仮面ライダーバーサ Season2   作:キャメル16世

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メガミ「ライトさん!」
ライト「ん?どうしたのメガミ?」
メガミ「はい!ライトさんは好きな女の子はいますか?」
ライト「あぁ!それはね…………ん?今なんて?」
メガミ「はい!ライトさんは好きな女の子はいますか?」
ライト「……メ、メガミ?」
メガミ「はい!ライトさんは好きな女の子はいますか?」
ライト「…ど、どうしたのメガミ!…ってか!顔赤いよ!」
メガミ「はい!ライトさんは好きな女の子はいますか?」
ライト「…だ、誰かぁ!助けてぇ!」
メガミ「はい!ライトさんは──



おまけ編① 大人なチョコを貰ったライト達

遡ること、数時間前──

 

ライト「…レン…ぐっすりだね」

メグ「あんな事があったばったりだもん、無理はないよ」

ライト「…そうだな。仕方ない、朝食は俺達で作ろう」

メガミ「そうですね!」

メグ「メガミちゃんは料理も出来るもんね!」

メガミ「はい!お陰様でかなり上達しました!」

アンとの戦いの翌朝

俺達は熟睡中のレンの為、朝食を作ることにした

 

メガミ「朝は活動を開始する重要な時間帯です!カロリーも高めに、栄養価も高くしましょう!」

まぁ、とは言っても俺に出来る事なんてないんだけど…

 

メグ「私もお兄ちゃんに任せっきりだったしなぁ…」

メガミ「覚えれば楽しいものですよ、それに、ここのキッチンは器具が揃っていて助かります!」

メグ「…よ、よぉ〜し!私もトライするぞぉ!」

メガミ「はい!怪我だけには注意してくださいね」

2人の楽しそうな会話がよく聞こえる

俺はテレビを見ながら小腹がすいたのでお菓子を食べようと藁で出来たカゴに手を伸ばす

 

ライト「……ん?」

なんだこのお菓子

…いや、チョコか

 

中身は…ドロっとしてて…独特な味だなぁ

 

ライト「…1つまでにしとこ」

 

メガミ「…ん?」

 

数分後──

 

メガミ「あとは寝かせるだけです」

メグ「なるほどぉ…」

メガミ「火の番、お願い出来ますか?」

メグ「うん、任せて!」

メガミ「…そういえば、カズマさんは?」

メグ「お父さんなら、朝からナナカマド博士と事後調査してるよ、黒共鳴石の欠片を採取するんだって」

メガミ「…大丈夫なんですか?それ」

メグ「…さぁねぇ…でもまぁ、大丈夫でしょ!」

メガミ「…そうですね!」

メグさんはガスコンロの火に集中し始めた

 

メガミ「……これは?」

なんでしょうか、このお菓子

…いや、これはチョコですね

 

中身は…ドロっとしてて……独特な……

 

 

カズマ「…たっだいまァ!」

メグ「おかえり!」

カズマ「…ってあれ、みんなは?」

メグ「お兄ちゃんはまだ寝てる。ライト君とメガミちゃんは……どこ行ったんだろ」

カズマ「…ふーん…あれ、メグぅー」

メグ「ん〜?」

カズマ「ここにあったお父さんのウイスキーボンボン知らない?」

メグ「え〜?知らないよぉー?」

 

 

ライト「……ふぅ〜」

長い戦いだった

まさかあそこまで腹を壊すとは…

やはり見慣れない菓子は食べるもんじゃねぇな…

トイレのドアを開け、手を洗う

 

ライト「…なんだったんだ?あのチョコ」

メガミ「ライトさん!」

ライト「ん?どうしたのメガミ?」

突然飛び出してきたメガミ

なんだか足元がおぼついてないような…

全体的にポワポワしてるんだが…

 

メガミ「はい!ライトさんは好きな女の子はいますか?」

ライト「あぁ!それはね…………ん?今なんて?」

今この子なんて言った?

 

メガミ「はい!ライトさんは好きな女の子はいますか?」

ライト「……メ、メガミ?」

メガミ「はい!ライトさんは好きな女の子はいますか?」

ライト「ど、どうしたのメガミ!…ってか!顔赤いよ!」

メガミ「はい!ライトさんは好きな女の子はいますか?」

ライト「…だ、誰かぁ!助けてぇ!」

俺は全力でナナカマド研究所から逃げ出した

 

ライト「…な、なんで急に…」

メガミ「…待ってくださぁい!」

ライト「メガミ!?」

俺は再び走り出す

何故だか分からないが、このメガミからは逃げないといけないと思った

 

メガミ「ライトさんの好きな女の子を教えてくださぁい!」

ライト「そんなのいないよォ!」

メガミ「嘘です!ライトさんには意中の人がいるはずです!」

ライト「ほんとにどうしちゃったんだ!メガミィ!」

メガミ「私は正常ですぅ!」

ライト「それこそ嘘だぁ!」

俺は全速力でメガミから逃げた

 

メガミ「ライトさぁ〜ん!」

ライト「イィィィヤァァァ!」

 

 

カズマ「…なるほど、僕のウイスキーボンボンを食べてね…」

メグ「ウイスキーボンボンって、お酒の入ったチョコの事だよね」

ライト「…うん、多分そのカゴに入ってたやつ全部食べたんだと思う」

メガミ「ん〜!ん〜!」

口を布で塞がれ、手足をロープで固定されたメガミは暴れ狂った

 

メグ「ウイスキーボンボンって、少量のお酒しか入ってないんでしょ?なのにこれって…」

ライト「メガミお酒弱すぎだろ」

カズマ「…ん〜…どうするかなぁ…僕この後も調査に向かうからなぁ…」

ライト「…まぁ、多分こっちは大丈夫だと思うけど…」

メグ「しばらく暴れたら、また静かになるでしょ」

叔父さんは席を外し、俺達はメガミを見張ることとなった

 

メガミ「……」

ライト「……寝た?」

メグ「…寝たね」

ライト「…ふぅぃ〜…」

メグ「大変だったねぇ…」

ライト「……」

メグ「…どうしたの?」

ライト「……いや、メガミってさ…」

メグ「可愛いよね」

ライト「え?」

メグ「…実際どうなの?ライト君は」

ライト「…え?」

メグ「…メガミちゃんの事、どう思ってるの?」

ライト「……俺は…」

俺はしばらく黙り込んだ

 

メグ「……意気地無し…

ライト「…え?」

メグ「何でもない!」

メグは何故か不機嫌になって部屋を出て行ってしまった

ドアを乱暴に閉め、バタンッ!という音が響き渡る

 

メガミ「……ん」

ライト「…ん、起きたか?」

俺はメガミの口の布とロープを解いた

 

メガミ「……ん〜…」

ライト「……」

酔いが冷めてないか確認する為に少々顔を近付けた

 

こうちゃんと見てみると…綺麗な顔してるよな…

普通に、可愛いと思う

 

ライト「……」

綺麗な…唇…

 

ライト「…っ!」

いかんいかん!何を考えてたんだ俺!どうかしてる!

さっき食べたウイスキーボンボンが俺にも効いてきたのか?

 

メガミ「……ライト…さん…」

ライト「…ん」

メガミの意識はまだ朦朧としていた

 

メガミ「…ライトさんは…好きな女の子は…いますか?」

ライト「…っ!」

ボソッとした声に、俺は反応してしまった

さっき飽きるまで言われたセリフ

 

でも何か、意味がある気がして…

 

メガミ「…っ!」

ライト「わっ!?」

メガミが突如俺を押し倒して馬乗りに股がった

 

ライト「…メ、メガミ!?」

メガミ「……私…こんなの初めてなんです…」

ライト「…え?」

メガミ「…初めてだから…分からない……どうすればいいのか…分からない…」

ライト「……」

メガミ「…何が正解で…何が間違いなのか…」

ライト「……」

最近、思った事がある

メガミは悩んでいる

何かに、その何かは分からないけど…

 

多分、俺が関係しているんだ

 

ライト「……メガミ…俺は…」

メガミ「…だから…ライトさん…」

ライト「……」

メガミ「……私と…キ…」

メガミの目が完全に見開いた

 

メガミ「……ふぇ!?ライトさん!?」

ライト「お、落ち着いてメガミ!」

メガミ「わわわ私!今まで何を!?」

酔いが…冷めた…!

 

馬乗りになっていたメガミはすぐに俺の体から降りた

腹部にはまだ温もりがある

 

メガミ「すすす、すいません!私…意識が朦朧としてて!」

ライト「いやいや!大丈夫!大丈夫だから!」

顔を真っ赤にして謝るメガミ

 

ライト「……ぷッ」

メガミ「……へ?」

 

やっぱり可愛いな…

 

 

メグ「……」

あーあ…いい所までいったと思ったんだけどなぁ…

 

お互いに奥手だあなぁ…

 

厄介なカップリングだ

 

レン「……お前、趣味悪いな」

メグ「げっ!お兄ちゃん!」

レン「……はぁ…あいつらをくっつけようたって、そうはいかないぞ」

メグ「…なんで?」

レン「…あいつは世界で一番の、バカだからな」

 

 

メガミ「ご迷惑をお掛けしました!」

ライト「全然全然!俺は平気だよ」

メグ「それにしてもメガミちゃん、酔うとあんな積極的になるんだねぇ〜」

メガミ「か、からかうのやめてくださいメグさん!ただでさえよく覚えてないのに…」

ライト「……」

 

「…だから…ライトさん……私と…キ…」

 

ライト「……」

 

キス……

なんてな…

そんなわけないか

 

カズマ「お!メガミ元に戻ったのか!」

ナナカマド「何かあったんですか?」

カズマ「いやいや…別に…」

ナナカマド「…そういえば、町でこんなのを見つけましてね…」

ナナカマド博士はバックから「whisky!」と書かれた箱を取り出した

 

ライト「…もう勘弁してくれぇ!」

メガミ「私も勘弁ですぅ!」

逃げ出す俺達、もうお酒入りのチョコは懲り懲りだ!

 

 

カズマ「……」

ナナカマド「…どうしたんですか?あのお2人」

カズマ「…なぁに、軽いトラウマですよ。それより、これは?」

ナナカマド「はい、未成年はたしなめないんですが、私達だけでも楽しもうと思いましてね」

ナナカマド博士はその箱から山吹色の液体が入った瓶を取り出した

正真正銘、ただのウイスキーだ

ライト達は飲めない

 

逃げ出したんじゃ、分からないだろうけどな

 

メグ「……ぷッ」

 

 

ライト・メガミ「「お酒!怖ぁぁい!」」

 

おまけ編① おわり

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