは俺達をテントが建っている広場に連れて来た

小川が流れ、そばには小さな畑もあった

ウォロさんの家かな…?

 

???「またぞろ怠けに来たのか?空が赤くても変わらぬ奴よのぅ」

ライト「……?」

ウォロ「どうも、コギトさん。今日はヒスイの神話や伝説を学びに来たわけではないのです」

ウォロさんのそばに行くと、アンティークは机に派手なドレスと帽子を被った洋風な女性が座っていた

 

コギト「コギトじゃ、してこやつらは?」

左目は前髪で隠れている

この人もシロナさんにそっくりだ

 

ウォロ「まさに時の人ですね。荒ぶるキング達を鎮めたライトさん達です」

コギト「あぁ…以前話しておった時空の迷い人か」

ライト「……」

コギト「はぁ……そなた達のおかげでようやく務めを果たせそうじゃ」

メグ「…務め?」

コギト「時空の裂け目は捨て置けぬ、時間空間の均衡が崩れかねん。それを防ぐ使命を託されたのが時空の迷い人であるそなた達じゃ!」

ライト「……っ」

コギト「ふぅ……長い話になるのぅ…参れ、自慢の庵に入れてやる」

 

 

コギト「時空の裂け目はのう、いくつもの時空に繋がる穴という……そのひとつの遥か向こうの時空におられるのがシンオウ様」

ライト「……シンオウ様…」

コギト「往古来今(おうこらいこん) 謂之宙(これちゅうという)……四方上下(しほうじょうげ) 謂之宇(これうという)。現在を含む未来、即ち時間を宙と呼び、前後左右上下の全方向、即ち空間を宇と呼ぶ」

ライト「……」

コギト「わかるな、時間と空間…合わさって宇宙となる。コンゴウ団、シンジュ団のように時間と空間のどちらかだけを凄いと言えるものかのぅ…」

ライト「…言えません、どちらも宇宙です」

コギト「…まぁ、異なる時代を知るそなたには分かる話よのぅ…さて時空の迷い人よ、使命の内容を伝えようぞ。ヒスイ地方にある湖……シンジ湖、リッシ湖、エイチ湖。それぞれに心を表すと言われるポケモンがいたとされてな。3つの魂を霧の遺跡に持ってゆくのじゃ。そこで得られる「あかいくさり」なら世界を繋げられる、らしいでな」

ウォロ「世界を繋ぐ……ですか?裂け目を閉じるのではなくて?」

コギト「ええい、そのような目で見るな…わしだって裂け目が生じたら湖をめぐり霧の遺跡にゆけという大昔の話がどこまで真実か知らぬ。それでも伝承せよとの役目を果たさねばならぬからのぅ」

務めって…そういう事だったのか…

 

コギト「先祖も罪じゃ!子孫の苦労など考えずに伝説など残しおって……ふぅ…そなた、使命がわかったなら、やるよな」

ライト「…やります!やるしかありません!」

メグ「みんなの信用も取り戻さないと!」

コギト「…成すべき事を知っているというのは尊いのぅ」

 

 

アカギ「3つの湖の偉大なる聖獣の魂…それが「あかいくさり」を作り出し、シンオウに伝わる神の動きを封じた…」

ジュピター「それこそが、今回の計画の要…」

マーズ「やっとこの世界がアカギ様の物になるんだね!」

アカギ「…いいや、もはや世界は私の物ではない…」

サターン「…?では、誰の物ですか?」

アカギ「…我々ギンガ団のモノだ」

ジュピター「……ふふっ」

マーズ「…へへっ!」

サターン「アカギ様…!」

アカギ「…さぁ、行くぞ……この世界を我々のモノとするのだ!」

 

 

 

シロナ「アカギが「あかいくさり」を完成させてしまうと……」

カズマ「この世界が…紅蓮に染る…」

シロナ「えぇ、数百年前と同じ事が起きるわ」

レン「…だが、これから奴らは何を仕出かすつもりだ?新しい宇宙の創造?理解不能だ」

シロナ「…さぁ…でも少なくとも…」

レン「……」

シロナ「この世界が危機的状況なのには変わりないわ」

カズマ「……っ!?見ろ!みんな!」

レン「…え?」

俺は親父に誘導され、窓から空を見た

 

レン「…っ!?」

シロナ「…そんな…!?」

レン「…空が……赤い…!?」

カズマ「遅かったか!」

レン「…おい!空が赤くなると一体どうなるんだ!?」

シロナ「…時空の歪みが発生し、他世界との境界が曖昧になる……即ち…」

レン「新世界を創るのも容易という事か!?」

シロナ「…えぇ…」

レン「…くそっ!」

俺はレジェンドライバーを持って研究所から走り去った

目指すはテンガン山

 

奴らは必ずそこに来る…!!

 

 

《シンジ湖》

 

ライト「…ほんとにこんなところにメガストーンがあるのか…?」

メグ「探さないと分からないよ?こんな小さな陸地だけど、この岩は凄く神秘的に感じるし」

ライト「……なぁ…メグ」

メグ「ん?なに?」

ライト「…俺達さ、未来に帰れるのかな?」

メグ「……帰れるか、じゃなくて…帰る、でしょ?」

ライト「……」

メグ「私達には帰る場所がある。コトブキムラに帰れないのはちょっと寂しいけど……でも未来のみんなは、いつでも私達を迎えてくれる、そんな気がする」

ライト「……そうだな」

メグ「……どうしたの?」

ライト「……俺さ、このヒスイに来て、初めは凄く驚いたけど…セキさんやカイさん、他にも色んな人と出会って…世界は広いなって思ってさ……今はギンガ団に追い払われて悔しい気持ちもあるけど…」

メグ「……」

ライト「…それも込みで、ヒスイに来て良かったと思うんだ」

メグ「……私も!」

すると、俺のアルセウスフォンが反応した

 

ライト「な、なんだ!?」

アルセウスフォンが光り輝くと、目の前にあった岩に洞窟のような穴が現れた

 

ライト「……」

俺は吸い込まれるようにその中に入って行った

 

ライト「……お前…」

俺の目の前にはひとつのメガストーンが浮いていた

 

メグ「これが…シンジ湖のポケモン…?」

ライト「…エムリット」

メグ「…え?」

ライト「……あと二つ、急ごう」

 

 

 

《リッシ湖》

 

リッシ湖に着いた途端、アルセウスフォンが反応した

 

メグ「また…!?」

ライト「……」

またしても洞窟が現れ、俺達はそこに入って行く

 

メグ「…またあった…リッシ湖のメガストーン…」

ライト「……メグ、少し離れてろ」

メグ「え?う、うん…」

ライト「…変身ッ!」

 

ババッバッバ バッバ バシャーモ!

バッバ バシャーモ!

 

ライト「熱き炎の戦士!仮面ライダーバーサ!」

メグ「えぇ!?なんで急に変身を!?」

ライト「アグノムは俺に諦めない意志を確かめようとしてる……ほのうのパンチ!」

メグ「……」

避け続けるアグノムのメガストーン

 

ライト「…はぁぁあ!」

メグ「無理だよライト君!ピンポン玉サイズのメガストーンの攻撃なんて…!」

ライト「……諦めるもんか…!」

メグ「……っ!」

ライト「俺はこのヒスイ地方でやりたい事が沢山あるんだ!ヒスイ地方のみんなと!」

メグ「……」

ライト「…それが実現出来るまで!俺は諦めない!」

メグ「…っ!」

ライト「…はぁぁあ!」

俺はアグノムのメガストーンをキャッチした

 

ライト「やった!!」

メグ「……ライト君…」

ライト「…アグノムも俺を認めてくれた……あとはエイチ湖だけだな」

 

 

 

《エイチ湖》

 

ウォロ「おや、先回りしてしまったようですね」

ライト「ウォロさん、聞きたい事があります」

ウォロ「なんですか?ジブンに答えられる事なら、なんでも…?」

ライト「…「あかいくさり」とは、何をするものなんですか?」

ウォロ「…ん〜…難しい話になるのですが、コギトさんの話によれば「あかいくさり」は世界を正しく「みる」ための道具と言えるそうですよ。この世界はジブン達の心があるからこそ観測出来るもの、故に「あかいくさり」は心を具現化したようなものなのでしょうね」

ライト「……」

メグ「んー…分かんない!」

ウォロ「ははっそうでしょうね、ジブンも何が何だか…」

ライト「……俺、知らない事沢山ある」

ウォロ「え?」

ライト「この地方に来て、まだまだ知らない事が沢山ある事を知った。分からない事だけが分かった」

メグ「……?」

ライト「…俺、知りたい。この世界の事…もっと…!」

ウォロ「…いい目をしていますね、ジブンは貴方のそういう所が気に入っているんです!」

ライト「…っ!」

すると、またしても洞窟が現れる

 

ウォロ「なんと!目の前に洞窟が!?」

ライト「…最後の試練だ、行こう」

 

ライト「……」

洞窟の中、またしてもメガストーンがひとりでに佇んでいた

 

ライト「今の話、聞いてたんだろ?」

俺はそのメガストーンに話し掛けた

 

ライト「…俺は無鉄砲で無頓着で、物事を考えずに行動する事が多かった…」

メグ「……」

ライト「…でも今回の事があって、そうすんなり行く話じゃない事が分かった……今まで全力が俺の取り柄みたいなもんだったけど、違う…」

ウォロ「……」

ライト「……俺はレンみたいにはなれないけど、少しは利口になりたい」

すると、そのメガストーンは光り輝いた

 

ウォロ「…おぉ…」

メグ「その子もライト君を認めてくれたって事だよね…?」

ライト「……これで巡り終えた…霧の遺跡に向かおう」

メグ「…う、うん…」

ライト「…どうした?メグ」

メグ「……ライト君…なんか焦ってない?」

ライト「…え?なんで…?」

メグ「……いや、なんでもない…」

ウォロ「…さぁ、何が起こるかわかりませんが遺跡に行く事にはワクワクが止まりません!参りましょう!」

ライト「…はい!」

 

 

ウォロ「霧の遺跡……霧は境界を曖昧にすると古来より伝えられておりますね。とはいえ……何をどうすればいいのやら」

霧の遺跡にやって来た俺達はその場に佇んでいた

目の前には象形文字が綴られた石版

周りにはボロボロになった石柱

 

コギト「ふぅ……やって来たぞ」

ライト「コギトさん…!」

振り向くと、コギトさん

そしてセキさんとカイさんが歩いて来ていた

 

コギト「道中会ったものでな、お前さんの様子を見に来たのじゃ」

セキ「何もしてやれなくて悪ぃな、でもこっからは全力でサポートするぜ」

カイ「ライトさん達に貰った恩は計り知れないからね…私達に出来ることなら何でもするよ!」

ライト「…セキさん…カイさん…!」

メグ「ねぇねぇコギトさん!「あかいくさり」はどうやって造るの?」

コギト「知らぬ存ぜぬ。世界を繋ぐとされる神具だぞ、人に造れるわけがないだろう」

メグ「えぇ〜!?」

ウォロ「……ん〜…」

ライト「……っ」

すると、ユクシー、アグノム、そしてエムリットの3匹のメガストーンが輝きながら宙を舞った

 

セキ「なんだ!?」

カイ「これは…!」

ライト「……っ!」

3つのメガストーンは空中で円形状に回る

次第に赤く輝き出し、その残像が赤い円を作り出す

赤い円は具現化し、いくつもの赤い宝石が連なったような鎖、「あかいくさり」が完成した

 

メグ「出来た!?」

ウォロ「……」

ライト「……」

「あかいくさり」は俺の手元に来る

同時に俺の手にはワインレッドのプレートが現れた

 

ウォロ「それは!『りゅうのプレート』!」

ライト「……」

3つのメガストーンは経緯を見守ると、それぞれの方向へ飛んで行った

しばらくのお別れのようだ

 

コギト「あたし達一族が守って来た約束、真実であったか……ふぅ、長年の肩の荷が降りたわ…!」

メグ「やったね!ライト君!」

ライト「…あぁ」

ウォロ「喜んでいる所に水をさして申し訳ないが……世間はまずい事になっていますよ」

セキ「あぁ、デンボクの旦那…調査隊の調査を待たずにテンガン山に登るようだぜ。全く、せっかちにも程があるよな」

カイ「……」

メグ「なんで!?無茶だよ!」

ライト「…止めないと…」

カイ「今のライトさんには「あかいくさり」がある!それをデンボクさんに伝えれば…!」

ライト「…一度、コトブキムラに帰ります。コギトさん、ありがとうございました!」

俺はコギトさんに頭を下げ、その場を去ろうとした

 

コギト「……待つのじゃ」

ライト「…っ?」

コギト「お前さん、何故そこまでして命を張れる?お前さんをムラから追いやった奴じゃぞ?放っておけば良いだろう…?」

ライト「…そうは行きません…確かにデンボクさんは俺達を追放しました、でもそれはみんなを守る為、ギンガ団団長としての責務を果たしただけです…!あの人はあの人なりの正義を持ってるんです」

セキ「……」

ライト「いくらいきなりぶん投げられても、いくらキツイ言葉をかけられても……俺達にとって、デンボクさんは…俺達の団長だから!」

カイ「……ライトさん…」

コギト「…お前さんを見ていると、かつての英雄を彷彿とさせる。これも何かの縁…いや、運命なのかものぉ…」

ライト「……」

コギト「…受け取れ、わしは何もあげられるものがない。代わりにわしの自慢のまな板でもやるかのぅ」

コギトさんはピンク色の板を渡して来た

俺は『せいれいプレート』を手に入れた

 

ウォロ「プレートじゃねぇか!!……いや、プレートですよ、これ」

コギト「なんと!?道理で裏に落書きがされていると思ったのじゃ…!」

ライト「……ありがとうございます。行ってきます」

コギト「良いか?勇気とは常に己の心の中に眠っているものだ。それを忘れるでないぞ?」

ライト「……はい!」

ウォロ「…それでは、コトブキムラに向かってください!ジブンは一足先にテンガン山に向かっています!」

セキ「俺も行くぜ」

カイ「私も!もし先にデンボクさんが来てたら足止めしておくからね!」

ライト「…はい、よろしくお願いします!」

メグ「ライト君!行こう!」

ライト「…おぅ!」

 

 

ウォロ「……」

残りのプレートはあと2枚……

彼ならすぐに集めてくれるでしょう…

 

全てのプレートが集いし時、創造神アルセウスが降臨する

 

この伝説が本当ならば……

 

ウォロ「……あとは彼に委ねましょうかね…」

 

彼がこの世界の要である事には変わりない…

 

行き着く結末はどうなるのでしょうね…

世界の始まりか…それとも、終わりか…

 

To be continue




次回予告

「あかいくさり」を手に入れたライト
デンボクを説得する為、テンガン山へ…!
しかし、そこで起こる新たな事件とは…!?

未来でもギンガ団が大暴れ!
レンは世界を守る事が出来るのか!?

第19話「仲間との信頼!破れる世界!」
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