仮面ライダーバーサ Season2   作:キャメル16世

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前回のあらすじ

レンが戦闘不能となり、満身創痍に思えたが…
レンの心に宿るもうひとつの心、アンが覚醒しアカギと交戦!

一方ライトは、10匹のポケモン達と共にウォロを圧倒!
戦闘不能まで追い込めたように見えたが…

ウォロ「……変…身」

仮面ライダーオリジンへとパワーアップし、再びライトに牙を向ける!



第22話「表裏一体!起源(オリジン)の力!」

ウォロ「叛逆(はんぎゃく)の戦士…仮面ライダー……オリジン…!」

ライト「…っ!?」

更に禍々しいオーラを放つウォロ

 

変身した衝撃でシンオウ神殿の屋根が崩れた

 

空の赤さが増したような気もする

 

ウォロ「こうなったらワタクシは止められませんよ……存分に覚悟するがいい!」

ライト「…っ!」

ウォロは一瞬にして俺の背後に回り込み、斬撃を加えた

 

ライト「ぐわっ!」

俺はバシャーモフォルムに戻ってしまった

 

ライト「……くっ」

背中がジンジンする

出血しているのか?

だとしたらとてつもない攻撃だ

 

デルタモードの装甲を破ったという事は、それ相応の強さを持ってる

もしかしたら、デルタモードよりも強力かもしれない

 

ウォロ「どうしました?一撃で虫の息ですが?」

ライト「……」

煽るウォロを目の前に、俺は口角を少しあげて言った

 

ライト「やっとあんたの本気が見れて……良かったよ」

ウォロ「…っ」

ライト「…あんたは俺の本気を見たいと言った…それは俺も同じだよ……」

ウォロ「……」

ライト「…燃えるぜ」

 

 

アン「ぐっ!」

アカギ「フハハハ!どうだ!仮面ライダー!」

アン「…くっ…!」

アカギの猛攻撃は私に反撃する隙を見せなかった

彼の強さは本物だ

正直手も足も出ない

 

アン「…がはっ!」

吹き飛ばされた私はなんとか着地したが、すぐに膝を着いてしまう

 

アカギ「……フッ」

アン「……侮っていた訳じゃないけど…やっぱりすごいなぁ…」

アカギ「降参でもするか?だがお前に残された道は死の一択だけだぞ」

アン「……あぁ、分かってるさ。そもそも死ぬつもりなんてない」

アカギ「……」

アン「…せっかくこの世に生まれたんだ。人生を謳歌しなきゃ意味が無いだろ!」

私は身体を持ち上げ、全身を気張らせる

 

アン「…何も無い世界なんて私は望まない!今あるこの世界を私は守りたい!やっとそう思えるようになったんだ!」

アカギ「……」

アン「……だから抗う…私は全力であんたに抵抗する!」

アカギ「……抗う事とは、自分の理念に従うという事だ」

アン「…じゃあ、あんたも誰かに抗ってるのか?」

アカギ「……いいや、私は抗っている訳では無い…」

アン「……」

アカギ「……導いているのだ…!」

アン「…っ!」

アカギは一気に迫って来た

私は即座に彼の攻撃をガードする

 

アカギ「…もっと正しい世界へ!」

アン「っ!」

アカギ「…理想の世界へ!」

アン「…っ!」

アカギ「導いているのだァ!」

アン「…ぐっ!」

衝撃に負ける私

足に力を入れてなんとか立っていられるほどには、私は圧倒されていた

 

アン「…導くなんて…簡単に言うなよ…!」

アカギ「…っ?」

アン「誰だって道に迷っている…何が正しくて、何が間違っているのか…私にも分からないよ…」

アカギ「……だからこそ私は──」

アン「だからこそ人間は!……自分でその道を探すんだ」

アカギ「……っ」

アン「……迷って迷って…やっと見つけたものが、その人の道となる。でもそれは…自分で選んだ道を、今まで自分が選択してきた道を進んだからこそ、辿り着いたものだ!それを最初から進ませようとしない、あんたの理念には到底理解出来ない!」

アカギ「……迷っている者ほど、愚かな者はいない!」

アン「…そうかな…?少なくとも私には……」

 

「……俺には夢がない…だが、夢を守る事は出来る…そして見つける、俺の夢を…」

 

アン「…カッコよく見えるけどね…!」

アカギ「……愚かだ…なんとも愚かだァ!」

アン「……私はもう迷わない。私は私のやりたいことを…私に出来ることをやる!今私がしたいのは…!」

私はアカギの胸部を思いっきり殴った

 

アカギ「…ぐっ!」

アン「…あんたを倒して…この世界を守る事だ!」

 

彼のように…!

 

アカギ「…くっ…くふっ…くははは!ふははははは!」

アン「…っ?」

アカギは不敵に笑い、私を睨んだ

 

アカギ「……私もかつては、道に迷っていた人間だった。どこに行けばいいのか、何をすればいいのか、私には分からなかった…」

アン「……」

アカギ「ただ私に残されたのは無駄にある才能と財力。将来有望等と謳われた私は、様々な芸事などをやらされた。でも私には、その全てが退屈に思えた」

アン「……」

アカギは赤い空をなぞるように手を添えた

 

アカギ「…そんな時、私は見つけたのだよ。過去の文献に記された、「時空の裂け目」の文字を!」

アン「……っ」

アカギ「この世界とは別の世界が、この世には存在する…!確証はないが、こんなに高揚する事があるか!?今まで退屈な人生を歩んできた私の中に、初めて興味というものが湧いたんだ!異世界には何がいるのか!?異世界にはどんな空間が流れているのか!?知りたくて知りたくてしょうがなかった!」

アン「……」

ハイテンションになったアカギ

その表情はまるで──

 

アカギ「そしていつしかこう思うようになった、私だけの世界を作りたいと!」

 

子供のようだった

 

アカギ「退屈のしない世界!なんと素晴らしいのだ!」

アン「……それが、あんたの理想の世界か?」

アカギ「…理想では無い…現実となるのだ」

 

Great More...

 

アン「…っ!?」

 

アカギ「……変身ッ!」

 

Origin up !!

Death penalty.

ORIGIN!!

The Kamen Rider...!!

 

アカギ「叛逆(はんぎゃく)の戦士、仮面ライダーオリジン!」

アン「な、なんだよその姿!聞いてないよ!」

アカギ「これこそがギンガドライバーの真の力…この程度では終わらんぞ!」

アカギは自分の真横に手を伸ばす

すると、その空間に渦のようなものが現れた

 

アン「…それはっ!?」

アカギ「…ふっ!」

アカギはその中に入ってしまった

一体あれはなんだと言うんだ?

 

アカギは姿を消し、その渦も消えてしまった

1人残された私

でも確かに彼の気配を感じる

 

アン「……っ!?」

次の瞬間、衝撃波が走った

何も無いところから衝撃を感じた

なんだ!?アカギの攻撃か!?

姿が見えない…透明感しているのか!?

シャドーダイブとは攻撃のベクトルが異なっている

 

アン「…がっ!」

まただ…!

一体なんなんだ!?

 

シロナ「レンくん!」

アン「…っ!」

やりのはしらの入口から女性が走って来た

彼女は確かシロナ

そうか、彼女は私の存在を知らないのか…

でも今はそんなことどうでもいい

 

アン「ここは危ない!離れて!」

シロナ「…え?キャッ!」

シロナの周辺で衝撃が走る

 

アン「…くそっ!」

私は直ぐに彼女を抱えてその場を後にした

立ち去る前に私は横目でやりのはしらを見た

 

誰かがこっちを見て微笑んでいる気がした

 

 

アン「馬鹿か君は!あんな危険な場所に来るなんて!」

シロナ「…ご、ごめんなさい〜!」

カズマ「まぁまぁアン、無事で良かったじゃないか」

アン「パパは黙っててよ、おかげで彼を仕留め損ねた」

私は一度ナナカマド研究所に戻り、状況を説明した

 

カズマ「……そうか、アカギが仮面ライダーに…」

アン「レンは満身創痍。代わりに私が戦ってるってワケ」

カズマ「レンがそこまで苦戦する相手とは…やはり手強いな」

アン「……ってか、さっきからなに?」

私は気付いていた、3つの視線に

 

ナナカマド「……い、いやぁ…なんというか…」

ヒカリ「警戒もしますよ…ついこの間あんな事をしたのに…」

メガミ「……」

アン「……はぁ〜…」

私は大きなため息をついて彼らに体を向ける

 

アン「…えー…この間は暴れてすいませんでしたー」

ヒカリ「ぼ、棒読み!」

メガミ「全然反省してないじゃないですか!」

アン「…って言うか、2人とも大分身体が戻ったようで」

私が覚えている限りではヒカリちゃんは小学生くらいに

メガミちゃんは5歳児くらいまで縮んでいた気がするけど

 

今のヒカリちゃんはほぼ元に戻ってるみたいだし、メガミちゃんだって12歳くらいまでには身体が戻っていた

 

アン「…まさかロリのメガミちゃんを見れるとは…なかなか良い経験をしたな〜…眼福眼福」

メガミ「やっぱり全然反省してないじゃないですか!これでも15歳です!」

アン「見た目は子供、頭脳は大人!っ的な!?」

メガミ「やかましいです!」

メガミちゃんのツッコミに笑ってしまう

 

ナナカマド「…まぁ、何はともあれ…我々の味方である事には変わりないのであろう?」

アン「…そうだね、私は今まで罪を重ねて来た…その罪滅ぼしを、今からでも少しでもしたい」

メガミ「……」

すると、パパが私の肩に手を置いた

 

カズマ「…じゃあ、まずは目の前の事からだ!アカギにどう対抗する?」

アン「…アカギは恐らく、別の世界に行ったと思われる。どこに行ったのかも分からないし、どこから攻撃してるのかも分からないけど」

シロナ「ここは私の出番ね!」

私が話を進めるとシロナが意気揚々とパソコンを開き画面を見せた

 

シロナ「これを見て」

アン「……反転世界?」

シロナ「この世界とは別に、表裏一体として存在している世界があるの。そこはこの世界から最も遠くに離れたところにあり、最も近いところにあるの」

アン「…どういう事?」

シロナ「時空の裂け目を通じて行く事が出来ないのに、この世界はここの世界と隣り合わせにあるの」

カズマ「…つまり反転世界に行くには、時空の裂け目は使えないって事ですか?」

シロナ「…えぇ、でも行く方法ならあるわ」

アン「…どうやって行くの?」

シロナ「…鏡よ」

アン「……鏡?」

私は部屋にある縦長の鏡を見た

 

シロナ「鏡は文字通り、その世界の反対の状態を常に映すもの。反転世界に行くには絶好のものなの」

アン「……鏡の中に入れ、と?」

シロナ「物理的には難しいかもしれないわね…でも私たちの手で、必ず貴方を反転世界(むこう)に連れていくわ」

カズマ「あぁ、任せろ!」

ナナカマド「私も力になろう」

アン「…分かったよ、まったく…お人好しもいいとこだ」

メガミ「……」

アン「…でも…嫌いじゃない」

ヒカリ「……ふふっ」

ヒカリを初めに、全員から笑みがこぼれる

 

私にもようやく、仲間が出来た気がした

 

 

シロナ「……準備はいいかしら?」

アン「…うん、覚悟は出来てる」

カズマ「…気を付けてな、アン」

メガミ「……アンさん…」

メガミちゃんは私に何かを手渡した

《ミュウツーナイトX》だった

 

アン「……これは…」

メガミ「…レンさんが私の服に忍ばせていたものです。きっとレンさんは託したかったのかもしれません。自分が負けた時の事を考えて……」

アン「……馬鹿な事をするな、あいつも」

メガミ「今の私では貴方の力になれません。今この世界を守れるのは、貴方だけなんです」

アン「…分かってるよ。アカギを倒して、必ず戻る。レンは君たちにとっても大切な存在なんでしょ?」

メガミ「…勿論です」

メガミちゃんの目は私をしっかりと捉えていた

 

こんなに期待されたら、断る事なんて出来ない

 

アン「…さぁ、始めよう」

みんなは私の周りをぐるっと一周すように鏡を設置した

どの角度を見ても、自分が見える

 

アン「……変身」

仮面ライダーレジェンへと変身した私は、その時を待った

 

シロナ「…いい?向こうの世界はこの世界とは全くの別物。ここでの常識は通用しないわ」

アン「…重力さえもおかしいんだろ?まぁ、なんとかなるさ」

ナナカマド「……っ…来ますぞ!」

アン「…っ!」

すると、鏡全体が光だし、まるで竜巻が起こったように吸い込まれる

 

全方向から吸われると逆に動かなくなる

 

アン「……っ」

すると、私の目の前に巨大な渦が出現した

向こうの世界と繋がったみたいだ

 

アン「……行ってくる」

私はそれだけ言うと、渦の中に飛び込んで行った

 

メガミ「……頑張ってください…」

 

メガミちゃんのその言葉だけは、はっきりと聞こえた

 

 

 

アン「…よっと!」

地面に降り立った私は仰天した

 

アン「……な、なんなんだよこの世界…!」

空がない……というか、あちらこちらに陸地が拡がってる

宙に浮いているのか…?

逆さまになっている部分もある

 

アン「……」

道がうねっている

でも身体に以上は見られない

重力がおかしいというのは本当だったみたいだ

 

建物も植物も全てが歪んでいる

そう見えるだけかもしれないが、触ってみても歪んでいた

 

他には氷のような柱が連なっている

 

アン「……ここが反転世界…」

建物の間から反転世界を眺める私

その時、背後に気配を感じた

 

アン「……っ!」

巨大な何かが建物の近くを飛んで行った

 

アン「……おいおい…」

その全貌を見て私は驚いたが、何故だか納得もしてしまった

 

アン「……ちょっとデカくなりすぎやしないか?」

アカギ「…フッ」

先程までより体長が大きくなったアカギが私を見下していた

 

アン「…なるほど、流石は反転世界の王だ。なんでもアリかい?」

アカギ「これが真の力だ。ここ「やぶれたせかい」に来たら最後、貴様も貴様の世界も終わる事になるぞ」

アン「…そんな事させるかよっ!」

私は一気に飛び立って拳を構える

 

アン「…っ!?」

だが身体が上手く言う事を聞かない

重力のせいか?

滞空時間が長いせいで簡単にアカギに弾かれてしまった

 

アン「…くっ」

アカギ「さぞ苦しかろうな…早めに元の世界に戻る事をおすすめするぞ?」

アン「……ふふっ…それは残念だね…」

アカギ「……?」

アン「…何故なら私は、ここへの行き方が分かっていても。帰り方が分からないんだよ!」

アカギ「…っ」

アン「はどうだん!」

私は彼の応えを聞かずに攻撃を仕掛けた

 

アカギ「……ドラゴンクロー!」

アン「サイコカッター!」

アカギ「シャドークロー!」

アン「はどうだん!」

アカギ「…っ!」

私の連続攻撃に一瞬圧倒されるアカギ

でもこれで終わりじゃない!

 

アン「はどうだん!」

アカギ「……」

アン「……どうだ…?」

攻撃が命中し、爆発が起こる

煙が晴れるまでその姿を確認する事は出来ない

迂闊に動くより危険だ

 

アン「……っ!」

アカギ「…どうやら少し、調子に乗りすぎているようだな…」

アン「……フッ…まぁ、そう簡単には行かないよねぇ…」

アカギ「…シャドーダイブッ!」

次の瞬間

アカギが姿を消した

こっちの世界でもあの技は現在らしい

 

アン「……っ!」

アカギ「はぁっ!」

アン「くっ…!」

何とか攻撃を受け流す

しかし、再び姿を消すアカギ

どこから来るかも分からない攻撃に怯える私

 

アン「……」

だが、怯えるだけじゃ終わらない

目を閉じて集中する

指先、髪の毛の1本1本まで神経を巡らせる

 

何となく分かる

アカギは姿は見えなくとも、この世界にいる

透明になっているだけなのかもしれない

 

アン「……っ」

だったら…!

 

アン「サイコキネシス!」

辺りの空間を歪ませる

その念波に触れれば、私もそれを感知するシステムだ

 

アン「……っ…そこか!はどうだん!」

アカギ「…なっ…!?」

私の放った攻撃が何も無いところで爆発する

同時にアカギの声

 

アン「……フフッ」

アカギ「……生意気な…!」

姿を表したアカギ

悔しそうな表情でこちらを睨む

 

なぜだか分からないが、アカギはきっと本来の力を出していない

いや、出せていないのかもしれない

だったら、叩くとしたら今!

 

アン「……ミュウツー…私の想いに応えてくれ…」

アカギ「……っ!」

私は《ミュウツーナイトX》を取り出す

 

今まで私は私利私欲の為に生きてきた

だが、レンが私の目を覚ましてくれた

今の私は独りじゃない!

私には、レンがいる…メガミちゃんがいる…

仲間がいる!!

 

アカギ「……なんだ…この唯ならぬ空気は…」

アン「……アカギ…私はお前を倒す!」

アカギ「……っ」

アン「…私の為じゃない…みんなの為に…生きとし生きる全ての命の為に!戦う!」

アカギ「…っ!」

アン「私の思いに替えても!世界は、私が守る!」

すると、私の想いに応えたのか、キーストーンコネクターと《ミュウツーナイトX》が光り輝いた

 

アン「……ミュウツー…私と、いや…私たちと共に来い!」

 

キーストーンコネクター!

ドッキング!

 

ドロップ!リード!

レジェンド!メガ!ヘンシーン!

 

アン「モードチェンジ!」

 

ミュウツー! X!

Thoughts resonate. Revolution!!

仮面ライダー!メガ!レージェーン!

 

アン「共鳴の戦士!仮面ライダーメガレジェン!Xモード!」

アカギ「…っ!?」

アン「…これが私の…覚悟だァ!」

 

 

ライト「ほのうのパンチ!」

ウォロ「シャドークロー!」

ライト「がっ!」

ウォロの攻撃に押し負ける俺

ウォロは格段に強くなっていて、今の俺では手も足も出ない状態だった

 

ライト「…ハァ…ハァ」

ウォロ「…貴方がどれだけ抗おうと、ワタクシは止められない…」

ライト「……ハァ…ハァ」

仮面ライダーオリジン…それが今のウォロの姿の名前か

まさか姿が変わるなんて…

それに、なんだこの強さは…格が違う

 

ライト「…ハァ…ハァ……ふぅ…」

ウォロ「……」

ライト「…あんたに、1つ確かめたいことがある」

ウォロ「…なんですか?」

ライト「…あんた、このヒスイ地方が好きか?」

ウォロ「…何を言って…嫌いですよ!こんな世界!」

ライト「…本当にそうか?」

ウォロ「……はい」

ライト「あんたはこの地方の誰よりも、この地方の遺跡や歴史に興味を持っていた…誰よりもこのヒスイ地方を理解しようとしてた……そうだろ」

ウォロ「……」

ライト「…でもあんたは、この地方の歴史を調べる上で、大事な事に気付いた筈だ」

ウォロ「……なにを?」

ライト「それは人との関わりだ!」

ウォロ「…っ」

ライト「あんたは歴史を調べる上で、沢山の人に声をかけていた、コギトさんや…色んな場所であんたを見かけたのは、他のキャプテンの人達に話を聞きに行ってたからじゃないのか!?」

ウォロ「……それは…」

ライト「…あんたはこの地方が大好きな筈だ!そして何より、俺はそんな遺跡や歴史に心奪われるあんたが好きだった!」

ウォロ「…っ」

ライト「その目は輝いて、夢を見ているような…子供のように、無邪気な……そんなあんたの目が好きだった!」

ウォロ「……」

ライト「……」

ウォロ「…そんな話をしたところで、私の思いは変わらない…この世界は無に帰る。そういう運命なのだ」

ライト「……だったらその運命…俺がぶち壊してやる!」

ウォロ「…やれるものならやってみろ!」

俺たちは激しくぶつかった

衝撃波が走り、全身が痺れるほどだ

 

ライト「はぁぁぁ!」

ウォロ「はぁぁぁ!」

ライト「ブレイズキック!」

ウォロ「ドラゴンクロー!」

お互いの攻撃が相殺される

 

ライト「かそく!」

ウォロ「…っ」

俊敏な動きでウォロを翻弄する

 

ウォロ「シャドークロー!」

すると、ウォロを四方八方にシャドークローの斬撃を放ち続けた

 

ライト「ぐわっ!」

その1発が俺に命中する

 

ウォロ「シャドーダイブ!」

ライト「…っ」

詰め寄られるかと思ったが、ウォロを姿を消した

 

ライト「……くっ…何処だ…!?」

ウォロ「…ここだァ!」

ライト「ぐわぁぁぁあ!」

ウォロの攻撃をもろに受ける

 

ライト「……クッ…ククッ…」

痛てぇ…

やっぱり手も足も出ねぇ…

 

ウォロ「…これでフィニッシュだ!」

ウォロはギンガドライバーの下部の赤いボタンを押し込んだ

 

Origin Charge...!!

 

ライト「…っ!」

ウォロは再びボタンを押す

 

Beginning Over!!

 

ウォロ「ビギニングオーバー!はぁぁ…!」

すると、ウォロの全身から黒い霧が溢れ出し辺りを包んだ

空が夜のように暗くなる

 

ライト「…ぬわっ!」

赤い雷が地面に激突する

次第に赤い雷の雨が降り注ぐ

 

ライト「…くっ…こんなのっ…避け切れねぇ…!」

ウォロ「はぁぁあ!」

ライト「ぐわぁぁぁぁあ!」

巨大な赤い雷が俺に直撃する

電撃の他に、身体に激痛が走る

なんつー攻撃だ…!

 

ライト「…カハッ!…ハァ…ハァ…」

ウォロ「……」

黒い霧が晴れ、再び赤い空が見える

 

ライト「…ハァ…ハァ」

ウォロ「……本当にしぶといですね、貴方は」

ライト「…あたり…前だろ…!」

ウォロ「……」

ライト「…俺が頑張らなきゃ…誰がやるんだ…!この世界は…誰が守る…!?」

ウォロ「……」

ライト「……俺が…やるしかねぇんだよ!」

ウォロ「……そんな事を言って…」

ライト「…ブホッ…ゴホッゴホッ!」

ウォロ「…貴方は既に限界じゃないですか…」

ライト「……俺たちは…いつでも、どんな時でも…限界を乗り越えてきた…みんなの笑顔があるから…みんなの願いがあるから…みんなの思いがあるから…そして、みんなの夢があるからァ!」

ウォロ「……」

ライト「…俺たちは戦い続ける…負けるかもしれない、死ぬかもしれない…でも…!」

ウォロ「…っ」

ライト「…やってみなくちゃ…分かんねぇだろぉ!」

俺は震える足を強ばらせて何とか立ち上がる

 

すると、後ろから足音がした

 

セキ「その通りだぜ!ライトよ!」

カイ「うん!」

ライト「…セキさん…カイさん…!?」

セキ「…待たせたな、ライト」

カイ「ライトさんを、助けに来たよ!」

 

To be continued




次回予告

仮面ライダーメガレジェンへと変身したアンはアカギとの激闘を見せる
しかし、アカギは現実世界との干渉を始め、現実世界がピンチに…!?

カイが立てた作戦の真相とは…!?

更なるパワーアップで、ウォロを止めろ!

第23話「プレートの秘密!新たなる伝説!」
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