仮面ライダーバーサ Season2   作:キャメル16世

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前回のあらすじ

突如空が赤くなり、時空の裂け目が広かったヒスイ地方
容疑者とみなされたライトとメグはコトブキムラを追放されてしまった

そんなふたりを導くウォロ
コギトと出会い、ライト達は「あかいくさり」を手に入れた

突如起こった異変
ライト達はこの状況を乗り越える事が出来るのか…!



第19話「仲間との信頼!破れる世界!」

アカギ「……美しい…」

目の前に広がる赤い空

これぞ私が求めていたもの…

この世界を結ぶものはもう無くなった!

 

「あかいくさり」は時空を繋げることが出来る

それはつまり、別の時空への干渉が可能という事だ

これがあればディアルガやパルキアとの接触も容易い!

 

マーズ「……」

ジュピター「……ぐふっ…」

サターン「……アカギ…様…」

アカギ「…少し眠っていろ、すぐに済む」

レン「アカギィィィ!」

テンガン山頂上

やりのはしらに向かってくる仮面ライダー

 

アカギ「一足先遅かったな…もう準備は整っているぞ」

レン「っ!コイツらは!!」

アカギ「ここからは私の独断で行動させてもらう。コイツらにはしばらく眠ってもらう」

レン「……」

大丈夫だ……ほんとうに眠っているだけみたいだ…

 

アカギ「仮面ライダーよ、何故そこまでして私を止める?確かに私は私の理想を叶える為に動いている……しかし、貴様が私を止めたところで、貴様にメリットはないであろう。阻止するというのは、つまりは変化が起らないという事だ」

レン「……っ」

アカギ「…私は耐えられない…!変化のない毎日など…退屈な毎日など…!この世界にはもっと刺激が必要だ!それは私も同様、これで退屈な日々が終わるのだ!」

レン「……っ!」

 

*

 

ライト「…ハァ…ハァ…!」

メグ「ハァ…ハァ…!」

 

《コトブキムラ》

 

テル「……あれ……?」

ライト「…っ」

テル「うっかり通したけど……お前ライトだよな!」

ライト「テル!」

テル「ちょっと待ってな!隊長や博士に知らせてくるから!」

テルはそう言うとギンガ団本部に入って行った

 

ラベン「ライト君…メグ君…」

テル「博士、ライト達の事心配してたからって泣くなよ」

テルはラベン博士を連れて戻って来た

 

ラベン「泣いてません!僕は大人ですからね!テル君こそ心配のし過ぎで夜も眠れなかったではないですか」

テル「どうして言うんだよ」

ライト「和んでるところ申し訳ないけど、シマボシ隊長は?」

テル「…あれ?ラベン博士、隊長は?一緒に来るんじゃなかったの?」

ラベン「あぁ…仕事が山積みで……調査隊室で待つとの事です。デンボク団長が不在で大変なのですよ」

ライト「団長は!?」

ラベン「はい、デンボク団長は警備隊と共にテンガン山へ。自ら調査するとの事です」

ライト「……」

遅かったか…!

 

テル「俺は良い奴だからな、代わりに門番を買って出たのさ」

ラベン「とにかく調査隊室です、これからについて話しましょう!」

 

シマボシ「賞賛する。野垂れ死にするなとの命令、よく守ったな」

ライト「シマボシ隊長…「あかいくさり」を持ってきました」

俺は「あかいくさり」の説明を皆にした

 

シマボシ「世界を繋ぐという神話の道具……デンボク団長はコトブキムラに居ない、テンガン山山頂の神殿に向かわれた」

テル「いくらボスが強くても、ライト達の力を借りた方がいいのに」

ライト「……」

シマボシ「調査隊隊長として命令する。ライト、メグ、再び調査隊の一員としてテンガン山に赴き、「あかいくさり」にて事態を収めよ」

ライト「…はい!」

メグ「はい!」

テル「隊長…大丈夫ですか?ボスが留守なのに……」

シマボシ「……留守を預ける方が悪い!」

ライト「……ふっ」

メグ「…へへっ」

ラベン「僕も行くのです!僕達は調査隊ですからね!」

シマボシ「行くな、とは言っていない……ライト、この先君の身に何が起こるか分からない…しかし、私は信じている。君の生還を」

ライト「…はい!」

シマボシ「…これを、君に授ける」

俺は灰色のプレートを渡された

 

シマボシ「『こわもてプレート』だ、お守りにするが良い」

ライト「…シマボシ隊長にピッタリですね」

シマボシ「…理解不能だ」

 

*

 

ヒナツ「ライト!」

ライト「ヒナツさん!」

ギンガ団本部を出ると、ヒナツさんが散髪屋さんの前で俺に声を掛けてきた

 

ヒナツ「テンガン山に行くんだろ?困った時はいつでもあたしを頼りなよ!?」

ノボリ「大丈夫ですよ、彼等はこれまでにいくつもの奇跡を起こして来たのですから」

ライト「ノボリさん…!」

ユウガオ「その通りじゃ、あとはライトに任せよう」

ワサビ「私は君を信じてる?それとも信じてない?さぁどっち?」

ライト「ユウガオさん!ワサビさん!?」

ノボリ「貴方様は私達を救ってくださった、その恩を今返す時です」

ユウガオ「何も出来る事などないが……応援しておるぞ、お主は強い」

ワサビ「帰ってきたらまた鬼ごっこしようね!ライトさん!」

ライト「……みんな…ありがとう」

メグ「……ライト君、行こう」

ライト「…あぁ」

ラベン「いよいよ行くのですね…僕もなんだかドキドキしてきました…!」

テル「ビビり過ぎだよ博士、ライト達がいれば大丈夫だって!」

ラベン「…そ、そうですね…その通りです!」

ライト「……それじゃ、行ってきます」

 

*

 

レン「……くっ…!」

アカギ「……」

『マニゥ!』

レン「はぁぁあ!」

『マニゥ……!!』

『マニューラ・ヤミー』を撃破した俺

そのままアカギを睨んだ

 

アカギ「……」

レン「…お前はさっき、退屈な毎日って言ってたよな?」

アカギ「…その通りだ、この世界は退屈で溢れている。平和など、必要ないのだ」

レン「……それは違うな…」

アカギ「……」

レン「…お前がこの世界を退屈と思うのは、この世界をちゃんと見てないからだ。ちゃんと見ないから、世界は澱んで見える。笑顔が霞んで見える。俺も昔はそうだった…」

アカギ「……」

レン「…でもな、この世界の色んな奴と出会って、関わって、俺はこの世界を知った。人との関わりが、世界との関わりが、俺を変えた」

アカギ「……」

レン「…俺は人との関わり方を知って、初めて強くなる!それを…あいつは教えてくれた!」

俺は左手を構える

 

アカギ「……どうやら、貴様の価値観と私の価値観は相容れないらしい…」

アカギは灰色をベースに金の模様やラインが入ったドライバーを構えた

 

アカギ「…人との関わりが強さの源なら、私に見せてみろ。そして私も見せてやる……」

レン「…っ!」

アカギ「…本当の強さとは…なんなのか……それがどれだけ脆く、愚かなものなのか…!」

 

*

 

ライト「……」

近くで見ると、やけに大きく見える

違う、実際に大きくなってるんだ

時空の裂け目は広がり続けてるんだ

 

《天冠の山麓》

 

メグ「……」

ハマレンゲ「いよいよ行かれるのですな」

俺達がテンガン山の麓にいると、またしてもキャプテンのみんなが来てくれていた

 

ライト「ハマレンゲさん!」

ススキ「こんな恐ろしい空を見ても変わらぬその勇気」

ガラナ「やはり貴方様は奇跡を起こしてくれますね」

ライト「ススキさん、ガラナさん!」

ツバキ「大変なことになっているようだね」

ライト「…ツバキさん…!」

ツバキ「何があってもツバキがいるよ、応援だけはしてあげよう」

メグ「…え?」

ツバキさんがそんな事を言うなんて…

 

ライト「……はい、ありがとうございます」

 

 

 

テンガン山の入口には、洞窟がある

その洞窟を抜ければ、このヒスイ地方で最も天に近いとされる場所、テンガン山の頂上に繋がる

 

俺達はウォロさんに言われた通り洞窟に入って行った

 

すると……

 

ライト「……あれ?」

ムベ「…おぉあんた、息災であったか」

メグ「ムベさん!?」

ムベ「イモヅル亭を休んで悪かったのぅ、イモモチを振舞ってやりたいのに…デンボクめ、食料補給の指揮を任せると言ってわしのような老骨まで使いおる……」

ライト「……」

ムベ「……さぁて、使われついでだ。あんたを始末するとしようか」

ライト「…っ!?」

メグ「え!?どういう事!?」

ムベ「わしはデンボクの懐刀でなぁ、あやつの邪魔をするヤツが現れたら始末する約束なのじゃ!」

ライト「…っ」

まさかムベさんがそんな役を任されていたなんて…気が付かなかった……

 

ムベ「それにわしも安心して暮らせる新天地を欲しているのでな…それっ!」

ライト「…っ!」

煙玉!?

煙に包まれたムベさん

煙が晴れると、そこには白い忍者のような格好をしたムベさんが立っていた

 

メグ「えぇぇぇ!?」

ムベ「貴様らがキングを鎮めたと聞いて血が騒ぎ心が震えたぞ。使い所もなく衰えていくシノビの技、最後に振る舞う相手が現れよったと!」

すると、ムベさんの背後に3体のオヤブンが現れた

 

ムベ「ムウマージ!サーナイト!エルレイド!ゆけ!」

ライト「…なっ!?」

ムベさんがオヤブンを…!?

この地方にはなんでオヤブンを従える事が出来る人が多いんだ!?

しかもここに来て3体も相手

これだと本当にデンボク団長を止められない!

 

メグ「……ライト君、ここは私が」

ライト「メグ…!?」

メグ「デンボク団長を止めて、あの人は間違ってる」

ライト「…でも、たった1人で…っ!」

メグは人差し指を俺に立てた

 

メグ「…大丈夫、私たちはひとりじゃないでしょ?」

ライト「…っ」

メグ……

 

ライト「…分かった、あとは頼んだ!」

俺は走った

山頂に向けて

仲間に背を向ける

これは信頼の証だと、俺はそう信じて走り続けた

 

 

 

ムベ「……」

『ムーマァ!』

『サーナッ!』

『エルレィ!』

メグ「……さぁディアンシー!ひと暴れするよ!」

 

*

 

ライト「…っ」

 

テンガン山山頂

赤い空に浮かぶ大きな裂け目

 

洞窟の出口にはセキさんとカイさんが立っていた

 

カイ「よく来たね、ライトさん。山頂の異変を止められるのはライトさんしかいないよ」

セキ「何とか事が進まらないようにしてよ、デンボクの旦那も今は留まってるみてぇだ…」

 

デンボク「……」

ライト「……」

デンボク「…お前か……」

ライト「……デンボク団長…」

デンボク団長は黒い甲冑を見に纏い、今までにない風格を見せた

 

デンボク「あかいくさり、とやらで世界を繋ぐと聞いた。繋ぐとは繋ぎ止める……正しい世界を維持する事だろうが本当に信じて良いのか?」

ライト「……」

セキ「あかいくさりすらライトの罠だって言うのか!?俺はこいつの本気を見た、根性を見た、それすら自作自演ならもう手はねぇよ!」

カイ「そうだよ!ライトさんがあかいくさりに選ばれた、それはつまりシンオウ様に認められたと言っても差し支えないんじゃない!?」

デンボク「……しかし…!」

セキ「あんたいい加減に…っ!」

俺はセキさんの肩に手を置いた

 

セキ「……ライト…」

ライト「……ありがとう、2人とも。俺、すげえ嬉しいよ」

カイ「……ライトさん…?」

ライト「……っ」

俺はデンボク団長の目の前に立つ

 

大きく息を吸い、俺は腹から声を出した

 

ライト「…俺はァ!ヒーローになる!!」

デンボク「…っ」

セキ「……ライト?」

ライト「それが俺の夢だ!俺が生まれた時から、ずっと!心の中に持っていた願い!」

カイ「……」

ライト「……仮面ライダーの力を手に入れて、人を助けられる力を手に入れて、すげぇ嬉しかった。これでみんなの役に立てる。これでみんなを救える。これでみんなのヒーローになれるって…」

デンボク「……」

ライト「…でも、それは間違いだった。仮面ライダーになれば、ヒーローになれると思ってた。でも実際は、ただの傲慢な強者になったに過ぎない…自分の力を過信して、自分は慕われて当然と思い込む。ただの自己中野郎…」

デンボク「……」

ライト「…でも貴方は、俺の中のその常識を打ち砕いてくれた。俺が時空の裂け目から落ちてきた事は事実だし、人の領域を超えた力を持つ。デンボク団長からしたら、俺は怪物(モンスター)そのものだったんだよね」

セキ「……」

ライト「…俺も1歩間違えてたら、悪人になってたかも。1歩間違えてたら、この力で人を殺めてたかも。この力で、誰かを苦しませていたかも……いや、実際にいるかもしれない」

カイ「……」

ライト「…今までの俺は間違っていた。それを教えてくれたのは、デンボク団長、貴方です」

デンボク「…ライトよ…」

ライト「…でも、最後でいいんです。俺を信じてください。俺はこの力と、あかいくさりというみんなで手に入れた力で、このヒスイ地方を守りたいんです!このヒスイ地方のみんなを…守りたいんです…!」

デンボク「……」

俺はデンボク団長に頭を下げた

 

ライト「……お願いします…1度でいいから、俺の事を…俺の事を信じてくれたみんなのことを…信じてください…!」

デンボク「……」

セキ「……旦那」

カイ「……デンボクさん…」

ライト「……」

デンボク「……あいわかった!!」

ライト「…っ」

俺はデンボク団長のその言葉に、頭を上げた

 

デンボク「…私は過去に怪物共に故郷を壊され、二度とそのような事が起こらぬよう新天地を目指してこのヒスイ地方に降り立った。私はこのヒスイ地方を守りたい、お前もそうなのであろう…」

ライト「……はい」

デンボク「……ならば、今更だが…ヒスイ地方の皆の…いや、カミナギの民のため、力を貸してくれ!」

デンボク団長は土下座をした

 

ライト「……デンボク団長……もちろんです!俺はその為に今ここに立ってるんですから!」

セキ「良かったな、ライト」

カイ「これで万事解決だね!」

ライト「……いや、まだ残ってますよ…」

俺はテンガン山山頂にある神殿、シンオウ神殿に目を向けた

 

カイ「時空の裂け目……」

セキ「…そういや、ウォロのヤツが神殿で待ってるってよ。なんでも、確かめたい事があるとかな」

デンボク「ウォロ殿の事だ、きっとライトの事も待っているのであろう」

ライト「……」

デンボク「…ライトよ、私は私の無力さを実感した。お前は強い。お前はそれを私に教えてくれた」

ライト「…デンボク団長…」

デンボク「信頼とは、お互いがお互いの欠点や弱い所を補い合う事なのかもな。お前はまれびとなのかもな!よし!これを持っていくのだ!」

デンボク団長は俺に茶色いプレートを渡して来た

 

デンボク「『こぶしのプレート』だ、これは私とムベの思いも込められておる。元々は始まりの浜に落ちていた物だがな!」

ライト「…ありがとうございます。大切にします」

俺は『こぶしのプレート』を懐にしまった

すると、アルセウスフォンが反応した

 

ライト「……え?」

 

『災いが降る』

 

アルセウスフォンの画面にはそう映されていた

 

セキ「災いが降る?なんだそれ」

カイ「今から災いを払おうとしているのに?」

デンボク「…うむ、気を付けた方が良いな。何が起こるか分からん」

ライト「……はい」

俺は17枚のプレート、そして…

 

ライト「……行くぜ、相棒」

《バシャーモナイト》を手にシンオウ神殿に出向いた

 

シンオウ神殿は神の御遣いである10匹のポケモンの像、そしていくつにも聳え立つ柱

 

しかし未来ではここは「やりのはしら」と呼ばれこんな屋根はなかった筈だ

一体何が起こればあんなに半壊することになったのだろうか

 

ライト「……」

ウォロ「……」

シンオウ神殿の奥に行くと、ウォロさんが佇んでいた

俺に背を向け、赤い空を見ていた

 

ウォロ「…ジブンは神話や神殿を調べるにおいて、様々な知識を兼ね備えてきました。このヒスイ地方には様々な不思議がありますよね、なぜ神の御遣いとされる10匹のポケモンはオヤブンのように人を襲わないのか……なぜ滅びたはずのポケモンが怪物として蘇っているのか……そして…」

ウォロさんは振り返り、不気味な笑みを浮かべた

 

ウォロ「どうしてワタクシがアルセウスに選ばれないのか……不思議で不思議でたまりませんよね…」

ライト「……ウォロさん…?」

ウォロ「あなたは知っていますか?この世界にはかつて、創造神アルセウスに牙を向けた者がいた事を……その者はアルセウスに敗北し、この世界を追放された事を…」

ライト「……」

ウォロ「…この世界には、時間を司る神、空間を司る神、そしてもう一匹、アルセウスから生まれたとされ、且つアルセウスと同等の力を持つとも言われている伝説のポケモン……ギラティナがいたんですよ」

ライト「…ギラティナ…?」

ウォロ「彼は世界から追放された事で神話や伝説も残らなくなってしまった。忘れ去られた神なのですよ」

ライト「……ウォロさん…一体何を言って…」

ウォロ「…ん?どうかしましたか…?」

ライト「……」

ウォロ「…いや失礼!どうかしてるのはワタクシですね。ワタクシ、ウォロの本当の目的をお話するべきですか」

ライト「……本当の…目的…?」

ウォロ「ワタクシはアルセウスの存在を確信した時からどうすればアルセウスに辿り着くのか、それだけを考えておりました。アルセウスに挑もうとしたギラティナを探し出し、時空の裂け目を開けさせたのもその一つ…全なる神の欠片をアナタに集めさせたのもその一つ」

ライト「……え?」

今…なんて…?

 

ウォロ「神の欠片たるプレートは18枚……アナタが持っているのは17枚、ではあと1枚は……?」

ウォロさんは懐から紫色のプレートを取り出した

 

ウォロ「ここに在る!」

ライト「…っ!?」

ウォロさんは着ていたイチョウ商会の服を破り捨てると、白い衣装を見に纏い、髪型が歪に変形していた

 

ウォロ「さぁ集めたプレートを寄越しなさい!ワタクシが全てのプレートを揃えます!」

ライト「…っ!」

ウォロ「ワタクシはアルセウスに辿り着くという好奇心を抑えることなど出来ない!アルセウスに辿り着くことができ、更にはそれをも超える力を手に入れたならば、より良い世界を創造出来るか試す!もっとも世界を改めて創造するならヒスイ地方は一瞬にして無となる。アナタもアナタの知る人もポケモンも存在しなかった事になるでしょう!」

ライト「…っ!」

ウォロ「世界が消えるのを止めるならワタクシと戦え!もっともアナタにその気がなくてもプレートを奪うため倒しますがね!」

ライト「……」

 

何を…言って…

 

メグ「ライト君!そこ離れて!」

ライト「…メグ…?」

メグ「ウォロさんはライト君の事…!」

ウォロ「うるさい!お前はそこで眠っていろ!」

メグ「…ぬっ…!!」

走って来ていたメグはその場に倒れ動かなくなってしまった

 

ライト「メグ!!」

ウォロ「安心してください、眠らせただけです」

生身で…!

そんな力出せるわけがない!

ならなんで…!

 

ウォロ「…ふっ!」

ウォロが天に手を掲げると、時空の裂け目から赤い光と共に金とグレー、そして赤の大きなパーツがあるバックルがウォロの手に収まった

 

ウォロ「今こそ見せるとしましょう!ワタクシ、ウォロの偉大なる力を!この世界を蹂躙(じゅうりん)する、ギラティナの力を!」

 

ギンガドライバー!

 

ウォロはギンガドライバーを腰に装着した

 

ライト「っ!」

ウォロ「……ギラティナ、打破せよ!」

ウォロは黒と灰色と金色のメガストーンをギンガドライバーの中心にはめ込んだ

 

Guilty!!

The Last Judgement!!

 

ウォロは黒い霧に包まれ、赤い稲光も見える

 

ウォロは右手を少し前に出し、前向きに向けていた手をひっくり返した

 

ウォロ「…変身ッ!!」

ウォロはギンガドライバーの上方の赤いパーツを押し込んだ

 

Another up !!

Make a decision.

ANOTHER!!

The Kamen Rider!!

 

ウォロの身体は黒い霧に包まれ、霧が晴れると

そこにはドラゴンゾンビを連想させる外見

黒い翼から生える赤い爪

金色の肋骨のような物が飛び出す肋

腕は4本

 

まるでこの世の物理法則を完全に無視したような見た目をしていた

 

そして何より、この外見は…

 

ウォロ「反決の戦士…仮面ライダーアナザー!」

 

俺が時空の裂け目で見た謎の仮面ライダーだった

 

*

 

アカギ「反決の戦士、仮面ライダーアナザー!」

レン「…アカギが…仮面ライダーに…!」

アカギ「……ふっ…さぁ…見せるとしよう…私の力を!我々ギンガ団の底力を!!」

 

To be continued




次回予告

仮面ライダーアナザーへと変身を遂げたウォロとアカギ
伝説のポケモン、ギラティナの力によりライトとレンは圧倒される…

そんな中でも、世界の崩壊は進んで行き…!

第20話「過去と未来!時空を揺るがす超決戦!」
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